愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2015.03.27

酒井です。

上高地の小梨平で雪上テント泊の経験値稼ぎと、二日目は岳沢とその周辺へスキーツアーに行ってきました。

 

■一日目

坂巻温泉に車を止め歩き出したのが9:20、釜トンネルを抜けた林道はしっかり除雪され、暫くはアスファルトの上を歩きます。

 

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大正池の手前で工事用道路が分岐し、林道の除雪も終了。スキーに切り替えるとやはり楽チンで、さくっと小梨平へ到着。

早速テント設営に取り掛かるも整地に手こずり思いのほか時間がかかる。そもそも3P持ってきているのが間違っているがもう一つはインナーがメッシュなので仕方なし。

 

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テント設営が終わったところで次はツェルト。
バックカントリーで昼ご飯の時などにスキー板とストックだけで立てているが、今回はそれを一晩もつかほかっておいてみる。
翌朝は結構風が吹いていたが問題なく立っていた。

 

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カンバの皮を探しに行ったり100均スノーソーで雪を切り出したりしてるうちに日も暮れ、お一人様鍋をやって就寝zzz…。

 

■二日目

翌朝は風の音での目覚め。
4時前だったのでもう少し寝たかったが寒さもあり朝ご飯にする。
ラーメンを作って食べると身体もテントもポカポカ、したところで二度寝zzz…。
結局二日目テントを出発したのは5:40、ちょうど空が明るくなった頃でした。

河童橋を渡り岳沢登山道入口へ。
樹林帯を少し歩くと岳沢へ出たのでとりあえず岳沢小屋の方へ。
この日は最初からシールを貼ってるのでよく登るものの、なかなか小屋が見えてきません。
天狗沢に着いても見えないので、どうやらまだ完全に雪の中のようです。

 

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この時点で8:20、まだ時間あるのでどこの沢を滑るか思案。
転んだ時に止まってくれないと困るので、陽が当たり始め緩むのが早そうな東向き斜面が候補。
4本ある沢のうちカモシカ沢と天狗沢は全面デブリーランドで不可、ということで今いるところから近い順に間ノ沢、西穂高沢へ行ってみることに。

岳沢も上の方はデブリが大きく、デブリ帯をトラバースするのにとても苦労します。
しかもスキー履いたまま渡ろうとしたので更に大変。でも途中で脱ぐ気にもならず、時折大物が通った跡にびびりながらどうにかこうにか渡りきり、そこから間ノ沢をいけるとこまで直登。

暫く登っていくとデブリ帯に捕まったので登高はそこでストップし、ようやく本日一本目の滑走。

 

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間ノ沢

 

とても気持ちよく滑れましたが、9:50にして既に緩みすぎなくらい。お日様ってすごい。
とっとと西穂高沢へ移動。今度は素直にスキー板背負ってデブリ帯を歩いて通過、西穂高沢下部に着いたところからまたシール登高を開始。

一時間ほど登った11:25、いよいよ緩んだ雪にシールが滑るようになってしまい、いい時間になったしデブリも出てきたしでここで切り上げ。
快晴の西穂高沢~岳沢をゆらゆらのんびりと滑りながら小梨平へ戻りました。

 

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西穂高沢 現在一番状態のいい斜面

 

結局この日は河童橋で人に会うまで山中では誰にも会わず。
新穂高ロープウェイにスキー持ち込みができなくなった影響もあるのでしょうか。

この後テントを撤収して来た道を戻り、平湯のもりで温泉につかって名古屋へ帰りましたとさ。

2015.03.23

摩利支天沢は雪が深くてラッセルが大変でしたが

登山体系では「氷が途中で切れていて、登れないことが多い」と書かれているF3も登れました

メンバー:岩佐、1皮

美濃戸口3:00-5:50摩利支天大滝-8:50F3 -11:00北西稜11:50-16:00頂上16:30-19:30美濃戸口

 

南沢の登山道を行き、南沢小滝・大滝の入り口から20分ほど。右手に沢筋を2~3つ越え、左岸に青いテープの巻かれた木があるところが摩利支天沢出合。トレースが残っていて、20分ほどで大滝の下に到着。F1は雪の下だった。

豪雪の今冬、大滝の取り付きが高くなっていて、氷柱は15mほどと小さく見える。でも氷は硬くて登りにくい。1皮リード。立木でビレー。そのままロープを引きずって行き、F3は岩佐リード。取り付きに大穴があって、氷に乗り移るのが怖いっす。F3上部は膝ラッセル。その上の二股を左に入り、急斜面のところは、用心のためロープをつけてスタカットで。狭いガリー状を抜け、上部の緩斜面に入ると、北西稜が目前に見えた。ロープをたたんで左へ左へと行き、稜線上に出た。そこで大休止。予想以上に時間がかかった。

北西稜にも雪が平年より多く、バランスが必要だった。上部城塞の右手チムニーを予定していたが、時間が押していたので左から回り込むルートに変更。夕方4時に頂上着。氷点下10度で、3月なのに真冬のような登攀だった。阿弥陀南稜はナイフリッジになっていた。行者小屋を経て、美濃戸口まで降りた。

取り付きに雪がたまって小さく見える摩利支天大滝

取り付きに雪がたまって小さく見える摩利支天大滝

1皮さん、大滝リード中。氷が硬い!

1皮さん、大滝リード中。一見軟らかそうな氷だけれど、硬い!

大滝で奮闘する岩佐さん

大滝で奮闘する岩佐さん

ラッセルでF3へ

ラッセルでF3へ

F3を越えると、背景にきれいな景色が見えた

F3を越えると、背景にきれいな景色が見えた

3月なのに、真冬のような上部の壁

3月なのに、真冬のような上部の壁

太陽に向かって登れ!

太陽に向かって登れ!

雪が多い稜線を行く

雪が多い稜線を行く

 

 

2015.03.16

純国産のウカイです。

そろそろフリーシーズン始めってことで

ラッセルがWCMで知り合ったTさんの案内により、城ヶ崎へ行ってまいりました。

 

ファミリークラックエリアにてファザークラックやアンクルクラック等 トラッド感をエンジョイできました。

快適に1日遊べましたが夕方から本降りになり、日曜日は鳳来へ転戦。

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2015.03.16

森です。3/14、曽我さん、中村(晴)さん、原田さん、しょーこねえ、酒井さんと私とで瑞浪に行ってきました。

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前日の雨で岩が濡れていましたがすぐに乾いてきました。

ロンパー、原住民、ハッピー、エース、あ~らよっと、をみんなで交代でやりました。

久々のクラックで筋肉痛になりました(>_<)

 

2015.03.11

こんばんは。吉川です。

原田さんにアイゼン歩行の練習にはどこがいいでしょう?という話をしたら、御在所本谷はどうだろう、とのことだったので、妻と行ってみたのは2月15日のことです。

満天星前駐車場にて、さあ出発という時に原田さんと位田さんパーティが車で到着。逃げるように出発した形になってしまった。(結局その後は最後まで会わなかった)

本谷は先行パーティのトレースがあり、ルートファインディングは楽だったが、岩が出ていて意外と悪い箇所もあったので、歩行練習にはよかった。
それでも結局ガチャ類は使わずに、山頂のスキー場に到着。
悪天候でスキー場は真っ白。視界もほとんど効かないのに、ゴンドラで上がってきたスキーヤーもちらほら。こんな日でも滑るのか、凄いなあと思いながら、中道登山道へ。12時前に下山完了。
下山中に雪は雨に変わって装備を濡らしてしまったのが少し残念だった。

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この日の御在所。

2015.03.11

どうも鵜飼どす、未だ厳冬の北アルプスを味わっていない!

ということで締めくくりに成瀬(ラ)と西穂西尾根へ行ってきました。

 

0230新穂 ~ 0400穂高平 ~ 0630 1945mピーク ~ 1100第一岩峰基部 ~ 1130第一岩峰登攀開始 ~ 1340 2600m小ピーク ~ 1530 岩峰基部ビバーク地

 

高山ICを華麗に12時に通過し2時半に歩き出し。予報では日曜日は大荒れ、トウチョウするなら今日しかない

先行にスキーのパーティが居てトレースが歩き易いのか難いのかよくわからない

なんも考えずトレースを追ったら穂高平へ夏道ショートカットしておりいきなりガッツリラッセルを強いられタイムロス

渋々ワカンを装着したらびっくりするくらい歩きやすくなった。初めから大人しく履けば良かった。

 

小屋から真南へコンパス行進。ぶち当たった斜面から適当に尾根を目指して登る。

新雪の下にクラストした層がありワカン付けてれば殆ど埋まることはない

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段差を乗り越える時にしばしばラッセル感、急登といえば急登。

今回はあまり休憩を取らない牛歩戦術?で個人的には歩いていたので、休憩をとるラッセルを置いて

しばらく黙々と単独行気分を満喫することができた。

ノンストップで1945m、素晴らしいペースだ、これならワンデイが実現できる!とテンションぶち上げである。

雪が止み、雲海に浮かぶ笠ヶ岳が樹木の間から覗く、 なんとも美しい

写真 2015-02-28 7 48 18写真 2015-02-28 7 42 54

 

追い付いてきたラッセル、何故かアイゼンを付けていた。

ワカンが外れやすくて激オコでアイゼン、そりゃ追いつかない訳だ(ヽ´ω`)

意気揚々と歩き出すが、それも束の間

急に雪が深くなり常時膝くらい、時々ヘッドのラッセルが始まる。

クラスト層は先ほどよりも脆く、その下は腐ってる、、

いやいやそんな筈は、、ここは完全に尾根の上だぞ、、、もうちょっと登ったら落ち着くはずだ

と、自分に言い聞かせつつ結局、4時間半あまりフルラッセル。

半ばハイになって黙々とラッセル。ラッセルが追い付いてきたらラッセル代わって貰おうと

しかし追いつかれまいと謎の意地でラッセル。ラッセル追い付かない。

ラッセルラッセル言って訳分かりませんが、第一岩峰までの大半を自分がラッセルしていた気がします。

ラ 「鵜飼さん、ウルトラキノコでも食べたんですか?」

 

11時 第一岩峰を目前に、登頂を諦める。 でも天気良いので展望が良い所まで登らないと気が済まない

岩峰を右巻きで行くか、直登か。 悩んでいると巻き道で小規模な雪崩が、、、

有無いわさず雪の少ない岩峰直登に。

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荷物をデポしてロープ1本。正面に見えるルンゼっぽいのへ突っ込んでみる。

慎重に行けばロープ要らないと思ってたけど、取り付いて数手でロープ出しましょう~

草付き雪壁。特攻役はハイテンションな私が。

数m雪壁を登るとボルダーな感じの岩と、その横に緩い雪面。

こりゃ面白そう、っと岩に取り付いて手に足っぽいことをしながら、

そういえばプロテクション取れてないし、これぶっ込んだらラッセル激おこプンプン丸どころじゃないなぁと思い

ちょっと降りて緩い雪面から登る。結局ロープ一杯、ノープロでした。

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ロープは無くても良さそうな感じでしたが、別に急いで無いので出しながら、つるべで数6ピッチくらい雪稜を登る。

ハイマツが埋まってたりして難しくはないけど楽しい。景色最高にいいすげーアルパインちっくだな!

ジャンクションピークが見えてくるも物凄く遠く感じる。山頂は更に遠い。

ロープウェイ登山者を眺め、「いや絶対こっちのほうが楽しいし!」とか自分を慰めながら、、、

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13時40分 2600mの小ピークにて登攀終了、そこからジャンクションピークまでは普通に歩けそうな感じでした。

頑張れば頂上へは行ける、そして帰れなくなる。届きそうで届かない悔しい限り。

YUTORI-BOYZ無理しない

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下降は岩峰左側のルンゼの際

小鍋側(岩峰右)とは違って昼くらいまで陽が当たらないので安定してるように思ったものの念の為、

灌木を支点に懸垂で小刻みに降りて行きました。

ラッセルの野生の勘で、ドンピシャでデポした同高度まで下降

 

夕陽が見える場所にえっちらほっちら穴を掘り、ツェルトで蓋

夕陽を見ながら酒を摘んでたら物を落として50mほど昇り降りしたのは言うまでもない

アホほど飯を食べ、ちょっと飲んで寝る。

雪洞を掘るのに全身ベタベタになってしまい、非常に寒い夜だった。

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下りはあっという間、シリセードーツリーラン?を楽しみ

平湯で一番風呂、雨が降る高山で弱尊カレーを食べ

今年の冬が終わった。

 

 

 

 

 

 

2015.03.10

こんにちは。吉川です。

 

かなり前のことですが2/7~8に八ヶ岳に行ってきました。報告が著しく遅くなってしまい申し訳ありません。

今回は、日本山岳会東海支部青年部の方々と学生の方々の山行に合流させていただきました。7日の様子は原田さんによって報告済みなので、8日の日ノ岳稜について報告させていただきます。

 

タイトルに記載した通り、当初の予定は石尊稜でしたが、いろいろあって(後述)日ノ岳稜というあんまり知らんところに行きついてしまいました。

 

朝、赤岳鉱泉を出発。メンバーはKさん、S君、G君、僕の4人。僕が以前行った時は中山乗越への上り坂が始まる直前で左の沢に入っていったと思うが、今回は中山乗越まで一度上がり、中山尾根方面へ歩いて途中から左の沢に下りるとのこと。前日に学生さんたちが下見に行ってくださったらしい。それなら安心とヒョイヒョイついていく。中山乗越まで行ったところで、体調が優れないとのことで残念ながらG君が赤岳鉱泉へ下山。3人で登ることになった。

中山尾根方面へしばらく歩いて、左の沢へ降りると、いくつかそれっぽい尾根が見えた。さてどれが石尊稜かな?頼りにならない記憶と勘を頼りに適当な尾根にとりつく。

 

ラッセルしながら少し悪めの岩などを越えるとビレイ点を発見。こんなんだったかなあ・・少し上にはA0用のお助け紐なんかが垂れ下がっている。これは石尊稜じゃないかもなあ・・と思いつつも戻るのも面倒なのでこれを登ることにした。

1P目S君

出だしはお助け紐でA0すると楽。その直後の右へのトラバースが少し悪い。トラバース後に草付を10数メートル登って終了。

2P目吉川

正面の岩を避け左のリッジ目指してトラバース。あとは適当。樹林帯の中を右へ左へ行ってしまったので。ロープが重い。

3P目Kさん

一応ロープを出したが、普通のラッセルだった。

 

3ピッチ登ると、美しいナイフリッジ状の雪稜が現れ、ガスも切れて視界が一瞬開けた。その時すぐ真横に、あるはずのない中山尾根が見えたため、ここが日ノ岳稜だと確信した。天気も崩れていっているし、この後もどんな感じなのかわからないので敗退することにした。

帰りは懸垂4回で沢まで下降。登りよりも下りに苦労した。

 

帰宅してから日ノ岳稜について調べてみると、後半も面白そうだったのでいつか行ってみたいです。二日間通して非常に楽しい山行でした。遅くなってしまいましたが青年部のみなさん、学生のみなさんありがとうございました。

 

まだ未報告の山行が残っているので少しずつアップします。

2015.03.08

位田です。

曽我さんと森さんと、ルンルンで御在所岳前尾根に行ってきましたので、報告します。

 

7:00ゲート前-9:00登攀開始-13:30 P5終了撤収-16:00ゲート前

 

 

天気予報は晴れ、風がある程度強いであろうことは想定の範囲内だったけど、駐車場についてみると、雪がちらついている。

雲は薄く雪の粒も細かくて、持ち直すでしょ~、なんて楽しく出発。

雪はかなり融けていて、藤内小屋の少し手前あたりからようやく踏み固められた雪が現れる。

これなら岩のコンディションもドライで、青空を楽しく眺めながらのクライミングに期待が膨らむ。

 

P7下部

取り付きに着いて、曽我さんリードで早速登攀開始。

ここにきても時折青空が覗くけれども、雪はチラチラ。

森さんと私は「どっちが先に行く?」「じゃあ1ピッチずつ交代にしましょうか~」なんて、オールフォローなお気楽ぶり(笑)

DSCN0636-1 青空にこの岩のコンディション。こんな瞬間を切り取れたのはこれが唯一。

 

曽我さんはバイル1本、森さんもバイル1本で登り始めたけど、すぐにバイルが邪魔になったようで、ぞんざいに扱われている様子。

バイルを2本とも持ってきた私は後悔…。

なるほど~、別に両手にバイルを握りしめて必死でひっかけようとしなくたって、そうやって普通に手を使って登ればいいのね。

先日のショルダーリッジの事前に、ここで練習をしてから行きたかった…。

とはいっても、アイゼンで岩を登ることだけでも私には難しく、どこの爪で乗っているのかもあんまりよくわからず、加えてインナーグローブ1枚ですぐにかじかんで曲がらなくなった指のまま、必死で付いていきました。

 

少し先で森さんに追いつくと、森さんがスリングをアブミにしたり、タイブロックを使ったりしていましたが、何としても登る気持ちと引き出しがたくさんあって、それをすばやくできることがすごいなぁって思いました。

 

講習会で習っていても、実践ですぐに出てこない私は、引き出しが錆ついていますね…。

IMGP4393

 

P7上部(?)

1歩目の足が全く乗れず、アイゼン跡に乗っけても、おそらく相当の数の人がここでズルッとしているであろう跡に沿って足が抜ける…。

かといって、他にどこに乗れるものなのか、全くわからない…。

曽我さんも森さんもサクサクっと行ってしまったけど、どこに乗れるかという見極めと乗せ方も盗めないまま、なんとか誤魔化して終わり。

 

 

P6

晴れるはずだったのが、雪はどんどん激しくなり、岩に積もり始めてしまいました。

もうこうなると、乗れないくせに「どこに乗れるかわからな~い」とか叫び、とりあえず雪を払ってはアイゼン跡を探し、ヌンチャクを掴み、払っては掴み、の繰り返し。

青空はどこ行ったんや~、という気持ちでいっぱい。

 

 

906350_667194420058356_2110238434657679377_o-1 もうすでにこんなに積もってます…。こういうものなの…?

 

寒い中曽我さんをお待たせしてはいけない、と…。

いやいや、晴れてたら待たせてもいい、とかそういうんじゃないですが。

登るのも時間がかかるけど、回収にもいちいち時間がかかっていてはいかんです…。

IMGP4401

 

P5

完全な降雪となり、青空を望むのが絶望的な天気。

曽我さんの「今日はルンルンで登れると思ったのにな~」という一言がツボでした。

それでも全然余裕な曽我さん。

「ちょっとここで待っとって」と言い残し、どんどん登って行ってしまう…。

「え?どこまで行くの?」「待っててって言ったよね?」なんて眺めてたら、「登っていいよぉ」。

フリーソロでサササッと登って行ってしまいました(*_*)

さすがです!

森さんと私は、ガチャガチャガリガリズリズリといろんな金属音を立てながら、どうにかこうにか、でした。

私もようやく手とバイルの使いわけに慣れつつあり、こういうものだったのか~、ということを掴みかけることができました。

DSCN0649-1 立ってる岩でもこんなに雪が積もるものなんですねぇ。

 

さて、この時点で13:30。

夕方には下山しておかないと、という曽我さんの判断で本日はここまで。

遅めのご飯を食べていると、曽我さんから「二人で分けて食べや」と、あの憧れのコロッケ!!

八ヶ岳の駐車場で曽我さんが食べているのを見かけて、いいな~、とこっそり見ていたのですが、夢が叶いました!

疲れた体に揚げ物は沁みますね~。ありがとうございます。

 

ささっと片づけをして、懸垂で2ピッチで、P7上部の巻き道に到着。

いつも思うのですが、下りは早いものです…。

あんなに苦労したのに。

今回は雪もしっかりついて、曽我さんいわく「今日は難しい方だよ~」とのこと。

森さんも「ドライだと思ってたのに、雪が積もってこの前よりも見えないし、難しかった~」と。

私は、ドライを知らないので、今日よりもましな状態があるなら、それでリベンジしてみたいな~と思いました。

こんな悪い日に、曽我さんと森さんに色々教えていただけて、逆に貴重な機会になりました。

どうもありがとうございました。

そろそろ季節が変わりかけていますが、今さらながら御在所前尾根におつきあいいただける方、募集中です。

2015.03.03

こんにちは、早川です。
合宿の2日目、阿弥陀北陵の報告をさせていただきます。

メンバー:曽我、鵜飼、早川

早朝、ヘッデンを点けて赤岳鉱泉のテントを出発。
6:10に行者小屋に到着。
行者小屋

昨日から気温が上がり、雪もしまっていて歩きやすいコンディションでした。
傾斜がきつくなり、7:00頃にアイゼンを付け、更に登っていきます。
阿弥陀岳1

阿弥陀岳2

7:30に取りつき点に到着。
阿弥陀岳3

ここから3ピッチ、鵜飼君がリード。
軽々とリードし、私はビレイでロープを出すのが間に合わない位でした。

8:40に山頂に到着。
看板も完全に雪に埋もれており、最初、ここが山頂だと分かりませんでした。
阿弥陀岳4

土曜は快晴で周りの山々も綺麗に見えましたが、
日曜はこの天候ですから、何も見えません。
3人で握手して、写真を撮りました。

そして…
一般ルートから行者小屋に下山…のつもりで、
急斜面を後ろ向きになって下り、トラバースし、下山していくのですが、
何か去年通ったルートと違います。
あれ?こんなに悪かったっけ?
何か違うような…。

そんな風に思っていると、前方から登ってくる一組のパーティーと遭遇。
そこで、私たちは南陵ルートを下っていたことが分かりました。
ここから山頂まで登り返し、30分程ロスしてしまいましたが
山頂からは行者小屋へのルートを見つけることができ、
10:20に行者小屋まで下山となりました。

当初、阿弥陀北陵を登って赤岳まで縦走の予定が
午後から天候悪化の予報があったため、今回は阿弥陀北陵のみとなりました。

曽我さんにビレイや支点など教えていただき、
鵜飼君にはリードしていただき、皆さんありがとうございました。

私はここ半年以上、毎週フリーにばかり行っていて
この日も歩けるかどうか正直、心配でした。
私のペースに合わせていただいて、ありがとうございました!
おかげで、ひさしぶりの山を堪能できました。

私は暫くまた、毎週末フリーがメインになると思うのですが
フリーの技術を高めて、目標グレードを登って、そして山にも行きたいと思っています。
またよろしくお願いします!

2015.03.03

お疲れ様です。吉川です。

 

雪上講習会の二班の報告を簡単に行います。

二班は文三郎道のすぐ西の沢で行いました。快晴無風のベストコンディションでした。

メンバー:曽我、成瀬(洋)、鵜飼、宮﨑、上手、斉藤、吉川

 

講師の曽我さんを中心にまずは、あらゆる雪上での支点を試しました。

支点を作り、その支点にロープをつないだ滑落者が斜面を数メートル滑落する実験です。

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まずは横向きに軽く埋めたピッケル。これは簡単に抜けました。

次に宮﨑さんが横向きにしっかり埋めたスノーバー。これは強いです。何度も試しましたが意外に抜けません。

次はザックを埋めてみました。これも強い。

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最後にスノーボラードを試してみましたが、簡単に壊れました。

写真 2015-02-21 11 05 10

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雪上の支点は雪質や傾斜、道具などによって判断が異なってくるため、経験が重要になってくると感じました。

 

次に雪上のビレイの実戦練習。

トップが中間支点をとる前の滑落と、とった後の滑落をビレイヤーが止める練習を各々二回ほど行いました。

制動確保を上手く行うと支点にもビレイヤーにも滑落者にもほとんど衝撃を与えることなく止めることが出来ます。

実際の現場で落ち着いて制動確保ができるかどうか、が難しいところです。

 

最後は三班に分かれ、雪洞を掘りました。

過去に雪洞を掘ったことがあるメンバーもいましたが、最も参考になったのがノコギリの活用でした。

ノコギリを使うことで効率的に雪を掘ることが出来る上に、雪のブロックも容易に切り出すことが出来ます。

雪洞山行などもやってみたいという話も出ました。

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文章ばかりになってしまいましたが、以上です。写真等持っている方がいらっしゃいましたら、貼っていただけると助かります。

 

※写真追加(宮崎)

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