愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2017.03.21

岩佐です。

曽我さんと涸沢岳北西尾根から山頂を目指しましたが、初日思いのほか時間がかかり、翌日の天気も今一つ。初日の登るペース、最終日の天気を考えると時間切れと判断し、2日目にさっさと下山しました。

3/18 新穂高6:10~11:30滝谷避難小屋12:30~14:30 2055m地点△

3/19 △07:00~11:00新穂高

 

KarasawaNW170318b

 

北西尾根には滝谷避難小屋の直ぐ後ろから取り付く。登山大系に書いてあった通りすごい急登! その後も傾斜のきつい斜面が続くが、トレースのない斜面をわかんを履いた足で蹴り込み、雪と格闘しながら一歩一歩進んでいくのはとても気持ちが良い。14:30、滝谷のドームが見える所にテントを張る。

夜中から雪が降り始め、朝起きたら新雪が5、6㎝積もっていた。ガスって視界はイマイチ。これから先も急登が続くため、このペースでは時間的に少々厳しい。最終日は天気が崩れることも考えると、ここは無理せず敗退したほうが賢明ということで、下山することにした。

 

KarasawaNW170318a

 

今年は結構雪が多いです。林道のカーブミラーは、ミラーの部分だけが顔を覗かせ、下は雪で埋まっていました。積雪量は少なくとも1mはあるのでは? 穂高平から見た笠と抜戸は、たっぷりと雪をまとって美しかったです。

以上

 

 

2017.03.15

1皮です

 

八ヶ岳の天狗尾根に1人で行ってきました

前日午後発で出合小屋泊まりの予定でしたが

名古屋発が遅くなったため、日帰りに変更しました

 

美し森1:00-2:55出合小屋3:20-7:00稜線-9:30ツルネ-12:15美し森

 

明るい月夜の下で歩き出す

強風が吹きつけるが、南風らしくあまり寒くはない

草木も眠る丑三つ時

キョロキョロして変なものを目にしないように

地面を見つめて歩き続ける

そのとき、獣臭さが鼻を突いた

目をふと上げると、5mほど前の林道上に大きな雄ジカが1頭

横向きの体に、頭だけこちらを向けている

一瞬、目が緑色に光った

 

1秒、2秒、なんで逃げないんだ?

人が怖くないのか?

もしかしてコイツ、発情期か?

発情した雄ジカは熊をも恐れないというではないか

恐怖を感じた瞬間、私の口が叫んでいた

「ガルルルルッ、ワン」「ガルルルッ。ガルルルッ。ワンワン」

とっさの時に、人は予想外の反応を示すことがあるという

それを身をもって体験した

なぜ犬のまねなのかは分からないが、、、

シカは、「犬の声を出す変な奴」とでも思ったのか

笹藪の中に悠々と歩いて行った

(後で調べると、シカの発情期は秋とか。ただのえさ探しの最中だったようだ)

 

堰堤をいくつも越える辺りから雪が深くなってくるが

風の通り道以外はトレースがあってサクサク進む

2時間弱で出合小屋着

風がビュービュー吹いて、雪も降り出したので30分ほど休む

風でプレハブがミシミシ鳴っている

今日は喉が渇いてしょうがない。これは体調が良くない証拠

何となく嫌な感じだ

 

それでもハーネス、ヘルメットを装着し出発

赤岳沢という標識の方面に進む。ここもトレース、赤テープありだった

そのまま尾根に乗り、どんどん進む

所々でトレースが消えている

雪は降り続いている。新雪は20センチぐらいか

尾根が細いところが増えてきた

木の揺れ具合から、もう森林限界に近いだろう

真っ暗な時に岩場を登るのは嫌なので明るくなるまでしばらく休憩

東の空が明るくなり始めて再出発

すぐにカニのはさみと呼ばれる岩場が目の前に見えた

森林限界に近づくと、カニのはさみと呼ばれる岩が見えた

森林限界に近づくと、カニのはさみと呼ばれる岩が見えた

 

はさみの真ん中は登れそうだが、ロープを付けるのは面倒くさい

他に登れそうなところはと探すと、左側のバンドを行けそうだ

危ない所もなく岩場の後ろに回り込んだ

すぐに急な尾根。アックスを突き刺しながら通過

間もなく高さ50mぐらいありそうな大きな岩場の下に着いた

リッジ上をそのまま行けそうだが

腐った残置ロープが少し雪面に出ているルンゼを右にトラバースして

左上ルンゼをダブルアックスで行き、岩場を越した

 

そしたらまた50mほどの岩

この尾根は同じような形の岩が多いな

左斜面の傾斜が緩そうなので

バンド沿いにどんどん行き、岩の後ろに出て

くの字型にバンドを上がって越えた

右下から適当に登った

右下から適当に登った

 

すると3つ目の巨大な岩が見えた

木の生えた斜面を進み、岩の下まで来ると

これはちょっと難しそうだと分かった

この岩場を右上する。下は切れ落ちている

この岩場を右上する。下は切れ落ちている

 

 

登るなら正面の岩場を右にトラバース気味に越えるしかないだろう

岩場に雪がべったり載っていて、岩はスラブっぽく見える

ロープなしで、ホールドを掘り出しながら慎重に行く

一瞬アイゼンが滑ってヒヤッとしたが

雪をどければガバが出てくるので特に問題なし

横に足を動かす一歩が3級ぐらいか

ハーケンが2、3カ所にあった

その岩を右から越えると、雪煙の中でとんがった岩が見えた

それを左から越し、ちょっと登ると稜線の縦走路に出た

結局ロープもガチャも使わなかった

猛吹雪に煙るとんがり岩

猛吹雪に煙るとんがり岩

稜線で、強烈な風に吹かれヨロヨロ

稜線で、強烈な風に吹かれヨロヨロ

 

稜線上は風と雪が強い。正面から顔に当たって、かき氷を食べた時のように頭が痛い

寒すぎるので、赤岳頂上は割愛

ツルネに急ぐが、強風と吹雪で視界は10mほど

小尾根が入り込んでいる2504mピークの辺りで、何度も方向を見失う

ただの縦走路なのに、、、冬は侮れませんな

結局、コンパスを頼りに脆いルンゼをどんどん下って行ったら

キレット小屋があると思われる鞍部に出た(視界がなくて小屋は見つけられなかった)

深い雪の中をツルネまで登り返す

稜線に出てから、ツルネのピークまで2時間半もかかってしまった

雪が深い東稜を下山

 

美し森からの帰り道、車の中から稜線が晴れているのが見えた

さっきは何も見えなかったけど、今行ったらきれいだろうね

2017.03.15

1皮です

2月に高山市の中尾温泉から北ア焼岳に行ってきました

雪が深く、ガチャからロープ、テントまで入ったザックは重く

急斜面では1時間で30mぐらいぐらいしか進めず

岩坪山(1900m)を越えて1952mピークまでしか行けませでした

ブナの巨木がはえる斜面を猛ラッセルで行く

ブナの巨木がはえる斜面を猛ラッセルで行く

西方尾根が見えてきたが、雪が深くてなかなか近づいてこない

西方尾根が見えてきたが、雪が深くてなかなか近づいてこない

2017.03.04

 

早戸です。

友人と大スバリ沢奥壁を登りに行ってきました。

当初は小スバリ沢の探索が目的でしたが

アプローチの尾根を間違えたので時間、体力的にも厳しいと判断し(そもそも下降路の目途が立てられなかった)、

翌日に大スバリ沢奥壁の右岩壁ダイレクトルートを登りました。

アプローチも至近、屏風尾根頭の幕営地からアプローチ30分。

壁もスケールがあり、適度な難しさでとても楽しいクライミングが出来ました。

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2017.02.27

早戸です。

友人三名と唐沢幕岩に行ってきました。

当初は扇沢から屏風尾根を登り小スバリ沢の探索に行く予定でしたが

出発時の天候がイマイチだったため唐沢幕岩に転進しました。

午前2時ごろに葛温泉を出発。長いトンネルを歩いてアプローチ。

今回はスノーシューでアプローチしましたが特になくてもいいほど締まった雪でした。

デブリを歩き、6時頃大町の宿に到着。噂には聞いていましたがなんと水が出ている。

幕営具をデポ。2パーティに分かれて登攀へ。我々は大凹角ルートに。友人二人は西壁ルンゼへ向かった。

ものの数分のアプローチをこなし取付。

1、2ピッチ目は悪いベルグラの張った草付スラブを登る。適度な緊張感で楽しい。

3、4ピッチ目もやさしく快適。今日はエンクラですな~とニコニコ。

5ピッチ目 凹角からチムニーへ入り外に這い出るあたりが激悪。這い出た後の極薄ベルグラが非常に悪かった。

6ピッチ目 チムニーからスタート。先週に引き続きの本気除雪。ジリジリと体を上げる。そこから古い残置スリングに恐る恐る体重を掛け外へ這い出た。

上から見てみるとチムニートンネルから上に抜ければフリーで行けたと思うが、壮絶な除雪が必要。

簡単なルンゼを上がり終了。同ルートを下降した。寝ずのアプローチからのクライミングだったので疲れたがなかなかの充足感でした。

テン場に戻ってテントを設営してると地面からなんとガス缶が!

水は汲めるはわ、ガス缶があるわ、どうなってんだここは。

寝てないのでメシ食って早々に就寝。

翌日はまったりしましょ、と4人で左方ルンゼへ。

快適なマルチピッチアイスクライミングで楽しめました。

前日に丸くなったアイゼンとバイルは刺さりが悪かったですが。

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2017.02.26

岩佐です。

昨年4月末に行った十石山に、今回はスキーで登ってきました。

スーパー林道料金所07:10~十石山東尾根~12:30山頂13:45~17:20料金所

 

Jukkokuyama2  Jukkokuyama3

車はスーパー林道料金所周辺に止められます。(無料) 樹林帯は上手くルートを取れば下まで滑ることができると思います。今回は、山頂から300m位は数日前に降った雪のお陰で雪質はそこそこ良く、楽しく滑れました。ただ、そこから下は重く厄介なモナカ雪。暫くは頑張りましたが、あまりにもひどいのでスキーをはずして歩いて下りました。ワカンを持って行かなかったので、ズボズボ埋まって下りなのに結構体力を使い、良い運動になりました。

 

山頂で偶然森さんのお兄さんにお会いしてびっくり! 安房峠から北西尾根を登ってこられたそうです。(^^)

2017.02.20

早戸です。

友人と今冬初、錫杖へ行ってきました。

氷の発達がイマイチでしたので初日はP4へ。

下部は雪稜会~じーやの大冒険に繋げました。

前日の雨後の降雪で壁には湿った雪がべっとり。除雪祭りでした。

次の日は関東から日帰りで参加のTさんを迎え三人で注文へ。

ここでも除雪に苦しみ、左方カンテに合流する直前で巨大きのこ雪に阻まれ撤退しました。

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2017.02.19

アッサラームアライクン 犬飼です.

小秀山乙女渓谷 夫婦滝へアイスクライミングに行ってきましたので報告いたします.

アプローチが短い上,2本とも氷瀑のスケールも大きいため

日帰りとしてはかなり密度の濃い,充実のアイスクライミングとなりました.

日程: 2017/2/19

メンバー: 鵜飼さん,犬飼

天気: 曇

装備: アイススクリュー10本程度

コースタイム:

7:30 乙女渓谷キャンプ場~8:30男滝~11:30下降 取り付き~12:30女滝~15:00下降取り付き~15:30乙女渓谷キャンプ場 下山

【男滝】

DSC_0122

■1P目 犬飼リード

見た目階段状で易しそうでしたが,

形状が複雑な上,氷が不安定でかなりおとしました汗.

「パコーン ガラガラ―」 「鵜飼さんスミマセン...」

35m程度登り,右のテラスでピッチを切り,少し細い立木の根でビレイ.

■2P目 鵜飼さんリード

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傾斜のゆるい左側は水が流れており,シャワークライミング必至となるため,

滝右端のコーナー部を登る.

傾斜は80~90°と立っているが氷が安定しており登りやすかった.

20~30m.

■下降 左に抜ける登山道から下山できます.

【女滝】

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■1P目 犬飼リード

傾斜60~70°のゆるい傾斜,氷もグサグサでよく刺さる.

20m程度右テラスでピッチを切る.かなり楽させてもらいました.

氷が薄いのでスクリュー乱れ撃ちでアンカー.

■2P目 鵜飼さんリード

傾斜は70~80°,一部氷がもろいため,ビレイヤーは注意.

しかし,上部は氷の状態もよくとても気持ちよく登れます.

40m強と長さもあり,充実感の高いピッチ.

■下降

トポによると下降は右の尾根から懸垂とのことであるが,

いまいちポイントが分からず,ダブル一発でやや強引に下降.

満足感の高い山行となりました.

時期的には今がベストでしょうか.

帰りは温泉おんぽいの湯

2017.02.15

岩佐です。

水沢山に、お気楽雪山ハイキングに行ってきました。

 

水産試験場近くの林道06:30 ~10:50水沢山山頂11:30~13:10林道

Mizusawayama170212a

水沢山は、いつかここを出発点にして木曽駒まで縦走してみたいと思っていた山。今回は一日しかないので、ちょっと偵察も兼ねて水沢山のみ登ってきました。

 

水産試験場手前の橋のすぐそばから急な尾根に取りつく。行きには気づかなかったが、取り付きには赤テープがあった。山頂までも赤テープがあり、ちょっとがっかり。

 

暫くは凄い急登。落ち葉の上に3~5cmほど雪が載っており、滑るのでアイゼンをつける。250m位登って傾斜が緩やかになったあたりから少し雪が増えたが、ここから山頂まで思いのほか雪が少なく、膝程度の深さ。ラッセルする気満々で行ったのに、ちょっと拍子抜けした。

 

山頂は樹林帯で景色は全く見えないが、登る途中に視界が開けた所もあり、トレースの無い尾根を歩いていくのは気持ち良かった。地味な山だが、藪漕ぎもなく、静かな雪山歩きが楽しめる良い山だった。

Mizusawayama170212b

 

2017.02.14

1皮です

 

中ア北端の経ケ岳に、登山道のない木曽側から登れないかと地形図を物色

木曽谷と伊那谷を結ぶ国道361号の番所トンネルと権兵衛トンネルの間から、顕著な尾根が続いているのを見つけた

寒波襲来の日に行ってきました

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国道361号の権兵衛トンネル西方駐車場6:30~11:30 2038m無名峰12:00~14:30駐車場

 

 

太字が歩いた尾根

太字が歩いた尾根

2万5千分の1地形図では林道がわずかしか描かれていないが

標高1600mぐらいまで新しい林道が来ている

周囲はカラマツの自然林(?)

スギより丸太価格が安いのに、刈り取るつもりなのか?!

おまけに、直径は20センチ程度と成長も芳しくないのに、、、

 

尾根には途中まで赤テープが点々と付けられていた

登山道を造ったら、登りやすい道になるかも

途中から雪が深くなり、膝~太もも

晴れ間が見えているが、黒い雲が東の空に足早に去って行く

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権兵衛峠から来る尾根にぶつかったのは昼前

雪と風が強まってきたので、2038mの名もなき山で引き返すことにする

下りの途中で暴風雪となり、寒さに震えながら下りました

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