愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2014.07.31

ミヤザキです。

沢登り強化月間の締めくくりとして怪人・保坂と宇賀渓の蛇谷に行ってきました。

 

7:45宇賀渓管理事務所-8:10白竜吊橋-8:20魚止の滝-8:50蛇谷出合-14:00竜ヶ岳山頂14:15-15:45宇賀渓管理事務所

 

入山料を徴収する地元のおじさんによると、蛇谷は(へびたに)ではなく(じゃたに)と呼ぶそう。

1人200円ずつ払い、入山届を記入して出発。

白竜吊橋から宇賀川に降り、ちょっと歩くと魚止の滝7m。

2014-07-29 08.22.02

 

うーん、ロープ出すほどの高さじゃないが…。釜もあるし、行っちゃう?

2014-07-29 08.27.40

 

てことでフリーソロで行ってみる保坂。ホールドを探っていくと水流に突っ込まざるをえなくなり…あれ、このフレーク、ガバじゃねえな…うーん、とうなりながらも見事オンサイト突破。

「朝一でスイッチ入ったっすわー!」。低かった怪人のテンションが一気に上がった。

続くミヤザキもフリーソロで。

水流に耐えてのハイステップ、足の踏み替え、薄カチからのマントル…おいおい、これヤベーぞ、落ちるかも、とドキドキしながらなんとか突破。終わってみればムーブを駆使するハイボルダーの好課題。

まだ蛇谷にすら入ってないのに、いきなりアドレナリン全開にさせられた。

 

こうなると、千種の辞書に高巻きという言葉はなくなる。

燕滝を横目に蛇谷に入渓し、4mのチョックストーン滝の次に出てくる13m滝。

2014-07-29 09.03.23

 

水流の直登はさすがに厳しい。右のほうの壁にはボルトも打ってあるが、保坂は「他人が打ったボルト使うくらいなら敗退するっす」と極端なことを言う。

てことで、真ん中の大フレークから木が生えてるラインを登ることに。

ここはミヤザキがリード。もろい岩に辟易しながら久々にナッツを使い、中間の木にスリング巻いて一安心、左上して滝の落ち口でマントル返す。

うわー、ここ誰も登ってないな、いわゆる悪~い本チャンアルパインやん…と思いつつ、なんとか突破。

「よくここ行ったっすねー!」とフォローで登った保坂。最大の難関?は越えたか。

 

続く五階滝の9m滝。下部はガバガバだが上部が悪そうなので、ここもロープ使う。

リードの保坂がハーケン打って、潔くびしょ濡れになりながら直登。水浴びながら抜くフォローも大変。うーん、寒い。

2014-07-29 09.44.23

 

滝多すぎる蛇谷。多すぎてどれがどれだかわからなくなる。とりあえず全部直登。

2014-07-29 10.47.42

 

この滝の上段は難しかった。中間に粘ってハーケン打ち、水流をまたぐようなガストン。

シャワークライミング・モンスターと化した保坂が渾身のガッツポーズ!

2014-07-29 11.11.43

 

滝だけでなく、普通にきれいなゴルジュの廊下もある。

2014-07-29 11.26.35

 

後半はわりと簡単。この2条6m滝もフリーソロで抜ける。

2014-07-29 12.04.36

 

ベルト状の模様がついた岩に自然の不思議を感じる保坂。

2014-07-29 12.23.50

 

沢が広くなり、傾斜もゆるんできたところで、そろそろ飽きてきた。

お腹いっぱい食べた後におかわり2杯したくらいの満腹感。もう滝もないだろう。

ここが奥の二俣?なのか半信半疑ながら標高830mくらいの二俣を左に入り、ガレた涸れ沢を詰め、登山道に出た。そこから20分で1099mの竜ヶ岳山頂。

おお、ひらけてて、風があって、気持ちいい。鈴鹿の山のピークは御在所以外では初めて。

景色も最高じゃないか。記念撮影しておこう。 …あれ、なんか変な人が入っちゃった。

2014-07-29 14.01.24

 

山頂から一気に下る中道を選び、1時間半ほどで駐車場へ。しかし沢沿いの中道は崩壊箇所が多くわかりにくい。裏道のほうが良いかも。

ともかく、蛇谷の連瀑をすべてフリーで直登し、ピークまで踏めた今回の沢登りはかなり充実していた。充実しすぎて2人とも翌日ボロボロ。

でも宇賀渓は面白そうな滝がまだまだありそう。次は燕滝、長尾滝あたりを狙ってみようということになった。

 

2014.07.24

ミヤザキです。7月22日に鈴鹿の渋川と藤川谷の沢登りダブルヘッダーをやってきました。メンバーは千種の怪人こと保坂(旧F田)、そして松方○樹ばりに世界を釣る釣り師・Wくんの3人。

2人は沢登り初めてで、僕は2度目。いい意味でも悪い意味でもフレッシュなパーティーとなりました。

 

【渋川】 愛郷の森P8:40-9:00二段8mの滝-終了点の橋10:40-愛郷の森P11:00

最初の河原歩きの時点で、「やべー!沢登り楽しい!もっと早く始めておけば良かった!」とさわぐ保坂。うざいくらいテンション高い。

そんなんだから、滝に出くわしただけでこのテンション。

2014-07-22 08.58.51-1

 

さらに鹿の骨?を見つけてガブリ。

2014-07-22 09.00.08

最初の3m滝はステミングでサクッとクリア。

問題はその上の2段8m滝。

テンションが高まって踊り出す保坂…ではなく、真剣なオブザベーション。

2014-07-22 09.07.46

その甲斐あって、フリーで抜けた。

さすが、人間性はともかくクライミング力は疑いようがない。

1段目が終わってナッツでランナーを取る。実は2段目のほうがやらしい。

2014-07-22 09.15.39

次々と現れる滝をフリー&シャワーで抜ける。

じゃんけんで負けた人がオンサイトトライをするルール。

2014-07-22 09.55.11

ミヤザキが激流に押し返されて落ちた滝をパワーで登る保坂。

写真をチェックし、「ほら見て、ウェアが透けて筋肉もりもりっしょー!」と喜ぶ。

2014-07-22 10.03.29-1

 

個人的にここが一番難しかった。ツルツルのU字凹角の滝のなかをニーバーとかいろいろ駆使しながら粘ってオンサイト突破。渾身のガッツポーズで後続を促したら、横のスリング下がってる壁をフリーで登ってきやがった。オノレー。

 

2014-07-22 10.15.46

そんなこんなで午前の渋川はあっさり終了。駐車場に戻って服を乾かしながらカップラーメンを食べ、藤川谷に移動。

 

 

【藤川谷】 藤川橋11:50-崩壊地12:10-10m滝13:00-遡行終了14:00-藤川橋14:40

藤川谷は日本庭園のような美渓、とどこかのサイトに書いてあったので期待したのだが、なんか様子が違う。

枯葉が堆積しているし、水量もかなり少ない。コケやぬめりも多く、歩きづらい。特に赤いぬめりのついた岩はラバーソールのフリクションを無効化する極悪トラップ。

ちょっと登ると、その理由がわかった。

倒木が折り重なって谷を塞いでいる。そこをくぐり抜けて登ると、

2014-07-22 12.09.24

 

右岸の斜面が大崩壊。沢を完全に埋めている。これが荒れた原因だった。

どうも3連のナメがあった場所っぽい。
2014-07-22 12.11.22

とりあえず右側にひとつ残ったナメがあって、そこから遡行を再開できる。

そしてようやく滝が現れ始める。

じゃんけんで負けた保坂。

リーチいっぱい、ガバを取れるかどうかが勝負。

2014-07-22 12.29.57

水泳からのボルダー滝が続く。

またもじゃんけんで負けた保坂。

この4m滝はなかなかの難課題。さすがの怪人も苦戦か…??

2014-07-22 12.45.42

 

奮闘の様子は動画でどうぞ。

http://youtu.be/M0F5haJtA3E

ここはミヤザキが会心のフラッシュクリア。とあるホールドを見つけられるか、直感と観察力がポイント。面白かった。

これが終わると、どう考えても登れそうにない10m滝が出てくる。

2014-07-22 13.05.07

怪人・保坂はなんとか登ろうとするが、立ってるし、濡れてるし、逆層。

この日の2本の遡行で唯一登れなかった滝。左岸を高巻き。

そこから1時間ほど遡行して、2つほどボルダーっぽい滝を登ったものの、流れは次第に緩やかに。滝も出てこなくなったので、このあたりで遡行を打ち切ることに。標高580mくらいのところ。

右岸を少し上ると、すぐに変な名前の山・日本コバに続く登山道に出た。3人でこの日の健闘をたたえ合い、記念撮影。

ミヤザキ「日本コバっぽいポーズして」

保坂「日本コバ!!」

Wくん「………」

2014-07-22 14.03.16

40分弱で登山道を下って、藤川橋に到着。

心配していたヒルはW君のゲイターの内側に一匹隠れていた。タイツをはいていたので吸血はされず。ミヤザキはヒル下がりのジョニーを念入りに塗ったので大丈夫。怪人・保坂は一番無防備な服装だったにもかかわらず被害なし。ヒルも避けたい何かを分泌しているのだろうか…。

ともかくわいわい楽しい初心者沢登りでした。

2014.07.24

岩佐です。

 

21日の海の日に、1皮さんと笠ヶ岳穴毛谷に行ってきましたので報告します。

新穂高深山荘P 02:30 -05:00三ノ沢出合05:30 -09:15稜線09:20 -縦走路09:45 -12:57槍見登山口

前日の22時に名古屋を出発。途中で雨が降って岩場のコンディションが心配になったが、敗退覚悟で取り敢えず現地に向かった。深山荘の無料駐車場は、3連休のためほぼ満車状態。お天気が今一つだったのに、この車の数には驚いた。準備をしてヘッデンを点けて出発。

林道から外れて、左俣の河原をトレースを辿って進むと、途中からトレースが消えてしまい藪漕ぎとなった。雨(夜露?)に濡れたブッシュのお蔭で直ぐに服がベタベタに濡れてしまい気持ちが悪い。水量が多いため最初の堰堤は裸足になって右岸に渡り、その後も藪漕ぎしながら3つほど堰堤を越えて本谷を詰めていく。四ノ沢出合(実は三ノ沢出合)で雪渓を渡ってガレた沢に降り立った。地図や周りの地形を見て「何となく違うかなあ。。。」と半信半疑ながらも、出合いからは上の様子が良くわからないため、取り敢えず少し登ってみようということになった。

ガレが堆積した沢は浮石だらけで非常に歩きにくく、その分余計な体力を使って疲れる。四ノ沢であれば、出合から230m位登ったあたりで二股となっている筈だが、登っても登っても二股分岐はない。(そりゃそうだ。) 300m程登った辺りで「やってしまった…」と思ったが、時既に遅し。しかし、こんなこともあろうかと三ノ沢ルートの情報を持ってきていたため、本来登るはずだった四ノ沢第二岩稜から沢登りに変更して、そのまま三ノ沢を詰めることにする。

Anagedani3nosawa1三ノ沢出合

雪渓を越えると二俣下に到着。二つのルンゼはどちらも短い滝がある。左は滝が2本。階段状になっていて簡単そう。右のルンゼを詰めることにするが、触るとガラガラと崩れ落ちる脆い岩には閉口した。若干かぶり気味で少し悪いため、1本目と3本目はロープを出してもらう。1本目の滝の上には残置ハーケンがあった。

001

Anagedani3nosawa3左俣

Anagedani3nosawa4右俣1つ目の滝

Anagedani3nosawa53つ目の滝

 シャワークライミングで三本の滝を登ると、見た感じはとても気持ち良さそうな草原地帯に出た。しかし、登ってみると浮石も多く、結構不安定な草付き。暑さとしつこく寄ってくるうるさい蝿に耐えながら、漸く稜線に出た。稜線からは巨大這松帯の藪漕ぎで縦走路まで下り、ほっと一息。さあ、ここからは楽チンハイキングだ!と思って喜んだのもつかの間。歩きにくいことこの上ない道で、お気楽ハイキングからは程遠い。どうりでハイカーが少ないわけだ。槍見に下るまで、我々以外には3人しか見かけなかった。

Anagedani3nosawa63つ目の滝上から登ってきた沢を見下ろす

 槍見登山口に着くと、元気一杯の1皮さんが深山荘に車を取りに行って下さり、私はストレッチをしながら荷物と一緒に車を待つ。平湯の森で温泉に入って汗を流し、下道で帰った。

たぶん登った人はとても少ないであろう三ノ沢は、延々と続くガレ場の後に少しだけ滝登りがある地味なルートでした。しかしながら、稜線まで抜けることも出来たし、雷鳥岩~クリヤの頭周辺では迫力のある岩場を見ることもでき、何よりも穂高のような混雑が無く静かな山を満喫できたので、これはこれで面白かったです。もう一度行くかと聞かれれば、。。。ですが。

 

2014.07.19

お疲れ様です。吉川です。

学生時代の山仲間や友人4名と宮崎さん、吉川の計6人で元越谷へ行きました。

*日程 2014/7/13

*山域 鈴鹿

*ルート 野洲川水系 元越谷

*メンバー 宮崎さん、Sさん、Yさん、Aさん、Sさん、吉川

*時間 大河原橋8:30→9:00入渓→11:30右岸へエスケープ→12:20下山完了

*報告

7時出発の予定が、場所を間違えたりちょっとしたイベントがあったりで大幅に出遅れてしまった。

台風が過ぎた後であり、朝4時頃に少し雨が降ったため、その影響が心配されたが、増水はさほどないようだ。水も澄んでいる。

とはいえ、朝から気温が上がらず、空も暗く、最悪の沢日和である。

最初は林道を歩き、2個目の橋は渡らずに左の道へ入る。そこから10分ほど登ったヘヤピンカーブから斜面を下り入渓。

水温はそこまで低くないようだ。堰堤をいくつか左岸から巻き、しばらくは河原を歩く。一か所右岸をへつる場所があるが、別に泳いで渡ってもいい。

元越谷のハイライト15m滝に着くころにはパラパラと雨が降り出してしまった。

とりあえずこれは越えようということに。左岸のガレを登り、落ち口をシャワークライムするのが一般的なようだが、やはり水量が多いようだ。

学生時代、数々の難所を突破し後輩たちを引っ張ってきたSさんがトップで挑むも、断念。僕も取り付きに立ってみたがこれはダメなやつだ。

image

結局、左岸のガレ場をつめて上がった。

雨も降ってきたことなので、その先の左から入る沢をつめて林道に合流し、下山とした。

今回は数人がヒルの被害に遭った。特にYさんは何匹にも血を吸われてしまったようだ。前の方を歩いていたメンバー(僕も含む)はほとんどやられなかった。

途中でエスケープした上に、温泉に入るころには晴れてきたりしてしまったが、メンバーが楽しかったので、良かったと思う。

 

よしかわ

2014.07.03

1皮です
 
岐阜県郡上市の前谷川から大日ケ岳に登ってきました
滝や釜は美しかったし、上部の猛烈な藪こぎも素晴らしかったです(^_^;)
 
県道314号の魚返橋6:15~13:15頂上13:35~14:45魚返橋
 
魚返橋を越えた路肩に駐車
橋の右岸から下流に向かってつくられている林道から河原に下りた
すぐに滑と滝、釜の連続。美しいです
でもあいにくの曇り空。水もまだ冷たく、ちゃぽんと入ったら震えが止まりません
残念ながら、下流部ではほとんど泳げませんでした
 
奥の滝は滑りやすい
奥の滝は滑りやすい
 
泳いで、どこからでも上へ
泳いで、どこからでも上へ
 
前半のハイライト
前半のハイライト。どこから登れるかとうろうろ。木からぼろいスリングが垂れているのを見つけ、その辺りから適当に。
20m近くあって、おまけに最後は立っており、ロープなしだと緊張した。
 
右からでも左からでも行けそう
右からでも左からでも行けそう
 
真ん中を適当に
真ん中を適当に
 
前谷集落の飲み水取水口を越すと、こけや泥が多くなり沢登りらしい姿に
比較的大きな滝が続き、緊張感ある滝登りと泥壁登りを楽しめます
地形図の中流域にあるゴルジュマークは、草の生えた泥壁に両側をはさまれた沢
実際はただの河原歩きです
この辺りから晴れ間が見えて、釜にちゃぽんするのが楽しくなってきた
 
シャワーを浴びながら登る
シャワーを浴びながら登る
 
小さい巻いて
小さい巻いて
 
登路
藪に目つぶしを食らい、涙目で後ろを向いたら、登路が見えた
 
最後の滝を過ぎると
灌木と笹が低く垂れ下がったところを腰を曲げて歩く感じ
たっぱがある人は、腰が痛くなるでしょう
途中、スノボーが落ちてて唖然
ここまで滑って、下りられなくなって放棄したのか
さらに上部へ行くと、、、
親指ぐらいの太さの笹が密集した猛烈な藪
おまけにこっちに向かってはえていて、かき分けてもかき分けても必ずどこかにひっかかる
距離はたった100mぐらいだと思うけど、かかった時間は30分以上
冬のラッセル並みでした
笹が細くなって、歩きやすくなったなあと思ったら、そこが頂上でした
 
帰りはトレラン
猛暑のウイングヒルズ白鳥リゾートスキー場の斜面を下り
桧峠からは車道を走って魚返橋まで
濡れたアプローチシューズが重かったです
以上です

2014.06.16

お疲れ様です。吉川です。
 
鈴鹿の沢を遡行してきました。半日の山行だったはずなのに、わりと大きな充実感を得ることができました。
 
*日時:2014/6/15
*山域:雨乞岳
*ルート:愛知川水系 渋川
*メンバー:早戸、吉川
*時間:8:15愛郷の森→8:30入渓→10:30林道?との交差地点(終了)→もと来た沢を下る→12:00?下山完了
*報告:
朝6時に春日井を出発。天気が良くて非常に暑い一日になりそうだ。いつもなら気持ちが萎えるところだが、今日ならいくら暑くなっても良かろう。
愛郷の森の管理棟で、沢登りをするので駐車しても良いか尋ねたところ、OKとのこと。夏休み期間中は駐車料金がかかるようだ。
ヒル対策に好日で買った「ヒル下がりのジョニー」を身体中にふりかけて出発。
林道を少し歩くと、すぐに沢にでたので適当なところから入渓。
最初は単調。いくつかの堰堤を越えると、3mの滝。早戸さんがトップで登る。濡れたくないので右側をへつるように登った。悪い。濡れても良ければ滝を横切って奥の凹角を登るのが簡単だろう。しかし濡れたくなかったのはここまで。
次は2段8m。
滝
僕は迷わず右岸から巻くつもりだったが、ここはさすがの早戸さん。滝身の左側の直登を選択。一段目はハーケンを打ちスリングをかけてA1でマントル気味に突破。二段目はフリー。プロテクションの回収があるので僕も行くしかない。しかしよく考えたら、これではハーケンが回収できない。というか一段上がったら、スリングの回収すら届かなさそうだ。いろいろ考えたが、どうしようもなく、まあ下山路は沢沿いなので下山時にでも回収しようと思い僕もA1。いま思えばロープを固定してもらえば良かった。この滝の落ち口にはハンガーボルトが二本打ってある。沢でハンガーボルトを見るとは…
小さな滝をいくつか越えて、3mの滝。
右側を僕がトップで。右手は浅いポケット。左足を高く上げてフェルトソールのつま先をスラブに乗っけて…普通のボルダーっぽい登りで突破。
そこを越えると左側から3段40mの滝で支流(滝谷?)と出合う。右の本流にいくと3m滝。左岸側にはA1用の残置スリングが垂れ下がっている。ボルトもスリングもボロボロ。それに乗ったとしても、とても登れる気がしない。というわけで早戸さんは右岸の凹角を登って、そこから落ち口にジャンプ!僕は残置スリングに乗って、あとはゴボウで。
 
さらに小さな滝をいくつか越えると、橋が上にかかっており、そこが終了地点。入渓から2時間。あっけなく終了。でもいろいろやったので、意外と充実。
時間もあるし下山は同じ沢を下ることにした。これで残置したスリングとハーケンも回収できる。
下山はウォータースライダーをやったり、適当な岩でボルダーをやったり、水泳用ゴーグルで水の中を覗いて、「お、魚がいる」等々…完全に夏休みの小学生状態。た、楽しい…
しかし、核心は最後に訪れる。
下山後の駐車場は早朝とは打って変わって家族連れで賑わっており、この場で全て脱ぐのは流石にムリ。結局下着を替えるのは諦め、そそくさと車に乗って帰宅した。
 
渋川は人気の沢らしいのですが、天気が良かったにもかかわらず意外にも貸切状態でした。気温も高かったし、心配していたヒルにも会わず最高でした。
久しぶりの沢としては良いスタートでした。また行きましょう。
 
以上。

2009.09.06

冬の黄蓮谷アイスクライミングの下見をしました?

メンバー I佐、Y覚
日程   9月5,6日


2週間前はは黄蓮谷下部のお遊びに徹したので、今回は5合目まで登り、そこから
下降し、入渓しました。(これが本来の下見なのです?)

沢沿いに高度を下げていくと岩小屋がありました。水が取れ快適そうです。
千丈の滝上部に出て、そこから沢登り開始。
しばらくいくと、坊主の滝が出てきました。

               DSCF8745s
               坊主ノ滝。迷わず高巻く。

これは右から巻き、左俣が見えるところで懸垂下降し奥千丈に降り立ちました。
しばらくは少し荒れた沢を快適に遡行し、トイ状の滝を慎重に登っていきます。

途中から段々といやらしくなり、逆層のホールドを使うところで、安全策をとり、
左から巻くことに。延々と高巻き、今夜の寝床が心配になってきました。

懸垂下降4回で黄蓮谷と烏帽子沢の出合い付近に降り立つ頃には既に19時近く。
真っ暗の中、懸垂で沢に降りるが、あと数メートル下の快適そうなテンバに降り立つことができない。
やむなく、ごぼうで登り返し、辛うじて見つけた斜めの斜面で、何とかツエルトを張る。
ツエルト1枚で外気の寒気は嘘のように暖かくなり、狭いながらも大宴会。(宴会好きなのです)

翌日は奥千丈に降り、遡行しようと試みるも、ノープロテクションで高度のある滝の登攀は
今の自分たちのレベルでは危険と判断し、すぐに高巻き開始。
結局このまま一度も沢に入ることなく、稜線の登山道に出て、甲斐駒頂上を踏んで帰りました。

               Image008s
               登山道から登ってきた所を見下ろす。こんな藪コギが延々続いた。
               沢登では当たり前?
               お陰様で、高巻き、藪コギには自信がつきました。


今回、沢登りの怖さを実感しました。

2009.08.31

早朝から、日帰りで行ってきました。

日時: 8月30日 3:30-3:50-4:05名古屋発
メンバー: Y覚、I佐、S我、A清

8月13日に合宿(?)に行ったのを聞き、以前から行きたかったことを思い出し、真似して計画する。
天気予報を見て、金曜日の昼ごろまでは中止しようと思っていたが、天候悪化が少し早まりつつあったので、土曜日の夜まで様子を見ることに。
土曜日の昼に、上高地から帰り途中のI佐&S我組から電話があって同行の申し入れあり。
最終的に、行くことに決定(最近過去2回中止していたので、2ヶ月振りの山となった)。

どんよりとした雲を見ながら、霧の中を高速を飛ばす。諏訪を過ぎた当たりで一瞬大雨が……。
小淵沢ICからの下道は、濡れまくって水たまりがあった。
目に見えないぐらいの霧雨の中、駐車場を出発する。
その後天気は回復し、さして暑くも寒くもなく、快適に行動することが出来た。

本谷の出合から、渓流シューズに履き替える。

DSCF8716a
入渓準備。今日は高巻きは少しで済みますように!

30mの大滝は、もちろん巻く。
二股は予定通り左俣へ。

DSCF8720b
これくらいのスケールの滝なら楽しく登れる。(モデル:A清さん)

上部の三俣は、中央を。
水が枯れてきた辺りから、右側の動物のフンだらけの草付斜面を登る。

DSCF8722c
カッコいい赤岳天狗尾根が見える。

支尾根に出てから、ハイ松の藪漕ぎに。
ツルネ東稜に出る。
登り返してツルネの頭で休憩。

下りは、13日組が間違えたところだと思われる所で、我々も間違えたようだ。
しかし、我々は強行突破して、そのまま沢まで降りきった。
長い林道を歩き、15:00駐車場に帰還。
結局、一度もロープ等も出さず、快適に登った。
個人的には、これぐらいの難易度の沢登りが、楽しくていい。

清泉寮「ソフトクリーム」 & スパティオ小淵沢「延命の湯」 & 春日井「王将」 の
ゴールデンコース(?)を楽しんで帰宅。
ただし、次回は「春日井セット」は止めて、単品+ギョーザにしよう。

また、どこかへ一緒に行きましょう。


    記録=A清

2009.08.23

黄蓮谷右俣にいったものの。。

メンバー I佐、Y田
日程  8月22,23日(前夜発)
場所  黄蓮谷の下部の下部の下部の下部・・・・・・・・・・・・(ほんとにちょっとだけ)

21日(金)に中央道を走っていると、バケツをひっくり返したような雨。
大丈夫だろうか?

22日(土)曇りなので、とりあえず尾白川渓谷沿いに進み、不動滝に到着。
行けそうにないので、巻いて不動滝の上に出るが、これも行けそうにない。

また巻いて、沢床に降りるが、しばらくいくと水量が多くて、また巻き。
こんなことを4~5回繰り返したら、結構いい時間。

このペースでは頂上なんて絶対無理ということで、鞍掛沢出合で今日のテンバとする。
盛大な焚き火で大宴会。

DSCF8634a
鞍掛沢出合いは最高のテンバ。焚き火しながらの宴会は楽しかったです。

翌日、千丈の滝から5合目まで登り下山という計画に変更したため、のんびりとした朝を迎える。
いざ出発。最初の滝が超えられそうにない。また、高巻く。

1時間ほど登ったところで、5合目までも行けそうにないと言う判断をして、下山を決定。
入渓地点の不動滝まで戻るのはかなり時間がかかるので、鞍掛沢手前の急斜面から這い上がり、
何とか林道に出て、帰路に着く。

今回は作戦失敗、勉強不足。下流は前夜の大雨の影響かどうかわからないが快適な沢登りとは程遠く、高巻き、藪漕ぎの連続。

しかし、高巻き、懸垂下降を何回も繰り返したので、かなり勉強になりました。
今度はもっと上流からアプローチしてみます。

Y田

DSCF8627a
やっぱり高巻きよりそのまま沢を直登する方が気持ちよい。
しかし、今回こういう所は少なかった。

2009.08.19

上の廊下は、それまでずっと降っていた雨、
台風の影響での雨で増水。

予定を変更して奥黒部ヒュッテから東沢谷を遡行してきました。

メンバー、波多野、会員外(田中、在間)、西田

8月8日 扇沢~黒四ダム~奥黒部ヒュッテ~熊の沢出合
8月9日 熊の沢出合 停滞
8月10日 熊の沢出会合~奥黒部ヒュッテ 停滞
8月11日 奥黒部ヒュッテ~東沢谷三の沢出合~東沢2000m付近
8月12日 東沢2000m~東沢乗越~南真砂岳~湯俣~高瀬ダム~葛温泉


あまりにも水が多いので熊の沢出合で停滞して水が少なくならないものかと
様子を伺っていました所、ほかのパーティがわれわれを追い越して
さきに進んでいきました。

われわれが今シーズン初めての入渓パーティであると山小屋に聞かされて
いましたから、波多野さん、田中さんは今シーズン1番を盗られてたいへんにくやしがっていましたが
われわれを追い越したパーティが溺れてヘリで救助され、
ビンガを高巻きしようとしていたパーティも、夜に降った大雨で増水を嫌ってひきかえしてきました。

ここで先行者はだれもいなくなったのですが、水が多いので上の廊下はあきらめて
東沢谷遡行に変更です。

熊の沢出合での夜、大雨の雨音の中、大きな岩がゴーンゴーン、ドーンドーンと
みずのなかを転がる音が遠くで響いていました。
ああ、怖い。

波多野さんも聞こえてましたか?

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熊の沢での幕営

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私の小さい岩魚

 

東沢の遡行の日からはよく晴れて気持ちのよい沢歩きです。
よく目を凝らして沢の中を覗きながら歩いてましたが
3の沢より上流以上にしかいないと聞いていました岩魚ですが
大きな大きな鱒のような岩魚がゆうゆうと上流を向いて
泳いでいる姿を何度も見ることができました。

3の沢を超えて2000m付近でタープをはり
いつものように岩魚を食べようと釣りに出かけてのですが
なんと、波多野さんは40センチ!(目測)の岩魚を4匹釣ってきました。
その体は、黒く光って顔は目が吊上がり産卵期のオスの鮭のよう。
私はこのとき、小さいのを3匹、針をはずすとき
かわいく、コエ、コエと鳴きとっても愛おしいんです。
波多野さんの岩魚はあんな顔なんだから
ゴロゴロ声でゴエ、ゴエと鳴いたと思う。

最終日、涸沢のような、水晶岳、野口五郎岳の大きなカールのなかを源頭までつめて
竹村新道を湯俣に下山。

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源頭をつめて稜線で一服。

上の廊下に再び挑戦しなければ。
どんな楽しいことが待ってるのだろう。

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