2014.10.22
岑山です。
先日曽我さん・岩佐さん・櫻井さんの4人で霞沢岳に行ってきました。 嘉門次・Wウェストンも歩いた憧れの『ザ・クラシックルート』 2日間共晴天に恵まれ本当に気持ち良い山行でした !
[行程]
●10/17 21:00名古屋 → 0:30 島々 安曇野支所P [テント泊]
●10/18 5:35 安曇野支所P ⇒ 5:45 徳本峠登山口 ⇒ 7:20 二股 7:30 ⇒ 9:35 岩魚留小屋(休業中) 10:05 ⇒ 13:20 徳本峠 [テント泊]
●10/19 5:20 テント場発 ⇒ 8:25 P1 ⇒ 8:40 P2 ⇒ 8:55 霞沢岳頂上 9:15 ⇒ 12:05 徳本峠 <テント撤収> 12:45 ⇒ 14:25 岩魚留小屋 14:35 ⇒ 16:20 二股 ⇒ 17:45 徳本峠登山口 ⇒ 17:55 安曇野支所P
17日21:00頃名古屋発 → 0:30頃 島々 安曇野支所P(トイレ完備)着 駐車場の片隅にテントを張らせて頂き翌日に備え就寝
18日朝4:30頃起床 簡単に朝ご飯を済ませて5:30出発です。 朝・晩結構冷え込んだので寒かったのですが、調度目が覚めて良かったです。
駐車場から徳本峠登山口迄は歩10分。 ゲートを開けてまずは平坦で長い島々谷林道歩きです。 (このゲートからちょっと行った先迄車は入れるのですが 車上荒らしが怖いらしい) 林道終点あたりの二股にもトイレがありました。 傾斜はこの後も緩く、岩魚留小屋過ぎた辺りから徐々に傾斜が出てくる感じです。
二俣。この日は我々の他に5パーティーが徳本峠を目指す。
6人組の山ガール&ボーイのパーティーもおり、
年齢に関わらず意外に人気があるルートなのだと、ちょっと驚く。
このルート徳本峠まであと1時間という所迄ずっと沢沿いの登山道なので、マイナスイオン沢山浴びながら気持ち良く歩けます。 調度紅葉・黄葉が綺麗な時期なので、それも楽しみながら歩く♪
こういう木道や橋がたくさん。登山道は整備されていて歩きやすい。
岩魚留小屋の傍にあった立派な木の前でポーズ。
途中の力水 細い水量ですが疲れが吹き飛ぶくらいの美味しさでした ! ※このちょっと手前の沢で「これが力水?」と焦って汲んだ水を汲み直す・・
稜線が近づき徳本峠着 ! 目の前に穂高連峰が真近に見える(前穂・明神・奥穂・ジャンダルム etc. 「ここでしか見れない角度だ !」と)
テンバからの景色は素晴らしい!テントの中から一杯やりながら夕日を見るために
やや傾斜のある場所に無理矢理テントを張ったが、飲み始めたらそんなことはすっかり忘れ。。。
展望の良い場所にテント設営しまずはビールで乾杯♪ 早速岩佐さん(今回食担して頂きました)の酒のつまみ&自家製きりたんぽ鍋の美味しさに超感動っ !! 「今回は気楽なハイキングだから♪」と重たい食材を担いでくれたのですが、私もそんな‘余裕’が欲しいです・・。
よく食べ、よく飲みました。
今回私は久々のテント泊&会員さんと行く初めての泊まり山行で、櫻井さんは数年振りのリハビリ登山だそう。 色々な山の話や過去の話 etc. お喋りしながら、お酒頂きながら幸せな楽しい時間を過ごす。。。 やっぱり山っていいなぁ~♪ って自然に笑顔になれる(^^*) その間に大好きな夕日(沈む位置もチェックしてたのに)を目の前のきりたんぽ鍋に気を取られ見逃した事は後悔してます↓
宴会の開始時間が早かった事も有り18:30頃には就寝しました。 (トイレに行った時に見た朝方の満天星空が綺麗でした★)
19日4:00起床 昨日のきりたんぽ鍋に残りのきりたんぽ・うどん・野菜を追加し朝ご飯 ← やっぱり超美味しいのでお替りし 朝から沢山食べる 5:20 まだ薄暗い中ヘッドランプ付けて霞沢岳に向けて出発 ! 遠くの稜線がオレンジ色に染まり、途中ジャンクションP手前で御来光 (曽我さんが「拝まなきゃ」と言うのでこの先の山行の安全を拝む)
ジャンクションPからは折角登ったのに200m近く下降し、その後大小(P1 P2含む)のピークを登ったり降りたりしながら、やっと霞沢岳に到着しました ! 皆で記念撮影 ・・ のはずでしたが・・ ジャンクションPより下降した地点で、昨日の疲労が蓄積してた櫻井さんがテント場に引き返した為、頂上写真は3人です (後日このBlogにその後の櫻井さんの様子は追加UPされる予定です)
山頂にて。岑山さん、霞沢岳リベンジおめでとう。次は雪のある時に来ましょう。
正面には、どーんと穂高。
霞沢岳の頂上は狭かったけど最高の天気&景色 ! 冬に一度稜線出る手前で敗退してるので、またいつか冬に再来したいなぁ って思いましたo(^^*)o
20分程頂上を堪能し徳本峠迄下山 結構遠く迄来たので戻らないと ! その後待ってる16Kmの島々迄の下山を考えるとあまりゆっくりもしてられません・・ UP&Downを繰り返し徳本峠迄戻ったら まずは紅茶で休憩。 昨日歩いてきた道を引き返します。
岩魚留小屋で一服。
徳本峠を出る際、張り切って櫻井さんにストックをお貸ししたのですが 二股手前頃から急激に脚に疲労感を感じプルプルし出しました ← 見兼ねてストックを返して下さった(申し訳無い・・)
ここから登山口までが長かった。。。
そしてあと数キロ地点で日が沈み最後はヘッドランプ下山になりました。 登山口が近づいてからの皆さんのラストスパートが素晴らしく早く 私は足を前に運ぶ事だけに集中し必死に付いて行きました(- -)
2日間で約45Km 2ヶ月振りの山行にしてはちょっと大変でしたが、先輩方のお心遣いもあり充実した山行になりました。 色々な課題や目標も見えた良い山でした。 少しづつしか進めませんが、今後も宜しくお願いします 。
追伸: 岩佐さん 写真の追加宜しくお願いします<(_ _)>
(番外編)
桜井です
岑山さんの記録にあるとおり、霞沢岳をめざす途中で離脱、好天のもと比類のない絶景を味わうチャンスをみすみす逃してしまいました。
霞沢岳往復~島々へ下山する予定の二日目。
徳本峠を出発して、ジャンクションピークへの最初の登りをこなしたものの、小湿地への下りで足が重くなり、山頂往復に加えて今日中に島々まで下りるのに要する時間を自分の歩調から考えて、次のピークを登りきった所で離脱を決意。
上高地から上がってきたか徳本小屋泊かの登山者と4組ほどすれ違ったのですが、あまりに早い時間に下りてくるので誰もが「もう行ってきたんですか!!?」と驚嘆するのに苦笑い。いえ足が動かなくて戻るんです。
戻り際、徳本峠から程ない地点にあった道を少し下りてみたら、明神から上がって徳本峠行き・霞沢岳行きに分かれる分岐に出ました。上高地から霞沢岳に登る場合は、徳本峠を経由せず直行するのが早そうです。
テントに戻ったときは少し気分が悪かったのですが、やたらに喉が渇いて水を1Lほど飲んだら気分も脚も楽になりました。
軽い脱水状態だったようです。
結石で炎症を起こして、それまでの数日間は水を多めに飲んでこまめにトイレに行くようにしていた時だったので突然水分が減って余計に身体がビックリしたのかもしれません。
脚ばかり気にするのでなく、全身の状態を絶えず注意深くチェックするべきですね。
道具に関して
1)今回、下山に際し初めてトレッキングポールを借りて歩いたところ、思いのほか役立つものだと実感しました。
岑山さん曽我さんありがとうございました。
2)LEDのヘッ電も、今回初めて使いました。昔の豆球のものと比べて道が平板に見えるような気がして、下りの林道で石の出っぱりを見落として何度か躓きました。慣れるまでもう少しかかりそうです。
0520徳本峠~0710離脱(小湿地の先の2250m地点)~0900徳本峠