2018.05.20
1皮です
台高の沢に行ってきました
第一支流の出合にかかる40m滝の高巻きが厳しかったです
中ノ谷出合8:00~10:20第一支流出合~稜線(1100m地点)~14:00 1194mピーク14:30~口迷岳~15:50迷岳~17:20中ノ谷川出合
出合にある空き地に駐車、入渓する
右に左にと植林地が出てきて、左岸には大規模な皆伐地もある
河床はきれいなナメがたくさんあるのに何だかなあという感じ
しばらく歩き続けると、前方が暗くなってきて、滝場の登場
泳がないと越せない釜が2、3カ所あり、もったいないので今期初泳ぎ
半袖半ズボンのウエットスーツ(スプリングという名称らしい)を着てきたので
思ったより冷たくはなかった
くの字に曲がった25m位の滝は、傾斜は緩いが水量がすごいので巻いた
小さな滝は次々越していける
2時間ちょっとで第一支流の出合に到着
40~50mはありそうな立派な滝でんな
さあ、右から越えるか左からにするか、よーく観察する
30mぐらいから上に岩壁帯が左右に続いており、難儀しそう
大きくは巻かずに小尾根に取り付いたが
絶妙な位置に支点になる木があり
この大滝と、その上にある滝を一緒に巻いた
ロープは使わなかったが、複数人数なら安全のために使用した方がいいだろう
その上も見栄えのする大きな滝がいくつも出てきたがすべて直登できた
ある滝の落ち口に上がって見上げると1本の巨木が目の前に現れた
直径は3mぐらいだろうか、「すごい」と思わず叫んでしまった
この辺りの傾斜は急で、横方向から見ると幹もかなり斜めになっている
重力に逆らうように岩の上に根っこを這わす力強さに心打たれたが
崩れやすい地盤ゆえにそう遠くない時期(それでも数十年先か)には
倒れてしまうのではと思った
その上流は左右に小さな沢がどんどん入り込むが、水の多い方へと登って行くと
迷岳から東に伸びる1194mピークの東方1100m地点に出た
この辺りは自然林で人の踏み跡はないが
シカ避け用の網目柵(倒れている)や黄色い目印棒などがあり
植林地が近くまで迫っていることが分かる
赤白のヤマツツジが盛りのピークで濡れた服を着替えていたら
小さなアブのような虫に吸い付かれ、脚が夜まで痛がゆかった
台高の稜線は標高1000mちょっとしかないものの
真夏でも涼しい風が吹いていることが多いが
今日は風がなく暑かった
ピークを西に下りると、「登山口 宮川山岳会」と書かれた道標と踏み跡が出てきた
南の斜面には林道が見え、踏み跡を下るとあそこにつながるのだなと分かる
今回の山行の目的は南斜面の林道につながる降り口を見つけておくこと
道標まであるのには驚いたが
地形図を見るとちょっと西の1210mピークから南に続く尾根を下ると
林道をショートカットでき、もっと簡単に降りられそうなため、
コルに目印を付けて置いた
(目印はごみにならないよう、次に行った時に回収します)
そこからは口迷岳、迷岳(東側は三重稜線になっておりその名の遠い迷ったが)、スメールを経由し、中ノ谷の出合に戻った