愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2019.08.16

吉川Gです。

二度目ですが、何度行っても面白い谷です。

帰りは流されるがままに。。。

2019.08.16

吉川Gです。

会員外の友人らと奇渓と名高い兵衛谷に行ってまいりましたが、昨年の豪雨の影響か(噴火の影響もある?)渓相はかなり変わっている様子でした。
かつての様な困難さも無いものと思われます。

10日
濁河温泉に車を一台デポし、巌立公園へ。この作業だけでも1時間かかる。

とりあえず濁河川の本流から入渓とする。

泳ぎなどで時間がとられるものと予想していたが、淵は全て埋まっているらしく、延々と歩き続けるだけ。
時間短縮にはなったが、面白味はあまり無い。


↑ここだけは悪かった。頭が引っかかるのでザックを下ろして通過。


↑二俣かな

ここから兵衛谷へ入る。


↑曲り滝

大きな滝は残っているが、過去の記録で見ていたような「出口の無い滝」などちょこちょことしたポイントは無くなっているようであった。
あと、魚影が濃いと聞いていたが、魚はほとんど見なかった。残念ながら死滅してしまったものと思われる。


↑この辺りは少し不思議な光景


ここは右壁からロープを出して登ったが、後続パーティによると簡単に巻けたとのこと。

やがて取水口が現れ、この少し行った辺りで幕営した。

11日

↓ナメから始まる


↑ここは水流左をシャワーで。面白い場所


↑写真では伝わらないが物凄い迫力。当然巻く。


↑有名な自然の石橋が掛かる滝。
水流の右側が直登できる。

↑ここの滝は右岸から巻くが、ここの状態が最悪。本山行の核心。
ぼろぼろのルンゼの先の岩をwさんがリードで登るが、上部に木がハング状に垂れ下がっておりそのどれもが引っかかっているだけの状態。必死で抜けてくれたが、後続は横の壁からユマーリングで越えた。


↑材木滝。ここでエスケープする事もできる。

↑材木滝の先にも滝は続く。

ここで結構な雨が降ってきて、さあどうしようという状態に。とりあえず進んでいると止んでくれた。


↑シン谷出合。ここを左へ。

↑すぐにまたデカイ滝が現れる。

ここは右岸からスーパー大高巻き。ちょっと悪いところもあるが、ピンクテープに助けられた。

ここを越えたところで幕営。

12日

次々とデカイ滝が出てくる。もう驚かない。全て巻き。巻道は結構踏み跡があるので助かる。


↑水が枯れ始めたので水をとる。この辺りから緑が減り始め、地球離れした光景に。


↑この滝は直登出来た。


↑日本最高所の滝を越えるとゴールは近い。


↑サイノ河原。ここで沢装備を解除。沢山の登山客がいた。

ここからは登山道伝いに濁河温泉へ下山。約3時間。

2019.08.07

吉川Gです。

友人K君と揖斐の高地谷 白倉谷に行ってきました。

僕が見つけてないだけかもしれませんが、ネット上には記録の無い大滝(中滝?)を発見しました。

朝に町内会の掃除があったので、それだけ参加して、K君車で揖斐へ。
高地谷林道の白倉橋付近に駐車。
10:20くらいに出発だったか?

最初は堰堤が二基ほどあるので右岸側の林道からを登って、堰堤を巻いて入渓。
最終的にはこの林道に降りてくることになる。


入渓直後からなかなかいい雰囲気。


それなりの水量、それなりの大きさの滝。
名渓の予感。


↑おそらく核心となる滝。今回はロープを出して登ったが、プロテクションは取れない。


ここもロープを出して登ってみた。巻くことも可能。


泳いでみるK君。巻くことも可能。


浅いゴルジュ。巻くことも可能?(巻く必要なし)


林道をくぐる。


岩をくぐる。ここは面白い。岩をくぐるとすぐに滝が。



ここは岩が脆いが、一応登れる。


15mの滝!こんなの聞いてない。
右手の草付きをロープを出して登攀。


すると、その上に三段20m!これもネット上では見かけない。

左岸から巻く。


林道に出て終了。遡行に4時間以上。意外に時間がかかった。


↑こんな感じ。750m付近の二俣の手前に最後の滝があった。

2019.08.06

夏休み中の吉川Kです。

暑いですね。

せっかくの夏休み、1人で行ける沢はないかなと探していると鈴鹿の白滝谷がヒットしました。

水量が多い日が楽しいと聞いたことがありますが、初めてのソロ沢なので、地形をよく知った場所、難しくないところ、登山道近いところというところから、ここなら自分1人でも水遊びができそうと考え山行を決めました。

白滝谷へ行くと伝えると、「俺も行く」と父親。
遡行だよ?と伝えると次の日沢靴を買ってきたので、急遽父親も参加しました。

かつて本会のメンバーであった父親は25年ぶりのヘルメットだということ。

年季の入ったそのヘルメットは、鈴鹿の沢水を浴びて往年の輝きを再び放っているように見えました。

メンバー
吉川K、吉川E

8:00朝明P–9:00ハト峰–10:00白滝谷出合–12:00ハト峰–13:00朝明P

沢靴をザックに入れてハト峰への登り。
最近は、年に数回鈴鹿を訪れる程度の父親。ゆっくり行くだの先に行けだの言いながらもノーレストでハト峰へ。

ハト峰から白滝谷登山道を滋賀県側へ下る。

白滝谷と並行してあるので沢の様子を伺いながら下ることができる。

水量は見た感じ少なそうだが、釜もあり、「楽しそう」と言うと父親は「俺は腰より上は浸かりたくなたい」と弱気発言。

まぁ嫌になったらすぐ登山道へエスケープすればいいさと、滋賀県側特有のルーファイに神経を使う登山道をのんびり下る。
(滋賀県側の登山道の中では白滝谷登山道は分かりやすかった気がする)

途中、植林小屋という廃墟を通る。
中には布団や畳らしきものがあった。

ハト峰から1時間ほどで神崎川本流と合流した。
神崎川本流も綺麗で、今年中に本流の遡行もしたいと思った。

沢装備に切り替えて、とりあえず景気付けに神崎川へダイブ!!

先日の川浦本流の冷たさとは打って変わって鈴鹿の水は快適温度。
父親もとりあえず膝まで浸かる。

十数年ぶりのバリエーションに「緊張する」と、若干こわばった顔をしていたが、遡行を始めるとすぐに「こりゃ楽しい」と言っていた。

白滝谷出合には赤布が。

白滝谷は困難な登りもなく快適に歩いて行ける。

途中5mほどの谷で父親が躊躇したが、巻いたほうが悪いんじゃない?と言うと滝芯を登っていった。

廊下っぽい感じのところもあり。

しばらく行くとこの谷の由来である(?)白滝

スタンスも豊富で難なく歩ける。
美しいところだった。

白滝までが序盤でそこからしばらくは大したイベントがない。

登山道がほぼ並行するようになったあたりで赤ナメ。
50mほどのナメ床が続く。

ここを白滝谷登山道が横切っていてここでおしまいにもできる。
というかこれ以降はいつでも脱渓できる。

降ってくるとき、溝状の滝を見たのでそこまではいこうと遡行を続けた。

溝状の滝。
ここは水量が多いと少し大変そう。

最後はチョックストーンの溝状

釜が深く、ちょいと泳ぎ。
自分はチョックストーンが挟まってる廊下っぽいところを泳いで滝芯を登った。
ここも水量があると大変そうだが、左手から巻ける。
父親はそちらから。



CSとその下の廊下っぽいとこを上から。

そのあとも登山道にそって沢は続くが面白くない。

適当なところで登山道にのってハト峰へ。

靴に履き替えてのんびりと朝明へ下りた。

ソロでいける沢を探して見つけた白滝谷。父親と2人になったが久々に親子で登山ができてよかったです。

滋賀県側には神崎川本流ほか、ツメカリ谷、赤坂谷などもあるので1人で行けそうな沢を見つけて行きたいです。

長いようで短い夏休み。
そろそろアルプスで登攀やらもしてみたいなと思う今日この頃であります。

では。

2019.08.06

台高マニアの1皮です

笠ヶ岳穴毛谷一ノ沢に一人で行ってきました
ほぼ東向きの谷で、早朝から強烈な日差しが後ろから当たりっぱなし
熱中症気味でもうろうとしながら登りました

槍見駐車場(1040m)3:40-4:45一の沢出合-6:00二俣6:20―最初の蓋のある滝の上8:50-9:40最後の巨大な蓋のある滝10:40―12:00クリヤノ頭12:30-15:40槍見

穴毛谷に入り、巨大堰堤の下を左岸から右岸に渡り
堰堤を乗越したところから入渓

1750mの二俣まで滝はない
左俣は広サコ尾根上まですぐそこに見える(標高差200m)
右俣は全く雰囲気が違って、左右が切り立ったゴルジュ
ハーネスを付け、右俣最初の滝に向かう

巨大な岩がチョックストーンになっている
まるで瓶の蓋(ふた)
穴毛谷は
間ノ沢
(http://chikusaalpineclub.com/blog/%E7%AC%A0%E3%82%B1%E5%B2%B3%E7%A9%B4%E6%AF%9B%E8%B0%B7%E9%96%93%E3%83%8E%E6%B2%A2%E3%80%8020150921%EF%BD%9E22)
といい
五ノ沢
(http://chikusaalpineclub.com/blog/%E7%AC%A0%E3%83%B6%E5%B2%B3%E7%A9%B4%E6%AF%9B%E8%B0%B7%E4%BA%94%E3%83%8E%E6%B2%A2%E3%80%8020170915)といい、蓋が閉まっている沢が多い

でもこの滝
よく観察すると、蓋の左側は水流がなく、なんとなく登れそうな雰囲気
とりあえず、シャワーを浴びながら蓋の下の空間へ
日当たりがいいので、水は温くて助かった

蓋の下から観察すると、ひさし部分が2mぐらいあり
右岸の壁はスタンスはあるもののヌルヌル
足が滑ったらかなり空を飛ぶのは確実なので
ちょっと迷った末に滝をまくことに変更
しかし、尾根にブッシュが密生していて
まくのもなかなかに厳しい
途中、会社から電話がかかってきて
あるトラブルの処理方法について30分ほど相談して時間をロス
随分登ったところで岩壁にぶち当たって進めなくなったため
丈夫そうな木から懸垂することに

でもかなりの高さで、蓋の下流側に下りてしまいそうな位置
できるだけ斜めに懸垂し、ロープの伸びもあって
60mロープで蓋の横にぎりぎり着地できた
二俣着から蓋に上がるまで2時間半ほどかかった

斜瀑を上り詰め
2つめの蓋が付いた滝
これは簡単に越えられた
さらにガラ場を登り続けると
丸っこくて巨大な蓋が付いた滝が行く手を阻んだ
右から行くか、それとも左か、どっちだろう
蓋の上までは左側の方が簡単そう
でも蓋の上は急なスラブになっており
手がかりがなくてツルッと行くと、空を飛ぶ羽目になる

ここも迷った末、手がかりが多そうな右のクラックから行くことに
しかし小さなチョックストーンがハング状になっていて難儀
数カ所、エイリアンで自己確保しながら
蓋に一つだけあった浅いポケットに体重を預け
最後は気合いの一歩で蓋の上に立った

そこからはツメ
キスゲが咲き乱れる草原の中を登って行く
正面の岩壁を左から抜けようとすると藪こぎに突入
左上に左上にと登り続け
クリヤノ頭(2440m)すぐ東側のコルに出た
クリヤノ頭は岩に囲まれているように見えるが
北から回り込めば歩いて上がれた
てっぺんには、石が積んであり
人が登ってくることもあるのだろう

二尾根、三尾根のピークの向こうに
笠の頂上がとんがって見える
日本離れした風景だね、ここは
頂上でもっとまったりしたかったが
ここも暑いので渋々引き上げることに
頂上は割愛して、灼熱のクリヤ谷を下山した

2019.08.02

吉川Gです。

友人のH君と前谷川に行ってきました。

以前から行ってみたいと思っていた前谷川でしたが、ついに機会に恵まれました。
ちなみにH君は前谷川の遡行はなんと3回目との事。

今回、二つの反省点があります。お陰で二回も死ぬかと思いました。
しかし沢の内容は素晴らしいものです。

魚返橋05:50-前谷川-大日ヶ岳11:05-大日ヶ岳東縦走路-途中で前谷川方面へ下降-14:15魚返橋

準備を済ませて魚返橋の手前の右岸側の林道を利用して入渓。

入渓直後からナメ床、ナメ滝が続き、楽しませてくれる。

低い堰堤?を超えたところから一旦、平凡な渓相になるが、少し歩くと15m程の滝が現れる。これは水流左から突破。

さらに少し行くと、次は短いゴルジュ。奥に低い滝が控えている。右岸をへつる。

次にちょっとしたゴルジュ帯をぬけて、しばらく歩くと立派な堰堤がある。右岸を巻いたが、どちらからでもいけそう。

次の大物は20m程の滝。右の壁の上部に頼りないロープが垂れ下がっており、そこから登ってみる。まあまあ悪い。ロープを出したほうが良かったかも。ちなみに垂れ下がっているロープは引っ張らない方が良さそう。。。

次の8mは脆そうに見える左壁を意外に快適に登れる。美しい二条10mは左岸から巻く。

1046m付近の二俣を過ぎると土砂が溜まったゴルジュが続く。特に面白くはない。

それが終わると、9mの後にまた大きな20m程の滝。
これは左奥の凹角から登った。

次の10mを右壁から登ると、門のような造形の岩が現れ、その奥に黒いのっぺりとした滝が現れる。

↑門

巻きが面倒な気がしたので、直登出来ないかかなり迷ったが、上部のプロテクションが取らなさそうなので却下。右岸から巻いた。意外と普通に巻けた。

小滝を何個かやり過ごすと、今回の「第一死ぬかと思ったポイント」の15m滝が鎮座している。
ぱっと見プロテクションは取れなさそうだが、上部は寝ていて登れそう?と思ったので、割と気軽な気持ちで取り付いてしまった。
結果的にかなり怖い目にあうことに。。
とりあえず、様子を見ようと上へ上へフリーソロで登ってしまい、最終的には落口でもう戻れない状況となってしまった。
頼みの綱は今右足が乗っているテニスボール大のヌルッとした丸いスタンスと右手のこれまたヌメった横カチ。左足を水流の中の小さいスタンスに祈りながら乗せて左手で水流のよくわかんねえところを抑えてマントルを返した。
失敗したら15m飛ぶところだった。死ぬかと思った。後続のH君にはロープを垂らして登ってもらった。

↑エライ目みた滝

ヤバそうならすぐ戻るべきだし、プロテクションの取れなさそうな高い滝に安易に取り付くべきではない。猛省。

そのあとは特に何もなく、上部は藪漕ぎで稜線へ。噂で聞いてた程の藪漕ぎではなかった。
稜線にでて少し登ると、大日ヶ岳山頂。数名の登山者が居た。

大日ヶ岳山頂で長めに休憩して、大日ヶ岳東縦走路と呼ばれる尾根を下降。
あまりここを下降した記録はないが、H君は数年前に下ったことがあるとの事。出だしはヤブっぽいが、途中からは割と普通に降れたとの事。

序盤はまあ割と歩きやすかったのだが、だんだんと雲行きが怪しくなっていき…

最終的には、全く踏み跡もわからない、完全なる藪尾根となってしまった。
のっぺりとした地形のこの尾根をこの状態で降るのはよろしくない。明らかによろしくない。
ここで「第二の死ぬかと思ったポイント」が始まる。

これはもう「前谷川の方に降りよう。」ということになり、1078m標高点付近からとりあえず西に進路を変え、沢沿いを降りはじめた。この判断そのものは結果的には正解だったのだが、降り始めてすぐに異変は訪れた。
頭が痛い。足がうまく着けず、フラフラだ。
さっきまでの藪漕ぎとたまに当たる直射日光でどうやら熱中症の症状が出てきたようだ。
とにかく頭痛が辛く、今思えば吐気のようなものも感じていた。

急いで、沢の水を浴び、水をがぶ飲みして休憩した。
とりあえず落ち着いたが、頭痛は続く。止まってても仕方ないので、とりあえずゆっくり歩く。程なくして林道に到着。
あとは車道を10分ほど歩く。この車道がまた短いが直射日光が辛い。
危なく倒れるかと思った。水はこまめに飲んで、帽子も持ってくるべきだと痛感した。
なんとか車に辿り着き、事なきを得た。

↑下山は藪漕ぎ祭り

思った以上にシビアな山行になってしまいましたが、沢の内容は噂に違わぬ素晴らしさでした。
あと、下降に大日ヶ岳東縦走路を使う際は自己責任で。(H君は以前普通に降れたそうなので、刈られている時もあるのだと思います。)

お疲れ様でした。

2019.07.23

吉川Kです。

川浦渓谷の本流へ行きました。

メンバー:吉川K、Oくん

8:30駐車場所-9:00入渓-10:00入渓点より脱渓

サブ案は根尾の明神洞でした。
梅雨が続き、水量を気にしていましたが、2日前と前日は曇りだったので行けるのでは?と考え板取に車を走らせました。

どちらも渓相が素晴らしいと、吉川Gさんに聞いていたので楽しみにしていました。

車は本流脇を通る林道の脇の駐車スペースに。
板取キャンプ場から数分車を走らせると「新深山トンネル」があるので、上流側の出口からすぐのくぼみに車を止めた。
ちょうど本流の脱渓点あたりになる(はずだった)ので、帰りは林道を歩かなくて済むという算段。

準備を整え、板取キャンプ場まで林道を下る。時折谷を見ると白波を立てた激しい流れが見え隠れしていて緊張してくる。

板取キャンプ場から入渓。この頃から雨がポツポツと。

キャンプ場脇の本流では子どもたちが川遊びをしていた。
流れが強いからか大人が下流側にロープを張り、万全の体制での川遊びをしている中を横切り、遡行が始まる。

川浦は冷たいと聞いていたが、想像以上の冷たさに、子ども達と同様悲鳴をあげる。

初めは50mの泳ぎから。
気合い入れて泳ぎ始めるがあまりの冷たさに、たまらず側壁の段の上に一旦上がる。

そしたらなんやかんやと手がかりを探しながら、ヘツルことができ、30mほど泳がずに済んだ。

その後、流れが急な所へ出る。

泳ぎでの突破は無理そうなので左岸を登りながらヘツル。
落ちてもドボンなので怖くはないが、ドボンはドボンで、冷たさからしたくないので、思い切ったムーブができずモジモジ。

なんとか一段上に上がったがその先ヘツルことができず、結局白波が立つ水量に向かって飛び込み側壁をつかもうとするも、
流れが早すぎて、ふりだしに戻される。


↑ここから飛び込んで、結局この撮影した場所まで戻される。

Oくんもトライするが、やはり水面に顔が出た時にはすでに結構な速さで下流に流されていて、全く抵抗できない。

まわりをよく観察し、今度は右岸をヘツルことに。

先ほど流された水流は越えることができた。
この時点で寒さから体の震えが止まらなかった。

前日、モンベルで購入したネオプレン ベストを着用したが、あまりの寒さに効果が実感できなかった。。

右岸をヘツルとすぐに爆流が現れる。

水量の真ん中にある岩に飛び乗れば爆流を攻略できそうだが、流れの中に入れば確実に流される水量である。

1本目 Oくんトライ
岩にしがみついた瞬間流れにより体が剥がされ、一気にふりだしに戻る。

2本目吉川Kトライ
岩のやや上流側に飛び乗り、流れを背に受ける形になる、、行けると思い体を起こそうとすると段々と体が流されていき結果ふりだしに戻る。
ふりだしに戻る時、爆流の中にある岩にあらゆる所を強打し、2人とも後で膝にたくさんミニトマトみたいな怪我があった。

3本目Oくんトライ
ヘツリでミスってふりだしに戻る。
ここで腰を強打。

4本目吉川Kトライ
ヘツリでミスってふりだしに戻る。
膝を強打。

この時点で2人とも震えが止まらず、寒さと流れとの戦いへの敗戦モードが漂う。
まだ入渓点からわずか150mほど。

これがラストかなと

5本目Oくんトライ
2本目の僕と同じ形で流される。そのまま流れにのり、さっきの50m泳ぎの出口まで流されながら泳いでいったことで敗退が確定した。

入渓点までも泳いで戻るが冷たさで体がだんだん動かなくなってく感じがした。

震えながら水から上がると、キャンプ場に立てられた「川を甘く見るな」の看板が2人の目に飛び込んできて、2人で震えながら笑った。

上流に車を置いたので、さっき歩いた林道を歩いて戻る。雨脚も強くなり、川浦の洗礼を存分に受けた。

新深山トンネルの中は、気温と湿度の関係か水蒸気が発生し、アドベンチャーな雰囲気を醸し出していた。

楽しみにしていたが、川浦のあまりの冷たさに驚いた。
2日間雨は降ってなかったとはいえ、梅雨真っ只中の本流はおそらく普段より増水していたはず。

晴れが続いた後の暑い日にリベンジすることにします。

2019.07.23

吉川Gです。

岐阜市最高峰百々ケ峰の沢に行ってみました。
松尾池に駐車し、そこから山頂に抜ける沢です。

遡行1時間、下山30分

2019.07.22

台高マニアの1皮です

ネット上に沢登りの記録がない宮川水系雲母谷(三重県大台町)に行ってきました

記録を載せる意味は全くない沢ですが
沢登り好きな皆さんが間違っても行かないように
人生の汚点とも言うべき記録を載せておきます( ̄。 ̄;)

国道422号の雲母集落(175m)6:00-9:45稜線(945m地点)-10:50口迷岳(1224m)11:10-13:30国道

国道の駐車スペースに車をとめて出発
民家の脇を通る舗装道を10分ほど歩いて入渓した
河床は傾斜の緩い滑できれいだが、すぐに堰堤の連続となる
鹿の天国らしく、小さなバンビが何匹も逃げていく
比較的大きな堰堤を越えると、小滝の向こうにさらに大きな堰堤が見える
それを何度も繰り返し、結局640mまで10数基の堰堤が続いた
地形図には何も表記がないにもかかわらず・・・

周囲は人工林で、何カ所も崖崩れが起きており
堰堤をまく時には急な砕石斜面を倒木を手すりに登って行くところもある
640mでは、これまた地形図にない林道が横切っている
斜面に向かって右手はかつて大規模な崩壊があったらしく
コンクリで網の目状に崩落防止対策がなされている
林道と堰堤はこの大規模崩壊のために造られたんだね
人工物のオンパレードで、この沢はもはや沢登りの領域ではない!

640mから先は
もう源流域という雰囲気ながら、小滝が続いて少しは沢登りらしくなる
しかし100mも登ると沢はまた砕石で埋まり
左の尾根に逃げ、そのまま稜線へ
稜線上は台風の巻き返しで、雨風ともに強くシャワークライミング状態
こっちの方がよっぽど沢登りっぽいし(?_?)

1055mピークには巨大なバスケゴールもどきが!
電波反射板とか書いてあった

台高名物の巨大な倒木の根っこを風の盾にしてひと休み

1210mピークから真南の尾根を下り
八知山林道経由で国道に下りた

おわり

2019.07.19

台高マニアの1皮です

ネット上に沢登りの記録がない櫛田川水系蓮川宮ノ谷上流部の砥石谷(三重県松阪市)に行ってきました
稜線手前で断崖に出てしまったのと
ただでさえ滑りやすい下りの一般登山道は大雨でヌルヌル状態になり
車に戻るのに時間がかかりました

宮ノ谷登山口6:15-犬飛峡ゴルジュ-10:10風折滝10:20-14:20 1340mピーク14:40―15:00池木屋山(1396m)-17:45宮ノ谷登山口

宮ノ谷登山口の駐車場からそのまま下に降り入渓
風折滝までは、水越谷(風折滝上部左俣)に行った2017年7月13日と同じだが
ここ数日で60数ミリの降雨があり、水流は強い
すぐに犬飛峡ゴルジュ
水が多いだけあって、奥から轟轟と滝の重低音が響いてくる

左岸の岩の突起をつかんで泳いでいくが
水圧に耐えきれず何度も流され
4度目になんとかゴルジュの中程にある岩棚に到達した
水が比較的ぬるくて助かった
平年より涼しい梅雨とはいえ、7月なので当然か

ゴルジュを抜けると、7~8mの斜瀑が
直径10数mの大きな釜にものすごい量の水を注ぎ込んでいる
ここも泳いで右岸の凹角に取り付こうとするが
こけでつるつるして登れない
いったん戻ってエイリアンをザックから準備
エイリアンのエイドで傾斜の落ちるまで数メートルを登り
後は滑りやすいスラブを登った
その先の蛇滝もうねりながら水しぶきを上げている
右岸を流されないようによろよろ登った
その後は穏やかになり
本谷と水越谷の合流点(522m)で一服
ここまで2時間半もかかってしまった

水越谷に入り、主に右岸側を上っていく
左岸にはトラロープがあちこちに張られている
本谷との合流点から風折滝まで約1時間
水量が多いため、滝は轟音を立てており、全く折れていない
梅雨時しか見られない迫力ある直漠に見とれた
一瞬、日が照って下山までこのまま天気が持つかなとも思ったが
甘い見通しだったことをあとで思い知らされた

2年前に来た時も風折滝をまいたはずだが
どこからまいたのか全く覚えていない
地形図と実際の地形を見比べて
まけるところは1カ所しかないと判断
おおむね安定した登りで傾斜が緩くなる部分(880mぐらい)まで上がり
そこからできるだけ大きくまかないように
トラバース気味に獣道などを通ってルンゼを下降
砥石谷と水越谷の合流点から水越谷側の上流20mぐらいの地点に下りられた
まくのに1時間ぐらいかかったが、ロープは使わなくても全然大丈夫だった

合流点からは双方の谷に滝があるのが見える
砥石谷の滝はいずれも直登したり、すぐ横の岩を登ったりして抜けていける
案外早く頂上に着けるかなと、このときは思った
釜はやや黒く、砥石に使える岩なのかもしれない
水量はどんどん減っていき
1100mぐらいで谷は壁にぶち当たった(゜◇゜)
そういえば宮ノ谷本谷に行った時も
最後は壁になって右の尾根に危ういトラバースで逃げたことを思い出した
池木屋山は周囲を壁で守られているのかもしれない




まっすぐ登って行けそうにないので右の尾根に逃げたが、そこも岩尾根
岩の間から生える木をつかんで真上に登って行く
稜線まで200m以上、ひやひやの木登りだった
この岩尾根は池木屋山の東方にある1340mピークにまっすぐつながっており
なんとか無事に着いてほっと一息
そこで乾いた服にチェンジ
すでに14時を過ぎており、ガスが立ちこめて暗ーい雰囲気
一般道でも下りは悪い台高だけに、さっさと出発
池木屋山の頂上で写真を1枚撮りすぐ下山にかかるが、まもなく雨が降り出した

木の根だらけの尾根は滑るのでスピードが上げられない
高滝が近くなると土砂降り
ガスで視界が悪いせいで道を間違え、そのたびにUターン
斜面をトラバースして下りていく部分が多くなり
ずるっと滑って数十メートル下の河原に何度も落ちそうにもなった
たかだか1000mの下りに3時間近くかかって、這々の体で登山口着
へっぴり腰で下り続けたため
脚の裏の変な筋が何日も攣っていた

おわり

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