愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

愛知県名古屋市の山岳会 千種アルパインクラブ

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2014.01.02

お疲れ様です。吉川です。
 
中崎尾根の翌日、いわゆる元日に早戸さん、成瀬ラッセルさん、僕で天下峰に行きました。
 
最初は瑞浪のつもりだったのですが、東濃は雨模様だったため、豊田に転進しました。
 
元日ではありますが、数パーティ登っていました。
 
まずはおたまじゃくし5.9をトップロープでアップ。
雨蛙5.11aにも触りつつ、おたまじゃくしのクラック限定などをやりながらこの岩でしばらく遊ぶ。
 
その後、近くのショートサーキット5.12aに早戸さんが挑む。トップロープで少し触ったあと、昼食を挟んでリードでトライ。しかし、RPならず…次回以降の宿題へ。
 
最後に魔球5.11aをラッセルさんと僕がトップロープでトライし、撃沈したころにはもういい時間。
 
初登りはこんな感じでした。
おたまじゃくし
おたまじゃくし
 
魔球
魔球

2014.01.01

ミヤザキです。
12月28日、大雪のため年末山行の日程を延期した若頭、イボG、斉藤さん、成瀬2号(ラッセル)、ミヤザキの5人で瑞浪屏風岩に行ってきました。
 
 
みんな翌日から山に入るので、あまり消耗したくない。
そんななか、1人旺盛なやる気を見せたのが、初めての瑞浪となったラッセル。
ボルダー1級、フェース5.11を登る期待の新人だが、クラックの経験はほとんどない。
彼の奮闘ぶりやいかに!?
 
 
まずはアストロドーム右5.10aでアップ。
アストロドーム右5.10aでアップ
 
かっこいいムーブでリードするイボG
 
ラッセルはトップロープトライの後、リードでも成功。さすが強い!
 
次に秀則コーナー5.9。
ラッセルはトップロープでビレイされつつ、フィンガークラックにカム極めて登る練習。
一撃でクリアし、「なるほど、これがクラックですね!」とノリノリ。
 
シスターズドームに移動。
余裕のよっちゃん5.8 ラッセルはリーチを生かしてガバを取り解決。 
有希子の初恋5.10a ラッセルはアクロバティックなボルダームーブで解決。「こっちのほうが楽ですよ」とか言いながら、トップロープの恩恵を受けまくる。
 
 
展望台に戻り、夕方になってやる気の出てきたミヤザキは感激5.10aのMOSにトライするも、フレアしたところで撃沈。
最後にみんなで新人クラック。
今までパワーとボルダームーブでしのいできたラッセルだが、これには大苦戦。
ちゃんとジャミングの感覚をつかんでいないと、跳ね返される瑞浪の登竜門。
そのうち雪が降ってきた。空も暗くなってきた。そろそろみんな帰りたい。
しかし、ラッセルの情熱は収まらない。
 
「最後にもう1回やらせてください!どうしたら登れるんですか!?」
「もっと気合い入れれば登れる」
「上裸になったら登れる」
 
みんなで言うと、「そうですよね!」と雪の降るなか上裸になるラッセル。なんて素直な新人。
ちゃんとテーピング巻けてないのでオーツンのクラックグローブも貸してあげて、準備はできた。
千種のブルース・リー降臨
気合い十分!千種のブルース・リー降臨!
 
千種のブルース・リー降臨2
おっと、ロープ忘れてた。
 
新人クラック本気トライ
いざ、新人の新人クラック本気トライ!
 
結末はこちら↓

 
はえぇ~(笑)
でも心意気は立派。また一緒に練習しようぜー。

2013.12.24

お疲れ様です、早戸です。
 
吉川イボGと久しぶりの瑞浪に行きました。
 
前日の雨で岩の状態が不安でしたが
日の当たっている場所は問題なく登れました。
 
・カイン&アベル 5.10d
早戸 RP 吉川×
・H君のフェイス 5.12a
早戸 RP
・余裕のよっちゃん 5.8 NP
吉川 RP
・グランプリ5.11a
早戸×
・アストロ左・右 5.10c/d・5.10a TRのみ
吉川 右○左×
 
1日目一杯遊ぶことができて満足でした。

2009.09.19

皆さんお忙しそうなので、I佐が先週末行った明星の報告をします。
参加メンバーの皆さん、間違った記述があったら訂正・加筆をお願いします。
今回は登攀中に写真を撮る余裕が全くありませんでしたので、
どなたか写真の追加をよろしくお願いします。


日程: 09.09.19 – 20
メンバー: N村、N本、1川、I佐


9月19日(土)

名古屋組は19日の夜中の1時に土岐IC集合。高速を使って豊科ICまで。
あとは下道をひた走って、早朝4:50頃明星山駐車場着。
N村さんは既に到着しており、車の中で仮眠中。我々も1時間ほど車で仮眠を取ることにする。

空が明るくなってきたので起きて準備。
目の前には、巨大なおにぎりのようなとんがった三角の明星山がどっしりと構えている。
ヒロケンの本で写真を見てかなりのスケールの岩壁だろうと思っていたが、
実物は想像していた以上の迫力だ。

IMGP3667_convert_20090926220303           

「今日はどこを登る?」との問いに、N本さんからすかさず「JADE」との回答あり。
11aのルートにひるむが、「アブミとユマール使えばイケルイケル」と言われ、JADEに決定。

N本&I佐、1川&N村のペアで7:10から登攀を開始するが、8時頃2P目を登っている頃に
雨がポツポツしだし、次第に強く降り出した。
濡れた石灰岩は滑って怖いので、ひとまず退却することに。そそくさと懸垂して取り付きに降りる。
ここのところ週末は雨で山行がキャンセル続き。「新潟まで来て、またも雨?」と悲しくなったが、
まだ時間も早いことだし、ひとまず取り付きでお天気が回復するのを待つことにした。

             Myoji0
             小滝川は、河原に下りてから暫く下流に進むと、対岸に渡れるように
             ロープが張ってある。ハーネスと安環使えばOK。

             Myoji2
             岩が乾くまでお昼寝。

天気が良くなるのを待っている間、岩を眺めていて、先程登った所は「フリースピリッツ」の
下部辺りだったのではないか?という話になり、右側のザレた斜面を少し登ると
「マニフェスト」の取り付きらしき所があった。
JADEは全部で9Pあるが、2P目の途中までと8P目から最後までは「マニフェスト」とルートが
同じ。取り付きには、しっかりとしたリングボルトが2本かかっていた。

10時頃まで辛抱強く待っていると、お日様が顔を出した。
壁も乾いてきたのでそろそろ登ろうということになり、再び登攀開始。
先程と同じく、N本&I佐組から先に取り付く。

1P目(5.9):草と小さなブッシュのザレた階段状の斜面を登り、途中からクラックを登って右上して
小ハング下のビレイポイントまで。

IMGP3676_convert_20090926220604

2P目(5.11a):2ピッチ目にして、いきなり核心のピッチ。

IMGP3682_convert_20090926220950

N本さんはハングをサッサと超えていくが、その先のハングからスラブに出る所で暫くホールドを
探っている。「落ちるかも・・・」と言われ、その後痛恨の1テンかかる。
しかしその後はムーブが固まったようで、直ぐに姿が見えなくなった。
暫くして「どうぞ!」のコールに自分も登り始めるが、いきなり最初のハングを登った所で足を滑らせ
派手に落ちる。それを見ていた1川・N村両氏から、「タイブロックとアブミで登ったら?」と言われ、
あれこれ試みるが、ジタバタしているうちにタイブロックを落としてしまう。
N村さんにタイブロックをお借りして暫く粘ったが、ロープが伸びるのでかなり苦戦。
あれこれ試みても疲れるばかりで上手くいかないので、タイブロックとアブミをしまい、
自力で再度挑戦したら登れた。
N本さんがテンションかけた部分では迷わずアブミとタイブロックを出したが、次のボルトまでが
あまりにも遠いのでひと苦労。取り敢えず核心らしき所を越えた辺りで道具をしまい、
冷や汗タラタラで騙し騙し登る。

写真は後続パーティ

IMGP3697_convert_20090926221412


3P目(5.10b):スラブを左上気味に進み不安定な岩のハングを登り、更に左上してビレイポイントのあるテラスへ。

IMGP3684_convert_20090926221716


4P目(5.11a):ホッとしたのも束の間。またも核心の11aのピッチ。このルートのメインとも言える
つるんつるんのスラブが登場するピッチだ。
ピッチ下部は草付きの比較的簡単な斜面だが、上部のスラブは本当に信じられないくらいツルツル。
左のラインを取れば5.9だが、N本さんは迷わず右側の難しい方を登る。
しかし相当難しそうで、ロープがなかなか伸びない。ビレイしている手にも自然に力が入る。
その内無事に到着したようで「どうぞ」のコール。

スラブを目にして愕然とする。豊田や瑞浪の結晶トキトキのスラブは登ったことがあるが、
こんなツルツルのスラブを見るのは初めて。
ホールドも無いし足もどこにどう置いたら良いのか分からず、あまりにも難しそうで、
何故かは分からないが思わず笑いが込み上げてくる。こんな心境は初めてだ。
到底登れそうもないという諦めの笑いかもしれない。

と同時に、「よくこんなところをフリーで越えたものだ」と、N本さんの凄さに舌を巻く。
アブミとタイブロックを出して進もうとするが、ここもボルトが遠く思うように進まないので、
道具に頼るのは止め、テンションかけながら最後は引っ張り上げてもらう形で、ビレイ点まで
何とか辿り着いた。

5P目(5.10c):ボルトを追いながらフェイスを登り、ビレイ点のあるバンドまで。

IMGP3706_convert_20090926221942

雨飾山がよく見える

IMGP3707_convert_20090926222153


ここに辿り着いた時点で17:30。
本日は時間切れということで、懸垂下降。取り付きには18:30着。
駐車場に戻ってテントを張り、明日も再度JADEに挑戦することに決め、
食事を済ませて10時頃就寝。


9月20日(日)

昨日、N本&I佐組はN本さんに全てリードしてもらったため、またもオールリードでは大変
ということで、今日は1川&I佐、N本&N村の組み合わせで、1川&I佐組から登ることにする。

7:20登攀開始。昨日登っているとは言うものの、最初のピッチはやっぱり怖く、かなり緊張気味に登る。

IMGP3710_convert_20090926222427

2P目、昨日N本さんが1テンかけたところで、1川さんもテンションかけてムーブを探る。
私は昨日思いっきり落ちた出だしのハングを、「今日は絶対に落ちない!」と気合を入れて登り、
不安定な登りながらも何とか突破。N本、1川両氏がテンションかけたところは、今日も勿論
アブミとタイブロックで抜ける。
3P目も苦戦しながら何とか越え、核心の4P目。
3P目を登る時に、N本氏から「1川さんに、今日はスラブの右側をちゃんと登るようにと伝えて
(昨日1川さんは、右側を登るボルトが見つからずに左側を登ったため)」と言われ
4P目のビレイ点で1川さんにその旨告げるが、「やだっ!」の一言で左側の5.9のラインを登ることに。
しかし5.9とは言え、こちらも右に劣らずつるんつるんで相当悪い。
左側にあるクラックが使えなければもの凄く難しい。しかもクラックも結構悪い。
5P目を登り、いよいよ昨日登れなかった6P目から上を目指す。

6P目(5.9):ボルトの直ぐ下を登ろうとすると難しいが、左側はガバがあり5.9であった。
しかし、このピッチから疲れが出てくる。皆と比べ物にならないくらい下手なので、無駄な動きと
必要以上に力を使うことによってエネルギーを浪費するためか、かなりフラフラ。
まだ3Pもあるし、この先10c、10dのピッチが待っている。
でも、あと3P登れば上だと思うと、何とか頑張ろうという気持ちになる。

7P目(5.10d):7P目は5.10cであるが、7P目が25m、8P目(10d)が20mなので、
繋げて登ることに。

IMGP3739_convert_20090926222849

7P目最後の部分の縦に走る皺のようなホールドは難しすぎて全く掴めず、
私はロープにタイブロックをつけ、アブミを使いながら突破。

IMGP3732_convert_20090926223140

しかしその後も、本来8P目である鷹巣ハングまで登る所で、洞窟直下に厳しいスラブがあり、
1川さんにホールドの位置を教えてもらいながら登る。最後のひと踏ん張りの前には、テンションを
かけてヌンチャクにフィイフィイをかけてひと息入れ、何とかハング下の洞窟の中のビレイ点に到着。

8P目(5.9):いよいよ最後のピッチ。5.9とあるが、ハング下を右にトラバースしてフェースに出るまでの
高度感が凄まじく、とても5.9とは思えない。

IMGP3733_convert_20090926223345

1川さんは涼しげな顔で、クラックにカムを効かせながらトラバースしていき、その内姿が見えなくなった。
このピッチは、フェースに出てからはクラックを追いながら右上し、その後終了点までは草付きを
左上するため、ロープの流れが悪くなる。また、終了点の支点はかなり左側にあり、しかも岩の
向こう側にボルトが打ってあるため、1川さんは斜面を登ったり下りたりして、見つけるのに
とても苦労したとのこと。

1川さんの声は洞窟の中までは聞こえてこないが、じっと待っているとロープが2本どんどん引かれて
いくのでビレイ解除だと分かる。その後間を置いてロープがまた引っ張られたので、登ってよい
合図だと判断し、トラバース開始。

下を見ると、スパッと気持ちいいくらい切れ落ちており、沢が小さく見える。
よくこんな所まで登ってきたものだと感心しながら、じんわりと慎重にトラバースしてフェースに出る。
尖った岩に服やスリングなどが引っかかって登りにくく、掴むとゴソッと取れるホールドもあったが、
そんなに難しくなくホッとする。

1川&I佐組は、14:20に無事登攀終了。ここからの眺めは最高だった。

直ぐに懸垂下降の準備をし、まずは1川さんから下降。
このルートは2007年に開拓され(発表は昨年)、ボルトも新しく打ち直してあるため、
安心して下降出来る。

IMGP3738_convert_20090926223648

最初の懸垂は鷹巣ハングの洞窟の前を通るので、迫力ある空中懸垂で気持ちが良い。
(支点がしっかりしているからこそ、こんなことが言えるのであるが…。)
下に着くまでに、3回ほどロープがひっかかって引くのに苦労するピッチがあったが、
16:10無事に取り付き到着。(1川&I佐組。)

この日、クイーンズウェイだったか、或いはフリースピリッツだったかを登っていたパーティーが、
懸垂下降中に残置ハーケンが抜けて怖い思いをしたとのこと。
たまたまピナクルにスリングをかけ、それも利用して支点を作っていたので
命拾いしたとのことであった。

JADEは本当に難しいルートで、5.9でもフリークライミングで登るのとは怖さが全く違いました。
1川さん曰く、「5.10台が余裕で登れるようになると、楽しめるよ」とのことでした。
今回私以外は全員フリーで登ったわけですが、こんな難しいところを登れる3人のレベルの高さには、
分かってはいたもののあらためて感心し、心底驚きました。
今回私が登るのが極端に遅く、その結果全員が上に抜けるまでに随分と時間がかかってしまい
ました。皆さん、下手な私に辛抱強くお付き合いいただき本当にありがとうございました。

これから先練習して、自分がどれくらいのグレードまで登れるようになるのかは分かりませんが、
たとえ10台をある程度の余裕を持って登れるようになったとしても、果たして今回登った所を
リード出来るような度胸が自分にあるかと言われると、かなり厳しいように思います。
でも、数年後に腕を上げて、また登りに来てみたいと思います。
もし本当にそこまで上達することが出来たなら、機会があればお付き合い下さい。

最後に、今回登ったJADEは、このルートの開拓者のブログにルートの解説が詳しく載っています
ので、参考にして下さい。尚、トポはありません。

明星山南壁「ジェイド JADE」のルート解説(←ここをクリックして下さい。)

以上

2009.09.13

「3度目の正直!」と期待をかけてS師匠と計画した屏風雲稜ルートは、
今回もまた雨にたたられてしまった。
「また登れなかった・・・」とめげていても仕方ないので、
今日はお天気も良いことだし、一人伊木山に行くことにした。

昨日の雨で、慌てて行っても壁は濡れているだろうと思い、
のんびり自宅を出発し、10時半に伊木山到着。
伊木山は午前中はお日様がガンガン当たり、それを知ってか常連さんはいつも午後から来るようなので、
一人誰に気兼ねすることも無く練習できる午前中に、暑いのを我慢して登ることにした。

 DSCF8781s
天気良すぎっ!昨日晴れてくれてたらなぁ・・・。残念。

岩を見ると、思ったとおりお日様のお陰ですっかり乾いている。
そして当然のことながら、岩場は貸し切り!

早速「フェース直上(5.10c)」を登るが、久しぶりに生岩を触るので1本目はかなり緊張した。
テンション掛けながら上まで抜けたが、大汗かいて1本登っただけで既にぐったり。
休憩しながら3時間ほど粘ったものの、指が痛くて早々とギブ。
さっさとギア・ロープを片付けて、直ぐ近くのセブンイレブンでいつものドリンクを買い、
橋の上で犬山城を眺めながら喉を潤し、暫しまったり。

DSCF8797s
チャリとお城とペプシネックス。


強い日差しを首の後ろにジリジリと感じながら帰名。
暑くてたくさんは登れませんでしたが、久々に岩を触れてよかったです。

I佐

2009.08.24

22,23日の週末はカサメリへ行きました。
T海山岳会のS田君、I森さんとご一緒です。

土曜の朝8時集合したが前日雨が降ったようで岩へ向かう出発は遅く、昼頃から登り始める。
乾きは早いがなんとなく湿っぽい。
少し寝不足なのと疲れ(言い訳?)で体が重い。

ネコの手(10a)でアップした後、ゴンベイ2(11a)のスラブをやる。
ムーブは多彩で楽しいが気持ちが乗らないのか(これ言い訳)、岩が湿っぽいのか(これも言い訳)
結局しょーもないところで何回も落ちる。(これ実力)
宿題のはるな(11c)を触るも前回と同じところで落ちる。
アップのルートだけしか登ってないので帰り際にもう一度ゴンベイ2をやるも、またまた終了点間際で不意落ち!トホホな気分で終了・・。こんな日もあるよなと気分はもやもやと。
しかし帰り道の夕焼けの美しさに沈んだ気分は慰められました。

S田君は怒涛のレイバック(11b)で激奮闘し、見事OSをゲット。
I森さんはお先にマサカズ(11d)をあと一歩のところで落ち、私と同じくしょげていました。

翌23日は最高の天気に恵まれかなり快適に遊べました。
岩場へ行く途中に明野町のひまわり畑に寄って一面のひまわり畑を見学。黄色が鮮やかでした。

sunflower

岩場へ着くと気合が入っているのがわかるくらいで、
1本目から宿題のはるなに取り付く。核心の箇所もなんなくこなし、RP。
幸先良い出だしに気を良くし、次はお隣のあすか(11c)に取り付く。
終了点へのカチトラバースに苦労しましたが運よくOSできました。
その後これまた宿題のゴンベイ2にトライし、RP。
この日は昨日と打って変わってご褒美をたくさんもらったいい日になりました。

S田君はごっくん小僧(12a)をRP、I森さんは昨日の宿題のマサカズをRPし(その他多数RP,OS)、
みんな気分のいい日になりました。

たまにはいいこともあるもんだと気分をよくし、帰りは銭湯に寄ってのんびりと家路に着きました。

2009.08.17

今年のお盆休みは小川山と瑞牆でしっかり登りこみ、一気にクライミングのレベルアップを図る筈でした。
しかし生憎のお天気で小川山は2日だけに終わり、瑞牆はキャンセル。
このままでは悔しいので、11日には南山でアル中さんとマルチの練習、13日にN村さんと鳳来パラダイスロックに行き、夏休み最終日の昨日も、懲りずに再びパラダイスに行ってきました。

DSCF8601a「うぉりゃ~っ!」(ドルフィン、1川さん)

日時: 09/08/16 09:00~17:45
メンバー: 1川、N本、I佐

今日は曇り空で涼しい中クライミングを楽しめると期待していたが、
駐車場に着いたらお日様が顔を出してしまった。
「暑い、暑い」と言いながら汗だくになって歩き始める。

N本っちゃんは林道の終了点から一気にスピードアップし、斜面を駆け登るようなモーレツな勢いで
行ってしまい、あっという間に姿が見えなくなった。
1川さんと私はノロノロペースで後に続く。

パラダイスロックに到着すると、お日様に照らされて白く輝く美しい壁が我々をお出迎え。
(あんまり嬉しくない…。)
当然のことながら、こんな日にカンカン照りのパラダイスに来る人は我々以外には誰もおらず、
今日も一日貸し切りである。

南側はさすがに暑いので、まずは一部日陰になっている西壁のがんばれ!タイガース(5.10d)でアップ。
I佐: 途中まで登ってギブ。ホールドが沢山ありそうだが、ガバと思いきや意外と悪い。(私には…。)
N本さん: ジムのようにサッサと登って、あっさりRP。
1川さん: 前日にジムで頑張りすぎたのか、はたまた私のビレイ技術をテストするためか、不意打ちの1テン。

その後、まったりしながら南壁が日陰になるのを待って、以下をトライ。

●彼方へ(5.12a)
N本さん: 1便目2テン、2便目RP

●シャムロック(5.11a)
1川さん: 1便目でRP
I佐: 1便目はボルト3本目まで、2、3便目は4本目まででギブ。これが正対クライマーの限界です。 
ちと足と体の使い方をジムで練習する必要あり。

●ドルフィン(5.12a)
1川さん: 1便目2テン、2便目3テン

●ポケット・ア・ゴー・ゴー(5.11c)
N本さん: 1便目でRP
1川さん: 1便目3テン

DSCF8605a
午前中はお日様ガンガンで暑くてたまりませんが、
午後からは日陰になって結構快適なパラダイス。
風通しも良くお昼寝にも最高です。

最後にN本さんにシャムロック、1川さんにがんばれ!タイガースのヌンチャクを回収してもらい
(いつもすみませんです。)、終了。今日も楽しく登れました。

今年の夏は不完全燃焼気味でしたが、冬に備え、秋もフリー頑張ります!(歩きもね。) 

I佐 

2009.08.13

N村・I佐で、小川山の雨で濡れた体を乾かしに、カンカン照りの鳳来パラダイスロックに行ってきました。
というか、本当は涼しいガンコ岩に行く筈だったけど、ちょっと道を間違えました。

真夏の太陽が照りつけるパラダイスロックを登ろう!というもの好きは我々くらい。
お陰で岩場は貸し切り状態でした。

まずはI佐の課題、ジャストミート(5.10b)から。
N村さんは、当然だがあっさりRP
私も、1、2便目は3テンだったけれど、3便目でRP出来て気分爽快。

次にN村さんの宿題、花鳥山水(5.11b)。
1便目: 4テン
2便目: RP
で、宿題を片付けた。

DSCF8587a
花鳥山水を登るN村さん。
午前中は燦々と降り注ぐ太陽で、岩は見るのも眩しいくらいでした。

お次はドルフィン(5.12a)。
N村さんが大声を出して気合を入れながら登っていくが、5ピン目から上がかなり悪そうで難しそうだった。
終了点に抜けるところもかぶってて力が要りそう。
テンションかけながらも根性で上まで抜け、RPは次回に持ち越し。

私は、がんばれ!タイガース(5.10d)でもがく。
あんまり登られていないのか、蜘蛛の巣だらけで閉口。
テンションかけかけで4ピン目までは行けたが、ハングの所を越えるのが難しく、2回トライして時間切れ。
N村さんにヌンチャクを回収してもらって終了しました。

パラダイスロックは、午前中はお日様がガンガン照って暑かったけれど、午後からは日陰になり、風も通って結構快適。結局9時半くらいから夕方18時まで遊びました。

N村さんに足の使い方などを教えてもらい、かぶり系のルートを登る時のコツが少し分かったような気がします。

I佐

2009.08.11

8,9日は小川山

メンバー N村、I佐、Y田

8日 曇りのち雨

砦岩に行くが、壁が塗れていたので、屋根岩2峰セレクションへ
5Pで頂上に抜け、霧の中幻想的な雰囲気。
懸垂下降で下まで降りると雨が降り出し、急いでテンバへ

2009081305432232dセレクションのスラブ登るN村さん。

20090813054411d23 登攀終了でガッツポーズ。

9日 曇りのち雨

太ももまでの徒渉で対岸の兄岩へ

最高フレーク(5.9)

 N村 カムをセットしながら楽勝で終了点まで
 Y田 トップロープでカムを回収しながら終了点まで
 I佐 リードトライ後、トップロープで終了点まで

20090813060216d75カムのセットはコツが要る。

20090813060252c8eハンドも気持ちよく決まり、ガシガシ登る。

名前のないルート(5.10d)

Y田 1テン(1便目)
    2テン(2便目)

アルパイン少女マミ(5.11d)

N村 5ピン目まで(1便目)
    終了点まであとわずか(2便目)

北条カンテ(5.10b)

難しくて歯が立ちませんでした。


この後、雨が降り出し、大雨の中ヌンチャク回収(N村)
ありがとうございました。

この後やけ酒大宴会。

2009081305452172a
小川山周辺は霧がかかると幻想的でなかなか良い感じ。
お天気の安定する10月頃に、また来てみたい。

10日 雨のち曇り

朝まで降り続いた雨のため駐車場の車は激減。
みずがきの偵察をするため近くまで行くが雨のため解散。

N村さんは帰名。I佐、Y田はとりあえず鳳来へ向かう。

11日 曇りのち晴れ

朝まで降り続いた雨のため、泣く泣く鳳来を後にする。
帰宅の途中通りがかった南山で急遽、マルチの練習。

20090813063457719
6月の研修会で習った事のおさらいが出来て満足。

20090813063514464
懸垂下降も数回ピッチを切って練習。

登り4P、懸垂2~3Pを想定した練習を4本実施。
勉強になりました。
今年も放浪癖が抜けてないような気がしました。

2009.07.25

久しぶりに今週末は休みでした。
梅雨明けしたのかしてないのか、前夜はかなりの雨、雨、雨。
ほとんど諦めモードでしたがとりあえず都会の汚れた空気を吸う毎日から脱出!ということで
岩場へ向かいました。
今回は某○CIのスタッフの方2名とご一緒です。
当初はミズガキでクラックの予定でしたが、この雨では無理だろうと思い、比較的乾きの早そうな
甲府幕岩に転進しました。

朝には雨は止んでましたが予想通り岩はかなり濡れてましたので出来そうなとこを選んで遊びました。
ペンタゴン(5.9)でアップした後、
イエローマウンテン(5,9)★★★ OS
ピリカ(5.10bc)★★ OS
ダーティークライマーズ(5.11b)★ RP 

時折ポツポツしましたが吹く風は気持ちよく晴れ間ものぞき、
久しぶりの岩場でしっかりと体内浄化ができました。
帰る頃には岩もずいぶん乾いていました。

N村

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