愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2013.12.29

石尊稜
こんにちは、成瀬1です。
26日、27日で原田さんと八ケ岳に行って来ました。
目指すは石尊稜。
一昨年から年に1回なので過去2回、いずれも1月下旬に長谷川Jさんと登りに行っているのですが、
2回とも強風と極寒で敗退している、自分にとっては因縁のルートです。
凍える手で岩壁に付いた雪を払い落としながら登ったものの、
初回は途中の雪稜で時間切れ、2回目は1P目だけ登って強風のあまり退散しました。
今回は、ちょっとズル(?)をして、まだ気温の高い12月中に登ってしまおうと出かけました。
天気予報はあいにくの悪天。
とはいえ、天気図を見る限り、26日はまずまず、27日もそれほどひどい天気にはならないと予想。
26日夜に前線を伴った低気圧が通過するため、夜の降雪がポイントになると踏みました。
降雪はたぶん10cmくらいだろう・・・。
原田さんが朝10時に名古屋出発なら行けるということで、初日はのんびり出発。
高曇りのなか、赤岳鉱泉を目指しました。
予想通り風もなく、気温も高め。
鉱泉から見上げる大同心、そして石尊稜の岩場はここのところの好天でほとんど雪はついていない模様。
テントを設営してからアプローチを確認、しっかりとしたトレースが付いていました。
以前は、ラッセルしながら取り付まで2時間近くかかったのでひと安心。
テントに戻り、ビールを飲みながら食事の準備。
夕方から雪が降り出したものの、いつの間にかテントを叩く音が大きくなってきました。
雨、でした。
雨が降り、凍った下部岩壁はどんな感じだろう?
新しい問題が出てきます。
シュラフに入ってからも悶々としてなかなか寝付けず、夜中にトイレに出ると、テントの横に突き刺したアックスが雪でほとんど埋ってます。
フライを伝って落ちた雪で、テントは四方から圧迫された状態。
湿雪のびっしりついた下部岩壁を想像し、モチベーションが一気にダウン。
結局、ひと晩降り続けた雪は40〜50cm。
気温も低くないし風も強くなく、マイルドな気候だっただけに悶々とした気分のまま、
アイスキャンディーでお茶を濁して下山しました。
3度目の正直にはならず、ずっと悶々とし続けた2日間でした。
いつになったら登らせてくれるのかな。
誰かリベンジに付き合ってください。

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