あけましておめでとうございます。吉川です。
さて、少し前のことで恐縮ですが、去年の12/19~20で涸沢岳西尾根~奥穂に行きましたのでご報告します。
メンバー:早戸、吉川、会員外2名(日本山岳会東海支部青年部 Hさん、Kさん)
12/19
春日井を前夜発しHさんの運転で新穂高温泉に夜中に到着。登山者用駐車場は数台しか停まっていなかった。
仮眠をとり、6時に出発。
白出沢の西尾根とりつきまで行くもののやはり雪は少ない。と言うか無い。
とりあえずワカンはここにデポすることにした。
標高2400m付近まではなかなかのスピードで進むことができ、どんどん高度を稼ぐ。
森林限界手前付近から足が埋まる程度の雪の深さになり、それっぽくなってきた。
シーズン初めだからか、最近歩きをサボり気味だったフリーに傾倒していたからかこの辺りから僕は辛くなってきた。
早戸さんは相変わらず元気な具合で、膝が痛いと言っているが嘘ではないかという感じだ。
F沢のコルからのルンゼの登り返しも問題なく通過するが、ここからがなかなか長い。天気は悪くないので精神的には楽だが、なんとか明るいうちには穂高岳山荘に着きたい。
そんな感じで結局16時過ぎに穂高岳山荘に到着。
疲れはしたが、雪の少なさのおかげで登ることが出来た。
冬季小屋は貸切状態で、入り口付近の雪を掘って利用させてもらった。
12/20
5時起床
快晴の奥穂高岳を1時間程度で往復した。下降時にいわゆる迷い尾根の方向に導かれたが、視界が良ければすぐに気づく。迷い尾根の看板が何となく道標に見えなくもないので、気をつけなければいけない。下山は雪も少ないしということで白出沢を下ることにした。雪の下に隠れた岩で足がぐきぐきなって大変だったが、問題なく下ることが出来た。
最後にワカンを回収し(じゃんけんで負けた早戸さんとHさんが取りに行った)きっちり下山した。
条件が良すぎるくらい良かった上にメンバーも面白かったのでとにかく楽しい山行となりました。
今年も安全登山で、良い山にたくさん行けるといいなと思っています。どうぞよろしくお願いします。