2022.07.05
お疲れ様です。吉川Gです。
以前から気になっていた南アルプスは戸台川のイワンヤ沢に友人らと行ってきました。
今回過去の色々な記録と見比べてわかったのですが、どうやらこの2、3年の間に豪雨が何かの影響で少し地形が変わってしまったようでした。
詳細は以下にまとめましたのでよろしければご覧ください。
イワンヤ沢左俣の記事
メンバー:吉川G、他2名
6:10仙流荘前よりバス乗車-6:25戸台大橋-7:30イワンヤ沢出合-8:20二俣-12:50左俣ゴルジュ終了-15:00二俣-15:45イワンヤ沢出合-18:00南アルプス林道利用者駐車場
※現在、戸台河原駐車場は通行止めで使えないため、仙流荘前から戸台大橋までバスに乗るのが早くて楽です。ただし、人はかなり多いので注意。
自転車でのアプローチはゲートに係員が立っているため難しいと思われます。
2022.06.30
お疲れ様です。吉川gです。
会員外の方と鈴鹿の蛇谷に行きました。
沢登りが初めての方もいらっしゃいましたが、さすが安定の蛇谷。沢登りの楽しさが詰まった良い沢でした。
ただ、もう鈴鹿の沢は暑いです。6月ですがすでに盛夏ですね。
標高700mあたりから左岸の尾根を登って登山道に合流しました。
ヤマビルは元気です。被害にも遭いました。
8:00宇賀渓駐車場出発→8:30入渓→9:05蛇谷出合→13:00遡行打ち切り→13:30登山道合流→大休憩→14:30出発→16:00下山完了
2022.06.20
お疲れ様です。吉川Gです。
6月4〜5日で大台ヶ原の堂倉谷〜石楠花谷に行きました。
メンバー:吉川G、Wさん(会員外)、Tさん(会員外)
↑ここは水流の右側を登るが、実は結構悪い。固定ロープがあるが、固定ロープありきの登りになってしまう。
12:00七ツ釜
14:40林道交差地点
6/5
6:30出発
林道の終点付近になにかの屍体が埋められていた。
悪臭と夥しい量のハエで異様な状態。
?:??林道終点のやや手前から沢へ下降
7:20石楠花谷出合
↑出合の写真かな…?
8:15二段15m
水流の右を登る記録が多いが、装備に不安があるので左岸巻き。まあまあ悪い。
11:10稜線
12:00下山完了
下山は楽勝。
2022.06.07
西村です。
時間が経ってしまいましたが、1皮さん、M尾さん、M尾さんの友人と4人で5月の連休に出かけた報告です。
5月3日
7:00扇沢発
8:30黒部平発
15:00雄山直下
雪解けが結構進んでいて、どこがいいか思案していたが、まだまだ雪が残っているだろう立山方面へ。
M尾さんに2日夜に松本駅で拾ってもらい、1皮さんとは3日の朝、扇沢で合流。
M尾さんとはいつ以来だろう、と扇沢までの道中にも久しぶりなので花が咲く。
コロナ感染が落ち着き始めてきていて、緊急事態宣言やマンボウの規制がない連休とあって、扇沢は多くの人出だった。
黒部平駅から早速取り付くが、振り返るとエメラルドグリーンの黒部湖や目に前に伸びる稜線が美しい。
のんびり行くも、幕営予定地を過ぎ雄山直下まで進んだ。
強風を避けるためにブロックを積んだが、結局一晩中テントは叩かれていた。
5月4日
7:00発
7:15雄山頂上
8:00撤収、龍王岳へ
8:30取り付き
10:00龍王頂上
12:30黒部平
14:00扇沢
朝飯後すぐに雄山へ向かう。
歩き出す頃もまだ風は止まず、結構寒い。
早々に下山・撤収し、次の龍王岳へ向かう。
前に1組いたが途中で抜かせていただく。ロープは最初にの1P目で出したがすぐにしまった。テンポよく上に抜けれた。
龍王を終えた頃には風も止んで日差しも強くなり、タンボ平を行くには雪も腐って、歩くのがかなりしんどい。
2泊3日で余裕ある計画だったが、天候にも恵まれて、またM尾食堂の美味しいごはんのおかげでしっかり歩けたのでスムーズに終えることができた。
2022.03.02
吉川Gです。
久しぶりの友人と奥美濃でラッセルしてイグルーを作りました。
メンバー:吉川G、他会員外一名
2/26 快晴
7:30 上大須ダム
8:30 根尾東谷川分岐
10:30 尾根取り付き(650m付近)
14:00 1150m稜線 行動終了
2/27 雪
5:30 起床
7:00 出発
7:30 左門岳山頂
下山開始
11:00 下山完了
とにかく雪が重くて辛い山行でした。本当は屏風山まで行きたかったのですが、到底無理。
屏風山は遥か遠くに見えました…
交通費含めて1泊2食付き2000円の週末。近所の山でこんなに楽しめるとは思いませんでした。
2022.03.02
お疲れ様です。吉川Gです。
K哉さん、Kくん、私で御在所に行きました。
今年は中又が凍ったとのことで、少し遅いのですが中又に行ってみました。
6:00 ゲート前に集合。
7:50 取り付き到着。
見上げると途中氷がつながっていないようにも見える。
先行の2人パーティがすでに登り始めており、我々は二番手である。
8:15
先行パーティが2人とも1ピッチ目の終了点についた頃に我々も登り始める。気温は高く、ほとんど寒くない。
1ピッチ目 K哉さんリード
正面の氷ではなく、やや右側から取り付いた。一段登ると数メーターの氷柱。右から左に回り込むが、なかなかバランスが悪い。回り込んだ後も立ってて悪かった。そこが終わって左にトラバースすると終了点。支点は凍りついた残地スリング。
2ピッチ目 リードG
最初の10mのナメは意外と立っていて、早速アックステンションが入る。その先に数m程度のベルグラのパートが続く。下から氷が繋がっていないように見えた箇所だ。腕を伸ばしてなるべくまともそうな氷にアックスを打ち込み、足に体重をかけないように腕で引き上げて突破。そのあとも20mほど氷を登って最後の滝の手前でスクリューと灌木でビレイ。45m。
3ピッチ目 リードG
左の方の氷柱を避け、右側の緩傾斜面から登る。その上の凹角は見た目よりキツかった。結局ここもアックステンションをかけながら突破。氷が終わると最後はラッセル。安定した箇所まで登って立木でビレイ。ほぼ50mいっぱい。
13:30
ロープを解いて見晴らしがいいところまでラッセルを続けて大休止。
最後は中道登山道までラッセルし下山。
暖かかったせいか氷は柔らかく、一部ほぼ繋がっていないなど少し時期的な遅さは感じましたが、それでも登れたので今年は当たりだったと思います。
お疲れ様でした。
2021.09.08
吉川Kです。
急に2日間の登山許可(笑)がおりたので、1皮さんと穂高に行きました。
久しぶりの穂高&アルパインで、山行が決まった時からワクワクしていました。
1日目
5:40上高地—10:00奥又白池—12:004峰取りつき—14:45ハイマツテラス
2日目
6:00登攀開始—11:00ロープ解除—11:453・4峰のコル—13:30前穂高岳—16:40上高地
沢渡から始発のバスに乗り、上高地へ。
こんなご時世だが、満車。しかし、駐車場の空き状況や、上高地の雰囲気からするといつもよりは人は少ないかなといった感じだった。
奥又白方面の人気は全くない。
上高地から奥又白池まで歩くが、暑い。
滝汗だった。
奥又白は、私は2年ぶり。
前回は、苦すぎる思い出のある東壁(北壁~Aフェース)をやったとき。(2年前の記録参照)
今回は、岩も堅いし、人もよく入っているから東壁ほど悪くないよという1皮さんの言葉を信じ、今日も別天地の雰囲気を醸し出す奥又白池のほとりで4峰を仰ぎ見た。
奥又白池の水場で水を汲み、取りつきへ向かう。
2年前はここから奥又尾根を登り、ケルンが積んであるところから、奥又白谷へ降りてC沢方面にトラバースしたが、今回は、池から少し降りて5・6のコル方面へトラバースしてから、谷を詰めあがった。
どちらにせよガラガラの谷の通過は避けられないが、雪渓が豊富にあるシーズン前半は今回のルートのほうがサクサク登れるかもしれない。
今回は、雪渓こそあったが、うまく避けて通ることができたので、持参したアイゼンの出番はなかった。
C沢のチョックストーンを右に折れ、踏み後を辿ると取りつき。
取りつきから3ピッチでハイマツテラスに着く。
今回は、ハイマツテラスでビバークする予定で行った。
ハイマツテラスまでは問題なし。
1皮さん→K→1皮さんの順でリードした。
さて、宿泊地ハイマツテラス。
行く前に、千種の4峰北条新村の記録をみたところ、多くの諸先輩方がここでビバークしているようだ。
酒井さんの記録では、4人?でビバークしているので、そこそこの広さがあるのだろうと予想して行ったのだが、そんなことはなかった。
平らな場所もそこまで広くなく、人2人がやっと横になれるかくらいの場所にロープでツエルトをはった。
人生初のテラスビバーク。
セルフビレイしながら寝る。
2人で横並びで寝ることができず、1皮さんと段違いで横になった。
足を延ばすと、膝から下はツエルトの外だったが、シュラフカバーのおかげでそこまで寒くなかった。
前日は移動もあり、あまり寝ていなかったこともあったおかげか、浅いながらも眠りにつけた。
2日目は快晴。
朝イチから核心で始まる。
4P目
A1のハングのピッチ。
1皮さんがアブミを駆使して登っていく。
さて、自分の番。
フリーでは5.10台とどこかに書いてあったが、クライミングヘボな私は初めからそんなつもりはなく、アブミをかける。
しかし、アブミで大苦戦。
何を隠そう、人口登攀の経験がほぼない。
手でグイっと体を引き付けて登ろうとするのですぐに疲れ、息が上がり、何度も宙ぶらりんになった。
手で登っちゃダメだよ。膝を前に出して立ちこむ。一段上がったらフィフィで休む。
なんて上から1皮さんに言われながら、3000m級の本チャンでアブミ講習会を受ける始末。。
練習しておくべきでした。
ここでかなり時間を使ってしまった。
5P目は右にトラバースの後、凹角を左上
ここのピッチはリードしてみようかと思っていたが、ハングで自信を無くし、リードをお願いした。
高度感抜群のピッチ。
6P目は私がリード。少し上がると大きなテラスがあり、ここで終わりかと思うが、短すぎるのでもう少しロープをのばした。
テラスから右にトラバースぎみに登ったが、テラスの上を直上が正解だったよう。
安定した場所まで登り、ロープをしまう。
ここから北尾根上までは歩き。
すぐかと思ったけど、けっこうかかった。
北尾根のルート上に出ると、涸沢方面、槍から奥穂までの稜線が美しかった。
北尾根もいつかやりたいと思っていたのだが、今回継続できて大満足
3峰でも念のためロープを出した。
おかしなルート取りをしてしまい、まだまだルーファイやらアルパイン的判断力と経験が足りないなと実感。
前穂頂上に13:30 沢渡行の最終が16:45なのであまりのんびりしていられない。
最近は、たまぁにフリーと「お付き合いゴルフ」しかしていないので体力の低下を感じた。足が棒になりながら下山。
岳沢登山口からバスターミナルまで地味に長く、結局BTには16:40で滑り込んだ。
刺激的で大充実の2日間でした。
北アの池で薄氷が張ったり、八ヶ岳で雹が降ったりしたそうですね。
早くもスキーシーズンが待ち遠しい吉川Kでした。
2021.08.27
お世話になっております、8鳥です。8月26日常念から槍までぐるっと一周してきました。1日でとてもしんどかったですが、充実しました。
登山届は三股駐車場から林道を10分ほど歩いた登山道入り口にポストがあります。
三股駐車場4:00〜常念頂上6:19〜大天井頂上7:56〜水俣乗越9:38〜槍山頂10:56〜横尾13:03〜蝶山頂14:56〜三股駐車場16:26
槍の山頂までは写真撮影を除いて、ノンストップで行きました。
ポカリを1リッター以上シッカリ飲んで出発。
前常念からの花崗岩の岩稜帯から登りがきつくなる。
常念〜大天井は比較的なだらかな稜線歩きで、爽快です。
大天井から西岳の間が、小さなやせ尾根を巻いたりのぼり下りさせられて、体力を使いました。
槍が岳周辺のコースタイムは急登が続くため多少甘めに設定されているようです。
槍ヶ岳山荘から槍山頂までの登りは、登山者で渋滞。今回は景色は望めませんでした。
槍から横尾までが長い。特に槍様ロッジから横尾の4kmは、ほぼ平坦なので、疲労が増します。
横尾から蝶までの登りはとても急で大変です。
蝶から三股の下りも急ですが、木の梯子などで、しっかりと整備されています。
足豆対策でチューブのクリームを使用したことが功を奏したのか、まめなどできずに足回りは快適でした。
2021.08.12
吉川Gです。
メンバー:吉川G、会員外3名(Rさん、Wさん、Tさん)計4名
台高の名渓岩井谷に行ってまいりました。
ちょっと時間が空いてしまったので色々忘れてしまいました。。。
読んでもらったらわかると思いますが、ほとんど参考にならないくらいざっくりした記録です。すみません。
岩がでかいです。ちなみに上の写真に写っている青いザックはWさんがオーダーメイドで作ったターポリン素材の沢専用ザックです。
三平滝の直下に出る。ただし、滝は見えない。ここの突破は左岸の支流にかかる100m滝を上るか、大きく戻り、巡視路から尾根を巻く(ほぼ山歩き)かのどっちかだ。
沢ヤとして100m滝を上りたいところだが、、、この滝はヤバイ。今の僕らが安易に取り付けるようなシロモノだろうか。。。
かなり逡巡した挙句、話し合いの結果尾根から巻くことに。後ろ髪引かれる思いで、三平滝を後にする。
巡視路から尾根に上がり、大大大高巻き。1時間半くらいだったかな。
この日は目標としていた梅ノ木谷まで行くことはできなかったが、良い河原を見つけて幕営。
十字峡を過ぎると。。。
70mの滝。関西起点の沢の本には迫力に欠けるとあるが、水量が多いのかすごい迫力だった。
右岸から巻いたと思う。
この日は1180mの二俣あたりで幕営。
三日目
この日は下山となる。先人の記録を見ると下山方法はいろいろな方法がとられているが、我々は岩井谷の右岸の尾根を利用し、樫山経由で下山してみることにした。
まずは、右岸の斜面を登り、1276mピークを目指す。
1344mピークから右岸尾根に入る。ここから樫山への道も割と踏まれており、快適に歩くことができた。
実はこの尾根、かつて木材を運び出すためのトロッコが走っていたらしく、木製の電柱の跡が残っていたり、碍子が落ちていたりした。
最後は発電所の導水管沿いの階段を延々と下って、入渓地点に戻った。
このコースで下山した記録はあまりなくて心配だったが、どう考えてもこれが合理的だ。
確かに往古川林道に車をもう一台置いておいて、千尋峠経由で下ったほうが歩く距離は短いかもしれないが、車の配送のことを考えると時間はあまり変わらないのではないだろうか。(むしろ早い?)
なんとか何事もなく遡行できたが、かなり手ごわい沢だった。
他の記録を見てもわかると思うが、この沢は記録からは難しさがわからない系の沢だ。正直なめていた。
派手な滝の登攀があるわけでもなく(三平滝横の支流の滝を登るなら別だが)、困難な泳ぎを強いられるわけでもない。
求められるのは沢の「当たり前の技術」。地味に悪いへつり、地味に悪い巻き道。これを何度も何度も繰り返さなければならない。
自分の弱さを痛感した山行となった。
2021.08.12
吉川Gです。
7/17に南紀の滝本北谷に行ってまいりました。かなり前ですみません。
メンバー:私、妻、友人T
この日は全国的に晴れているというのに、紀伊半島南部のみ雨が降るという予報。
一縷の望みにかけて現地を訪れましたが、やはり雨。。
林道を進むと最初の筆藪滝。
釜は大きいと聞いていたが、これは大きすぎる。周辺の木は水に浸かっているし。まあでも遡行はできるだろうと先に進む。
部屋滝だと思う。ここの巻きが少し悪いが、これでもかっていうくらい整備されている。
そのすぐ上の滝は二条のはずだが… こちらは右岸から巻く。水流が強く渡渉が緊張
ここから、尾根沿いに付けられた巡視路階段を上り、途中から谷の方の踏み後をたどり、滝本本谷との間の稜線に上がる。
ここからは踏み後を歩けばよいが、途中鹿よけのフェンスが設置されており、行く手を阻まれる。まあ、地図を見ながら歩けば何とかなる。
最後は発電所の水路の上に作られた道?を歩いて下山。