2015.08.01
出張中の宮崎さんに変わってこんにちは鵜飼です。
7月26日(日) 柿其渓谷 下流~中流域 宮崎、矢野、鵜飼
8時 入渓 ~ 牛ヶ滝(高巻き) ~ 霧ヶ滝(高巻き) ~ 雷の滝 遡行打ち切り 15時半 ~ 林道
白山へ行くつもりが道路の通行止めにより急遽、秘境・柿其渓谷へ。
常に林道が並走してるし、なんだか余裕な気分でノコノコやってきたが全然余裕ではなかった、、、
かなり泳ぐというのはハッキリ分かっていたので遅めの8時スタート。
駐車場から0分で入渓する。
少し歩くと早速、泳ぐか?遊歩道で甘えるか?という選択、珍しく矢野さんがダイブしない
沢の水がかなり冷たく、恐る恐る入る矢野さん。少し流されてすぐさま岸に這い上がる 爆笑である。
結局遊歩道は使わず遡行するとすぐに牛ヶ滝。
こりゃ無理だ、、、なんだこれ、、、ワンチャンとか無い。
左岸の滲み出しみたいな所を高巻く、所々テープが貼ってあるけどかなり崩れた道を辿り牛ヶ滝裏側へ
この滝、2段構えになっていて1段目にも釜があり凄まじいスケール
滝の先は平坦な河原、しばらくいくと両岸が迫り上がり、泳ぎ無しには突破は不可能になってくる
ここで登場スーパー沢屋人のNEWアイテム?カッパ手袋 (別になくても行ける)
その後、右へ左へ渡渉を繰り返すが、水量が多くいちいち飛び込んだりして、油断して時折数メートル流される場面も
そして最初のゴルジュ。軽い気持ちで突っ込むも全く前に進めない、、、
仕方がないのでカッパ手袋を借りて空身で全力クロールで突破。寒さで震えが止まらない
それも束の間、落差は2,3mだが水量の為か突破は無理そう、右岸より高巻き
滝を越えてすぐに懸垂15m、ここで降りて大丈夫か?と中央のデカイを岩をショルダーでなんとか突破
この先もなにかとファイトー一発どころか、何発か数えるのやめた。
この5,6mほどの滝も右岸高巻き。
霧ヶ滝近づくとやっと渓相が落ち着いてきたので、ちょっと竿を出してみるが全く反応なし。根掛かりして終わり
そして霧ヶ滝、左側から登れそうな感じはするがマイナスイオンがちょっと多めなので抜けがやばそう。
資料と見比べると水量が全然違う、、、右岸より藪をバーチカルに漕いで林道に出て数十メートル行った所で下る。
そしてゴルジュはまだまだ続くここらで突破は男気ジャンケンで決める。
このゴルジュと滝、は宮崎さんが先陣を切り左岸の岩によじ登りOKサインを出す。
矢野「何がOKなのか全然わからへん」とぼやく
結局、水量が普通なら行けそうなものの水流で前に進めない為、左岸より高巻き懸垂。結構悪い
虹滝 癒し系
箱淵界隈もなんとか気合で突破する ドボンしたらやばそうなトラバースとか色々悪い
いい加減、滝を突破したいと突っ込んだ2mくらいの滝も、全力。
笑顔で流されてくる矢野さん
そして中流域、上流域の区切りである、雷の滝
水がウォータースライダーの如く宙に浮いてるとんでもない滝でした。
左岸から行けないかと見てみるもヤバそうなので林道に上がって終了。
水量の都合もあって登れた滝は少ないものの
それ以外の要素は凝縮されているし、なにより綺麗なイイ川でした。
ただ、最大の核心は寒さでしたが、、、冬山より震えていた。
上から見た箱淵の様子。どうやって突破したのか全然覚えてない