吉川 Gです。
台風の影響で予報が良くなかったのですが、どうしても山に行きたくてギリギリまで天気予報をみてたら土曜の昼までは大丈夫そうだったため沢に行くことにしました。
ダメ元で友人のT君に声をかけたところ行けるとの事。金曜21時頃の話です。
場所は徳山の上谷山のシツ谷(記録によってはシッ谷とも)
短めで水流が少なそうなので、涼しくなってから行くつもりでしたが、天気が急変しても大丈夫だろうと思い選びました。
徳山会館からさらに車道に西に走り、一番切れ込んだ沢がシツ谷だ。地形図にも名称が書いてあるためわかりやすい。
入り口からは早速15mの滝が見えている。
この滝の直登は厳しそうだったので、右の支流の小滝を登って落口にトラバースした。
その上にも10mの滝。
こちらは左右どちらからでも簡単に巻けそうではあったが、滝身の左側が登れそうに見えたので、ロープを出して登ってみた。
意外と悪く、ハーケンとカムで支点をとり、なんとか抜けた。結構焦った。
↑この壁を登った。
そのあとは少し小滝が連続した後、平凡な感じになる。
もう終わりかな。と思ったあたりで、6m程度の簡単な2段の滝が現れ、それを登ると、2段10mが現れる。これもロープを結んで滝身の左側を登ったが、これは簡単。
その後は水流も少なくなり、ひたすら荒れた沢を詰める。最後は左の尾根に上がってみたが、さらに藪は濃くなり、稜線まですぐそこのはずだが、なかなか辛かった。
稜線に出ると踏み跡が出てきた。先週の明神山の稜線よりかなり歩きやすい。
少し登ると上谷山に到着。
↑見逃しそうな看板。
下山はシツ谷右岸側の尾根を下降。この尾根は意外と歩かれているらしく、わかりやすい踏み跡が続いていた。
8:30遡行開始-12:00山頂-13:30下山完了。