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20180722 奥美濃 明神洞

2018.07.24

お疲れ様です。吉川Gです。

日曜日に、早戸さんと根尾 東河内川の明神洞に行きました。
大きな沢ではないですが、景観が奇妙だということで、以前から気になっていた沢でした。

上大須ダムの車道終点から5分ほど河原を歩くと、右に釜のある滝が現れるが、これが明神洞の入口だ。
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↑早戸さんが指差している辺りがなんか人工的に作られているっぽい。以前は明神滝まで遊歩道があり、歩いて行くことができたらしい。

ここを超えるとすぐに明神滝15mが現れる。
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この滝は僕がリードさせてもらった。
思った以上に水流を浴び、息ができない。しかし、ホールドは探せば結構あるし、岩も硬い。
ちなみに途中、残置ハーケンが2枚もあったので、カム等は使わなかった。一つは結構新しい感じがした。

終了点はしっかりしたハンガーボルトが打ってあり、ありがたく使わせてもらった。

これを越えれば後はロープは必要なかった。
フリクションはやや悪いが、簡単な小滝が連続する。
谷は断崖に挟まれており、その中を流れる沢の底は岩盤で、泥や砂等は無かった。
非常に特異な光景だった。

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小滝群をやり過ごすと、平らで美しいナメ床が現れる。↓
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ここを過ぎると、平凡な渓相に変わってくる。
一ヶ所直登が厳しそうな滝が現れるが、この辺りでこの滝を登って良いのか、それともそろそろ左又に入るべきなのかで随分迷った。
崩壊した変な沢に入ってみたり、戻ってみたりしたが、やはりこの滝を登らないといけないようだ。早戸さんが左岸側から巻いてみたところ、意外と普通に巻くことができた。落口に降りるところが少し緊張した。

その滝を過ぎるとすぐに二俣になり、左に進路をとる。
後はひたすら稜線まで藪漕ぎ。稜線に出てからも踏み跡は薄く、藪漕ぎは続く。
特に明神山より北は踏み跡がかなり怪しく、辛かった。そして暑かった。
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↑稜線にはあまり見たことのない巨木があった。

東河内谷の右又を下降すると、案外すぐに明神洞の出合に到着した。F1の釜で泳いで泥や木屑を落として帰った。

7:00開始、13:00下山完了。

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