愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2014.07.31

ミヤザキです。

沢登り強化月間の締めくくりとして怪人・保坂と宇賀渓の蛇谷に行ってきました。

 

7:45宇賀渓管理事務所-8:10白竜吊橋-8:20魚止の滝-8:50蛇谷出合-14:00竜ヶ岳山頂14:15-15:45宇賀渓管理事務所

 

入山料を徴収する地元のおじさんによると、蛇谷は(へびたに)ではなく(じゃたに)と呼ぶそう。

1人200円ずつ払い、入山届を記入して出発。

白竜吊橋から宇賀川に降り、ちょっと歩くと魚止の滝7m。

2014-07-29 08.22.02

 

うーん、ロープ出すほどの高さじゃないが…。釜もあるし、行っちゃう?

2014-07-29 08.27.40

 

てことでフリーソロで行ってみる保坂。ホールドを探っていくと水流に突っ込まざるをえなくなり…あれ、このフレーク、ガバじゃねえな…うーん、とうなりながらも見事オンサイト突破。

「朝一でスイッチ入ったっすわー!」。低かった怪人のテンションが一気に上がった。

続くミヤザキもフリーソロで。

水流に耐えてのハイステップ、足の踏み替え、薄カチからのマントル…おいおい、これヤベーぞ、落ちるかも、とドキドキしながらなんとか突破。終わってみればムーブを駆使するハイボルダーの好課題。

まだ蛇谷にすら入ってないのに、いきなりアドレナリン全開にさせられた。

 

こうなると、千種の辞書に高巻きという言葉はなくなる。

燕滝を横目に蛇谷に入渓し、4mのチョックストーン滝の次に出てくる13m滝。

2014-07-29 09.03.23

 

水流の直登はさすがに厳しい。右のほうの壁にはボルトも打ってあるが、保坂は「他人が打ったボルト使うくらいなら敗退するっす」と極端なことを言う。

てことで、真ん中の大フレークから木が生えてるラインを登ることに。

ここはミヤザキがリード。もろい岩に辟易しながら久々にナッツを使い、中間の木にスリング巻いて一安心、左上して滝の落ち口でマントル返す。

うわー、ここ誰も登ってないな、いわゆる悪~い本チャンアルパインやん…と思いつつ、なんとか突破。

「よくここ行ったっすねー!」とフォローで登った保坂。最大の難関?は越えたか。

 

続く五階滝の9m滝。下部はガバガバだが上部が悪そうなので、ここもロープ使う。

リードの保坂がハーケン打って、潔くびしょ濡れになりながら直登。水浴びながら抜くフォローも大変。うーん、寒い。

2014-07-29 09.44.23

 

滝多すぎる蛇谷。多すぎてどれがどれだかわからなくなる。とりあえず全部直登。

2014-07-29 10.47.42

 

この滝の上段は難しかった。中間に粘ってハーケン打ち、水流をまたぐようなガストン。

シャワークライミング・モンスターと化した保坂が渾身のガッツポーズ!

2014-07-29 11.11.43

 

滝だけでなく、普通にきれいなゴルジュの廊下もある。

2014-07-29 11.26.35

 

後半はわりと簡単。この2条6m滝もフリーソロで抜ける。

2014-07-29 12.04.36

 

ベルト状の模様がついた岩に自然の不思議を感じる保坂。

2014-07-29 12.23.50

 

沢が広くなり、傾斜もゆるんできたところで、そろそろ飽きてきた。

お腹いっぱい食べた後におかわり2杯したくらいの満腹感。もう滝もないだろう。

ここが奥の二俣?なのか半信半疑ながら標高830mくらいの二俣を左に入り、ガレた涸れ沢を詰め、登山道に出た。そこから20分で1099mの竜ヶ岳山頂。

おお、ひらけてて、風があって、気持ちいい。鈴鹿の山のピークは御在所以外では初めて。

景色も最高じゃないか。記念撮影しておこう。 …あれ、なんか変な人が入っちゃった。

2014-07-29 14.01.24

 

山頂から一気に下る中道を選び、1時間半ほどで駐車場へ。しかし沢沿いの中道は崩壊箇所が多くわかりにくい。裏道のほうが良いかも。

ともかく、蛇谷の連瀑をすべてフリーで直登し、ピークまで踏めた今回の沢登りはかなり充実していた。充実しすぎて2人とも翌日ボロボロ。

でも宇賀渓は面白そうな滝がまだまだありそう。次は燕滝、長尾滝あたりを狙ってみようということになった。

 

2014.07.27

位田です。

梅雨明け後のド平日の7/23-25に友人Hさん、Sさん、Iさんと北岳バットレスに行ってきましたので、報告します。

0日目

戸台で車中泊。

翌日は6:00の始発バスで出発し、1日目に下部岩壁は一度登っておいてもいいかも、という予定だったのが、飲み始めは日付が変わっており…。

登山道2時間のアプローチだし、下部岩壁も取り付きだけ見ておけばいいか、と飲みながらあっさりと予定変更。

1日目

戸台-北沢峠-広河原-白根御池小屋-下部岩壁偵察-白根御池小屋

しっかり寝て、8:00発のバスで出発、広河原に9:40到着。

ここから小屋までの登山道、すっかり体の重くなった私にとっては20㎏を担いで登ることですらなかなか辛く、正直ナメていたのですが、やっぱり日々歩いていないといけないと、とても反省しました…。

さて、下部岩壁の偵察ですが、出発前に小屋で得た情報では残雪が多いため10~12本爪アイゼンが必要とのこと。

私は別のところで得た情報で軽アイゼンだけしか持っていませんでしたので、登攀具等デポする物を持ち、やむなくそれで出発。

バットレス沢の目印となる大岩まではところどころ出ている夏道と雪渓を交互に歩き、C沢を過ぎるとすぐに中間尾根の末端に出たため、そこに荷物をデポし、なんとなく下部岩壁を眺めて、bガリーの予定をdガリーに変更することで確認。

DSCN0031なんとなく眺めていた、下部岩壁

雪渓が残っていたためか、中間尾根の末端もわかりやすかったです。

小屋までの帰り道は、よくよく見るとそれなりに踏み跡があって、雪渓上を歩かなくても(歩いても数歩)いいことを発見できました。

 

2日目

白根御池小屋-中間尾根-dガリー大滝-下部岩壁上部-第4尾根主稜-北岳山頂-草すべり-白根御池小屋

前日の予報では午後から雨に変わっており、小屋を4:00出発。

とりあえずデポしたところまで行ってみて判断しよう、と。

偵察のおかげで小屋から1時間ちょっとでデポ地に到着、天気はまだ持ちそうだったので、下部岩壁だけでも行ってみることにしました。

登る準備をして、中間尾根の明瞭な踏み跡を辿りお花畑を通り抜けてdガリー大滝を目の前にしたところで、ほんの数メートルですが、固い雪渓が出現。

10445461_314469785379579_5312160466858708975_n[1]お花畑の真正面はガスガスの下部岩壁

DSCN0041取り付きを目の前にしての固い雪渓

先にステップを作ってもらって、無事に通過。

最終的には軽アイゼンだとちょっと不安、という結果でした。

天気は相変わらずガスガスでしたが、Iくんの「これ、デジャヴだ!『結局天気が持って、行って良かったね』って言ってましたよ」という言葉を信じて、ここまできたのだから、行けるところまで行こうということで登攀を開始することにしました。

パーティー編成はHさんとIくん、Sさんと私で、H&I組先行です。

が、それぞれピッチを切るところが違っていたので、主にS&私組の記録を報告します。

が、実際はあんまりちゃんと覚えていない部分が多くて、記録にならず申し訳ありません。

 

①下部岩壁1P<Sさんリード>

S&私チーム、7:00登攀開始。

私たちはまだまだ初心者なので、核心のピッチ数を逆算してどっちが先に行くか、なんて智恵はなく、普段のノリのまま、「Sさん、お先にどうぞ(ほんとはこんなキレーな言葉遣いしてないですが)」と開始。

どうせガバでしょ、とナメて取り付いたら、出だしの1手だけがちょびっと悪くて、一瞬焦りましたが、その一瞬だけで、あとは快適なスラブでした。

DSCN0043本日の先頭を切ってリードするHさん

 

②下部岩壁2P<私リード>

1Pの終了点からコンテで数m上がったところから開始。

楽しいルンゼでした。

と言いたいところですが、そこがルンゼだったかどうかももう覚えておらず、成書ではそうらしいです…。

右にトラバースするはずだったので、そちらを目指して登っていましたが終了点の残置が見つけられず、スリングを岩に巻いて終了点としましたが、ほんの1m隣に残置があったことを、後で気が付きました…。

DSCN00492Pの終了点から2Pを振り返ったところ。これでもガスは晴れているほうです…

○ガレ場バンドトラバース<Sさん>

予習ではここは私の中の核心の1つ。

踏み跡としてはわかりやすかったですが、やっぱりロープなしではちょっと不安でしたので、Sさんに肩がらみでビレイしてもらい通過。

DSCN0050いまいち怖さの伝わらなさそうなトラバース

③下部岩壁上部1P<Sさんリード>

ここまででトラバースもあったとはいえ、たったの2Pなのになんと2時間も経過。

成書では、ここから3Pでようやく第4尾根取り付きテラス、そこから5Pでマッチ箱懸垂、さらに枯れ木まで2P、でトラバースと城塞ハングで、合計残り12P=12時間と焦る私たち。

ようやく本気でスピードを意識し始めました。

H&Iチームは果敢に真ん中のクラックを攻めるラインでスタート。

しましたが、数m登ったところでなかなか先に進む気配はなく、その上部にはハングも見えている…。

ということで、私たちは右の草付きから登り始めることにしました。

結果的には楽チンという意味ではこれが正解でした。

立木で作った支点を通り過ぎ、そのまま左に林を抜けると、狭いながらもまずまずのテラスに到着。

DSCN0053果敢に正面のクラックを攻めるIくん

DSCN0054どうみても、私達が選択したこっちのが易しい

④下部岩壁上部2P<私リード>

このピッチは今回私がリードした中で一番印象に残っているピッチで、リッジに出ると高度感もあり、岩を登っている感もあり、なかなかしびれました。

DSCN0061リードするHさん。この後に出てくるリッジのあたりが今思い出してもワクワクします

成書では3Pとなっていましたが、このピッチを終えると第4尾根の取り付きのテラスに到着。富士山もモヤッと見えました。

DSCN0067わずかでも富士山が見えたのは嬉しい

DSCN0068これがかの有名な?「4」の文字。ようやく見つけられてホッとしました。

⑤第4尾根主稜1P<Sさんリード>

10:40開始。

つるりとしたクラック、だそうです。

まだまだクラックは苦手意識があるので、足ジャムに自信が持てないのですが、ここはフォローだったのでガツガツと登ることができました。

リードじゃなくてよかった~。

DSCN0072リードのSさん。Sさんも自分がリードしたピッチの中で印象に残っているピッチのTOP2だそうです。

⑥第4尾根主稜2P<私リード>

白い岩のクラックを登って、めいっぱいロープを出したところでコルらしきところに到着。

5,6Pとも目一杯50mロープを出しているはずなのだけど、4尾根のどのあたりにいるのか分からず、もしかしてまだやっぱり成書の2P分なのかと不安になる私たち。

あとでよくよく調べたら、おそらく5P目は1Pクラック~スラブ、2P草付混じりのフェースの途中で切って、のこりと3P目の白い岩のクラックを私が繋げていたようです。

白い岩のクラックに覚えがないのですが、確かにコルっぽいところで支点を作ったので、あとあと考えれば、です…。

DSCN00786Pをフォローで登ってくるSさん。写真を見ても白い岩のクラックだったっけ??

⑦第4尾根主稜3P<Sさんリード>

登りながらSさんが見えるあたりになって、Sさんから「ここ、マッチ箱ですよ~」という声が。

予習ではマッチ箱はどうしてマッチ箱なのか理解できなかったけど、本物を見ても結局どこがマッチ箱なのか分からなかったので、言われるまでは気が付きませんでした。

結局5P分を3Pで登ることができて、なんというか2時間節約??できたようです。

このピッチの途中に、三角形の垂壁と呼ばれる、ちょびっと悪いところがあるようですが、私はやっぱり気が付かず…。

リードのSさんは、先ほどのピッチに続き、ここのピッチがTOP2のもうひとつだったそうです。

DSCN0084マッチ箱から温かく(?)私を見守ってくれるSさん

1919620_314469922046232_848391293072739212_n[1]

○マッチ箱懸垂

H&Iチームはそのまま真下に降りたようですが、ここでうまく左にトラバース気味に高めの部分に着地すれば、枯れ木のテラスまでの2Pを1Pで繋げられるはずだったので、その通りに降りると、ちょうど崩壊箇所がよく見えるところに残置発見。

Sさんにもここに降りてきてもらうようにしました。

よしよし、1時間また節約だ!と喜んでいたのも束の間、足元2mぐらい下のチョックストーンに抜いたロープがスタック!

ここまで長時間登り続けているため、こういうところが雑で少しずつ判断が鈍ってきているはずだから、と慎重に下り、なんとか無事に回収できました。ホッ。

DSCN0088「懸垂下降の写真撮り忘れたね~」ととりあえずロープだけ。こんな感じで左寄りに下りてきました。

⑧第4尾根主稜4P<私リード>

H&Iチームよりも10mぐらい上部から登り始め、予習しておいたとおり、1Pで枯れ木テラスにつくことができました。

マッチ箱からこのピッチの全貌が見えていたにも関わらず、どうにもランナーの取り方が下手で、ロープがとっても重かったです…。

先のラインをちゃんと見て、ランナーの取り方をもっと考えて上手にならないといけないと、これまた反省…。

DSCN0092枯れ木のテラスから下方向。せっかくの見せ場のマッチ箱がガスっていて残念・・・

⑨トラバース<Sさんリード>

手は確かにガバでしたが、こんな高いところでこんなトラバース。

多分ガスのおかげでかなり高度感は薄れていたはずです。

ここまでのピッチ、足は全部ガバ足だったため、ここにきて小さなスタンス(といってもフリーならガバ足なんですが…)に乗るなんて、つま先が痛かったです。

でも、悔しいので写真を撮ってやりました。

10410821_314470075379550_7147203946133657998_n[1]ガスのおかげで疲れ切った顔がわかりにくくて、こういうエフェクトはありですね。

⑩城塞ハング<私リード>

枯れ木のテラスでようやく先が見え、ほっとした私は「このまま行くと私があそこ?いいよ、Sさん行って」と言った城塞ハング。

H&Iチームもここでなかなか時間かかっていたので、女子な私はここは男を立ててあげないと、と思い再度「Sさんの男が見たいな~。ここ、行っていいよ」と譲ってあげたのに、「ちゃんと順番は守りましょう」とつれないSさん。

というわけで、ザックを置いてあとで荷揚げしよう、という作戦でいくことになりました。

結果、私は楽しくフリーで抜けましたが、荷揚げなんて数回しかやったことがなく、あえなく失敗。

Sさんが少し登っては荷物を押し上げ、私が少し引き上げる、この繰り返しでした。

荷揚げも勉強しないといけません…。

最終ピッチ、スカーッと気持ちよく終わりたかったのに、もったいないことをしてしまいました。

DSCN0093「あ゛~、わっり~」と言うIくんを眺めながら、この時に荷揚げをひらめいた私はえらい!と思っていた頃…

少し上がったところでロープは片づけ、気が付けば15:10。

DSCN0103こんな感じのところをあがっていくと、稜線まで続く明瞭な踏み跡に出ました

Iくんのデジャヴ通りお天気も1日持ってくれたし、なんとか日の落ちる前には小屋に到着できそうです。

そのまま稜線まで約20分歩き(これまた辛かったです)、ここから北岳山頂までは10分ぐらいで到着しました。

ガスガスの山頂でしばし集合写真を撮ったあとは、一気に小屋まで下山。

IMG_2800

この下りがまたしてもヘロヘロになり、小屋到着は6時を過ぎてしまいました。

翌日は下山を残すのみ。

飲みたいだけビールをあおってやろう、と思っていましたが、たったの2杯でチーンでした。

 

3日目

というわけで、12:30のバスに乗れればいいや、とのんびり起きる予定でしたが、結局は3:00頃から目が覚めてしまい、あまりにヒマすぎるので6:30には小屋のベンチに出てきて、晴天のもとでのんびり朝御飯。

ギアの仕分けやら、シュラフやテントまで乾かして、小屋を9:30に出発。

当然のことながら広河原に11:00には着いてしまったので、バス待ちの間に川で水浴びをしたり、北岳マットレスを楽しんだり(マットレスのトポを持っていかなかったのは千種の会員としては大失態でした。すみません。)、大人の夏休みは無事に終了しました。

反省点はありすぎるほどたくさんありますが、これからもっともっと勉強して、経験を積み、頑張っていきたいと思います。

 

10380688_314470532046171_2977949561115102014_o[1]この課題がなんだったか、後で調べようと思います!

 

 

2014.07.27

1皮です

飛騨尾根に行ってきました

中ノ湯4:20~4:50岳沢登山口5:00~6:00岳沢小屋~6:10~8:00天狗のコル~9:00コブ尾根の頭9:20~9:40βルンゼトラバース地点9:50~10:30ジャンダルム11:00~14:50中ノ湯

 

2時に仕事を終えて車に飛び乗り、安房峠道路2号カーブ先の路肩に駐車

すぐにママチャリで出発

上高地までの上り坂で頑張りすぎ、すぐに汗だくになった

空は快晴。昼間の暑さが思いやられます

岳沢小屋をサクッと過ぎ、天狗のコル手前には予想通り雪渓があった

たった100mほどだけど、重いアイゼンを背負ってきて良かった

あと1週間ほどで、雪の上を通らなくてもコルにたどり着けるようになりそうだ

 

間もなく、春にたどり着けなかったコブ尾根の頭

ジャンダルムとの間にあるコルからは、T2は見えるが、その下はよく見えない

下りてきゃ分かるだろっと、コルにアイゼン等をデポしてβルンゼの下降に出発

ガレとザレが続くが、どちらかというと向かって左側の壁際が歩きやすい

滝を3つほどクライムダウン

飛騨尾根側の壁の傾斜がやや緩くなったところでクライミングシューズを履いた

 

βルンゼ下降の途中から見たT2

βルンゼ下降の途中から見たT2

βルンゼから飛騨尾根へのトラバースに使ったバンド

βルンゼから飛騨尾根へのトラバースに使ったバンド

そこから細いバンドをトラバース。もろい部分もあるので要注意

手前の尾根と、草付やハイマツ帯を越えると飛騨尾根に着いた

T3付近だろうか

新穂高から登った春とは風景が違うので判別が付かない

まあ、どこでもいいかと、その辺りから適当に登り始めた

傾斜は緩く、リッジ通しでも、凹角沿いでもOK

ただ凹角沿いは岩屑や砂がたまっているところがあり、スリップ注意です

気持ちの良いクライミングもあっという間に終了

登山教室で参加したという関西弁グループが占拠するジャン頂上に着いた

結局、ロープもガチャも使わず、ただの重りと化しました

途中から見た涸沢岳と穂高岳山荘。ジャンの北壁が立ってます

途中から見た涸沢岳と穂高岳山荘。ジャンの北壁が立ってます

 

途中、5m程の垂直(?)のクライムダウンと岩屑のたまった凹角登りがある。スリップ注意

途中、5m程の垂直(?)のクライムダウンと岩屑のたまった凹角登りがある。スリップ注意

 

T2を下に見て、気持ちの良いリッジを登る

T2を下に見て、気持ちの良いリッジを登る

ジャンの頂上

ジャンの頂上

帰りは、天狗のコルからのガレ、ザレの下りに難儀し

岳沢小屋からの灼熱道にハーハー言わされました

終わり

2014.07.24

ミヤザキです。7月22日に鈴鹿の渋川と藤川谷の沢登りダブルヘッダーをやってきました。メンバーは千種の怪人こと保坂(旧F田)、そして松方○樹ばりに世界を釣る釣り師・Wくんの3人。

2人は沢登り初めてで、僕は2度目。いい意味でも悪い意味でもフレッシュなパーティーとなりました。

 

【渋川】 愛郷の森P8:40-9:00二段8mの滝-終了点の橋10:40-愛郷の森P11:00

最初の河原歩きの時点で、「やべー!沢登り楽しい!もっと早く始めておけば良かった!」とさわぐ保坂。うざいくらいテンション高い。

そんなんだから、滝に出くわしただけでこのテンション。

2014-07-22 08.58.51-1

 

さらに鹿の骨?を見つけてガブリ。

2014-07-22 09.00.08

最初の3m滝はステミングでサクッとクリア。

問題はその上の2段8m滝。

テンションが高まって踊り出す保坂…ではなく、真剣なオブザベーション。

2014-07-22 09.07.46

その甲斐あって、フリーで抜けた。

さすが、人間性はともかくクライミング力は疑いようがない。

1段目が終わってナッツでランナーを取る。実は2段目のほうがやらしい。

2014-07-22 09.15.39

次々と現れる滝をフリー&シャワーで抜ける。

じゃんけんで負けた人がオンサイトトライをするルール。

2014-07-22 09.55.11

ミヤザキが激流に押し返されて落ちた滝をパワーで登る保坂。

写真をチェックし、「ほら見て、ウェアが透けて筋肉もりもりっしょー!」と喜ぶ。

2014-07-22 10.03.29-1

 

個人的にここが一番難しかった。ツルツルのU字凹角の滝のなかをニーバーとかいろいろ駆使しながら粘ってオンサイト突破。渾身のガッツポーズで後続を促したら、横のスリング下がってる壁をフリーで登ってきやがった。オノレー。

 

2014-07-22 10.15.46

そんなこんなで午前の渋川はあっさり終了。駐車場に戻って服を乾かしながらカップラーメンを食べ、藤川谷に移動。

 

 

【藤川谷】 藤川橋11:50-崩壊地12:10-10m滝13:00-遡行終了14:00-藤川橋14:40

藤川谷は日本庭園のような美渓、とどこかのサイトに書いてあったので期待したのだが、なんか様子が違う。

枯葉が堆積しているし、水量もかなり少ない。コケやぬめりも多く、歩きづらい。特に赤いぬめりのついた岩はラバーソールのフリクションを無効化する極悪トラップ。

ちょっと登ると、その理由がわかった。

倒木が折り重なって谷を塞いでいる。そこをくぐり抜けて登ると、

2014-07-22 12.09.24

 

右岸の斜面が大崩壊。沢を完全に埋めている。これが荒れた原因だった。

どうも3連のナメがあった場所っぽい。
2014-07-22 12.11.22

とりあえず右側にひとつ残ったナメがあって、そこから遡行を再開できる。

そしてようやく滝が現れ始める。

じゃんけんで負けた保坂。

リーチいっぱい、ガバを取れるかどうかが勝負。

2014-07-22 12.29.57

水泳からのボルダー滝が続く。

またもじゃんけんで負けた保坂。

この4m滝はなかなかの難課題。さすがの怪人も苦戦か…??

2014-07-22 12.45.42

 

奮闘の様子は動画でどうぞ。

http://youtu.be/M0F5haJtA3E

ここはミヤザキが会心のフラッシュクリア。とあるホールドを見つけられるか、直感と観察力がポイント。面白かった。

これが終わると、どう考えても登れそうにない10m滝が出てくる。

2014-07-22 13.05.07

怪人・保坂はなんとか登ろうとするが、立ってるし、濡れてるし、逆層。

この日の2本の遡行で唯一登れなかった滝。左岸を高巻き。

そこから1時間ほど遡行して、2つほどボルダーっぽい滝を登ったものの、流れは次第に緩やかに。滝も出てこなくなったので、このあたりで遡行を打ち切ることに。標高580mくらいのところ。

右岸を少し上ると、すぐに変な名前の山・日本コバに続く登山道に出た。3人でこの日の健闘をたたえ合い、記念撮影。

ミヤザキ「日本コバっぽいポーズして」

保坂「日本コバ!!」

Wくん「………」

2014-07-22 14.03.16

40分弱で登山道を下って、藤川橋に到着。

心配していたヒルはW君のゲイターの内側に一匹隠れていた。タイツをはいていたので吸血はされず。ミヤザキはヒル下がりのジョニーを念入りに塗ったので大丈夫。怪人・保坂は一番無防備な服装だったにもかかわらず被害なし。ヒルも避けたい何かを分泌しているのだろうか…。

ともかくわいわい楽しい初心者沢登りでした。

2014.07.24

岩佐です。

 

21日の海の日に、1皮さんと笠ヶ岳穴毛谷に行ってきましたので報告します。

新穂高深山荘P 02:30 -05:00三ノ沢出合05:30 -09:15稜線09:20 -縦走路09:45 -12:57槍見登山口

前日の22時に名古屋を出発。途中で雨が降って岩場のコンディションが心配になったが、敗退覚悟で取り敢えず現地に向かった。深山荘の無料駐車場は、3連休のためほぼ満車状態。お天気が今一つだったのに、この車の数には驚いた。準備をしてヘッデンを点けて出発。

林道から外れて、左俣の河原をトレースを辿って進むと、途中からトレースが消えてしまい藪漕ぎとなった。雨(夜露?)に濡れたブッシュのお蔭で直ぐに服がベタベタに濡れてしまい気持ちが悪い。水量が多いため最初の堰堤は裸足になって右岸に渡り、その後も藪漕ぎしながら3つほど堰堤を越えて本谷を詰めていく。四ノ沢出合(実は三ノ沢出合)で雪渓を渡ってガレた沢に降り立った。地図や周りの地形を見て「何となく違うかなあ。。。」と半信半疑ながらも、出合いからは上の様子が良くわからないため、取り敢えず少し登ってみようということになった。

ガレが堆積した沢は浮石だらけで非常に歩きにくく、その分余計な体力を使って疲れる。四ノ沢であれば、出合から230m位登ったあたりで二股となっている筈だが、登っても登っても二股分岐はない。(そりゃそうだ。) 300m程登った辺りで「やってしまった…」と思ったが、時既に遅し。しかし、こんなこともあろうかと三ノ沢ルートの情報を持ってきていたため、本来登るはずだった四ノ沢第二岩稜から沢登りに変更して、そのまま三ノ沢を詰めることにする。

Anagedani3nosawa1三ノ沢出合

雪渓を越えると二俣下に到着。二つのルンゼはどちらも短い滝がある。左は滝が2本。階段状になっていて簡単そう。右のルンゼを詰めることにするが、触るとガラガラと崩れ落ちる脆い岩には閉口した。若干かぶり気味で少し悪いため、1本目と3本目はロープを出してもらう。1本目の滝の上には残置ハーケンがあった。

001

Anagedani3nosawa3左俣

Anagedani3nosawa4右俣1つ目の滝

Anagedani3nosawa53つ目の滝

 シャワークライミングで三本の滝を登ると、見た感じはとても気持ち良さそうな草原地帯に出た。しかし、登ってみると浮石も多く、結構不安定な草付き。暑さとしつこく寄ってくるうるさい蝿に耐えながら、漸く稜線に出た。稜線からは巨大這松帯の藪漕ぎで縦走路まで下り、ほっと一息。さあ、ここからは楽チンハイキングだ!と思って喜んだのもつかの間。歩きにくいことこの上ない道で、お気楽ハイキングからは程遠い。どうりでハイカーが少ないわけだ。槍見に下るまで、我々以外には3人しか見かけなかった。

Anagedani3nosawa63つ目の滝上から登ってきた沢を見下ろす

 槍見登山口に着くと、元気一杯の1皮さんが深山荘に車を取りに行って下さり、私はストレッチをしながら荷物と一緒に車を待つ。平湯の森で温泉に入って汗を流し、下道で帰った。

たぶん登った人はとても少ないであろう三ノ沢は、延々と続くガレ場の後に少しだけ滝登りがある地味なルートでした。しかしながら、稜線まで抜けることも出来たし、雷鳥岩~クリヤの頭周辺では迫力のある岩場を見ることもでき、何よりも穂高のような混雑が無く静かな山を満喫できたので、これはこれで面白かったです。もう一度行くかと聞かれれば、。。。ですが。

 

2014.07.19

お疲れ様です。吉川です。

学生時代の山仲間や友人4名と宮崎さん、吉川の計6人で元越谷へ行きました。

*日程 2014/7/13

*山域 鈴鹿

*ルート 野洲川水系 元越谷

*メンバー 宮崎さん、Sさん、Yさん、Aさん、Sさん、吉川

*時間 大河原橋8:30→9:00入渓→11:30右岸へエスケープ→12:20下山完了

*報告

7時出発の予定が、場所を間違えたりちょっとしたイベントがあったりで大幅に出遅れてしまった。

台風が過ぎた後であり、朝4時頃に少し雨が降ったため、その影響が心配されたが、増水はさほどないようだ。水も澄んでいる。

とはいえ、朝から気温が上がらず、空も暗く、最悪の沢日和である。

最初は林道を歩き、2個目の橋は渡らずに左の道へ入る。そこから10分ほど登ったヘヤピンカーブから斜面を下り入渓。

水温はそこまで低くないようだ。堰堤をいくつか左岸から巻き、しばらくは河原を歩く。一か所右岸をへつる場所があるが、別に泳いで渡ってもいい。

元越谷のハイライト15m滝に着くころにはパラパラと雨が降り出してしまった。

とりあえずこれは越えようということに。左岸のガレを登り、落ち口をシャワークライムするのが一般的なようだが、やはり水量が多いようだ。

学生時代、数々の難所を突破し後輩たちを引っ張ってきたSさんがトップで挑むも、断念。僕も取り付きに立ってみたがこれはダメなやつだ。

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結局、左岸のガレ場をつめて上がった。

雨も降ってきたことなので、その先の左から入る沢をつめて林道に合流し、下山とした。

今回は数人がヒルの被害に遭った。特にYさんは何匹にも血を吸われてしまったようだ。前の方を歩いていたメンバー(僕も含む)はほとんどやられなかった。

途中でエスケープした上に、温泉に入るころには晴れてきたりしてしまったが、メンバーが楽しかったので、良かったと思う。

 

よしかわ

2014.07.15

お疲れ様です、早戸です。
CAC確保講習会の報告です。
場所:定光寺の岩場
テーマ:
マルチピッチクライミングにおける確保 アンカー構築とシステム
参加者:
西村、曽我、井戸、武藤、岩佐、日置、成瀬(洋)、吉川、早戸、宮崎、原田、矢野、斎藤、成瀬(悠)、早川、森、位田

基本的なマルチピッチのシステムやアンカーについて会員同士、共通認識を深めることができました。

最後には曽我さんご指導のもとジャンピングを使い、ボルト打ちの体験。

ボルトを打ったことの無い会員が殆どという中、実際にボルトというものはどういったものなのか、ということもわかり貴重な体験になりました。

皆様、ご協力ありがとうございました。

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2014.07.13

岩佐です。

曽我さんと1年ぶりに錫杖に行ってきました。

 

7月12日(土)

槍見駐車場06:00 – 08:00錫杖岩小舎08:30 – 中央稜取り付き – 岩小舎10:30 – 13:40クリヤ谷2220m地点14:00 – 15:50岩小舎

 

7月13日(日)

岩小舎04:30 – 05:00左方カンテ取り付き05:15 – 08:00ヒロケン本7ピッチ目終了点・懸垂下降開始 –  09:00左方カンテ取り付き・岩小舎10:00・10:30 – 11:45槍見駐車場

 

錫杖側から見たジャンダルム~西尾根

白出沢にはまだ雪がたっぷり残っている。

12日

アプローチは地面が前日までの雨でベタベタ。しかし取り敢えず錫杖岩小舎にテントを張り、ダメもとで中央稜に向かう。向かう途中に前衛壁も見てみたが、こちらは染み出しがあってかなり濡れている。中央稜も、基部からP2とP3の壁を見ると濡れている所が多く、登れそうにない。仕方がないので中央稜は諦め、多少濡れていても左方カンテなら登れるかもしれないと、取り付きに向かう。しかしながら皆考えることは同じ。この日錫杖に来ていたパーティーは全部左方カンテに来たようで、思った通り順番待ち。待ち時間が長そうだったため、クライミングは諦めてクリヤ谷のハイキングに変更した。

 

13日

朝から曇り空で、いつ雨が降り出してもおかしくない状態。中央稜や1ルンゼの状態は今日も今一つであろうと判断し、左方カンテを登ることにする。曽我さんからスタートしてつるべで登り、ヒロケン本の7ピッチ目終了点をリードが登る頃にポツポツし出した。残念ながら本日の登攀はこれで終了。雨の中を懸垂して岩小舎に戻り、テント撤収・お茶を飲んでから、のんびり槍見まで下った。

 

あいにくのコンディションで計画したルートはのぼれませんでしたが、2カ月ぶりに山に行くことが出来て、リフレッシュできました。やっぱり山はいいですね。

 

2014.07.03

1皮です
 
岐阜県郡上市の前谷川から大日ケ岳に登ってきました
滝や釜は美しかったし、上部の猛烈な藪こぎも素晴らしかったです(^_^;)
 
県道314号の魚返橋6:15~13:15頂上13:35~14:45魚返橋
 
魚返橋を越えた路肩に駐車
橋の右岸から下流に向かってつくられている林道から河原に下りた
すぐに滑と滝、釜の連続。美しいです
でもあいにくの曇り空。水もまだ冷たく、ちゃぽんと入ったら震えが止まりません
残念ながら、下流部ではほとんど泳げませんでした
 
奥の滝は滑りやすい
奥の滝は滑りやすい
 
泳いで、どこからでも上へ
泳いで、どこからでも上へ
 
前半のハイライト
前半のハイライト。どこから登れるかとうろうろ。木からぼろいスリングが垂れているのを見つけ、その辺りから適当に。
20m近くあって、おまけに最後は立っており、ロープなしだと緊張した。
 
右からでも左からでも行けそう
右からでも左からでも行けそう
 
真ん中を適当に
真ん中を適当に
 
前谷集落の飲み水取水口を越すと、こけや泥が多くなり沢登りらしい姿に
比較的大きな滝が続き、緊張感ある滝登りと泥壁登りを楽しめます
地形図の中流域にあるゴルジュマークは、草の生えた泥壁に両側をはさまれた沢
実際はただの河原歩きです
この辺りから晴れ間が見えて、釜にちゃぽんするのが楽しくなってきた
 
シャワーを浴びながら登る
シャワーを浴びながら登る
 
小さい巻いて
小さい巻いて
 
登路
藪に目つぶしを食らい、涙目で後ろを向いたら、登路が見えた
 
最後の滝を過ぎると
灌木と笹が低く垂れ下がったところを腰を曲げて歩く感じ
たっぱがある人は、腰が痛くなるでしょう
途中、スノボーが落ちてて唖然
ここまで滑って、下りられなくなって放棄したのか
さらに上部へ行くと、、、
親指ぐらいの太さの笹が密集した猛烈な藪
おまけにこっちに向かってはえていて、かき分けてもかき分けても必ずどこかにひっかかる
距離はたった100mぐらいだと思うけど、かかった時間は30分以上
冬のラッセル並みでした
笹が細くなって、歩きやすくなったなあと思ったら、そこが頂上でした
 
帰りはトレラン
猛暑のウイングヒルズ白鳥リゾートスキー場の斜面を下り
桧峠からは車道を走って魚返橋まで
濡れたアプローチシューズが重かったです
以上です

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