2017.08.30
はろー. 犬飼です.
今年のお盆休みは天気に翻弄され,
中央アルプスは大田切川の本谷の沢登りに落ち着きました.
終始,支流から落ちる滝を横目に見ながらのゴーロ歩きと渡渉が続きます.
日程: 2017/08/13 ~ 2017/08/14
メンバー: 鵜飼さん(CL),吉川Gさん,犬飼
天気: 1日目曇天,2日目曇天
コースタイム:1日目8:00檜尾橋バス停 ~ 9:00作業林道入り口 ~ 12:00 1900m?地点幕営
2日目7:00幕営地 ~ 9:00木曽殿越~10:00 空木岳山頂 ~ 13:30 駒ヶ根駐車場
【1日目】
お盆だけありロープウェイ駅行きのバスは盛況でした.
途中で下車し,檜尾橋より点検道を歩きます.
よく整備されており,とっても歩きやすいです.
30分程で取水施設につき,入渓.
滝はほとんどなく,ゴーロ歩きであるが,
ちょくちょくボルダーみたいな動きを余儀なくされる大岩があり地味に疲れる...
記録で見た大岩左面のワイドクラック.
トラロープがフィックスしてあるので,突破可能です.
その後も,支流から流れ落ちてくる滝を脇目にゴーロ歩き.
何の盛り上がりもなく沢を詰め,12:00に早くも1900m地点で幕営準備.
焚き火でカレー
【2日目】
7:00行動開始,
30分程度で雪渓に出会う.割としまっていたが,万一踏み抜いたらただではすまなさそう.
雪渓をつめていき,木曽殿越への左の枯れ沢へ行く予定だが,ガレていたので,脇の藪に突入.
アザミのとげに苦しめられるも,木曽殿越へ出る.
そ後は,一般縦走路で空木岳頂上へ.
その後は長ーい下山路池山尾根.
つらかった...
それではまた,ぐっどばい.
2017.08.30
1皮です
南アの沢登りと縦走に一人で行ってきました
【26日】北又渡の駐車場9:00~9:30易老沢出合~11:00左俣ゴルジュ~16:00テン場
【27日】テン場5:40~7:00稜線~9:00茶臼岳9:15~11:45聖平12:15~13:30聖岳~17:30駐車場
南ア南部の山は一つひとつが予想以上に大きく、越えていくのが大変でした
2017.08.24
曽我です
久しぶりに井戸さんと、のんびり御在所前尾根に行ってきました。
道の駅ー7:00 藤内沢出合いー9:40 一壁ー10:20
前尾根取付ー11:00 ヤグラコル13:30 駐車点ー15:00
菰野道の駅で集合、六時ぐらいに猛烈な雨が降ったそうですが集合時間の
7時には止んでました。御在所の上半部は黒い雲が渦巻いている。
この所の、ゲリラ豪雨の影響か裏道登山道の下部2か所の橋が流され、跡
形もなかった。
一壁に行ってみたが、壁がぬめった状態で所々緑色のコケが張り付き最悪。
前尾根に行くがP7は濡れまくりで、あっさりと巻いてP6から登る。
岩は程々に濡れ、非快適状態でおまけに2回ほど雨に降られツエルトで避
難。他パーティの姿も見えず貸し切り状態で、前尾根をしぶしぶながら堪
能した。ヤグラはカットで前壁ルンゼから裏道に下山。
久しぶりの御在所も状態が悪くあまり楽しめなかった。悪い状態でも楽し
めるようテンションを上げれるようにしたい。
2017.08.23
台高マニアの1皮です
今回は台高から少し離れ、南紀の沢に1人行ってきました
泊まりの計画で行きましたが、早く頂上に着いたので日帰りに変更しました
標高差は1000m位だし、待っている時間が必要のない単独では日帰りで十分の沢でした
八木尾谷出合7:20~14:00ブナの平14:30~果無山~17:00出合
2017.08.13
台高マニアの1皮です
また1人で三重県大台町の台高山脈に行ってきました
途中、5mの至近距離でクマに遭遇しました
クマとの鉢合わせは3度目になりますが
今回は追いかけられずに済みました
なぜ追いかけられなかったのか
前回、前々回との違いを後日考えてみたいと思います
大熊谷出合6:30~7:00入渓~9:00 422mポイント9:20~14:00白倉山14:15~14:50 クマとの遭遇~15:20古ケ丸山15:30~18:00大熊谷出合
大熊谷は、林道が山奥まで入っていなくて、地形図によると上流部は自然林。林道の中ほどから取り付ける東俣谷の遡行記録はネット上に多いのに、上流部のものは見かけない。なぜだろうと思い、行ってみた。トポもないため、勘を頼りに。
国道から林道に入って50m位行ったスペースに駐車。しばらく歩いて東俣谷を過ぎ、暑さに我慢できずに林道途中の崩レ俣谷の出合から入渓。先日の台風5号により大台町で300ミリ以上雨が降った影響からか、水はやや白く濁り、流れは強い。その分、沢登りは面白いともいえるのだが。
本流上は堰堤が次々出てくるが、滑り台のように斜めにかかった倒木や、堰堤と岩の接点などを登ってすべて越えていける。右岸の林道が途切れると、沢はうっそうとした森の中を流れるようになる。巨岩が出てくる辺りで左岸をふと見ると、蜘蛛の糸のような50m以上の滝が落ちていた。
この沢の岩には全くぬめりがない。斜めでもサクサクと歩いて行ける。これまで行った台高の沢は、ヌルヌルが多かったのに、なぜだろう。まさか、台風の大水で流されたってわけではないだろうが。釜をいくつも泳いでいく。
地形図で422mと書かれた三俣からは、本谷方面に岩峰が見える。左岸には巨大な滝。下まで登ってみると、100mぐらいはありそう。試しに滝の岩に触れたが、ぬめりはない。ゴーグル着ければ登れるかもよ。ついでに右岸の滝も見に行ったが、古い空のペットボトルが落ちていた。わてのようなヒマ人が登ってきたのだろう。さらに本谷方面に進むと、先ほど見えた岩峰の付け根辺りでゴルジュっぽくなるが、すぐにまた開けてくる。穏やかで登りがいのない沢だな、とこのときは思っていた。あとで恐怖の3連発が来るとも知らずに・・・。
二俣が近づいてくると、それまでせいぜい3~4mぐらいだった滝が段々大きくなってきた。木の緑の中に滝の一筋一筋が映える。標高480mで二俣。当初は右俣遡行の予定だったが、稜線までが遠くて、白倉山まで回り込むのに時間がかかるだろうと判断。左俣に進むことにした。右俣のすぐ上には、黒々としたゴルジュの中に見栄えのする斜瀑があった。そこから谷は傾斜を増し、高さ5~10mぐらいの滝が次々と出てくるが、ほとんどは直上できて楽しい。あまり登る人がいないのが不思議なくらいだ。
白倉山に短時間で着けるよう、2~3つの二俣を左へ左へと進む。霧が出てきて稜線が近くなってくると、水流がまた二俣に分かれていた。左は幅1mほどの狭いゴルジュに水がチョロチョロ、右は浅いルンゼ状に水がザーザー流れている。水量比は1:5ぐらいのため、当然右が本流だと思って進んだ。
しかし傾斜が強く、途中から流れに沿って登れなくなり、草付きの垂直木登りで行く。手足だけでなく、セルフビレー用に木に巻いたスリングまで泥まみれになる。本流に戻ろうと木を伝ってトラバースし、上を見てぼう然。水流はなんと、高さ10mぐらいの岩壁の下から流れ出ているではないか!水が出てくる穴をのぞいても、人がくぐっていけるような隙間はない。 本流はいったいどこから? ここが登れないとしたら、どこから上に行けばいいのか。頭ははてなマークでいっぱいだ。だが、上空は真っ黒な雲に覆われ、雨がポツポツと降り出しているので、迷っているヒマはない。とりあえず30mの懸垂を2回で、狭いゴルジュの二俣まで戻った。ゴルジュにはでかいチョックストーンがいくつもはまっていて、登るのに苦労しそうだが、とりあえず進んでみることにした。
一つ目のチョックストーンをヒールフックで越える。すぐまたチョックストーン。それはニンゲンビッグブロで越える。この動きを5~6回続けると、ゴルジュは広まって、源流部に到達。右は壁で登るのは無理だが、左手は尾根に乗れそうな斜面になっておりホッとする。緩くて滑りやすいがを気をつけて登って行くと、なにやら黒いものが…。薄暗いので目をこらすと、10mぐらい先でニホンカモシカがじっとこちらを見つめていた。「しめた!」。動物がいると言うことは、岩壁を越していける獣道があるということだ。カモシカさんの後を追って左手に進むと、獣道があちこちに出てきて、それをたどって稜線に出ることができた。白倉山の東側1200m弱ぐらいのところだろう。頂上までは指呼の間だった。
何とか頂上に着きほっとしていると、何となく雨雲の様子がおかしい。自分がいるところは雨が小康状態だが、猛烈に暗くなったかと思うと、ちょっと離れたところでザーと雨の音がしたりする。菓子パンを加えた瞬間、ドカンと耳元で轟音。雷だ!稲光を感じないということは、雷雲に囲まれているらしい。頂上は木がないため、走って低木の下まで避難。まもなく土砂降りになった。長居は無用と、すぐに下山にかかる。
下山も順調とは言えず、古ケ丸山の手前の標高1200m辺りでクマと遭遇(後日詳報)。古ケ丸山を越えて標高1170mぐらいから地形図に書いてある下山路は踏み跡が見つからず、1040mからの下山路(分かれ道に標識あり)からからすき谷に下山。途中、クマに警戒して笛を吹きながら歩いた。林道に出た時には、ヒルが6匹足にくっついていた。
2017.08.03