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2016.04.12

蓮華岳頂上から、南に続く北アの稜線。もう夏道がかなり出ている

蓮華岳頂上から、南に続く北アの稜線。もう夏道がかなり出ている

 

1皮です。

岩小屋沢岳から南東方向に伸びる尾根を登る予定でしたが

扇沢から見たら、取り付きに雪がなく、土壁状態!

仕方なく、向かい側にある蓮華岳北稜?に登ってきました

【9日】県道ゲート10:00~11:15扇沢11:45~15:00 2215m台地

【10日】台地4:40~7:00蓮華岳頂上(2799m)~8:00針ノ木小屋~10:00扇沢10:15~11:15県道ゲート

 

ゲートから5~6キロの舗装路歩きでスタート

20度を超える暑さで、すぐ汗だくに

路上に糞がたくさん落ちており、クマでもいるのかと思ったら、お猿さんのグループだった

猿の糞は人の糞に形が似てるのね(おそらく匂いも)

 

扇沢が近づくにつれ、雪が少ない異常な状態であることがはっきり分かる

まるで平年のGW後ぐらいの雪の量かも

岩小屋沢岳の尾根は南面でもあり、下部は真っ茶っ茶。これでは登れません

ふと扇沢の南側に視線を移すと、真っ白ではないが、雪に覆われた斜面が見えた

地形図を見ると、蓮華岳の北面らしい。しかも頂上まで岩場マークはほとんどない

しめた、これを登ろうと、会のMLに計画変更を流した

アプローチシューズを、背負ってきた山靴に替え出発

この辺りには、針ノ木雪渓を滑るスキーヤーのマウンテンバイクが数台止めてあった

 

扇沢の駐車場から少し上流で川を渡り、そのまま急斜面に取り付く

北面だけあって雪質はそれほど悪くなく、ズルズル滑ったりはしない

しばらく行くと左からの尾根に出て、傾斜の緩い尾根歩きに変わった

でも尾根上は日あたりがいいため、雪質は最悪。

おまけに雪が全体的に少なく、雪の下の笹で滑りまくる!

雪が深い所でも膝から股まではまる!

木には何カ所か赤テープが見られた。登っている人がいるのだろう

ズブズブ、スベスベに嫌気がさした頃、平坦な台地に着いた

頂上まで見渡して、さらに上がっても雪洞が掘れるだけの雪はないだろうと思った

時間は早いがここに泊まることにした

傾斜はないが、少しでも雪が深そうな所を真っ直ぐ下に掘り

1mぐらい地下で笹が出てきた辺りで横に掘り進み、棺桶を入れられるぐらいの形にした

夜は上にツエルトを張って寝た

棺桶を入れられそうな雪洞ならぬ雪穴

棺桶を入れられそうな雪洞ならぬ雪穴

 

翌日は午前3時起床。風が強い

雪洞の中の壁を掘った雪で飯を作り出発

2400mぐらいで岩場が出てきたが、左方向の斜面にトラバース気味に尾根に上がった

傾斜は40~50度ぐらいだから、雪が腐っていなければ問題なし

ロープ、登攀具は使わず、ただの重りになりました

そこから岩くずの露出した夏道のような斜面

強風で息がしにくいが、そのまま頂上へ

頂上付近で、真っ直ぐ伸びる尾根の上に太陽が上がった

頂上付近で、真っ直ぐ伸びる尾根の上に太陽が上がった

 

天気は良く、またすぐに雪が腐りそう

針ノ木小屋からデブリだらけの雪渓を経由して下山

帰りの県道は、蕗の薹を摘みながら歩きました

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