愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2015.09.24

1皮です

 

報告遅れてすみませんm(_ _)m

岩佐さんと北穂ドーム西壁に日帰りで行く計画でしたが

新穂高の無料駐車場は午前1時半に到着した段階ですでに満杯で駐められず

歩行時間が余計にかかると敗退の危険性が高まると判断

錫杖でまったりクライミングに変更しました

藪こぎあり、偵察ありのアルパインチックなルートで楽しかったです

 

槍見4~中央稜~烏帽子岩~17槍見

 

【中央稜P2右岩壁左ルート】

8月からの雨続きで、チムニーやクラックは所々濡れていた

でも3~4級程度なのでまったり

2・5ピッチでロープを解き藪こぎ

P2頂上からコルへクライムダウンし

P1を左から巻く

足下が切れている1ポイントがビミョー

ルンゼを登ると、笹の草付きに出るが滑りやすく、セカンドにロープ下ろす

P1からは気持ちの良い草原の道を烏帽子岩西肩までトラバース

西肩にザックをデポし、ガチャのみ持って烏帽子岩の下を東肩までトラバース

明瞭な踏み跡があり簡単

 

中央稜1ピッチ目。青空がまぶしい

中央稜1ピッチ目。青空がまぶしい

湿ったチムニー

湿ったチムニー

中央稜上部をトラバースし、烏帽子岩に向かう

中央稜上部をトラバースし、烏帽子岩に向かう

烏帽子岩の基部を、西から東へトラバース

烏帽子岩の基部を、西から東へトラバース

 

【烏帽子岩】

東肩ルート取り付きにいたカエル。

東肩ルート取り付きにいたカエル。

 

東肩からロープが屈曲するため

4Pに分けて細切れクライミング

2Pの出だしと4Pのチョックストーン越えが5級ぐらいあるかも

烏帽子岩頂上は意外にも広くテントも張れそうだが

真ん中にブッシュで隠れた深い溝がある

落ちんようにせんと(-_-;)

錫杖の頂上は指呼の間

中央稜のP2付近で三本槍方面の沢を下っていたパーティー(牧南沢とルート間違え?)が見えたが

頂上に到着したようで、歓声を上げているのが聞こえた

いいお天気で、まったり、まったり

下りは南壁方面に懸垂2P

西肩から少し頂上方面に登って

踏み跡に沿って北東壁方面にルンゼを下る

ブッシュがお肌に悪いっす

クリヤ谷の岩小屋まで1時間

暗くなる前に車に戻りました

 

烏帽子岩のとんがった頂に向かう

烏帽子岩のとんがった頂に向かう

東肩ルート2ピッチ目。

東肩ルート2ピッチ目。

槍穂連峰を背景に烏帽子岩の頂上へ

槍穂連峰を背景に烏帽子岩の頂上へ

2015.09.24

森です。夏合宿3日目、9/21は源次郎尾根に行ってきました。

6:00真砂沢~10:15源次郎第Ⅰ峰~10:45第Ⅱ峰~12:20劔岳山頂~左俣~熊ノ岩~長次郎谷~16:20真砂沢

明るくなると同時に出発。アイゼンは付けずに源次郎尾根の取り付きまで雪渓を歩く。

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尾根登りは急だけど、木乗り越えて上がったり、残置スリングに乗って岩を乗り越えたりと、冒険っぽくて楽しい♪

先行パーティがロープを使って岩を上がっている。人数が多そうなのでしばらく待つ。うかPは「7級くらいだよ。」と言ってたけど、結構怖かった(^-^;「昨日登ったところの方がもっと難しい所だったよ。」と言われて、そうだったかなあ??と。

しばらくすると尾根に出て眺めが良くなった。源次郎尾根1峰平蔵谷上部フェースが見える。ダイレクトルートに取り付いている人がよく見えた。源次郎尾根を1時間程登った所だが、左の方向に踏み跡があり、1峰上部岩壁の方に行けるようだ。その下部にある中央ルンゼはそこからは見る事ができなかった。

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・・・・長い。。((+_+))そこから1峰まで長かった(*_*)

1峰から一旦下り、2峰へ。岩を登りながら上がって行く感じが楽しい♪

2峰からの懸垂下降で先行パーティが下りるのをのんびり30分程待った。天気が良くて気持ちがいい(^^♪八ツ峰や本峰がよく見えた。

早戸さんは岩の上で、すぴ~と寝息を立てて昼寝している。先行パーティの人数を見ながらうかPは早めの行動。懸垂ポイントに行くとすでに下降の準備をしてくれていた。

IMGP4580

早戸さんが5月に来た時は、ロープ1本、25mで降りれたような気がすると言っていた。1本で一段上のところまでは降りられて、そこからも歩いて降りられそうだったが、50mで一気にコルまで降りた。

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そこから浮石の多い道を歩きながら頂上へ。結構長くて大変だったが、みんなで登って来られて充実感があった。うかPが入れてくれたあったかい紅茶が美味しかった。

IMGP4581

下りは左俣から。前日も左俣から下り、早戸さんからガレ場歩きの特訓を受けた。あのガレ場を今日も下るのかと思うと、げんなりした(-_-;)

曽我さんに後ろに付いてもらい、「もっとこっちの方がいいよ。」など言われながら、左の岩壁沿いにゆっくり下りて行く。どうも悪い方、悪い方へ行ってしまう((+_+))

雪渓に出てアイゼンを付け、熊ノ岩まで一気に雪渓を下る。熊ノ岩から長次郎谷の雪渓へ移り、さっきより緩くなった傾斜の雪渓をゆっくり歩く。長次郎谷の雪渓は、熊ノ岩からしばらく下ったところで雪渓が切れており、そこから岩場をアイゼンで少し歩かなければならなかった。疲れてアイゼンのまま不慣れな岩場を歩くのは、私一人が遅かった。再度、雪渓に出ると少しほっとした。早戸さんは早々とアイゼンを外し、グリセードで下りて行く。うかPと早戸さんは早くて、あっという間に見えなくなってしまった。私は疲れていて、早く歩けなかった。曽我さんが後ろに付いてくれて、ゆっくり歩いた。

前日にせっかく教わったガレ場歩きも思うように出来ず、落ち込んでいて無言で歩いた。3日目で、連日行動時間が長く、疲れで吐き気もしてきた。ずっと無言で歩いていると「長いねえ~。」曽我さんがぽつりと言った。それから少し話しながら下った。

長次郎谷の雪渓の出合いに、見慣れたヒゲの人が立っていた。「曽我さ~ん!曽我さんによく似た人だな~と思って見てたんだわ。」「わしも滝根さんによく似た人だな~と思って見とった。」と。滝根さんがお客さんと一緒に剱来ていた。滝根さんも真砂沢に泊まるとの事で、一緒に真砂沢まで話ながら歩いた。私はすっかり元気になった(^^)

私たちがいない間に、日本山岳会東海支部の高橋さんが差し入れに梅酒を置いて行ってくださっていた。この日、真砂沢のお酒は売り切れてしまい、美味しい梅酒を頂けて嬉しかったです。ありがとうございました。滝根さんもビールやワイン、おつまみなど差し入れしてくださり、お客さんと一緒だったけれど私たちの宴会にも顔を出しくだり、楽しい時間を過ごせました。19時半頃、代表の西村さんも到着。一緒にお酒を飲み、楽しい宴会になりました。ガッツリ山に入った合宿で、西村代表、曽我さん、滝根さんと一緒に過ごす時間があった事が、とても貴重な、いい時間でした。

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