吉川Gです。
引き続き日曜も時間ができたので、「個人的に行ってみたい沢リスト」の一つの粥川左俣に行ってみました。
メンバーは友人らと3人で行きました。
ネット上には「奥美濃の宝」などと紹介されている記事もありますが、実際想像していた以上に素晴らしい沢でしたので、ここに紹介いたします。
以下記録
入渓地点は美並町の星宮神社からさらに県道315を奥に進んで、沢から道が離れる直前の最後のヘアピン付近。瓢ヶ岳への登山口にもなっている。星宮神社から先が通行止めになっていた記録もあったが、今回はそんな様子はなかった。
僕らはヘアピンからすぐに入渓したが、登山道に入って沢と道が交差する地点から入渓してもいい。
それにしても水が綺麗。そういえば星宮神社には名水◯◯選的なものがあるらしい。
少し歩くと左岸側から30mほどの滝がかかる。
ネット上にはこの滝を登った記録がいくつかあったので、この滝を登らないと面白くないのかなと思い、登ってみることにした。(実際にはこれを登らなくても充分楽しめる沢だった)
プロテクションはハーケンとカムなど。難しくはない。
懸垂で降りるが、回収でロープが引っかかって登り返す羽目になった。
しばらく進むと二俣。右からデカイ滝。左から二段の斜滝。ここは左を滝身から突破。
さらに進むと二段の美しい滝。
この二段目が登れなさそうなので左岸側から巻く。ここは三俣のような地形になっているが実際には二俣であり、左から入ってくる二つの流れは最終的には合流する。
その先も小滝の連続。全て登れる。
一箇所8mほどの立った滝が出てくる。トップで登ったTBさんは滝身左側をフリーソロ で登ったが、上からロープを落としてもらった。
この後いくつかの小滝をこなすと平凡な渓相となり、右側に登山道が走っているところに到達する。
この登山道を登って瓢ヶ岳へ登っても良いし、登らなくても良い。僕らは登らなかった。
登山道を1時間ほど降ると、入渓地点へ戻る。
非常に素晴らしい沢でした。なんといっても水が綺麗。そしてほぼ全ての滝がシャワーで登ることができます。
ただし泳ぐところは皆無なので、泳ぎたい派には物足りないかもしれません。
奥美濃の宝どころか、奥美濃の至宝といっても差し支えないのではないでしょうか?