愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2009.04.27

唐松岳不帰I峰・Ⅲ峰中止

4月25・26日とHリーダーと共に不帰に行く予定でしたが、
週末は2日とも雨の予報で、山行が中止になりました。
3月から計画する山行が、全て中止か敗退。
これも日頃の行いが悪いからかな?

仕方ないので25日は仕事して、
26日は久々にショッピング。
ボルダリング用にパンツを1本購入しました。

29日の焼岳山スキーとGWの白馬主稜は
絶対にお天気良くなって欲しいものです。

I佐

2009.04.26

週末は鹿島天狗尾根の予定でしたが、土曜日は雨のため、日曜日帰りの可能性を残して、
まずは土曜日が暇になりました。

安城のトータルコモンセンスというジムでお茶でも濁しに2時間ほど。

最近室内ジムが流行りか、今日も新しい若い子が5人ほどいました。
いかにも初めての登り方をしていましたが、あっという間に上手くなるんだろ~な~。

4~6級を中心に遊びました。体のあっちこっちが痛いので、だましだましですが、
できない部分だけを中心に何回かトライしていたらできるようになった課題が
2~3つ程あったので、収穫です。
今までは2回くらいで止めていましたが、続けて何度もやるとできるようになるんだなと思いました。

日曜日も天気悪そうなので、御在所に変更です。

今朝起きると、地面は塗れているし、風も強い。
岩は乾いてなさそうということで、結局、御在所もやめてしまいました。

ゴールデンウィークは晴れを祈ります。

アル中 山田でした。

2009.04.25

鹿島槍ヶ岳 北壁敗退
メンバー波多野 他3名

天狗尾根の取付きまでのアプローチで心配していた渡渉は2回あった。靴とスパッツ一体型の高級靴を履いている田中・高瀬さんは、なんの躊躇も無く対岸に渡っていく。残された我々は右往左往して適当なところを探すが、さっさと靴を脱いで渡った方が早そうである。
億劫なので意地でも飛び石で渡ろうとしたら、案の定失敗して前のめりにコケてしまった。
荒沢の出合い手前からは、右岸の雪壁をヘツリ気味にトラバースしていく。天狗尾根の第一・二クロワールよりも悪く感じられた。
天狗尾根に乗っかれば単調な登りが続くだけであるが、運動喘息が出ている僕は息も絶え絶えである。
第二クロワール付近で下山してくる人に話をする。荒沢北壁を狙う予定だったらしいが、敗退理由がとても曖昧で分からなかった。(数日後の情報ではザックを落としたとも聞いている)
快晴無風の好条件なのに、早々に撤退してくることを不思議に思った。田中さんは「あれが生き残る秘訣だよ」と言っていた。
天狗の鼻に到着すると見事な北壁が眺められる。
スピード命のルンゼルート・明日の降水確率は90%・喘息が出ている・をキーワードに、北壁を眺めながら明日の行動をシュミレーションして、完登の可能性を見出そうとした。
しかし、どう考えてもパートナーに迷惑を掛けるこになろうと思われた。
ザイルを組むことになる神保君に、明日の登攀辞退を告げると、「どうしちゃったんですか?剣で燃え尽きちゃったんですか?」との言葉が心に染みた・・・。
そして僕が皆に話す前に、田中さんが「明日はテントキーパーするから皆で登って」と登攀辞退を告げた。
続けて僕が登攀辞退を告げ様ものなら、完全に白けてしまうので皆には言わずに再び完登の可能性を模索した。
テントの中ではいつもの様に、豪快な宴会と各自の食料をなべにブチ込む豪快な夕食を楽しんだ。
平成メンバーと山生活では初めての神保君は、とても新鮮に感じたようであった。

翌日3時に起きて天候の様子を見ると、今にも泣き出しそうな空模様である。全員一致で登攀中止が決まった。
来年も同じメンバーで、戻って来ることを約束して天狗の鼻を後にしたのでした。

雨に打たれ、全身濡れながら帰りました

2009.04.22

4月8日、鹿島槍東尾根にひとりで行ってきました

大谷原01:40~04:20一の沢の頭04:40~07:00第二岩峰取り付き7:20~08:00第二岩峰上~09:00頂上09:20~12:10大谷原

満月に近い月夜のなか歩き出す
林道分かれ道を越えてすぐの緩斜面から東尾根に取り付く
一の沢の頭手前からナイフリッジ
リッジの南斜面はクラスト、北斜面は新雪ラッセル
変化があって楽しい

12831cf042313f727e047de72d3f980d[1]二の沢の頭を越えたところで日の出

気温はマイナス6度で暑くもなく寒くもなく
第一岩峰はただの雪壁、第二岩峰もロープなしで取り付く

ハーネスに結び付けたデイジーを3本
それぞれの先端にエイリアン1~2個とカラビナ装着
エイリアンや残置支点で自己確保しながら登るスタイル
下の確保支点を回収するために
ところどころでクライムダウンを要するので安定感はイマイチ

岩峰上部は簡単な雪壁、頂上までバテバテで休み休み歩く
北峰頂上はナイフリッジ状で薄っぺらだった
南峰とのコルから北股本谷に降りる
斜面は硬いところと雪団子になるところがあり、バックを多用、途中から尻制動
強い日差しに顔を焦がしながら大谷原に到着しました

4日に新雪が30センチほど降ったようで
トレースなしの山を楽しめました
今月下旬には雪が不安定になるでしょう
暖冬が続く昨今
後立方面は4月初旬が最適シーズンですね

1川

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