2014.08.02
位田です。 7月30日に成瀬(洋)くんと御在所の中尾根に行ってきましたので、報告します。
これまで御在所中尾根は計画しても現地雨でなかなかご縁がなかったのですが、さすがにこんなに晴れ続き、雨なんてまったく想定しておらず、周りからは「こんな時期に御在所?」「暑いでしょ?」などと言われながらも、この機会を逃すまい、と行ってきました。
ところが鈴鹿スカイラインに入ったあたりから、路面が濡れている!!
まさか前日に降ったのでは?と思うぐらいびしょびしょでした。
が、友人から「スカイラインが濡れてても岩場は乾いてることもあったよ」ということを聞いていたので、とりあえず計画通りに行くことに。
天候は全般的に曇りで日差しはちっとも敵ではなかったのですが、なんといっても湿度が高くて汗が乾かず、体に熱がこもるようなアプローチでした…。
取り付きまでのアプローチ、私はつい2週間前に中尾根の取り付きまで行ったはずでしたが、全然覚えておらず…。
まぁ今回に限らず、千種に入る前からこれまでも珍しくない話なので、きっと成瀬くんも慣れてくれていることと思います(笑)
さて、登攀のほうですが、
P4 1P目→成瀬リード
P4 2P目→位田リード
P3→成瀬リード
P2 1P目→位田リード
P2 2P目→成瀬リード でした。
初めて中尾根に行ったときは、P2の1P目で右の崩壊部から登るのにアブミに乗れず、ツルムのコルでみんなが戻ってくるのを待っていたことがあるのですが、今回は左からフリーで抜けることができ、ホッとしました。
といってもこのピッチ、
私「え?あそこ登るんじゃない?」
成瀬「そんな訳ないですよ。ちゃんとトポ見てくださいよ」
ととりあえず目についたボルトルートに惑わされて、まずは私のルーファイ能力の低さが露呈。
そして、
私「じゃあここのラインか~。怖いなぁ…どうしよう…」
成瀬「無理しないでくださいよ」
私「え~、どうしよう(ウダウダ)」
とめちゃめちゃチキン過ぎて、無駄に時間を費やしてしまいました…。
登ってみたらトラバース部分はフレークも動いちゃうしかなりチキッてはいたものの、滑り台状のところに出てきた途端、これまた自分のルーファイ能力のなさにがっかりしてしまいました…。
ここでどれだけの時間ウダウダしていたことか・・・。
そしてP1のチムニー。
トポでは「あまり登られていない」とのこと。
P2の登っている頃から雲行きが怪しくなり(私のウダウダのでせいですね・・・)、一瞬ポツポツきたりしていたので、当然ながら「私はここで終わりで満足!P1なんて登らないよ!」。
成瀬くんは「ここを登らなきゃ中尾根登ったことにならないと思う…」と後ろ髪を引かれつつも、チムニーが濡れている上に、草がしっかり生えており、あまり乗らない様子…。
結局お天気も怪しいことだし、私の強い押しでP1はパスすることとなりました。
というわけで、懸垂を2回してマイナスの滝へ下り、2ルンゼから中尾根取り付きの下へ合流し、無事に終了となりました。
連続して懸垂がある場合、1人目も2人目も待っている時間をどう使うか。ブログ用の写真を撮るためだけではないことを勉強しました…。
ようやく中尾根を登ることができましたが、リードの順番が逆だったら、まだまだ私には難しいルートでした。
前回のバットレスの反省を消化できないうちに、今回の中尾根でしたが、さらに自分の中の課題が明らかになってきました。
いかに時間を短縮して登るか、ここに繋げるために、少しずつ経験を積みながらではありますが、頑張っていきたいです。
とってもスローペースな登攀の上に、たくさんのダメ出しをしてくださるような奇特な方がいらっしゃいましたら、ぜひお付き合いくださいませ。
2014.08.01
ハラダです。
7月28日(月)、甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根に、トレランの格好をして、歩いてきましたので、報告します。
【記録】
4:30(竹宇駒ヶ岳神社P)~5:50(横手・白須分岐)~8:30(七丈第一小屋)8:40~10:45(頂上・2967m)
11:30~13:15(七丈第一小屋)13:35~18:10(竹宇駒ヶ岳神社P)
夏真っ盛りですね。そんな中、行くなら3000m級で、足の試運転兼ねて、となれば黒戸尾根に行ければ、一つの目安になると思い、甲斐駒へ。
昭文社・山と高原の地図によれば、コースタイムは、登り9:30、下り5:30。
私の結果は、登り6:15、下り6:20でした。
下りの方が、時間掛かってますね。。
下り筋が特に弱まってました。励みます♪
今回、道具については軽量化を図り、トレラン風な装備(ハイドレーション、食事、ヘッドライト、ウィンドシェル、ストック二本)で、無駄がなかった。
だが、黒戸尾根ではこの装備に、ストックは不要でした。何かと、鎖場、梯子の多いルートにおいては、煩わしい物と化してました。
ともかく
空は青く、涼しく、ライチョウにも遭え、
やっぱり山はいい♪