2015.11.30
酒井です。
檜尾岳へ行ってきましたのでご報告します。
先週は今年最初のまとまった降雪となりそうでしたので、雪を踏みたくて一泊で行けそうなところを探しますが、北アルプスは強風が収まりそうになかったので、最終的に避難小屋のある中央アルプス檜尾岳にしました。
駒ヶ根のバスはこの時期始発が8時なのでそれに合わせて到着。
檜尾橋で途中下車して檜尾尾根の登山口へ。
登山口(標高1200m)に雪は無し、1800m辺りから雪が着き始め、2200mで積雪の影響でペースが落ち始めます。
その後徐々に積雪量は増えていき、森林限界を抜ける手前辺りでひざ下ラッセルでした。
稜線に出る頃には視界が利かなくなっていましたが、迷う尾根でもないので檜尾避難小屋へ到着。
出発9時、到着17時で8時間くらいかかりました。
二日目も朝から快晴、予報では昼を過ぎても晴天。
まずは檜尾岳山頂へ。木曽駒ヶ根の方面がすっきり見渡せますがトレースも歩いてくる登山者も無し。
稜線がクラストしていないので縦走は諦め、シリセードで遊んだり雪洞作ってお昼を食べたりで、11時になったところで下山開始。
12時頃避難小屋まで戻ったところでアイゼンを外し小屋を通過、登山口到着が16時40分でした。
千種の方含め今年の冬は色々予定が組めそうでとても楽しみにしています。
よろしくお願いします!
2015.11.30
森です。
岩佐さんと11/29、大同心南陵に行ってきました。
2:00名古屋~5:10赤岳山荘P~7:15赤岳鉱泉~大同心稜~8:oo大同心基部~9:30登攀開始~12:40登攀終了~13:10懸垂下降~13:50懸垂下降終了~大同心稜~北沢~16:20赤岳山荘P~名古屋
雪は赤岳鉱泉の手前あたりからありました。
大同心の基部に着くと、一週間前に夏山だった山はすっかり冬の装い。びっしり雪が付いていました。
私も岩佐さんも南陵に来たのは初めてだったので、トポを見ながらまずは取り付きを探す。取り付きにはボルトが3つ程打ってあると書いてあったけれど、雪で埋まっているのか、そのボルトがちっとも見つからない(ー_ー)「この辺かな?あっちかなあ?」とあちこちバイルでほじほじしながら探したけれど、結局ボルトは見つからなかった。易しそうに見えるラインがあったけれど、残置が全くないので違うのかなあ・・とか。取付きを探すのに1時間くらいかかりました。
結局よくわからないけれど、とりあえず錆びたリングボルトと、錆びたハーケンがある場所から岩佐さんリードで登る。
後からフォローで登りましたが、残置はありませんでした。途中残置スリングが1か所あったけれど、その他のプロテクションは全部カムと、岩にスリングをかけたもの。夏ならガバなんだろう岩も、氷が付いていて、グローブもしてるしで、岩が掴みにくくて。。。(;´Д`)緊張しながらアイゼンで登り始め、一段上がったところから左へトラバース。そこはフォローでも超絶怖いトラバースでした( ;∀;)岩佐さん、リードでよくこんなところ行きましたね。めっちゃ怖いんですけど。。とぶつぶついいながら、なんとかトラバースを終えてホッとした。でもその次は、立ったガバ岩を登ってから、斜めの大きめの岩を乗越さないと上に行けない。その岩の上で岩佐さんがピッチを切っていた。その岩の間に挟って、ズリズリしながらちょっとずつ上がって、ザックが邪魔なので途中で向きを換え、なんとか必死で岩を乗越した。こ、、、怖かった(”Д”)・・・こんなズリズリする所、トポに書いてあったっけ??(;^ω^)これ、フォローだからいいけど、リードでこんなところ、絶対怖い・・・(>_<)
やっとの思いで1P終了。登攀はここで終了とし、一段下の懸垂ポイントらしき残置スリングがある場所へ下りる。
硫黄岳までハイキングしてから帰ろうかと思いましたが、何だかんだでいい時間になったので、そのまま同ルートを下降しました。
取り付いた場所から右の方のラインの方が易しそうだし、そっちだったかも…。でもそっちも残置は無かったし。雪で埋もれていただけかもしれないけれど…。
どちらにしろ、雪のついた岩をアイゼンで登るのは、雪の無い岩場を登るよりも何倍も難しいんだと、身にしみて解りました。
帰りに寄った、もみの湯の温泉は、普段は500円だけど、17時から300円 になるそうで、温泉に着いたのがちょうど17時だったので、なんだか得した気分で嬉しかったです(^ω^)
【追記】
私達が行ったルートはやはり間違っていたようで、本当は錆びたリングボルトとハーケンからもう少し先にリッジを進み、一段上がって凹角を登って行くのが正しいルートだったみたいです。残置は雪で埋もれていて見えませんでしたが(^^;; 間違えたおかげで難しくて充実したピッチを登れました、
2015.11.30
1皮です
南駒ヶ岳経由、空木岳まで行く予定でしたが
寝坊など、さまざまな不運が重なり、越百山のみで戻りました
伊奈川ダム駐車場(1080m)3:20-再び出発5:40-頂上(2613m)10:40-14:00伊奈川ダム
満月から3日目の月夜に歩き出す
ラテもいらないぐらい明るい
登山口の駐車場にあるのはたった1台
走行距離19万8000kのわがポンコツが寂しそうだ
林道を3~4k歩き、尾根道の急登に入って間もなく、
アックスを車に置き忘れたのに気づいた
車までUターンし、1時間以上のロス
身も心も冷えすぎたので
ちょっとエアコンで暖まってから行こうかと思ったのが運の尽き
気づいたら5時40分。空がもう明るくなりかけていた
林道を歩いて、尾根道を歩いて、雪道を歩いて、越百小屋に到着
雪はすねから膝へ、トレースなしでラッセル三昧
雪の鎧を着た木々が、ここ数日の雪の激しさを物語る
先週は黒かった御嶽も真っ白に変身
風は強いが、越百山から南駒ヶ岳方面の稜線上もあまりクラストしていない
時間が時間なので、この辺でラッセルを終わらせることにし
登山口に戻ったら、ポンコツが優しく出迎えてくれた