愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2020.04.05

お疲れ様です。吉川Gです。

先日、外部講師の方をお招きして、雪崩講習会を行いました。
講師は山岳ガイドの旭立太氏。内容はプロバイダーセーフティキャンプと呼ばれる二日間の基礎講習会です。
今年は特に寡雪という事もあり、場所の選定に時間がかかりましたが、旭さんと代表との協議により栂池周辺となりました。

参加者:西村、成瀬洋、上手、原田、吉川K、安藤、吉川G

初日は栂池周辺の宿泊施設に集合し、前半は机上講習。その後、野外に出てビーコンの使用方法についての講習を行いました。

机上講習ではまず雪崩の種類などの基礎知識について学び、その後実際の地形の写真を見たり、仮想の気象条件などから考えられる危険とリスクを見出し、行動をマネジメントしていく実践的な講習を行いました。
雪と雪崩に対してこれまで、いかに適当に考えていたかという事を痛感しました。ただ漠然としたイメージでしかなかった雪崩が、少しは理論的に捉えらるようになったという感じでしょうか。

後半のビーコンの操作方法に関しては、とにかく定期的に練習しておかないと全然対応できないという事が良く分かりました。

夜間に多くの降雪があった二日目。旭さんによると「色々とアクティブなものが見られるのでは」とのこと。講習には良い条件のようです。
まずは昨日学んだことを活かし、今日発生すると考えられる雪崩の種類や場所を予想します。
その後、ゴンドラに乗って栂池自然園周辺に向かい、実際に地形と雪を観察して、そこから考えられるリスクを想定しながら行動しました。

初日から言われてきたことですが、雪崩対策に関して最も重要なことは、「雪崩に遭わないこと」。そのためには「地形」を観察し利用しながら、よりリスクの少ない行動をとることが重要です。
雪崩講習というと、雪崩の起きやすい雪の状態や気象条件など、知識的な部分に目が行きがちですが(もちろん大事ですが)、実際には地形を見ることが最も重要で、見ているつもりでもこれまで全然できていなかったことに気づかされます。
山を眺める場所や高さを意識して、より大きな目線で地形をとらえれば、これまで見えてこなかった危険が見えてくるようになります。

途中東面の谷に大きな雪崩の痕がありました。今日発生したもので、朝予想したストームスラブと考えられます。サイズ2と呼ばれる規模で、巻き込まれれば命を落とす危険もあります。
周辺では雪を落とすだけで簡単に雪崩を誘発することが出来ました。
ここに来るまではそのような不安定さを感じることはほとんどなく、同じ山の中でも場所によって、そして時間によっても雪の状態が大きく変わることを示しています。

最後に、三名の埋没者がいるという想定でビーコン捜索訓練を行いました。最後の埋没者を発見した時には、雪崩発生から19分が経っていました。
生存の可能性が高いとされる15分には間に合わず、技術の未熟さを感じました。

ゴンドラの中で新人の安藤さんが知識や経験が少ないことへの不安を漏らしていたことに対して、原田さんがこんな感じのことを言っていました。
「ヤバいと感じたのが『講習会』で良かったじゃん。経験のある他の会員だって今回多くのことに気づかされた。今回感じたことを忘れずにこれから経験と勉強を積んでいけばいい。」
良いこと言うなー。さすがパイセン。でも僕も本当にそう思います。
むしろ経験のあるメンバーの方が経験に付随するバイアスがかかりがちで、常に謙虚かつ柔軟に学んでいくことが、長く山を続けるために大事なのだと感じました。

2020.03.27

お久しぶりです。吉川gです。

今シーズンは山に向かう気持ちが上がらず、フリーとボルダリングばかりしていました。それならそれでせめて何か成果が出ればいいのですが…

朝少しだけ用事があって休暇をとったところ、非常に気温が上がりそうだったので、沢登りに行くことにしました。

特に難しいところはなかったです。気温は暑いくらいでしたが水の冷たさは本物でした。

上流山エリア駐車場10:20→林道下降→千畳岩入口(入渓)10:50→駐車場12:00

帰りに少しボルダーをして帰宅です。

2020.03.16

西村です。
久しぶりに笠ヶ岳に行きました。
一尾根はいままで手を付けていませんでしたが、いい機会を得て取り付きました。

3:00新穂高駐車場
4:30二の沢から一尾根方面へ
5:30側壁基部
6:00登攀開始
17:30登攀終了同ルート下降開始
18:30取り付き
20:00新穂高駐車場

笠ヶ岳へは何度か通って思い入れのあるエリアです。
改めて感じるのはその大きさ。
今回は一尾根から主稜線に抜けるようにしていましたが、ルートの完登のみに終わりました。

遠目からみるとスッキリしてるようですが取り付くとまったく逆で草付き、木登り連発。
しかも結構傾斜もキツイ。
一応ラインは見えますが、プロテクションがなかなか取れないのでランアウトして精神的にはきつかったです。
当日は快晴無風で気温高く、時間とともに融雪が進み、上部からの雪崩も頻発。


イボイボ連打しました。

この凹角はきびしかった・・

上部風景

これ行くの?って感じ。フォローでもあり得ないと思いつつ登った。

不安定な雪も相まって、とにかく奮闘的な登攀でした。
翌日は体がバキバキでした。

対岸の穂高主稜線はいつみても美しい

2020.03.10

ご報告遅くなりました。
小同心の計画でしたが、前日までの天候の悪さを引きずり天候回復が見込めないので硫黄岳に変更しました。

メンバー:加藤キンヤさん・上手さん・あんどう

【2月22日】
14:00集合-18:00 美濃戸山荘 宿泊
※美濃戸山荘に18時着までに入らないと宿泊できない

◎曇り時々雨

昼過ぎに集まり
夕方に美濃戸山荘に入り宿泊しました。
赤岳山荘の仮眠室が三連休で賑わっていたので予約が取れなかったので美濃戸山荘に行きました。

宿泊の手続きをしていたら
アイスクライミングの団体様の集合写真に
こちらに手を振る人がいました。
誰かと間違えているのだろうと
二度見をして、さらに私は目が悪く…
こちら側もいるわけないと思っていたので3人でかなりびっくりしましたが、伊藤りえさんでした。

いつもの明るさ全開の伊藤りえさんでした。
とても楽しいアイスクライミングの話しを聞きました。
翌日の行程は違いますがお話しを聞けてよかったです。

軽く明日の話を…

やはり、気になる天気。

山専門のお天気情報と気象レーダーでも
風速25mと予測されて
夜から朝方も天気が優れないと話し合いはしましたが、とりあえず明日まで様子を見ることにしました。

【2月23日】
5:00 起床-6:00出発-7:30分赤岳鉱泉-8:00赤岳鉱泉出発-10:00山頂-11:00赤岳鉱泉-13:00下山

◎朝5時起床-朝6時出発

深夜は少し雪がふり
朝方の天候は曇り

とりあえず赤岳鉱泉を目指します。

赤岳鉱泉に向かう道中は足早ですが、
和気あいあいでした。

◎7時30分
赤岳鉱泉に到着。

やはり頭上の天候がどんより…
雲があつすぎて行く先が見えません。
天候がよろしくありません。
色々と悩ましい。

かなり賑わっている赤岳鉱泉で
とりあえず小同心に行くか、大同心稜から取り付きまで行き様子を見に行くのか…
諦めて硫黄岳に行くのか話しあいをしました。

やはりまわりの人にも聞いたのですが、皆さん悩まれている人も多く風がかなり強いのと前日の雪が…

今回は、経験不足の私もいるので清く諦めて硫黄岳に行くことにしました。

硫黄岳の樹林帯までは道がしっかりしているので
高速道路でした。

稜線に出たら風速25m以上の強風。

耐風姿勢で前に進みます。

まさかの樹林帯から出てすぐの
稜線手前で撤退する人達も多く
皆さん帰られていました。

風が強いとおっしゃって下山されていく人達。

少し危ないとは思いつつ…

山頂の看板まで行きました。
前の視界はあまり良くなく見えなかったのと、
強風は吹き続けている状況で
時々かなりの突風が襲ってきてやっかいでした。

私だけだと思いますが、何故かお尻にあたる風が強烈に痛かったです。。

山頂の看板も最初前が見えないので、分からなかったのですが、硫黄岳は何度も来ていたのでなんとか山頂の看板には辿りつけました。

そして、少しだけ赤岳鉱泉には立ち寄りましたが、足早にノンストップで下山しました。

下山途中に、鹿5頭に遭遇しました。
とても可愛いかったです。目がくりくりで小鹿もいたので興奮しました。逃げないのでじっくりと見ることができました。

けれど、そんな鹿もジビエとして食べると美味しいので、モモの肉が美味しそうだなぁ。
と思いつつ鹿を眺めていました。。
可愛らしく愛らしい鹿を少し変わった目線で見てしまいました。

今回は鹿の写真以外は風が強かったのでカメラを出す事を忘れていました。その他の思い出は心のシャッターで写真撮影しました。

◎13時30分下山

夕方晴れたので心待ち少し残念な気持ちが心を支配しましたが、これもしょうがないことなのとあまり無理してもいい結果は生まれないので硫黄岳に登ってよかったと思いました。

風速25m以上の風の強さを肌で感じるいい経験ができました。

小同心には行きませんでしたが私はとても楽しい山行でした。

よき、経験をさせていただきありがとうございました。

けれど、私が3年前程に残雪期に横岳から見た
小同心と大同心に登攀されている人達を遠目に見て憧れがあるのでまた機会があればチャレンジはしたいです。

また、翌日登攀された伊藤りえさん達もお疲れ様でした。

報告:あんどう

2020.03.05

新規会員のあんどうです。

ご報告が遅くなりましたが、
八ヶ岳の阿弥陀岳北稜に行きましたのでご報告致します。

メンバー:加藤キンヤさん・あんどう

冬季バリエーション入門と世間では言われている
阿弥陀岳北稜に行ってまいりました。
自身としては今回が冬季登攀のデビューという事もあり、身を引き締めて加藤キンヤさんに教えていただきながら秋頃からアイトレなど練習して挑ませていただきました。

14日(前日の夜)から仕事を片付けてから美濃戸口バス停に向かい赤岳山荘の仮眠室で休憩後に美濃戸登山口まで車で向かいました。

朝5時から活動を開始。
車道には雪がなく路面凍結が少しあるぐらいでした。
路面凍結、かなりツルツルなので滑ると危ないとは思いました。

まずは、行者小屋まで向かいます。
登山道はカチカチでアイスバーンになっていたので、
チェーンアイゼンが欲しくなりました。

私の欲しいものリストに加えておく事にしました。

行者小屋からは、中岳沢ルートに
少し入り右手の尾根に…
樹林帯を抜けてJPに到着。

JPまでは難もなく登れました。

まわりの景色も美しく赤岳主稜などにポツポツ人が見えました。目が悪いので眉間にシワを寄せてガン見していました。

JPの尾根沿いに出て風があるかと思いましたが、無風であつかったです。

第1岩稜についてからロープを出して準備をします。
とりあえず、雪に岩は埋もれていました。
他のパーティが後ろから上がってきましたが、
私が今回初なので、皆さんに先を譲りました。

他のパーティの皆様は、
ロープも使わないで登って行かれました。
けれど自分達は斜面も急な部分もあるので第2岩稜の前に練習の為に準備しました。

私の手際が悪くご迷惑おかけしながら、

第2岩稜に到着。

第2岩稜が今回の核心だと感じていたので
身を引き締めて挑みました。

登り始めたら楽しかったです。

ナイフリッジ手前まで到着。

最後の山場を抜けたら阿弥陀岳山頂です。

楽しかったです。

下山があるので足早に阿弥陀岳から赤岳方面に向かいます。中岳沢を帰路に通り無事行者小屋まで到着。

行者小屋でまったりとしてしまいましたが
15時頃には美濃戸登山口に到着、足早に帰宅致しました。

文書を書くことが苦手なので、
上手く伝わったのかは分かりませんが

今回は良き経験を積ませていただき
ありがとうございました。

また、未熟ながらご迷惑をおかけする部分も多い中でご指導いただきありがとうございました。

南山と伊木山での練習の意図や意味がわかった山行にもなりました。

報告:あんどう

2020.03.01

1皮です

また敗退しました
暖冬・寡雪なのであわよくば頂上までと思いましたが
瞬間的な冬型気圧配置のため
新雪が東北支稜下部で30~40センチ
上部で50~60センチ積もっており
広サコ尾根まで到達するのがやっとでした

【23日】新穂高8:30ー16:30広サコ尾根1850m地点
【24日】広サコ尾根7:30ー9:30新穂高

巨大堰堤を越えてすぐから、1ノ沢左の東北支稜へ
湿気の多い雪が降り積もる。全身濡れまくりで、衣服が乾かずに夜は寒くてあまり眠れなかった

数年前にH会員が登った1尾根。すごいなあ~

頭上ラッセルはなかなか終わらない

翌朝は快晴。穴毛谷は水がまったく流れていなかったから、穴毛大滝はたぶん凍り付いているのだろうが、抜戸南尾根の支稜がじゃまして見えなかった。残念

昨日の土木工事で作ったエスカレーターをサクサク降りていく。それでも膝から太ももラッセル。時々穴にドボン

2020.01.22

大同心稜で一瞬、ガスが薄くなり、小同心がうっすら見えた

1皮です

裏同心ルンゼから小同心クラックに1人で行こうと計画していましたが
樹林帯から上は強風+吹雪で
小同心クラックは断念しました

美濃戸口5:20―8:00裏同心ルンゼF1 8:30―9:40大同心北西稜基部―12:30美濃戸口

裏同心ルンゼはF2の上まではトレースあり
そこから先行者はあきらめて下山したようで
さらさらサクサク雪の太もも~股ラッセル
氷の下部は埋まっていると思われ
いずれも高さが3~6mぐらいしかない
わざと一番高さ&傾斜があるところを行く
傾斜は80~85度ぐらい
暖冬が続いていたためか氷は柔らかく
アックスは刺さりやすい
氷の中心部からは水が流れ落ちる音もして
普段寒い八ケ岳とは思えませぬ
スクリュー、ガチャ、ロープ等は使いませんでした

4つぐらいのしょぼい氷を登ってしばらくラッセルを続けると
ガスの中から氷のない真っ黒い滝(壁)が突然現れた
暖冬だから氷がなくてもしょうがないかと思ってよく見てみると
大同心北西稜の横の壁だった
裏同心ってこんなに短かったっけ??

F1

F2、上部は短いがバーチカル

F3

F4

股丈ラッセルは疲れる


氷のない滝!と思ったら、大同心北西稜の横の壁だった

大同心。雲稜の右の壁

大同心稜に上がっても
ガスと小雪で小同心は見えない
岩にはエビのしっぽがいっぱい
一時的な冬型から移動性高気圧に覆われる天気予報だから
ツエルトでもかぶって2時間ぐらい待てば風も収まるかもとは思ったが
寒かったので心が折れ、そのまま下山

もみの湯の駐車場に着いたら
稜線まできれいに晴れ上がっているのが見えた
(入浴料が500円→650円、夜間は300円→650円に値上がりしていたのには驚いた)

終わり

2020.01.09

三ノ沢岳頂上から望む宝剣、木曽駒など


1皮です

中ア木曽側の滑川に末端があるスヤマ尾根から三ノ沢岳に一人で登ってきました
なんてことないただの藪尾根で、2日間だれにも会いませんでした
三ノ沢岳に冬、静かな環境で短時間に登りたい人向き
中途半端な積雪で、ワカンがハイマツやシャクナゲの枝に繰り返し引っかかり
最後にはぶっ壊れてしまいました(涙)

【3日】上松Aコース登山口駐車場(1080m)6:40―7:30敬神ノ滝小屋―滑川沿い林道終点(1290m)―11:30スヤマ尾根取り付き(1550m)-15:00 2300mコル
【4日】2300mコル5:15―9:10三ノ沢岳頂上(2847m)9:20―2300mコル―スヤマ尾根取り付き―16:15上松Aコース登山口駐車場

【3日】駐車場から他ごとを考えながら歩き始めたらいきなり道を間違え
滑川の支流の北股沢にかかる赤い橋まで行ってしまい、30分のロス
敬神ノ滝小屋までの地図を持っていなかったのが原因だが
舗装道や工事用道路がやたら交差して分かりづらいし、、、

小屋を通り過ぎてそのまま滑川沿いの林道を行き止まりまで
そこから河原に下りるが、すぐ徒渉が出てくる

水量はそんなに多くないので、アイゼンをはいて渡った
往路はどこが歩きやすいか分からず、結局7回も徒渉してしまった
復路はなんとなく踏み跡らしきものがあるのに気づき、3回の徒渉で済んだ。
積雪が少ない場合の滑川の登りは、
林道終点ですぐに左岸に徒渉し(できるだけ奥の方が歩きやすい)、そのまま行程の3分の1ぐらいまで行き、行き詰まったら右岸に渡り、そのまま主に壁際をスヤマ尾根の取り付き付近まで行くと良い

スヤマ尾根は見るからに急傾斜
最初は尾根っぽいところを登って行くが
そのうち斜面に尾根が吸収されるので登りやすいところを行く
(下りは尾根を間違えやすい場所)
1900mぐらいで傾斜がやや緩くなるが
その後また急傾斜に。テープは1カ所にしかなく
自分で赤布を数カ所付けていった(復路で撤去した)

2000mぐらいから雪が深くなりアイゼンワカンに変更
2300mぐらいの平坦地をテンバにした。
もっと上まで行きたかったが、長い河原歩きの影響が脚に来て断念
この日は1日小雪が降っていた

【4日】
暗いうちに出発するが、コルの平坦地にテントを張ったため
尾根がどっちにあるのか分からない
スヤマ尾根は西向きなので、コンパスで東向きに歩いて行くが
ブッシュを避けて行くと突然ワカンの踏み跡が出てきて
「あれっ、だれか歩いたのか」と驚いてたどっていくと
自分のテントに戻ってしまったりを2度繰り返した
クルクルと同じ場所を回っていたのだ
前日にある程度トレースを付けておくべきだったと反省

それでも尾根(というか斜面)を何とか見つけ出し登って行く
ところどころブッシュがひどくなるが
のこぎりでスパッと切られた枝が所々あるのがルートの目安といえば目安
かつて誰かが通りやすいように切ったのだろう
ワカンでも膝まで埋まる雪の量だが
ブッシュがあちこちで出ていてワカンを引っかけまくる
無理矢理引っ張るなどしていたら下りで右足のワカンの留め金が外れて
真っ二つになってしまった
帰りだったから助かったが、登りで壊れていたら苦労したかも

空木や南駒方面


頂上からスヤマ尾根を見下ろす。滑川下部の堰堤まで見える


樹林帯を完全に抜けるのは2600mより上
最後までクラストせずに頂上
ほぼ快晴で木曽駒から南駒まで見える
三ノ沢岳は主稜線から離れているので
特に冬は登ってくる人が少ない不遇な山だなあと思いながら10分ほど滞在した

帰りもブッシュに難渋しながらも
真っ逆さまに下りる急な尾根なので比較的短時間で下りられた

【今回の山行の損害】
ワカン約15000円
ブッシュで穴が開いたオーバーパンツのゴアテックスリペアシート代860円

おわり

2020.01.08

吉川Kです。

年末に八ヶ岳に行って参りましたので遅ればせながらご報告いたします。

メンバー:加藤 伊藤 吉川K

時間は曖昧です。

1日目:4:30美濃戸-7:00行者小屋-10:00石尊稜取付-17:40行者小屋

2日目:5:30行者小屋-6:30主稜取付-11:30赤岳-13:00行者小屋-15:00美濃戸

1日目

きんやさんとりえさんは八ヶ岳山荘の仮眠室に前夜入り。
私は用事があったので2時ごろ美濃戸口に。
仮眠して4時に合流して美濃戸まできんやさんのワイルドな運転で移動。

南沢を歩く。
3〜5センチくらい新しい積雪があり、連休の先頭で入ったことが分かった。

この日から年末年始営業の行者小屋に荷物をデポし、のんびり準備を整えて石尊稜へ。

暖冬の今年だが山にこれば雪がある。
久々の白銀の世界に気分が高まった。

取付までは1パーティ分くらいのトレースがあった。

ラッセルもなし。

下部岩壁の取付手前の草付きでロープを結ぶ。
場所的に自分が上にいたので流れでロープを2つハーネスに結び、自動的にリードすることが決まった。

不安ではあったが経験値も積んでおかなければと思い覚悟を決めた。

悪かった1ピッチ目。
スタンスが細かくて緊張した。

自分が登っている時後続Pが来たようだが、時間を考えてか引き返して行った。
石尊稜を抜けようと思ったらもう少し早い時間の取付がいいのかもしれない。

2ピッチ目以降はほぼ雪稜。
立っているとこだけビレイし、後はロープを繋いだまま歩いた。

途中でイカした写真を撮ってもらった。

イカしてるからLINEのアカウント画像にした。

上部岩壁の1ピッチ目は凹角から。

足を開いてえいや!と登れたが、そのあとピナクルを右から越える部分が高度感もあり緊張した。

その上はルンゼを詰めて稜線に出た。

案外時間がかかったが何とか暗くなる前に地蔵の頭に着いた。

やはり石尊稜はあと1〜2時間早く取り付いた方が良さそう。

地蔵尾根途中で日没となったが行者小屋まではすぐだった。

人生初の小屋泊。
りえさんの持ってきてくれたボジョレーでプチ忘年会。

りえさんは顔が広い。
あと、「千種アルパインクラブ」の知名度がけっこう高い。

ということを認識した。

ぬくぬくの小屋でぐっすり寝た。

2日目も快晴。

文三郎尾根をえっさえっさと登り取付。
前に2パーティいたが皆主稜組。

前に2パーティいたので取付でステイ。
石尊稜ほどではないってことで本日も私がリード。

朝焼けにうつる北アルプス方面が美しかった。

ステイしているとトラバース点には続々と後続が。
早めに来てよかった。

僕とりえさんははじめのCSを心配していたが登れた。

難しいところはCSくらいなもんだ。ときんやさんから聞いていた通り、後のピッチは快適にロープを伸ばしていけた。

ひとつ前のパーティの順番待ちもあったが快適に登れた。

アルパインは楽しい!!

頂上で3人握手。
これもまたアルパインって感じでいい。

やっぱり頂上へ抜けるルートは気持ちがいい。

赤岳からは富士山がきれいに見えた。

文三郎尾根を慎重に降りて行者へ帰還。

コーヒーで安堵の一服をして下山した。

冬のバリエーションのリードも経験値をつめたし、
冬山モードに切り替えさせてくれる山行になりました。

お二人ともありがとうございました。

主稜登ってる時にとなりで登ってる人が見えた「南峰リッジ」が気になるのと

八ヶ岳はまだ中山尾根や阿弥陀北西稜などステップアップが図れそうなのでまた来てレベルアップしたいです。

以上

2020.01.07

白出沢への夏道から見る飛騨尾根。美しい!

1皮です
西村代表と北アの天狗尾根~西穂への縦走を1泊2日で試みましたが
寡雪のため西穂沢下部に出現したブッシュジャングルの通過に時間を食い
天狗尾根下部で敗退しました

新穂高7:30―10:00白出出合―14:30 1950m地点で敗退決定-17:30新穂高

朝から快晴で、正月休み初日ということもあり、無料駐車場もほぼ満車
暗いうちから出発していく登山者の群れが多かった
うちらは明るくなってからまったり動き出した
林道の雪は少なく、先発パーティーも十分おり高速道路状態
白出沢出合からワカンを付け夏道沿いに白出方面へ
しばらくは雪も少なく歩きやすかったため楽勝ムードが漂ったが
西穂沢末端まで来ると待ったがかかった
背の高いブッシュはどれもこれも
雪の重みで「こんにちは」と、通せんぼしているのだ
このブッシュ野郎たちを西村代表がバッタバッタとなぎ倒し・・・
ではなく、枝を揺さぶって起こしながら通っていく
果てしのない格闘を3時間

西穂沢下部。まだ余裕


ヤッホーッ


ブッシュに埋もれた南山大山岳部のレリーフ。57年前の遭難碑

やっと天狗尾根の取り付きまで来ると
今度は雪の付き方が不安定そのもの
取り付いた最初の雪壁は上部へ行くほど急になり
最後はロープがほしかった

天狗尾根最初にピッチ。雪が付くと不安定っす

しばらく急な尾根をたどると岩場が登場
数年前の春に登ったことのある天狗尾根だが
雪が着くとこんなに悪いんだと、ある意味感心
岩壁の右側は、不安定な急斜面を数歩我慢すればあとは木登りでいけそう
でも木をつかむのに失敗すれば200mぐらい真下の西穂沢まで落ちる
岩壁の左は完全にロープがいるレベル
時間はすでに14時半
さあどうしようと話し合い
ロープを出してこの岩場を登ったとしても
あと標高差400mほど天狗尾根を登らないとテントを張れそうな緩傾斜地はないだろう
時間切れと判断し、明日も快晴で残念だが撤退を決めた

この岩の下で撤退を決めた

帰りもブッシュをこいで
暗くなってから新穂高に着いた
昨年末の南岳西尾根に続いて2年連続の敗退
西村代表と雪辱を誓ったのは言うまでもない

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