愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2017.07.20

美しい赤嵓滝谷

美しい赤嵓滝谷

 

台高マニアの1皮です

また1人で三重県松阪市の台高山脈に行ってきました

途中で土砂降りにやられましたが、ゴルジュは抜けていたので大丈夫でした

ヌタハラ谷出合7:10~14:00桧塚奥峰14:30~17:30ヌタハラ谷出合

 

ヌタハラ谷出合のスペースに駐車し、林道からスタート

10分弱歩き、奥ノ平谷との分岐点あたりの急斜面を降り入渓

河原歩きがしばらく続くが、水が青くきれい

標高550~650m辺りは、4~5mの巨岩が積み重なる崩壊地帯が続く

3~4級程度の岩場だが、落ちたらただでは済まないので慎重に行く

1カ所、ロープを使った方が良かった場所もあった

巨岩ゴーロが終わると、右手に緑色のすだれ滝が見えた

コケだらけで汚い!地形図の655mの支流だろうか

その上には堰堤があった

あとはほぼ歩きで直登は無理な巨大な滝についた

5~6mの巨岩が積み重なったところが延々と続く。Ⅲ~Ⅳ級ぐらいのフリー

5~6mの巨岩が積み重なったところが延々と続く。Ⅲ~Ⅳ級ぐらいのフリー

巨岩帯が終わった後に左岸に出てきた滝。緑色の藻が一面に着いて汚い

巨岩帯が終わった後に左岸に出てきた滝。緑色の藻が一面に着いて汚い

これがたぶん五段の滝か

これがたぶん五段の滝か

地形図に載っている五段の滝だろうか、左岸は巻けそうにない

右岸も上の方に岩壁が見え、厳しそうだが行ってみる

足元ゆるゆるの斜面は段々と傾斜を上げ、胸を突くぐらいになったら岩場登場

左へ右へと逃げながら尾根を目指すが、3m位の垂壁で行き詰まった

1カ所だけ木の根っこが垂れているところがあった

登るならここしかないだろうということで

それにスリングで伸ばしてセルフを取り

1m上がって上で別のセルフを取ってクライムダウン

下のスリングを外して上に上がるという尺取り虫スタイルで上がる

途中の根っこには、真っ黒になった古いスリングがあり

昔の人もここで行き詰まったんだなあと感慨深いものがあった

岩場を過ぎると傾斜が落ち、小尾根に上がった

滝は遙か下の方だが、まだまだ上がらないと落ち口に近づけそうにない

ぐるっと大回りして行くと、五段の滝上流左俣にある崩壊地(約900m)に出た

ルートは右俣なので河原に降りると、杣小屋の跡があった

巻くのに1時間ぐらいかかった

これがたぶん五段の滝か

右俣に入る頃から雨がポツポツ降り出した

すぐに大きな滝。これは簡単に巻けた

ゴルジュに入り左に曲がると、真っ黒な淵に7~8mほどの斜瀑

登れそうだが、水流が強くてギブ

右岸から簡単に上がれた

すると美しい斜瀑が見えてきた。赤嵓滝谷だ

名もなき大滝

名もなき大滝

ここは水流激しく登れなかった

ここは水流激しく登れなかった

赤嵓滝谷の手前にあった巨木

赤嵓滝谷の手前にあった巨木

高さがあり水流も強そうで、ロープが必要だね

雲行きも怪しいことだし、先を急ぐため残念だが巻くことにする

まもなく土砂降りの雨。遠くの方では雷がごろごろ鳴っている

950mの二俣で右にルートを取り、早めに稜線に上がることにする

適度な傾斜の滝が続き、最後は尾根に上がって1350mほどのコルに出た

何となく踏み跡らしきものがあるが、ガスっていて視界がないため現在地が分からない

稜線に上がってからも気が抜けないのが台高の特長だ

右の方に桧塚があるのだろうと思い東方にどんどん進む

しかし踏み跡のある尾根筋は次第に南東方向に曲がっていく

これはおかしいと、地図とコンパスを手に検証

これは桧塚南方の1353mピークに続く尾根だろうと推測しUターン

谷から上がったコルを過ぎて尾根沿いにどんどん行くと次第に真北に進むようになり

高度計は1400mほどを指したところで、先ほどより明確な踏み跡に出た

周囲の木々にも何となく見覚えがあり、桧塚に至る稜線に出たことを知った

 

 

 

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桧塚奥峰で小休止。雨は上がって視界も50mほどはありそう

何度来てもこの頂上は気持ちがいい

濡れた物を着替えて下りにかかる

去年、ヌタハラ谷を登って、このルートを降りたので

まあ、簡単に行けるんじゃねえと思っていたら

尾根の踏み跡(所々テープあり)を下れども下れども

右手に降りる目印のテープが見つからない

高度計は1050mを指している

地形図と見比べ、どう考えても降りすぎと思って、またUターン

1300m位まで戻ったところで

木の低い位置にヌタハラに降りるテープがいくつか巻いてあるのを目にした

また無駄をやりましたなあと反省

ずるっと滑りやすい斜面を気をつけて降り、林道に出た

あとは足を運ぶだけと思ったが

つづら折れのところでショートカットしようとしたために

10mほどの崖をクライムダウンする羽目に。林道をなめてはいけませぬ

ヌタハラ谷出合には程なく着いた

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