2014.12.16
池山吊尾根の途中まで行ってきました
奈良田(850m)5:30-13:20城峰(2370m)付近14:00-18:00奈良田
12キロのなが~い林道を歩き、登山道入り口のあるき橋まで、雪は全くない。
途中、荒川出合のアイスを観察。時期が早いせいかしょぼかった
下部は水流だくだくです
登山道に入ると、赤テープを追うように歩いて行く
つづら折れの踏み跡は雪が踏み固められ凍っており、歩きにくい
(とっても滑りやすく、下りはアイゼンなしでは無理。歯が削れてしまいそうでしたが、泣く泣くアイゼンをはきました)
1850mぐらいの稜線手前から積雪が増え、池山御池小屋付近ではすね~膝ラッセル
それまで穏やかだった天気は、小屋付近から急速に気温が下がり風雪に変わった
小屋から上はさらに積雪が増え、急斜面の膝~腰ラッセル
踏み跡もほとんど消えていました
森林限界の砂払い付近まで行きたかったが
もう疲れたということもあり(笑)、城峰付近でUターン
北岳を臨むことはできませんでした
帰りの12キロの林道はただただ苦痛でした(涙) 1皮
2014.11.24
岩佐です。
冬山トレーニングで鹿島槍ヶ岳に行きましたが、22日夜の地震のため敗退しました。
メンバー: 鵜飼、斉藤、位田、上手、岩佐
22日:大谷原4:55 ~ 5:55 西俣出合 ~ 8:45高千穂平 ~ 13:20 冷池山荘上(2440m地点)幕営△
23日:△6:10 ~ 10:20 大谷原
22日の午前1時に土岐インター駐車場に集合し、上手号に乗り込み出発。夜中に出発するとどうしてもテンションが下がり気味になるが、今回は5人という大人数なので気持ちも明るい。大谷原の駐車場で準備をして、いつものようにヘッデンを点けて真っ暗な中を歩き始める。
暫く林道を歩くと雪が出てきた。この時期に北アルプスに来たことがないため、雪の量が平年並みなのかどうかは不明。西俣出合の積雪は15㎝~20㎝ほどか。ここから高千穂平までの登りは結構な急登と覚悟していたが、つづら折れの夏道を歩くので思っていたよりも楽だ。高度を上げるに従い雪も増えてきたが、西村さんパーティーのトレースもあって歩きやすい。
ほぼ夏のコースタイムで高千穂平に到着すると、大学生パーティーのテントが3張あった。ここから眺める鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳は素晴らしい。
名前は爺でも、とってもかっこいい!
もっと尖っているのかと思っていた、双耳峰の鹿島槍。
休憩後、本日の目的地冷池山荘を目指す。今回は雪山経験があまりないメンバーもいるため、高千穂平から先の痩せ尾根や、稜線までの最後のトラバースのことを少し心配していたが、問題なく通過。山荘まで雪は膝下くらいであったが、先行パーティーのトレースのお蔭で思っていたよりも早い時間に冷池山荘に到着することができた。
このまま空身で南峰まで登ってしまうという選択もあったが、メンバーの体調も考え無理をせず本日の行動終了。早速テンバを探す。稜線上で風が強いこともあり、風を避けられる山荘の傍にテントを張るつもりで整地を始めたが、上まで様子を見に行ってくれた鵜飼さんから、鹿島槍、爺、剱の展望が楽しめる素晴らしい場所があると言われてそこに移動することに。着いてみたら、吹きさらしの場所ではあるが、確かに眺めが素晴らしい! こんな景色を見ながら持ってきたウイスキーを飲んだら、最高に美味しいだろう!ということで、ここをテンバとする。
剱まで見渡せる最高のロケーションのテン場。
テントを設営していると、山頂を踏んだ大学生パーティー、その後しばらくして西村さんと1皮さんが下山してきた。話を聞くと高千穂平までは大学生パーティーのトレースがあったが、その後は二人で山頂までずっとラッセルだったとのこと。お疲れ様でした。お陰で明日は楽に頂に行けそうだ。
西村・1皮両氏を見送ると、風よけのためにみんなでせっせとテントの横に雪の塀を作り、快適なテンバが完成した。日没直前には、お酒を持ってテントの外に出て撮影会。赤く染まった空と山々が美しい。
ふと気づいた時には、夕日は稜線の向こう側でしたが、なんとか間に合いました。
おいしい夕食を頂いたら就寝タイム。お酒も手伝って気持ちよく眠りにつくと、10時頃大きな揺れで起こされた。地震だ。ただ、テントを張った場所は雪崩や落石が起きるような場所ではないため、ひとまず安心。(しかしこの時、代表に一旦連絡を入れるべきでした。申し訳ありません。)
23日は、元々山頂に向けて5時半に出発する予定であったために3時半起床。念のため携帯の電源を入れると、西村さんからのメールが入っていた。状況次第ではそのまま気を付けて下山して下さいとのこと。昨晩、地震の後に雪崩の音などは聞こえなかったが、雪面に亀裂が入っていたり雪が不安定になっている可能性が高い。ただ真っ暗なので状況が全く分からない。鹿島槍山頂までは行けるかもしれないが、下山時稜線から赤岩尾根に乗るまでの斜面のコンディションが心配だ。気温が上がる前の雪が締まっているうちに安全なところまで降りたほうが良いと考え、登頂は断念しそのまま下山することにした。
状況が確認できるように少し明るくなり始めた6時過ぎに下山を開始。尾根に乗る雪面に亀裂は確認できず、周囲で雪崩が発生した所もないため、慌てず、しかし急いで通過した。
稜線から赤岩尾根へのトラバース。
所々こんな亀裂が…。
我々以外に、前日爺ヶ岳南尾根から登ってきて冷池山荘で幕営していたパーティーも、やはり鹿島槍登頂を諦めて我々の後から下ってきている。痩せ尾根に乗ると雪面にはいくつか亀裂が入っていたが、通過するのに問題はなく、高千穂平に到着した時にはほっとした。
西俣出合から大谷原駐車場までの林道には落石が多くあり、中にはテレビ台のものもあって昨晩の地震の規模が想像できた。こんな中を単独の登山者が2名登って行ったのには呆れた。何事もなければ良いが。
帰途、車中のテレビで今回の地震の被害の大きさを知り驚きました。代表をはじめ、緊急連絡先の欣哉さんや会の皆さんが心配されるのも当然だと、連絡を取るのが遅れてしまったことについて猛省した次第です。皆様、ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
2014.11.22
こんにちは
11月13日(木)に、
ミネヤマさんと共に、鈴鹿の山々を歩いてきましたので、ご報告致します。
【行程】
宮妻峡P5:40~鎌ヶ岳8:20~武平峠8:53~9:45御在所岳10:15~国見峠10:35~根ノ平峠11:30~中峠12:20~13:05ハト峰峠13:20~猫岳14:00~14:25釈迦ヶ岳14:50~ハト峰峠15:45~朝明渓谷P16:45
以前より、地図をみていると、いけそうだなぁと思っていた行程。
ミネヤマさんより、どこかトレーニング兼ねて行きましょうという話になり、
車が2台あれば可能だなと、実行に移しました。
まずは、朝5時に朝明渓谷駐車場で集合。
そして、私の車は、残置し、宮妻峡へ移動。(なんだかんだ30分ぐらいの行程)
まだ暗い中、ヘッデン灯けて、行動開始(5:40)。
いきなり、やってしまった。。
カズラ谷の登山口から行く予定であり、そこへは駐車場から少し上がったところ。
駐車場から少し下がったところから、入ってしまった。。
間伐がされており、人が入っている気配がするので、なんとなくの踏み跡をドンドンと進み、進み。
どんどん悪くなり、明らかに道でなく、未知な世界に。
雲母の方へ上がったなぁと思いながら、ともかく稜線へ抜ければ、合流するでしょうと、上がったところ、合流。
いわゆるウソ谷なるところを上がったようであった。
雲母峰と鎌ヶ岳稜線登山道に合流し、後は予定通りの行程。
この日は、西高東低の冬型の天気模様。
風が強く、寒かった。休憩中は、一枚羽織らないといけない具合。
釈迦からの下り、庵座谷ルートは下りには適さないだろうと判断し、下りやすい、ハト峰峠から下ることにしました。
朝明に下ったところには、残置した私の車が。
ご丁寧に、ナンバー○○は、駐車料金500円をあのポストに入れるようにと、お手紙があり、お支払い完了。
その後、またミネヤマさんの車を回収すべく、再度、宮妻峡へ行き、今回の山行は無事終了となりました(17:30)。
今回は、日の暮れの早い時期、日の暮れる前に行程をこなし、下りることを重視し、
巻いて巻いて、
結果、予定の行程をこなすことができ、なによりです。
紅葉は、600mあたりまで下りてきていました。
ハラダより
2014.11.19
こんにちは、鵜飼です。
15,16日と冬の足慣らしの為、早戸さん、成瀬(ラ)、吉川、の4人3人で槍ヶ岳へ向かいました。
が、足慣らしどころか予想より強烈な低気圧のお陰で
平湯の峠道が凍結、、、まだまだ秋の気分の愛知県民はスタッドレスを履いておらず
平湯手前でヤケ酒をして路面が解けるのを待つことに
やいのやいのあって翌朝8:30頃新穂高を出発
くるぶし~スネくらいのサラピン新雪が積もる林道を、隠れた石にフットジャム決めたりしながらえっちらほっちら
11時くらいに滝谷避難小屋、この調子ならなんとか千丈乗越近くまで行けるのでは~?
が、雪が深くなり膝ラッセルが槍平まで続く、、、お昼すぎになんとか到着するも既に足が普通に攣っていた
奥丸山までは夏道コースタイムで70分
ブッシュが埋まるほど積もっている訳でもないので、夏道のテープを便りに尾根を蛇行しながら登る
常時腰ラッセル、トラバース部分は胸ラッセル。ラッセッラーッセル!!
罵声や、人の嫁の名前や、病名やらを叫びながらラッセル。
あぁ~これがラッセルってやつや~笑える程進まない~
ていうか腰以上のラッセル初めてなんですけど~、、、
結局、奥丸山分岐までに約3時間を費やし16時タイムリミット
こりゃ登頂は無理ってことでキムチ鍋ぱーりぃ
翌朝テントを出ると千丈乗越方向へ昨日は無かった小さなトレースが、、
試しに歩いてみると膝くらいまで埋まる。野生動物は強い、、、
快晴の穂高を眺めながらそそくさと下山でした。
こんな天気のいい日にリッジを歩けないのは残念でしたが
初冬の足がかりには良い山行でした。
2014.11.03
岩佐です。
冬山シーズンに備え、小秀山にボッカトレーニングに行ってきました。
【メンバー】
1皮、岩佐
【記 録】
乙女渓谷二ノ谷登山口 06:25 ~ 07:28 夫婦滝 07:35 ~ 08:33 1600m地点 08:45 ~ 09:40 1875m地点 09:55 ~ 10:55 小秀山山頂 12:00 ~ 13:10 二ノ谷・三ノ谷登山道分岐 ~ 14:45 三ノ谷登山口 ~ 15:15 乙女渓谷キャンプ場P
3連休は3日とも雨かと思っていたが、2日の時点で翌日はお天気がなんとかもちそうなので、急遽ボッカ訓練をしましょうという話になり、小秀山に行くことに。1皮さんから「ボッカだから荷物は25kg以上!」と言われ、ザックにロープやガチャ類を詰めていくが、軟弱者なので、途中でしんどくなった時のために捨てられる水も7リットルほど詰める。体重計で重さを測ると25.4kg。これ以上重くなると担げないので、詰め込むのをここでストップ。
一方、1皮さんはダンベルや水をガンガン詰め込んで、ザックを背負って体重計に乗ったら、ザックの重さは40kg! これでは重すぎるということで、30kgに減らしたそうな。30kgでも十分重いと思うけど。。。 こんなの私が背負ったら、後ろにのけ反りそう(^_^;)
ずっしり重いザックを背負って、二ノ谷登山口を出発。二ノ谷は夫婦滝まで木道が多く、苔がついている上に前夜降った雨で濡れているため、ツルッツルで怖い怖い。
ザックが重いので早くは歩けないが、それでも1時間で夫婦滝に到着。夫婦滝は過去にアイスで2回来ているが、凍っていない滝の方が迫力がある。
夫婦滝から兜岩までは急な登山道。所々岩も出てきてなかなかスリルがある。そこから先は比較的緩やかなアップダウンの繰り返しになり、最後はそこそこ急な斜面を登って小秀山山頂に到着。途中小雪がチラついて、寒かった。
山頂の15mほど下には立派な避難小屋があり(しかも新しくて、とってもキレイ。トイレ付き)、ここでラーメンやインスタントみそ汁を作ってランチタイム。水は捨てるほどあるのだが、頑張って使ってもたったの500ml。ザックが軽くならない。。。(^_^;) 避難小屋では、1時間ほどのんびり休憩した。
下りは三ノ谷登山道から下山。二ノ谷のように美しい滝があるわけでもなく、上部は笹薮、途中から杉林と、あまり面白味のある登山道ではないが、二ノ谷と違ってとても歩き易かった。てなわけで、登りは二ノ谷、下りは三ノ谷がお勧め。
三ノ谷登山口に着くと、キャンプ場まで200mというサインがあったが、実際には2kmはあったんではなかろうか。歩いても歩いてもキャンプ場に着かず、30分くらい歩きザックの肩紐が肩に食い込んでそろそろ我慢の限界!というところで、漸く駐車場に到着した。
小秀山は、二ノ谷登山口から山頂まで6kmと距離は短いですが、標高差は1100mあるため結構な急登です。それなりにきつく、ボッカ訓練にはぴったりの良い山です。行きはたくさんの美しい滝、下りは色鮮やかな紅葉・黄葉を見ることができ、しんどいながらも楽しいボッカ訓練となりました。
冬山シーズンまであとひと月ほど。個人的には、トレーニングのために残された時間からして、必死でトレーニングしても今年の冬山はかなり厳しくなるんではなかろうか、と感じました。残り少ないシーズン前とシーズン中も、ひたすらトレーニングするしかないですね。頑張らねば。。。
2014.10.22
岑山です。
先日曽我さん・岩佐さん・櫻井さんの4人で霞沢岳に行ってきました。 嘉門次・Wウェストンも歩いた憧れの『ザ・クラシックルート』 2日間共晴天に恵まれ本当に気持ち良い山行でした !
[行程]
●10/17 21:00名古屋 → 0:30 島々 安曇野支所P [テント泊]
●10/18 5:35 安曇野支所P ⇒ 5:45 徳本峠登山口 ⇒ 7:20 二股 7:30 ⇒ 9:35 岩魚留小屋(休業中) 10:05 ⇒ 13:20 徳本峠 [テント泊]
●10/19 5:20 テント場発 ⇒ 8:25 P1 ⇒ 8:40 P2 ⇒ 8:55 霞沢岳頂上 9:15 ⇒ 12:05 徳本峠 <テント撤収> 12:45 ⇒ 14:25 岩魚留小屋 14:35 ⇒ 16:20 二股 ⇒ 17:45 徳本峠登山口 ⇒ 17:55 安曇野支所P
17日21:00頃名古屋発 → 0:30頃 島々 安曇野支所P(トイレ完備)着 駐車場の片隅にテントを張らせて頂き翌日に備え就寝
18日朝4:30頃起床 簡単に朝ご飯を済ませて5:30出発です。 朝・晩結構冷え込んだので寒かったのですが、調度目が覚めて良かったです。
駐車場から徳本峠登山口迄は歩10分。 ゲートを開けてまずは平坦で長い島々谷林道歩きです。 (このゲートからちょっと行った先迄車は入れるのですが 車上荒らしが怖いらしい) 林道終点あたりの二股にもトイレがありました。 傾斜はこの後も緩く、岩魚留小屋過ぎた辺りから徐々に傾斜が出てくる感じです。
二俣。この日は我々の他に5パーティーが徳本峠を目指す。
6人組の山ガール&ボーイのパーティーもおり、
年齢に関わらず意外に人気があるルートなのだと、ちょっと驚く。
このルート徳本峠まであと1時間という所迄ずっと沢沿いの登山道なので、マイナスイオン沢山浴びながら気持ち良く歩けます。 調度紅葉・黄葉が綺麗な時期なので、それも楽しみながら歩く♪
こういう木道や橋がたくさん。登山道は整備されていて歩きやすい。
岩魚留小屋の傍にあった立派な木の前でポーズ。
途中の力水 細い水量ですが疲れが吹き飛ぶくらいの美味しさでした ! ※このちょっと手前の沢で「これが力水?」と焦って汲んだ水を汲み直す・・
稜線が近づき徳本峠着 ! 目の前に穂高連峰が真近に見える(前穂・明神・奥穂・ジャンダルム etc. 「ここでしか見れない角度だ !」と)
テンバからの景色は素晴らしい!テントの中から一杯やりながら夕日を見るために
やや傾斜のある場所に無理矢理テントを張ったが、飲み始めたらそんなことはすっかり忘れ。。。
展望の良い場所にテント設営しまずはビールで乾杯♪ 早速岩佐さん(今回食担して頂きました)の酒のつまみ&自家製きりたんぽ鍋の美味しさに超感動っ !! 「今回は気楽なハイキングだから♪」と重たい食材を担いでくれたのですが、私もそんな‘余裕’が欲しいです・・。
よく食べ、よく飲みました。
今回私は久々のテント泊&会員さんと行く初めての泊まり山行で、櫻井さんは数年振りのリハビリ登山だそう。 色々な山の話や過去の話 etc. お喋りしながら、お酒頂きながら幸せな楽しい時間を過ごす。。。 やっぱり山っていいなぁ~♪ って自然に笑顔になれる(^^*) その間に大好きな夕日(沈む位置もチェックしてたのに)を目の前のきりたんぽ鍋に気を取られ見逃した事は後悔してます↓
宴会の開始時間が早かった事も有り18:30頃には就寝しました。 (トイレに行った時に見た朝方の満天星空が綺麗でした★)
19日4:00起床 昨日のきりたんぽ鍋に残りのきりたんぽ・うどん・野菜を追加し朝ご飯 ← やっぱり超美味しいのでお替りし 朝から沢山食べる 5:20 まだ薄暗い中ヘッドランプ付けて霞沢岳に向けて出発 ! 遠くの稜線がオレンジ色に染まり、途中ジャンクションP手前で御来光 (曽我さんが「拝まなきゃ」と言うのでこの先の山行の安全を拝む)
ジャンクションPからは折角登ったのに200m近く下降し、その後大小(P1 P2含む)のピークを登ったり降りたりしながら、やっと霞沢岳に到着しました ! 皆で記念撮影 ・・ のはずでしたが・・ ジャンクションPより下降した地点で、昨日の疲労が蓄積してた櫻井さんがテント場に引き返した為、頂上写真は3人です (後日このBlogにその後の櫻井さんの様子は追加UPされる予定です)
山頂にて。岑山さん、霞沢岳リベンジおめでとう。次は雪のある時に来ましょう。
正面には、どーんと穂高。
霞沢岳の頂上は狭かったけど最高の天気&景色 ! 冬に一度稜線出る手前で敗退してるので、またいつか冬に再来したいなぁ って思いましたo(^^*)o
20分程頂上を堪能し徳本峠迄下山 結構遠く迄来たので戻らないと ! その後待ってる16Kmの島々迄の下山を考えるとあまりゆっくりもしてられません・・ UP&Downを繰り返し徳本峠迄戻ったら まずは紅茶で休憩。 昨日歩いてきた道を引き返します。
岩魚留小屋で一服。
徳本峠を出る際、張り切って櫻井さんにストックをお貸ししたのですが 二股手前頃から急激に脚に疲労感を感じプルプルし出しました ← 見兼ねてストックを返して下さった(申し訳無い・・)
ここから登山口までが長かった。。。
そしてあと数キロ地点で日が沈み最後はヘッドランプ下山になりました。 登山口が近づいてからの皆さんのラストスパートが素晴らしく早く 私は足を前に運ぶ事だけに集中し必死に付いて行きました(- -)
2日間で約45Km 2ヶ月振りの山行にしてはちょっと大変でしたが、先輩方のお心遣いもあり充実した山行になりました。 色々な課題や目標も見えた良い山でした。 少しづつしか進めませんが、今後も宜しくお願いします 。
追伸: 岩佐さん 写真の追加宜しくお願いします<(_ _)>
(番外編)
桜井です
岑山さんの記録にあるとおり、霞沢岳をめざす途中で離脱、好天のもと比類のない絶景を味わうチャンスをみすみす逃してしまいました。
霞沢岳往復~島々へ下山する予定の二日目。
徳本峠を出発して、ジャンクションピークへの最初の登りをこなしたものの、小湿地への下りで足が重くなり、山頂往復に加えて今日中に島々まで下りるのに要する時間を自分の歩調から考えて、次のピークを登りきった所で離脱を決意。
上高地から上がってきたか徳本小屋泊かの登山者と4組ほどすれ違ったのですが、あまりに早い時間に下りてくるので誰もが「もう行ってきたんですか!!?」と驚嘆するのに苦笑い。いえ足が動かなくて戻るんです。
戻り際、徳本峠から程ない地点にあった道を少し下りてみたら、明神から上がって徳本峠行き・霞沢岳行きに分かれる分岐に出ました。上高地から霞沢岳に登る場合は、徳本峠を経由せず直行するのが早そうです。
テントに戻ったときは少し気分が悪かったのですが、やたらに喉が渇いて水を1Lほど飲んだら気分も脚も楽になりました。
軽い脱水状態だったようです。
結石で炎症を起こして、それまでの数日間は水を多めに飲んでこまめにトイレに行くようにしていた時だったので突然水分が減って余計に身体がビックリしたのかもしれません。
脚ばかり気にするのでなく、全身の状態を絶えず注意深くチェックするべきですね。
道具に関して
1)今回、下山に際し初めてトレッキングポールを借りて歩いたところ、思いのほか役立つものだと実感しました。
岑山さん曽我さんありがとうございました。
2)LEDのヘッ電も、今回初めて使いました。昔の豆球のものと比べて道が平板に見えるような気がして、下りの林道で石の出っぱりを見落として何度か躓きました。慣れるまでもう少しかかりそうです。
0520徳本峠~0710離脱(小湿地の先の2250m地点)~0900徳本峠
2014.09.08
こんにちは 原田です。
9月6日(土)、上手さん、酒井さん(新入会員)とともに、甲斐駒ヶ岳行ってきました。
【記録】
5:00竹宇駒ヶ岳神社登山口~11:30頂上12:30~18:10竹宇駒ヶ岳神社
今回は、酒井さんの入会を歓迎し、ハイキングにでもってことで、行きたい山を確認すると、
「甲斐駒」
「甲斐駒」
って・・・行ったばっかやないか。。
姉さんには「ドMですか?」って言われながらも、
前回は、足痛で下山が遅くなったので、リトライし、足の確認にはいいなって事で、甲斐駒・黒戸尾根に決定。
二日前の予報では、雨予報で、瑞浪かジムに転向かって、悩んでいましたが、前日の昼に、結論を出しましょうって事にしていたら、意外に、行けそうな予報に。
そして、19時より名古屋を立ち、23時過ぎに、登山口Pに到着。
早朝5時に出発。
途中の岩場では、鎖が掛かっているところを、なるだけクライミング♪
上手さんはクラックに吠えてました
アスレチックな登山道を楽しみながら、11:30、頂上に到着。
これまでの中で、一番いい景色で、南、中央、北アルプスとすべて見えてました
下山も同ルートで、下山。
相変わらず、足痛、ひざ、ふくらはぎ痛が発生。
ここのところ、色々と山へいきましたが、その症状は発生せず、これは「黒戸病」ってやつですね。
そんな黒戸病のせいで、下山はまたしても遅れ気味でしたが、日の暮れには間に合い、下山。
そして、「尾白の湯」から上がった時には、雨。
いいタイミングで登れてよかったです。
追伸、
ここ一か月で、二枚目の青切符となりました(涙)
東海北陸道、中央道は、制限速度80kmであることをご注意ください!
グレーのクラウンは嫌いだ!!
2014.09.04
ミヤザキです。
異常気象に翻弄されたこの夏の顛末です。
気合いは十分入っていた。
妻子を帰省させ、仕事の調整もつけてようやく確保した8月26~29日の夏の4連休。
平日なのでパートナーは見つからないが、だったら以前から温めていた槍穂稜線全踏破をやろうと思った。
22日
最初の計画書【上高地→北鎌尾根→槍ヶ岳→北穂→涸沢→前穂北尾根→奥穂→西穂→焼岳→中ノ湯】を提出。
基本コンセプトに、前穂北尾根のソロ登攀も加えたお腹いっぱいの計画。
西村代表には無理せず状況を見ながらということで認めてもらったが、北尾根ソロのリスクはやはり悩みどころ。
23日
注意深く天気をチェックしていると、どうも4日間雨が降らないということはありえない状況になってきた。
欲張らずに基本コンセプトだけに変更し、2度目の計画書【上高地→北鎌尾根→槍ヶ岳→北穂→奥穂→西穂→焼岳→中ノ湯】を提出。
25日
翌26日の雨が確実に。初日ビバーク予定地の北鎌沢出合は天上沢沿いということで、雨中は危険。
さらに27日も荒れる可能性があり、北鎌尾根も危うい。ということで山行中止を決定。
26日
28、29日は天候の回復が見込めるため、必死にパートナーを探したところ、瀧根さんが引き受けてくれた。
3度目の計画書【徳沢→前穂東壁(北壁~Aフェース)→徳沢→横尾本谷右俣→南岳→上高地】を提出。
瀧根さんは28日の前穂だけで、自分は29日にソロで横尾本谷に入る。
27日
出発準備が終わるころ、瀧根さんから電話が。
「明日の天気も良くなさそうだから、前穂はやめよう」
たしかに、ただでさえ落石多発地帯の前穂。雨が降ればより危険は高まる。
ただ、予想天気は曇り。「上高地に向かっているなら高山で飲もう」というお誘いもあり、28日に晴れたら錫杖岳に行くということにして、瀧根さんに計画書の変更をお願いして高山に向かう。
4度目の計画書【錫杖岳・見張り塔からずっと】を瀧根さんが提出。
28日
前夜は居酒屋「樹」でしっかり飲みつつ、瀧根家にお邪魔。5時起床のつもりが3時に目覚めたので、瀧根さんが参加したK2やローツェの記録を読む。
5時に1階に降りると、天気予報を見ながら瀧根さんが渋い顔。空は曇り。
とりあえず行くだけ行きましょうと出発。取り付きに着くころには乾いているだろう。
しかし、平湯のバスターミナルでトイレから出てくると、瀧根さんがきっぱり。
「今日はやめようか」
その瞬間、 ( ゚д゚) って顔になったけど、翌日から大事なガイドを控えている瀧根さんにとっては重要な休養日。無理強いはできない。
瀧根家に戻り、モンブランやマッターホルンの映像を見せてもらい居間に寝転がってウトウト。
11時過ぎ、朝のワイドショーの明るい声がむなしく響くなか、「ああ、このままオレの4連休は山に入らないまま終わるのか…」とあきらめかけたところで、なぜだかやる気が再点火した。
「そんな馬鹿な。一人でもやれることやったれ」
時間は1日半しかないが、とりあえず奥穂~西穂間の歩きなら、それなりに充実するだろう。
錫杖のつもりだったためテント泊装備一式は家においてきてしまったが、この際山小屋泊もしかたない。
そこから瀧根さんに5度目の計画書【新穂高温泉~白出沢~穂高岳山荘~ジャンダルム~西穂山荘~新穂高温泉】の提出をお願いし、急いで新穂高温泉へ。
午後からの出発という山ヤ的には非常識な行動だが、もうヤケクソだ。
山荘スタッフに怒られない時間に着く、ということで18時着を目標タイムに設定し、最低限の荷物で出発。
ガスに追われるようにして登ってきた白出沢
新穂高温泉12:45-白出沢出合13:45-荷継小屋跡15:00-穂高岳山荘16:35
溜まった何かをぶつけつつ脇目も振らず登ったら、コースタイム8時間の半分切った。
山荘の夕食は高いくせに微妙。同室のおっさんたちのいびきの大合唱でほとんど眠れなかった。
まあいいや。すべてのネガティブなものを推進力に変えてやる。それがヤケクソ山行だ。
29日
日の出とともに出発。ジャンダルムの頭は直登。天狗の頭も鎖使わず直登。ともにⅢ級くらい。5時間切りたかったので、西穂独標からは走って降りた。トレランなかなか楽しいな。
ヤケクソ山行だけにヤケ岳まで行って中尾に下るコースも考えたが、水も行動食もなくなり、気持ち的にもある程度満たされたのでこれで打ち切り。
山ガールがテント張ってるのながめながらソフトクリーム食べた。
穂高岳山荘5:10-ジャンダルム6:15-天狗岳7:30-西穂高岳9:00-10:00西穂山荘10:20-11:00ロープウェー駅
天狗岳山頂に残置してあった謎のリュック。持ち主はどこへ…??
間天のコルあたりから見えた100m級の巨大スラブ。傾斜がもっとあれば登攀対象になりそう
今回、二転三転四転して5度も計画書を提出するという事態になりましたが、そのたびに緊急連絡先を引き受けてくれた矢野さん、確認していただいた西村代表、そしてドタバタ劇に巻き込んでしまった瀧根さんには深く感謝いたします。
余談ですが、山荘での夕食時に義足の女性登山者と話す機会がありました。
ガンで左膝から下を切断してから4年後に登山を再開。コースタイムの3倍以上の時間をかけて各山小屋に泊まりながら、この3000mまで一歩一歩登ってきたそうです。
彼女の充実した表情は、天気で計画が思い通りにいかないことなど些細なことだな、山は競うものではなく人それぞれ自分の目標があればいいんだな、という当たり前のことを教えてくれました。
2014.08.23
こんにちは ハラダです
8月13日、不安定な天候の中、合間の晴れを狙って、西穂高岳に、
友人と歩いてきました。
【記録】
西穂高口7:20~8:20西穂山荘8:45~9:40西穂独標10:00~10:30ピラミッドピーク10:35~11:20西穂高岳
西穂高岳12:20~13:00ピラミッドピーク13:05~13:40西穂独標14:10~14:55西穂山荘15:35~16:20西穂高口
今回の同行した友人、Sさんとは、当初、12・13日で、白山に行く予定であったが、
天候からいって、1日しか晴れ間がなさそうってところから、1日で登ってこれる山を選択に。
これまで、西穂には、二回は独標まで足を運んだものの、頂上はまだ行っていなかったので、、西穂に。
夏季は、朝7時からロープウェイが空いているので、この始発に乗車。
本日の展望は、パンフレット通りな展望であり、天晴れです。
ロープウェイでここまでのお客さんも、この時間ぐらいに来るといいですね。
さて、そんな天気ですが、混雑ぶりはそれほどでもなく、適度な具合でした。
大きなザックを背負っている方々は、奥穂までやら、槍までとか、気合い入ってます。
しかし、天気が。。と不安気味。
そんな中、こちらは、日帰り荷物だからさくさくと西穂山荘を経て、独標へ到着。
そして、西穂高岳頂上には、昼前には到着と。
さてさて、私どもはかように登頂し、下山しましたが、
1つ事件がありました。
下山時、ピラミッドピーク手前にて、70代男性が、岩場で足を滑らし、岐阜県側に滑落しそうになりました。
運良く、転倒した場所に、這松があり、この枝をつかんで滑落には至らず。そして、怪我も特になく、結果、歩いて下山していきました。
その滑落時、左手に這松、右手にストックで、右手のストックをバタバタとしているものの、なかなか這い上がれず、近くにいた私や、他の方が、
「ストック離して~」「足を固めて」などとと指示を送り、這い上がったという事が。
このような岩場で、両方ともストックを使っていたら、這松も掴めなかったのでないかと思うと、道具もその時々に、旨く利用すべきだろうと、思う次第ですね。
それから、私どもの行程の中で、やたらと休憩が長い・・ってところは、スモーカーズ山行であったため、一服一服と美味しいたばこをいただいていたのでした♪
2014.08.07
1皮です
岐阜県飛騨市の飛越トンネルから黒部五郎岳まで歩いてきました
歩き出してまもなくから、北ノ俣避難小屋付近までずっとぬかるみ!
何十回もぬかるみにはまり、すぐに靴の中までどろどろ
聞きしに勝る歩きにくさで難儀しました
足の爪の中までどろが入りこみ、いまだに取れません(-_-;)
飛越トンネル3:50~8:40黒部五郎岳9:00~13:20飛越トンネル