2020.09.29
お疲れ様です。あんどうです。
岐阜県恵那市 笠置山クライミングエリアにてプロテクションを使用したクラック講習会を成瀬(洋)さんのご指導のもとおこないましたので、ご報告いたします。
また、講習会に合わせて夕方には創立記念会(懇親会)もおこないました。
メンバー:西村代表・曽我さん・市川さん・上手さん・成瀬(洋)さん・早戸さん・吉川Gさん・坂井さん・吉川Kさん・伊藤さん・あんどう 合計 11名
懇親会:細江さん
参加者お子さん:2名
めずらしく、大人数の参加でした。
ご参加いただきありがとうございました。
【9月26日 1日目】曇り
前日が雨だった為、講習会をおこなう岩場が濡れていることを懸念して集合時間を遅らせました。
◎12 時00 分
笠置山クライミングエリア入山受付所集合
◎13時00分
講習会開始
成瀬(洋)さんから最初に
各自の安全性の概念は各自で違うとは思うが、色々な観点でメンバーの力量も各自違う中ではありますが、再度確認していくことで
会としての安全性の向上が図れたらとお話をいただきました。(一部印象が残っている部分を抜粋)
・ナチュラルプロテクションの
各メイカーの特徴
・ナチュラルプロテクションの
使用方法と使用場所
(フレアしていたり・奥まったりなどクラック特有の岩場の形状を観察して使用する箇所を見極め方法/カムを設置する時のカムの向きなど落ちる場合を想定した荷重の方向での設置が安全性が高いなど)
・カムとナッツを使用する時の注意点
・ナッツとカムの違い
・ナッツのよい設置例と悪い例
・ナッツの事故事例
・カムとナッツの設置方法
◎13時30分
笠置山レイバックにて
成瀬(洋)さんの設置の実演
実演後に参加メンバー各自で自前のカムを触って地面から手が届くクラックでカムとナッツを岩に設置するなど実際の使用方法が正しいのか確認。
【所感】
初めてカムとナッツについて学びましたが、使用方法と設置箇所を確実に設置者本人が習得していたら安全性はかなり高いと感じました。けれど、少しでも気を抜いたり確実な設置ができていなかった時は大事故にも繋がるので、使用するまでに何度も練習をしたいと感じました。
◎14時00分
◎ナチュラルプロテクションを使用したアンカー構築
・アンカーポイントについて
・アンカー構築について
【所感】
基礎となるアンカー構築について勉強をしました。私も少しだけ予備知識は勉強はしていましたが、成瀬さんが丁寧に分かりやすい説明をしていただいたので初心者でも理論がすんなりと頭に入りました。
クローブヒッチでのアンカー構築については、冬季では重宝できる方法だという事も学べました。実際に二箇所に分かれて支点構築をして手に取って学ぶことができました。
◎14時30分
各自分かれてルートクライミング・自由時間
私は少し岩場で身体を慣らしてから
模擬リードでカムの設置をしました。
クラック初体験のあんどうは
カムをまだ持っていなかったので
みなさんにお借りしておこないました。
また、実際に自分で設置したカムが信用できるのか自分の体重をスリングを使用して体重をカムにかける事で安全性も確認しながら設置を学びました。こちらはカムの安全性確認については曽我さんにご指導していただきました。
成瀬さんからはジャミングの方法など
綺麗なフォームと正しい登り方を学びました
失礼ではありますが、私は勝手にカマキリみたいな腕の使い方で身体を持ち上げるイメージで覚えました。また、細部にあたる手の関節の動きはカムデバイスなどのレンジの動きをイメージして関節などを動かす事にしました。私の脳内イメージで実際にはジャミングには各種方法はあります。身体の動かし方の脳内での想像方法ですので、誰かの助言があったわけではありません。
その他メンバーは…
・笠置山レイバック 5.10 a
・あかねクラック 5.11a
にてリードをしました。
また、私も笠置山レイバックに挑戦しましたが苦戦しました。何度もぶら下がりましたが
なんとかギリギリルートを抜けれました。
笠置山レイバックは、参加メンバー全員ルート抜けたと聞いてます。
◎17時00分撤収→懇親会
【9月27日 2日目】晴れ
◎6時00分 起床
◎7時00分 集合・朝食・撤収
◎9時00分岩場に移動
カモシカエリアに移動
トッポが新本のエリアでまだ購入していなく、岩の名前など把握できていないので記載できません。すいません。。
各自、クライミング。
クライミングの前にクラックという事で
テーピングの巻き方を成瀬さんと坂井さんからレクチャーいただきました。テーピングを持ち寄ってなくお借りしてしまい申し訳なかったです。
はじめてのテーピングでしたが、丁寧に教えていただきました、が!
私が不器用で手間をかけてしまいました。みなさん、お時間いただきすいません。
ワイドクラックもやりました。
少し事前に吉川Gさんと予習はしましたが
私は初です。なんとか時間はかかりましたが登れました。
ワイドクラックでは、市川さんはアプローチシューズで完登。
曽我さんは誰よりも綺麗なフォームで誰よりもはやく、そしてワイドクラックなのに背中もつけないで歩いて散歩している感じにスタスタと登っていました。
私の目の錯覚なのか岩場に仙人がいるように見えました。
綺麗なクラックにもみなさん挑戦してました。西村代表、吉川Gさん、早戸さんが綺麗にクラックをリードしていました。
各自本数は異なりますが
私は4本ルートほど登ることができました。
何度も落ちているので完璧ではありません
あと、やはりリードをして登っていないので
初日に学んだ事はまた機会があればゲレンデで勉強をしたいと思いました。
【まとめ】
この2日間みなさんには
とても貴重なお時間をいただき
また、成瀬さんには、丁寧に優しく、また指導中の言葉の表現方法もわかりやすく
とても勉強になりました。
ご指導いただきありがとうございました。
また、みなさん賑やかで楽しい空間でした。
こちらの記事に名前が出ていない方々にも
多くの事を学びました。
ありがとうございました。
また、自分はまだまだ未熟ですが
今後は岩場にも慣れて今回学んだ講習会での
ナチュラルプロテクションの設置方法や
クラックでの登り方など多くの場所で実践できたら思います。また、カムを使用してリードできるぐらいに成長できたら思います。
講習会で学んだ事を無駄にしないようにしたいです。
市川さんの
『まわりがやってくれるのではなく、自分自身がどうしたいのか、自分が何をやりたいのか、自分自身で行動を起こさないと何も変わらないよ』って言葉が山登り以外の場面でも通ずる言葉だと感じ心に響きました。
No.1名言でした。
この名言は、懇親会で夜中2時30分、焼酎飲んでいたと思うので残ったメンバーは睡魔との戦いの中でしたが、(みんなバッチリ起きていたので睡魔とは闘っていなかったかもですが)あんどうはバッチリ覚えています。
その他の人達の名言も覚えているのですが
長くなるので、あんどう心の名言集に保管しておきます。
そして、見学していたお子さん達と遊んでいる時に
ボソボソっと岩登りをやりたそうに、
話してきたので身体が大きくなったら
また、みなさんで集まって
クライミングできたらと思いました。
報告:あんどう