愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2020.06.15


1皮です

台高の三重県大台町側にある宮川ダムに注ぐ美濃谷に1人で行ってきました
梅雨前線が北上したので台高は晴れるだろうと予想した通りの沢登り日和
大きくて美しい滝が、出合の六十尋滝を含めて4つもありました
下りは最短の東尾根に取りましたが、下部が急尾根で難儀しました

美濃谷出合(292m)5:20―7:10美瀑1(510m)―8:15美瀑2(660m)―8:50美瀑3(730m)―二俣(890m)―12:00鯎谷高(1291m)12:30―15:30美濃谷出合

出合にある六十尋滝見物用の駐車スペースに車を置いて出発
立派な滝を横目に見ながら巻こうとするが
滝の両側とも高い壁が続いており、朝イチから汗だくになる

できるだけ小さく巻こうとしたら不安定な急傾斜を木の根を頼りに登りするはめに
やっとのことで滝の上に出られそう所で高度計を見ると標高460mだった
川の水に漬かって汗を流し上流へ
5mぐらいの小さな滝の後には巨大な釜を持つ美しい滝が登場
水もぬるめで水泳ができるくらい
これは簡単に巻けた

小滝をいくつか越えると次の美瀑
滝の正面には巨大な岩2つがダブルチョックストーンになっている
左右から2つがナイスなタイミングで落ちてきてがっちんこしたんだろうか?
チョックストーンの下をくぐり
ヌルヌルのワイドクラックを登って上へ


シャワーを浴びて5mぐらいの滝を越え
20mぐらいの滝を巻くと
くの字の折れ曲がった2段の美瀑
上部はスラブの上を流れ落ち
昼間部の釜を経て樋状を流れる
この谷は大きな滝が見応えがありますな

流れが緩やかになったその上流で休むと
水の中に体長5センチぐらいのイモリが2匹
1匹は体がやや赤っぽい
動きが鈍そうなのでさっと手を出すと簡単に捕まえられた
腹の赤色が鮮やかだった
その上はナメが多くなり快適に登って行ける
5mぐらいの滝2つをシャワーを浴びて登ると二俣を右へ
すると水量が極端に減り稜線までゴーロ
「オギー、オギー、ギギギギ」というエゾハルゼミの鳴き声が増えてくる
台高の6月らしい雰囲気
あと1~2週間すると、山全体がエゾハルゼミの鳴き声に包まれそうだ

たどり着いた稜線は鯎谷高から東に延びる尾根の1230m地点
大台ケ原方面を見渡せる頂上にはまもなく着いた
気持ちの良い西風に吹かれながら、濡れた沢服を着替えるが
風が弱まる一瞬を付いてアブが吸い付いてくる
いくつも刺されてしまった



下山は東尾根
50~100m置きに黄色い目印棒が立っており
意外に人が歩いているのかなと思ったが
標高850mぐらいの急斜面で目印棒は忽然と消えた
いったい何だったんだ?
700~500mの急峻な狭い稜線には人の踏み跡らしきものが続いていた
ダム湖や林道が見える500mから下部は傾斜が急すぎて尾根伝いには下れず
右の斜面をだましだまし下り
美濃谷出合から100mぐらい南側の林道に降り立った
ちなみに携帯電話は
鯎谷高の頂上までは通じなかったが
下山に使った尾根の途中2カ所程度でドコモの電波がキャッチできた

おわり

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