愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2016.01.06

お疲れ様です。吉川です。続けざまにすみません。

年末年始は九州に帰省いたしました。
実家の行事等もあり、合間を縫ってという感じではありましたが、久しぶりに九州の岩場で登ってきました。せっかくなので僕の微妙な結果とともにご紹介したいと思います。(○はRP。以前登ったか、触ったことのあるルート。×は登れなかったヤツ)
九州にお越しの際の参考にしていただけると幸いです。

12/27~12/28
本匠(ほんじょう)
場所:大分県佐伯市本匠(東九州道佐伯ICから車で西に20分ほど)
岩質は石灰岩で、遊歩道の欄干からどっかぶりの壁にとりつく遊歩道エリアが印象的。旧本匠村全体にいくつかのエリアが点在しており、それぞれ車で移動するのが一般的だと思う。5.9~5.13台まで各種取り揃えております。

遊歩道エリア

↑遊歩道エリア全景

sasasan

↑ハエハエイダイダ5.10a

12/27
井ノ上タワー
・ちょっくら 5.10- OS
・なめくじら 5.10 OS
・よし登ろう! 5.11- ×
12/28
遊歩道エリア
・バットマン 5.11b ×
・ハエハエイダイダ 5.10a ○○(2本目は回収便)
宮前エリア
・山女 5.10b ○
・青巌峡ボーイ 5.11a ××××
・見返り美人 5.10c FL

青巌峡ボーイを四便も出して登れなかったのは情けなかった。最後はワンテン地獄みたいになった。後輩(イケメンE君)が洛陽5.13aにトライしていた。なんでそげん強くなったと?

12/31
四阿屋(あずまや)
場所:佐賀県鳥栖市(長崎自動車道鳥栖ICから車で西に10分ちょい。さらに駐車場から歩いて10分ちょい。ちょっと分かりにくい)
たぶん花崗岩。東海地方でいうと椿岩や伊木山程度の規模。妻と僕のお互いの実家から近い。

・初孫 5.10a ○

雨が降っていたが気合で一本。5.10aだがヒールフックで豪快なハング越えをする面白ルート、ただしびしょ濡れ。年の瀬に何をやっているのか。

1/2~1/3
日向神(ひゅうがみ)
場所:福岡県八女市黒木町(九州自動車道広川ICから車で東に約1時間)
旧黒木町の日向神ダム湖畔にある安山岩の岩場。かっこいい岩峰が立ち並び、景観が良い。あるジムのオーナーが「九州外から来た人は日向神で首をかしげて、本匠で納得した顔をして帰る」と言っていた。確かにエリアによっては少し辛く感じる。黒木瞳は黒木町出身。

日向神峡

↑日向神
1/2
道端エリア
・ビレイは広場で 5.7 OS
・だんだん 5.9 ○
・ルネッサンス 5.10b ○
愛のエリア
・初夢 5.10a ○
・夢中歩行 5.9 ○
1/3
奥壁エリア
・パンプダンス 5.11a ×
・つくつくほうし 5.8 OS
愛のエリア
・愛は勝つ 5.10b ×○
・エレキバン 5.11c/d TRムリ

2日目は前夜に遅くまで飲んで体調が×だったので、今回の目的だった「花鳥風月」は触ることすらできなかった。猛省。ルートによっては確かに辛い。夢中歩行は5.10aでも辛いのでは?(妻にはそれは言い過ぎだと言われた)

 

九州ツアー全体で5.11台を一本くらい登りたいと思っていたのですが、無理でした。今年も精進します。

2016.01.06

あけましておめでとうございます。吉川です。

さて、少し前のことで恐縮ですが、去年の12/19~20で涸沢岳西尾根~奥穂に行きましたのでご報告します。

メンバー:早戸、吉川、会員外2名(日本山岳会東海支部青年部 Hさん、Kさん)

12/19
春日井を前夜発しHさんの運転で新穂高温泉に夜中に到着。登山者用駐車場は数台しか停まっていなかった。
仮眠をとり、6時に出発。

白出沢の西尾根とりつきまで行くもののやはり雪は少ない。と言うか無い。
とりあえずワカンはここにデポすることにした。

標高2400m付近まではなかなかのスピードで進むことができ、どんどん高度を稼ぐ。
森林限界手前付近から足が埋まる程度の雪の深さになり、それっぽくなってきた。

シーズン初めだからか、最近歩きをサボり気味だったフリーに傾倒していたからかこの辺りから僕は辛くなってきた。
早戸さんは相変わらず元気な具合で、膝が痛いと言っているが嘘ではないかという感じだ。

201512涸沢西1 201512涸沢西5

F沢のコルからのルンゼの登り返しも問題なく通過するが、ここからがなかなか長い。天気は悪くないので精神的には楽だが、なんとか明るいうちには穂高岳山荘に着きたい。

201512涸沢西4

そんな感じで結局16時過ぎに穂高岳山荘に到着。
疲れはしたが、雪の少なさのおかげで登ることが出来た。
冬季小屋は貸切状態で、入り口付近の雪を掘って利用させてもらった。

12/20
5時起床

 

201512涸沢西2

201512涸沢西6
快晴の奥穂高岳を1時間程度で往復した。下降時にいわゆる迷い尾根の方向に導かれたが、視界が良ければすぐに気づく。迷い尾根の看板が何となく道標に見えなくもないので、気をつけなければいけない。下山は雪も少ないしということで白出沢を下ることにした。雪の下に隠れた岩で足がぐきぐきなって大変だったが、問題なく下ることが出来た。
最後にワカンを回収し(じゃんけんで負けた早戸さんとHさんが取りに行った)きっちり下山した。

条件が良すぎるくらい良かった上にメンバーも面白かったのでとにかく楽しい山行となりました。
今年も安全登山で、良い山にたくさん行けるといいなと思っています。どうぞよろしくお願いします。

201512涸沢西3

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