愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2018.10.11

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台高マニアの1皮です
今回も、大雨の降った台高から離れて
中アの沢に行ってきました
2013年9月に行った空木岳西面の奧二又沢東沢(http://chikusaikuzo.blog16.fc2.com/blog-date-201309.html)
に負けず劣らず、おんぼろ沢でした

伊奈川ダム手前の路肩駐車5:40―7:70ケサ沢出合―15:00南駒ケ岳頂上―18:40駐車地点

この夏に次々と来た台風による大雨で林道の痛みが激しく
ダムの1キロほど手前で車両通行止めになっていた
これまで使われていた駐車場までは林道を往復6キロほど余計に歩く必要があり
南駒ヶ岳登山口までは往復14キロほどになる
実際に歩くと
路肩が水流で削られ幅が半分程度になってしまったり
山側からの流出土砂を乗り越えていかなければならなかったりする場所が何カ所もある
復旧までには何年もかかりそうで
特に荷物が重い冬山の登山口としては少し使いにくくなってしまった
伊奈川ダムまでは積雪があっても通行止めにならず
短時間で稜線まで行ける場所だったのに残念だ

ケサ沢に入っても荒れた様子は同じ
両岸が大きく削られ、河床には土砂がたまっている
ルートは前半中盤はすっと河原の石の上を歩く
紅葉でも見ながら気を紛らわせないと飽きるね、これは
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標高2000mぐらいまで来ると雲が切れ
仙崖嶺と南駒ヶ岳を結ぶ稜線から一直線に落ちるルンゼが見えた
ケサ沢の上部に当たる部分だが
河原からは垂直のような傾斜に見え
あんなの登れるのか?という気がしてきた
右岸にきれいな滑滝、30mぐらいの大きな滝を過ぎ
ルンゼが近づいてくると傾斜がだんだん寝てきて
滝場の手前まで来ると、なんてことはない滑滝に落ち着いた
さっき垂直に見えたのは目の錯覚だろうか?不思議だ

滑滝も岩くずがあちこちにたまっているが
スリップに気をつければサクサク登って行ける
傾斜はだんだん急になり、最上部でチムニーに突き当たった
水がしみ出ており、岩はぼろい
岩が硬ければ3級程度だけど、持った岩ごと落ちる可能性がある

まず、チムニーが狭まるところまで上がり
手で簡単にはがれる岩のかけらをガラガラ落としまくり
(他に登っている人などいないので問題なし)
わずかなクラックにエイリアンを押し込んで
気休め程度の確保支点とし体をチムニーの外に出して乗り越えた
エイリアンの圧力で岩がはがれる恐れがあるため
テンションはかけないようにした
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その上はハイマツを持ちながら、ざれた斜面を上がり
コルと仙崖嶺の間の縦走路に出た
頂上経由、駐車した林道まで下りたころには真っ暗になっていた

2018.10.10

早戸です。

3連休で錫杖岳へ行くつもりでしたが天気が悪く結局登れたのは1日だけ。
その1日も小雨と霧の中なんとかかんとか。

とりあえず触ってみたかった北沢デラックスを少しでも登れたので満足。

次は天気のいいときにやりたい。

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2018.10.05

台高マニアの1皮です
笠ヶ岳の沢に行く予定でしたが
前日までの台風などによる大雨で穴毛谷が激流となっており
ロープ・ガチャ類をデポし
双六岳までのお散歩に変更しました
紅葉シーズンのすごい人波で、人酔いしました

3連休の中日ということで槍見の駐車場には止められず
かろうじて駐車できた中尾から往復4キロを余分に歩かされました

中尾4:00-6:30敗退決定・左俣林道-9:50頂上-14:00中尾

あそこに見える山に登っているはずだったのに・・・

あそこに見える山に登っているはずだったのに・・・


ここはきれいだね

ここはきれいだね

某所で見つけたヤマブドウを摘み、自宅でジャムにした。これだけあっても小さな瓶に半分くらいにしかならなかったが、酸っぱくて大地の味がした

某所で見つけたヤマブドウを摘み、自宅でジャムにした。これだけあっても小さな瓶に半分くらいにしかならなかったが、酸っぱくて大地の味がした

2018.09.18

早戸です。

中央アルプスの三沢岳から木曽側に伸びる尾根の先にあるピーク独標(荻原沢山)。
その西側には中央稜、幕岩などの岩壁群がある。

8月末にどっか登れそうなところあったら登ろうぜ、と荻原沢を遡行。幕岩にも取りついたが敗退した。
今回2度目の訪問。今回は壁のみで荻原沢を同ルート下降しました。

大滝の登攀は計6ピッチ。下降は50mで3回。
恐らく登られてはいないであろう代物の登下降はドキドキしました。

1ピッチ目
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2ピッチ目
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2ピッチ目
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3ピッチ目
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6ピッチ目
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2018.09.08

 

 

 

 

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台高マニアの1皮です

 

今回も台高から離れて、中アの正沢川本谷に行ってきました

 

 

 

木曽駒高原スキー場跡(長野県木曽町)6:00―14:50将棋頭山15:00―茶臼山―17:00木曽駒高原スキー場

 

 

台風20号の通過直後で水量が多く

ツメでは激しいヤブこぎに1時間

頂上まで時間がかかりました

新田次郎「聖職の碑」のモデルとなった長野県の学校登山の遭難から

ちょうどこの日が105年目に当たることが

頂上手前の遭難碑に刻まれた文字で分かりました

 

細尾谷を分けると、やや急傾斜になる

細尾沢を分けると、やや急傾斜になる

 

ゴルジュの滝。気持ちよく登っていける

ゴルジュの滝。気持ちよく登っていける

これは直登は無理

これは直登は無理

直登OK

直登OK

シャワー、シャワー

シャワー、シャワー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2018.08.31

吉川Kです。
お盆は剱に定着しました。

人生初の剱、人生初の5泊で、山行前からワクワクする気持ちと同時にいろいろ不安も抱えながらの出発となりました。

10日(1日目)
前夜、友人のO氏と立山駅へ。この日に宿泊の研修を終えた私は、相棒に運転を任せ、助手席で休ませてもらう。
7:00ごろに立山駅を発ち室堂へ。剱マスターのO氏が、ケーブルカーの中で、小窓、三の窓の雪渓が氷河認定された経緯や、立山界隈の砂防工事の話、地理的な話などをしてくれた。今回の初剱は毎年剱を攀じている彼と同じということでかなり心強いものがあった。

高度順化がてら室堂で旧会員のS井さんを待ち、8:40ごろ合流し、歩き出す。
室堂は、GWの時期に観光で雪の大谷をみに来たくらいだったので、ほぼ初めて。雷鳥沢キャンプ場まで歩いたところですでに、慣れない重荷が負担となってきて先が思いやられた。
O氏は大量のアルコールとカセットコンロというグッズの入った僕の1.5倍くらいの重さのありそうなザックを背負いながらもほぼ変わらないペースでついてくる。さすが元山岳部は馬力が違う、、、。
剱御前小屋手前で話し合い、今後の日程を鑑みると、前半のベースは熊の岩ではなく剱沢の法が合理的ではないだろうかということになり、この日は剱沢までとした。
入山を祝し、S井さんが用意してくれた肉を囲み乾杯。憧れだった剱岳を前に酒が進んだ。夜は雨で時折テントを強くたたいた。

11日(2日目)
朝からすっきりしない天気だったが、予定通り、八ッ峰上半を目指し、剱沢を下降。
長次郎谷へ取りついたところで雨脚が強くなりレインを着る。熊の岩でも回復傾向がみられなかったので、八ッ峰をあきらめ、そのまま長次郎谷右俣をつめ、稜線へ抜けることに。
(記録に残る上での)初登ルートで自分も初めての剱の山頂に立てるのなら感慨深く、八ッ峰に行けなくてもいいかと思っていたが、あとから調べ、さらに「剱岳点の記」をみたら、どうやら陸軍測量部とともに登った宇治長次郎らは右俣ではなく、左俣だったようだ。
なお、今年の左俣は状態が悪く、通行は困難とのこと。

右俣も雪渓が途切れた個所はあるものの、シュルンドの中を抜けていけば問題はなかった。
シュルンドの中は冒険感があった。
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稜線へ抜けると予報通り雨が上がり、眼下に雲海が広がった。
ここでS井さんお得意のドローン登場!!なんとまた新しいマシーンを購入したとのことで今回も迫力満点の動画を撮ってくれた。
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晴れた稜線を歩き、初剱登頂!!別山尾根経由で剱沢へ向かい、ビールで燃料チャージ。

12日(3日目)
この日は午後から荒れるとの予報だったので大盛況の剱沢は2時頃からにぎわっており、2時半ころテントを出るとすでに別山尾根には無数のヘッデンの明かりが揺れていた。

我々も別山尾根の行列に交じり、平蔵のコルまでせっせと歩く。おそらくそこまでに70人くらい抜かした。
この日は本峰南壁A2稜登攀。
別山尾根からまるみえのルートなのでクライミングをしていればそこまでに抜かしてきた70人余の皆さんの注目の的のはずだったが、あいにくガスっており、高度感もなかった。

3ピッチすべて私リード。剱の初登攀で若干の緊張はあったが、難しくないクライミングなのでわりと余裕をもって楽しめた。
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最後はコンテで山頂へ。
頂上には小3の女の子が我々のカムやらガチャ類を興味深そうに見ていたので、O氏が使い方を教えていた。
夏休みの思い出作文に書くんだよと言っておいた。

下山は、カニ横付近で大渋滞。辟易としたがまあ仕方がない。前日にスタートしたTJARの選手もきちんと渋滞に並んで順番を待っていた。

S井さんはこの日に下山。
自分とO氏も、その後の日程の天気が芳しくないので翌日下山しようかと話しをしていたが、
剱で一皮むけるために来たのだ。行動不能の天気でないならレイン行動もいとわない覚悟をそろそろもたないと自分も強くなれないと自分に言い聞かせ予定通り行動することにして雨の中眠りについた。

13日(4日目)
起きた瞬間から雨で、すでにきのうの決断を後悔し始める弱い自分が心の中に。リトル吉川は完全に歩きたくないと言っている。
というのもこの日は、剱沢から真砂沢まで降り、池の平山を越え、三の窓まで至るルートを、全装備で歩くというもの。
山岳部出身のO氏はもちろん、このブログをお読みになる屈強なヤマヤの皆さんにはどってことないことでしょうが、とにかく歩荷の弱い吉川は、それに加え雨天という状況に不快感しか感じておりませんでした。。。
それでもO氏の力強い鼓舞によりテントを出て、覚悟をきめザックを背負う。

近藤岩までは下り、水平移動なのでザックの重みも耐えられたが、登りに差し掛かるとズシっと肩にくる。おまけにそのタイミングで雨が強くなる。
案の定ヘタレ吉川のメンタルはズケズケとやられ、どんどんと歩が遅々としてくる。O氏にロープ1本をたくすという情けない始末。
休憩で油断し、サングラスを谷へ落とすも、もはやそんなものはどうでもいいと思えるほど。
剱沢大滝の場所や裏剱の地形を詳しく教えてくれているO氏の話も、うつろに聞いていた。

自分の山に対する弱さを思い知った。

結局、時間的にも、天気的にも、私の気力的にも(これが一番大きい)池の平小屋までとした。

ほとんど沈殿日となった午後のテントは、濡れた衣服を乾かしながら、O氏の所属していた大学山岳部の合宿動画を見た。
学生はみな、自分と同じくらいの装備を背負い、何日も歩く。雨の日も歩く。
学生時代、ミーハーな登山や、たまに単発の登攀に行くことくらいしていない自分には、根本的な山歩きが弱い。。。

雨は夜まで降った。

13日(5日目)
まずは三の窓を目指す。
小窓氷河に出ると、冷たい風が吹き降りてきて、前日までと変わらない装備にも関わらず、この日は調子よく歩けた。
自分の歩く足元には何万年もの月日をかけて形成された氷河、それによって浸食された土地が数百m下にあると思うと、自然の偉大さを感じた。
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小窓から三の窓まではルーファイに難儀した。
雪渓のトラバースや、いやらしいルンゼ登りなど、まさに山登りをしているといった感じ。
小窓の王手前のルンゼが体力的にも、精神的にも疲れたが、前日に比べればかなり余裕があった。
天候だけでここまで心持ちが変わるなんて。。
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三の窓にはすでにテント1はり。
離れた場所に4天をはり(2人だけど)、杏仁豆腐を雪渓の上に置いてチンネ左稜線の取りつきへ向かった。
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しかしながら、前日の行程を取り戻すことに時間を使ったので取り付き時点ですでに正午前。日没前に登攀終了できるかというところだった。
1ピッチ目O氏リード。案外カライなあなどとつぶやきながら凹角を登る。
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続いて吉川リードで、トポでの2ピッチ目と3ピッチ目をロープ10mを残し登る。

このピッチの登攀は、まだ数は少ないが、今まででアルパインをしてきた中でアルパインしている感を一番感じた瞬間だった。
プロテクションを落ち着いてとること、ロープの流れを考えたり、残地ハーケンの強度を確かめたり、のこりの球数も考えつつ登るといったことを、高度感のある中、剱という憧れの場所で落ち着いて考えて登攀できたのは、ほんの少しばかりだがアルパインの経験値が上がってきたような気がして嬉しかった。
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フォローを迎え、さあ残りのピッチもガンガン行こうと士気をあげたところで、ポツポツ降りだす。
このまま登って行って荒れれば後にもひけない状況になる。時間も遅かったし、残りのピッチはまだまだあったので、ここで懸垂下降した。

結果として、時間切れによりチンネは敗退となり、その原因が少なくとも前日の行動をこなせなかった自分の弱さにあることを思うとかなり悔しかった。
剱は甘くない。またこればいいと言い聞かせテントに戻る。

帰る際、雪渓の雪解け水で水をくんだ。
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テントに戻り、冷えていい感じに固まった杏仁豆腐を食べる。
テキトーに飯をすまし、雷雨の中、二人で歌いながら最後の夜を過ごした。

15日(6日目)
いきなり池の谷ガリーの登りから始まるので、気が引き締まった。
この日は6日間の中でも一番天気がよく、能登半島や富山湾、北アルプス南部もきれいに見渡せた。
北方稜線から3度目の本峰登頂。
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剱沢まで降り、さてあとは一登りかと油断していたところで、O氏の愛のムチ。
「さて、別山北尾根経由で室堂戻りますか!!」

別段難しいところもないが、三の窓から全装で来て、あとは一般道の一登りかと気を緩めていた自分には十分すぎるシゴキ。
そして雨。今山行、結局毎日雨に降られた。
またもリトル吉川の弱い部分が出てきたが、この先の自分のためだと歯を食いしばった。

雷鳥沢からはもう、石畳の階段ですら苦痛と思えてくるほどの弱さが出て、ターミナルでO氏を待たせた。

計画していたことはあまりできず、自分の甘さと、山の甘くなさを思い知った山行になりました。
まだまだ未熟なハイカーです。。
諸先輩方のような強い「ヤマヤ」になれるよう精進しなければと思いました。

しかしながら、6日間「ヤマヤ」のO氏と過ごしたことで、山に対するモチベーションのもち方や、自分に足りないことなどを知ることができたように思います。

あくまで趣味の世界ではありますが、それなりの目標をもち、憧れを抱き続けられるくらいの熱量は保って山をやっていきたいと思います。
強いヤマヤのO氏、山だけでなく「地球と遊ぶ」かっけー大人のS井さんのお二人のおかげで大変充実した山行となりました。

夏休みなので長々とブログ書いてみました。

では。

2018.08.27

早戸です。

西村代表と南アルプス農鳥岳の荒沢本谷左俣へ行って来ました。

ガレガレでヒヤヒヤしました。

冬はどうだろうか。アプローチが遠いな。

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2018.08.25

ごきげんよう.犬飼です.

北穂高岳は滝谷のドーム中央稜を登ってきました.
濡れた岩と雨にやられつつも,泥臭くのぼりました.

久しぶりにアルパインらしいこと,した気がします.

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日程: 2018/8/14

メンバー: 上手さん,犬飼

天気: 晴れ時々雨

装備: カム#1以下数個(残置ハーケン使いまくりですわ)

タイム:

9:00 一般縦走路より下降~9:30 1P目取り付き 登攀開始~14:00終了点

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懸垂支点目印のぴなくる

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懸垂~

【1P目】上手リード
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岩はビタビタ.フォローの私は見事に挟まりました.

【2P目】犬飼リード
カンテ上を登りました.
ちょっぴり高度あります.

【3P目】歩き
大岩のリッジを歩き4P目取り付きへ
若干迷いました汗

【4P目】上手リード
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凹角が2つ並んでますが,
右で通すの正解っぽいです.

【5P目】犬飼リード
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最後の一手以外階段です.ヨユー.

うん
滝谷は荷物もって上がるのが
とてもシンドイですね

今度は下から4尾根やりたいな.

2018.08.22

吉川Gです。
今まで何度も行こうとして、天候等の都合で断念していた川浦谷に遂に行くことができました。

板取キャンプ場の第2駐車場に車を停めて(日帰りの人は下の駐車場が空いていても第2駐車場に停めるよう指示されるので注意)出発。
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↑入渓地点

岩登り的な要素はほとんどなく、随所に出てくる泳ぎポイントをこなしながら進む。
水量が少ないせいか、核心となる70m廊下まではほとんど問題となるところはない。

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↑海ノ溝谷出合

50m廊下の直前に泳ぎでは突破出来ない3mの滝があり、ここは右岸から懸垂下降を交えて巻く。ただ、クライムダウンも可能だろう。

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↑50m廊下

50m廊下は流れも弱く、普通に泳げる。

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↑70m廊下

核心の70m廊下は幅がかなり狭まり見た目以上に流れが速い。
僕はなるべく水線を行きたかったので、流れが弱いところは泳ぎ、厳しいところは壁を伝って突破した。
廊下の出口が最も流れが強い。
一緒に行ったWさんは左岸側をトラバースしていた。どうやらほとんど泳がずに突破する事も可能なようだ。
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↑廊下の出口

70m廊下を過ぎれば平和な感じになり、西ケ洞出合まで泳ぎも少しはあるが、ほとんど歩きで行ける。
その先は車道に出て下ってもいいのだが、せっかくなので同ルート下降する事にした。

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↑泳ぎのポイントはただ流されるままに…

2018.08.21

吉川Gです。

鈴鹿で大滝を登りに行ってきました。
メンバーは会員外の友人含めて3人。まともな大滝登攀は今回が初めてです。

・東多古知谷百間滝
一部では大滝登攀の入門とも呼ばれているらしい百間滝に、まずは行ってみた。
鈴鹿スカイライン沿いの駐車場に車を止めて、表道登山道から入山。最初の堰堤を越えたらすぐに入渓。
小滝をいくつか越えると、右から滝がかかる二俣に着く、これを右に進みしばらく行くと百間滝に着く。駐車場から15分程度しかかからない。
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リードジャンケンに勝ち、1ピッチ目をリードさせてもらう。
取り付きは右の右上クラックから。カムも効くし、ジャミングも効くが傾斜が立っているので力を使った。いきなりコレなので少々焦った。
その上もずっと滝身の右側を登る。緊張する箇所もあるが、要所要所でカムが決められるし、残置ハーケンもあるのでプロテクションは心配ない。
1ピッチ目の終了点はハンガーが無いボルトのみが3個残っている。これにナッツを使って支点を作った。
2ピッチ目は友人のWさんリード。傾斜は落ちるが、スラブぽくなり、ホールドも甘く悪い。僕はフラットソールで登ったがWさんはラバーソールの沢靴なのでもっと悪く感じたに違いない。
2ピッチ目の終了点は立木を利用する。
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↑落口

百間滝の上は小滝が連続し、意外に面白い。
最後は表道登山道に合流するので、ここから登山道で鈴鹿スカイラインまで下山した。

・西多古知谷大滝
西多古知谷は文字通り東多古知谷の一本西側の谷で、ガードレールを越えて入渓する。
入渓して、5分程で大滝が現れる。こちらもアプローチは楽勝だ。
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西多古知谷大滝は難しいと聞いていたので、見学のつもりだったが見れば見るほど登れそうな気がしてきたので、取り付くことにした。

リードジャンケンにまた勝って、1ピッチ目を登らさせてもらう。今回もフラットソールだ。
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取り付きは最も水流の多い(と言っても少ないのだが)凹角から。こちらは百間滝と違って残置は全く無い。
ホールドは多いので登るのはなんとかなるが、プロテクション設置に慣れていないので、時間がかかってしまった。
最初の凹角から1段目のテラスに上がる部分が怖かった。
そのテラスから上も理想は水流のラインだが、僕には無理そうに見えたので、左にトラバースして、濡れた凹角を登った。
濡れた凹角の下部はそこまで難しくないが、最後の草付きっぽい箇所が意外に立ってて悪い。あとちょっとで大テラスに上がれるのだが、そこが核心だと感じた。
このピッチのリードに50分もかかってしまった…未熟すぎる。

大テラスの中央の壁には朽ち果てたハンガーボルトがあるが、これは使えないので右岸の立木を利用した。

2ピッチ目は左岸側の草付きを登るようだが、そこまで惹かれなかったのでやめてしまった。
帰ってから調べると、最後の草付きも割と悪いらしい。
最後まで登れば良かっただろうか。。

下降はビレイ点に使った立木を利用して懸垂下降した。左側の壁には錆びて伸びきったリングボルトが打ってあった。
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↑懸垂で下降

今回、全てフリーで登れたので満足でしたが、やはりプロテクションの技術がまだまだ未熟だと感じました。適切なプロテクションを瞬時に選択して、確実にセット出来る技術を身につけたいですね。

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