お久しぶりです。吉川です。
約5か月ぶりにCACでの山行に復帰しました。
その第一弾として11月30日に宮﨑さん、上手さんと八ヶ岳に行きました。報告が遅くなり、申し訳ありません。
5:00 美濃戸出発
7:00 裏同心ルンゼ取りつき
10:30 大同心稜
11:00 小同心クラック取りつき
14:00 小同心頂上部(同ルート下降)
16:30 美濃戸着
時間はうろ覚え。早く報告を書かなかった結果です。
以下報告
この日、八ヶ岳西面は千種のメンバーでいっぱいになるはずだったのだが、僕等以外は直前で行先を変えてしまった。
寒気が緩んだりしたこともあって、僕たちも若干悩んだが信念を通すことにして深夜の中央道を北へ走った。
5時。今回は宮﨑さんのフォレスターなので悠々と美濃戸へ。北沢のルートから赤岳鉱泉を目指す。
早朝の北沢を冬装備で歩くこの感覚!
「く~!冬が始まる~!って感じっすね」
とか言ってしまう。
とは言え雪は全く無く、赤岳鉱泉のアイスキャンディーも微妙な氷結具合。天気は快晴。
でも、裏同心ルンゼはちゃんと凍っており、僕らにも勝利の兆しが見えてきた。
取りつきでは多くのクライマーが準備しており、すでに10人以上は先に先行しているとのこと。
最初の滝はロープを出さず、次の滝では上手さんがリード。上手さん、何気にアイス初リードだったそうですが、危なげなく通過。
その後は、問題なさそうなところはロープ無し、それ以外は宮﨑さんと上手さんがリードで登った。
僕??僕は全フォローですよ。リハビリですもん。いつものことです。
個人的には久しぶりのクライミングで、大同心稜に着いた頃には、クタクタになっていたが、ペースは悪くはなかった。
小同心クラックの取りつきに向かう途中、3人ぐらいのパーティとすれ違った。小同心クラックはあまりにも人が多かったのであきらめたとのこと。
取りつきに着くと、最後のパーティが登っているところだった。上の方にも大勢のクライマーがいるようだ。小同心は真っ黒。雪などついているようには見えない。
これはアックスは使わないだろう。
とりあえず、昼ご飯を食べることにした。青空の下、スニッカーズをかかじる。すこーしも寒くないわ♪
「山って、ホントにいいですよねー!」
思わず口をついて出た。勝利は目前だ。
小同心クラック
1P目吉川
フェースからチムニーの方へ左上。独特のソフトボール大の丸いガバを掴んで、豪快に登る。下から見ると雪は見えないが、石の上には雪が乗っている。
2P目宮﨑
チムニー登り。傾斜が結構ある。ホールドは相変わらずガバ。外れないのが不思議。カムも使った。
3P目上手
最初のところで頭が引っ掛かる。短いが、最も露出感のあるピッチ。ここを抜けると小同心の頂上部へ。
この先は、稜線を少し歩いて最後のピッチを登り、主稜線に出るのだろうが、最後のピッチはまだ何人も待っている。
予報通りガスと風も少しずつ出てきたし、ここで止めることにしよう。
程よい風が吹く小同心の頂上で写真を撮って、懸垂の準備にかかった。
信念を通した。
完勝だった。
同ルート下降し、16:30に下山完了。
コンディションもよく、雪も少なかったので、リハビリにはよかったと思います。
宮﨑さん、上手さんありがとうございました。
アイスのリードと、雪はあまりなかったが小同心クラックのリベンジができ充実した山行でした!宮崎さん、吉川さん、ありがとうございました。