愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2015.10.27

1皮です

南アの小仙丈沢を岩佐さんと登ってきました

快晴の一日で最高の沢登りでした

1つめの滝。シャワーを浴びながら釜を渡る

1つめの滝。シャワーを浴びながら釜を渡る

 

戸台2:00-6:30北沢峠7:00-8:10小仙丈沢出合8:20-12:20稜線-13:00仙丈岳13:20-15:00北沢峠

 

戸台の河原にある駐車場から、ヘッドランプをつけて歩き出した

駐車場には先客が6台

スーパー林道にバスが走ってる時季に初めて来たけど(いつも冬ばかり)

河原を歩いて行く人がいるもんだと感心した

落ち葉で踏み跡が見えないため

右へ行ったり左へ戻ったり、意外に時間がかかる

丹渓山荘付近では戸台川本谷方面に行ってしまい30分近いロス

北沢峠手前の舗装道に出たところで

仙流荘から来たマイクロバスに抜かれた

それも2台、3台

沢に早く取り付こうと夜中に歩き始めたのに、バスに乗れば良かった、、、

 

北沢峠は冷え込みが厳しく、氷点下4度ぐらい

こんなに寒くては、快適な沢登りは期待できないだろう

「帰りたいなあ」と内心思った

でも「沢は凍ってるよね」「手足が濡れたら冷たいね」

という話が出るが、岩佐さんは「やめましょう」とは言い出さない

「岩佐さんは、冷たくて寒くてつらいのが好きなんだ」と納得した(^^;)

 

林道をどんどん下り、分かれ道から広河原とは反対方向へ行く

鳳凰三山方面から日が当たり始め、体がぽかぽかしてきた

出合から小仙丈沢全景とカールが見え、途中に大きな滝も

気持ちよさそうで、やる気が出てきた(´。`)

林道から見た小仙丈沢の全景

林道から見た小仙丈沢の全景

1つめの滝。大きくて気持ちがいいっす

1つめの滝。大きくて気持ちがいいっす

 

堰堤を右から巻き、しばらくは倒木帯で歩きにくい

歩きやすい河原になると15mぐらいの1つめの滝

左側の壁をロープなしで越える

 

?番目の滝。下部は倒木が多かった。

?番目の滝。下部は倒木が多かった。

 

数mの滝をいくつも越えた後、2段30m位の大滝

上部も水流の右側をロープなしで越す

岩は堅いが、スローパーの上に落ち葉が積もってるのがくせ者

水流のすぐ右をフリーで。上部は立ってます

水流のすぐ右をフリーで。上部は立ってます

 

 

その上で沢は二俣になる

登山体系では「左俣はガレ沢で右に進む」と書いてあり、右俣へ

すぐに伏流水となり、崩れやすい砕石が積み重なっただけの登りになる

右俣はどんどん右の尾根に近づいて行き

縦走路のある稜線のコルが遙か左手の方に見えるようになった

「あまりにも右に行きすぎだろ」ということでトラバース開始

そしたら、先ほどの二俣で分かれた左俣上流部と思われる沢に付いた

最初から左俣を登れば良かった

5mぐらいのハイマツの藪こぎをこなすと、広々としたカールの底に付いた

気持ちの良いカール

気持ちの良いカール

縦走路からのカール。富士山、北岳がきれい

縦走路からのカール。富士山、北岳がきれい

 

天気は快晴。風もなく、日が暖かい

帰りたいなあと思った「冬のつらい朝」から

ぽかぽかの「秋のハイキング」にがらっと変わった

砕石斜面を登り縦走路へ

そこからすぐのところに頂上。西風が冷たいけれど、360度見渡せる好天です

沢が簡単だったので、意外に早く頂上につけました

空が青い頂上

空が青い頂上

 

帰り道、40人ぐらいのグループに出会った

若い男女ばかりで、笑い声を上げて歩いている

「なんか、楽しそうだな~」などとうらやましそうに横目で見ながらごぼう抜き

後で聞いたら、旅行会社が企画した「山コン」のご一行様とか

楽しいのは当然ですな

 

北沢峠で、戸台行きのバスが止まっており、迷わず乗り込む

冬に来ると、帰りの河原歩きがつらくてしょーがないが

早く下りてくれば、こんな楽ちんなんだと、バス車内で爆睡した

 

2015.10.27

森です。10/25、酒井さんと御在所、中尾根に行ってきました。

 

【コースタイム】

7:10裏道P~9:00中尾根取付き~9:10登攀開始~14:30登攀終了(P2オニギリまで)~16:50懸垂下降終了~17:5裏道P

駐車場でReパッキング。アブミは一台にしよ、って事で、力持ちの酒井さんに持って行ってもらう。

「カム#4、2個も要るかなあ??前、早戸くんと行った時は1か所くらいしか使ってなかったような。」と酒井さん。置いて行くか迷って、とりあえず2つ持って行くことに。

日向小屋に滝根さんがみえるので、挨拶に立ち寄った。「頑張って来いよ~。」と励ましを受け、中尾根取付きに向かう。この日は風が強く、取付きに着く頃にはかなりの強風で、体が持って行かれる程でした。

IMGP4593 IMGP4591

P4 1P目 森リード

「リード、チャレンジしてみていい?」「どーぞどーぞ。」のやり取りで、私、NPクラック、初リード。強風で寒く、手がかじかんで感覚がなかった。残置ピンの所で1テンしました…(´Д`)うんうん言いながら登って、チョックストーンの下をくぐって1P目終了。長身の酒井さんには、チョックストーンの下をくぐるのは狭かったみたい。「てゆうか、#4フツーに使うじゃん。誰??1つ置いて行こうとしてた人は~!(ー_ー)」と酒井さんに言ってみた。その先のピッチも#4が大活躍。うちらのレベルなら、#4を2個持ってきて正解だとその時は思った。でもよく考えてみれば、#4を2つ使ったところはなかったか。。(´・ω・`)

P4 2P目 酒井さんリード

短いピッチ。前尾根の方から滝根さんが「ガンバ~!!」と大声で手を振ってくれていた(*^▽^*)テンション上がるぅ~⤴⤴

IMGP4594

2P目終了後、また岩の下をくぐって、P3までクライムダウンで下りた。

IMGP4595

P3 森リード

10:20だった。まだまだ時間に余裕がある。リードを志願してチャレンジヽ(^o^)丿相変わらずの強風((+_+))私はナッツを使った事がなかったけれど、このピッチで初めてナッツを使ってみた。すごくよく効いて、カムよりも安心だと思った。これからはナッツを上手く使えるように練習しよう!

懸垂でツルムのコルへ。ここへ来ると風はさらに強く、近くにいるのに声が聞こえないくらいだった。

P2 (4P目)酒井さんリード

せっかく持ってきたアブミだったけれど、使わず左へトラバースして行く方が易しいと聞いていたので、(森)「ここもリードしてみていい??」(酒)「お~、今日の森さんはやる気が違うねェ~。」とリードをチャレンジしてみた。でもこのトラバース、怖い(>_<)グレード的に言えばP4,P3の方が上なんだから、行けるはず、と自分に言い聞かせてみるも、上のガバフレークに手が届かない・・・(T_T)風が強くてマジで吹き飛ばされそ~(;´Д`)30~40分は岩にはりついていたっかな・・(^-^; (酒)「交代する??」の声に、即返事でお願いします<m(__)m>した。

リード交代して酒井さんに行ってもらう。リーチのある酒井さんはガバフレークを持って、「これ、届いちゃうんだよね~。」と余裕で抜けてく。フォローで行ったら以外とすぐに抜けられた(´・ω・`)なんだ、、、結局は怖さ核心か。。このチキン野郎め!!と心の中で自分を罵った(;´∀`)いやしかし、やっぱフォローは楽でいいな♪(^^)トラバースして上がった所でピッチを切った。

(5P目)森 リード

(酒)「あとは階段状だから、歩いていけるよ。」と言われて終了点まで上がったけれど、言うほど歩きではないよ、酒井さん・・(T_T)歩きだと思ったからギアも持ってないし(;´Д`)超絶ランナウト。。たまたま持っていた#2を1か所キメた。易しい所だけど、ランナー取りたい(;´Д`)

P2 オニギリ(6P目) 酒井さんリード

最初からここは酒井さんにリードしてもらうつもりでいたので、当たり前のようにリードしてもらった。フォローで行ったけど、よくこんなとこリードしたなあ~と感心した。結構難しい。ビレイしていても風で体が持って行かれる。両膝を岩にくっつけていないと、体が支えられない程の風だった。

最後の所はリードの酒井さんは右から回り込んで行った。私はフォローなので、左側から行った。右側から回り込んだ方が易しいらしい。登攀終了したのが14:30だった。「いい時間だね。寒み~し、早よ帰ろ~よ。」と懸垂開始。

 

ツルムのコルまで懸垂で下りた後、私がリードで行けなかったP2の1P目の所でロープが引っかかって抜けなくなってしまった。またここを登らないといけない(;´Д`)私はリードで行けなかった場所なので、ロープ1本で酒井さんに登ってもらい、無事ロープを回収。ほっ。

ツルムのコルからバットレスの方へ下りるため、ルンゼを懸垂。コルにある木に残置スリングがあり、もう一段下にも懸垂ポイントがあった。(酒)「下にいい支点があるよ。」と言われたけど、ロープもぐちゃぐちゃで、荷物もまとまっておらず、ロープ整えて一段下まで降りて。。。というのが面倒で時間かかるから、この木で懸垂しようと言った。でもそれが後で後悔する事に・・(;´Д`)

50mでギリギリ下りられた。ルンゼの岩が脆く、落石が危ない。上のロープの結び目が岩に引っかからないように少し下に下げてから懸垂したけど、下のロープの長さにもそれほど余裕はなさそう。下りて行ったら、ギリギリ安定した場所に立てるくらい、片方のロープは短かった。

そして・・ロープの結び目が岩に引っかかって抜けない( ̄◇ ̄;)今度はロープ2本ともダメな状態。まじか。。(´゚д゚`)このルンゼ、登り返すの???うう(泣)

ザックを置き、タイブロックを付けて登ってみる。怖・・(;´Д`)てか、私登れるのかな??ここ・・。チキン野郎なので、なかなか上がれない。しばらくして(酒)「交代しようか??」と。即返事でお願いします<m(__)m>した。

交代して、酒井さんがタイブロックをつけて登る。ステミングでルンゼを上がって行った。落石、大丈夫かなあ。。と心配。結局、ツルムのコルのまでルンゼを登り返し、ロープの結び目を外してもらって、下の支点から懸垂で下りてきた。ロープを外す時、引っかかっていた大きな石が落ちる事が避けられず、正面から落ちてきたそう。右にも左にも避けられないので、スーパーマリオみたいに上にジャンプして、落石を避けたんだとか( ゚Д゚)怖・・。ホント、無事で何より。面倒くさがらず、最初から下の支点で懸垂すれば良かったと、自分の判断が悪かった事を後悔。反省した。

登山道に出たところで、この先電波が悪くなるので滝根さんに下山報告。

中尾根をリードもできて、P2まで行けて、充実した一日だったけど、反省点も多かった。裏道を歩きながら、懸垂下降全般に時間がかかったり、トラブルがあったり。登っている時も、次のピッチに移動する時にロープがぐちゃくちゃで、それを処理するのに時間がかかったり。こういう事がスムーズにできて、トラブルも回避できるようになりたいね、と話しながら帰った。帰りのルート選択も、落石の多いルンゼじゃなく、2ルンゼの方へ下りた方が安全だったかもね、と。反省点や今後の課題も見えた一日でした。

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