愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

愛知県名古屋市の山岳会 千種アルパインクラブ

千種アルパインクラブ ブログ トップページ  >  ブログ一覧  >  20190623 瓢ヶ岳 粥川左俣

20190623 瓢ヶ岳 粥川左俣

2019.06.25

吉川Gです。
引き続き日曜も時間ができたので、「個人的に行ってみたい沢リスト」の一つの粥川左俣に行ってみました。
メンバーは友人らと3人で行きました。

ネット上には「奥美濃の宝」などと紹介されている記事もありますが、実際想像していた以上に素晴らしい沢でしたので、ここに紹介いたします。

以下記録

入渓地点は美並町の星宮神社からさらに県道315を奥に進んで、沢から道が離れる直前の最後のヘアピン付近。瓢ヶ岳への登山口にもなっている。星宮神社から先が通行止めになっていた記録もあったが、今回はそんな様子はなかった。

僕らはヘアピンからすぐに入渓したが、登山道に入って沢と道が交差する地点から入渓してもいい。
それにしても水が綺麗。そういえば星宮神社には名水◯◯選的なものがあるらしい。

少し歩くと左岸側から30mほどの滝がかかる。

ネット上にはこの滝を登った記録がいくつかあったので、この滝を登らないと面白くないのかなと思い、登ってみることにした。(実際にはこれを登らなくても充分楽しめる沢だった)
プロテクションはハーケンとカムなど。難しくはない。
懸垂で降りるが、回収でロープが引っかかって登り返す羽目になった。

しばらく進むと二俣。右からデカイ滝。左から二段の斜滝。ここは左を滝身から突破。

さらに進むと二段の美しい滝。

この二段目が登れなさそうなので左岸側から巻く。ここは三俣のような地形になっているが実際には二俣であり、左から入ってくる二つの流れは最終的には合流する。

ここから先、いくつもの小滝が出てくるが、全て直登できる。

途中林道が交差し、暗渠が出てくるので、この中をくぐる。

その先も小滝の連続。全て登れる。
一箇所8mほどの立った滝が出てくる。トップで登ったTBさんは滝身左側をフリーソロ で登ったが、上からロープを落としてもらった。

この後いくつかの小滝をこなすと平凡な渓相となり、右側に登山道が走っているところに到達する。
この登山道を登って瓢ヶ岳へ登っても良いし、登らなくても良い。僕らは登らなかった。
登山道を1時間ほど降ると、入渓地点へ戻る。

非常に素晴らしい沢でした。なんといっても水が綺麗。そしてほぼ全ての滝がシャワーで登ることができます。
ただし泳ぐところは皆無なので、泳ぎたい派には物足りないかもしれません。
奥美濃の宝どころか、奥美濃の至宝といっても差し支えないのではないでしょうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

カレンダー

2024年4月
« 2月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

最新の記事

カテゴリー

  • 講習会 (1)
  • 藪こぎ (7)
  • 積雪期アルパイン (84)
  • 無雪期アルパイン (79)
  • 沢登り (123)
  • 残雪期アルパイン (29)
  • 山スキー (14)
  • ボルダリング (5)
  • フリークライミング (50)
  • ハイキング (104)
  • トレイルランニング (11)
  • アイスクライミング (36)
  • その他 (36)
  • 月別

    © 2024 千種アルパインクラブ (CAC) All rights reserved.