愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

愛知県名古屋市の山岳会 千種アルパインクラブ

千種アルパインクラブ ブログ トップページ  >  ブログ一覧

2016.07.19

お疲れ様です。吉川です。

 

当初、三連休はヒマラヤに一緒に行くT君と前穂四峰正面壁にでも行こうと思っていたのですが、微妙な天気予報の中突っ込んで三連休を棒に振ろうもんなら、一カ月位は後悔しそうだったので、早々と諦めて代案を考えることにしました。

そこで候補に挙がったのが、神崎川本流(愛知川渓谷)でした。家にあるガイドブックに載ってる遡行図を見ると、ヒロ沢出合までしか載っておらず、チラッとネットで記録を調べてもその先を遡行した記録があまり無かったので、行ってみることにしました。

 

メンバーはT君と早戸さん、僕の三人です。

 

7/16

神崎橋横の林道は、いきなりゲートで閉ざされており、入渓地まで小一時間の林道歩きとなる。

入渓地は発電設備の取水口に降りる階段から入るので分かりやすい。そのまま降りると堰堤の下に出てしまうので、適当に道を逸れて堰堤の上に出ると、いきなり淵に飛び込むことから遡行が始まる。

まずは飛び込み

 

最初の滝を右から小さく巻いて越すと、そのままは進めず右岸に渡らなければならない。経験の少ない僕たちにとって本流遡行の水圧は計り知れないので、ロープを出して渡ることにする。

次に渡る

 

カラト谷を過ぎたあたりだったと思うが、ここで一人の男性に出会った。その人によるとこの日の水量はちょうど良い感じだという。その直後にキャニオニングの団体に遭遇した。

 

その後は無理なところは巻きつつも、ちょいちょい現れる淵や廊下を泳ぎや歩きで突破する。本で読んだ雰囲気以上に楽に突破できるので、水量が少なめなのかもしれない。

 

核心の40m長瀞も泳いで突破した。

長瀞を泳ぐ

 

唯一名前のついている天狗滝5mは、ものすごい水量でとても水線突破できるような感じがしない。滝つぼが白く激しく暴れている。

巻き道にトラロープも垂れ下がっているが、今回は左の壁を登った。早戸さんが空荷でリードし、僕とT君が続いた。岩は見た目より硬いが、まあまあ悪い。ザック背負ってリードするのはちょっとキツイ。

神崎川天狗滝

 

その先はほとんど河原歩きで、13:30にヒロ沢出合に到着。早いけどロケーションが良いので今日はここで打ち切ることにした。

 

河原で昼からたき火を囲みながらビールを飲む。E・E・E・きもちE!サイコーサイコー(RCサクセション)などと唄いながら夜が更けていった。

寝始めたころにパラパラと雨が降り始めたので、眠い目をこすりながら一段上がった安全地帯に引っ越した。

 

 

7/17

6:00起床。適度に二日酔いだ。そんなに早い目覚めでもないが、とりあえずたき火を始める。なんだかんだで出発したのは8時過ぎになった。

昨夜オープンビバークしてたせいか、T君はおでこに大量の虫刺されが出来ており、かなり痛々しい状態だ。僕は全く刺されなかったのに…

 

ここから先の行程は遡行図に載っていない。昨日より地形図を入念にチェックしながら進む。実は昨日から気になっていた場所がある。「大瀞」と地図に書かれた地点だ。そこまでは単調な河原歩きが続く。ついにこのあたりが大瀞だろうというところで、立派ゴルジュが現れた。しかもそのゴルジュの先には滝がドウドウと流れている。予想以上の結果に三人で歓喜の声を上げた。

大瀞?

 

しかしこれは突破できるのだろうか…

結果は実際に行って確かめていただきたい。

 

それを抜けると、ゴルジュの上に今にも落ちそうな橋が架かっている。左岸側の登山道から、中峠に上がる登山道へ渡る橋だが、現在は渡れない。渡る場合はさらに上流から川を渡渉しなければならないようだ。

 

計画では国見峠に上がるつもりだったが、せっかくなので源頭まで行ってみようという事になった。しかし結論から言うとその先は何もなかった。もうずーーっとただの河原歩き。最後まで何かあるだろうと期待して杉峠の数百メートル下の御池鉱山跡(こんな山の中に昔は約300人もの人が住んでいて、尋常小学校まであったらしい!)あたりまで沢を辿っていたが、最後はさすがに諦めて登山道に上がり、杉峠に抜けた。雨乞岳まで登る気力もなく、ここを最終到達点とした。

杉峠杉峠

 

下山は、沢沿いの登山道を延々5時間。道は荒れてるわ、意外とアップダウンが激しいわ、ヤマビルに吸われまくるわで散々だった。車に着いた頃には17:30になっており、思った以上に長い行動で疲れてしまった。(そもそも前日の打ち切りが早かったのと、この日の朝が遅かったのが原因なのだが…)

 

 

7/16(晴→夜に雨) 9:00神崎橋(杠葉尾)~10:00取水口~12:00長瀞~13:00天狗滝~13:30ヒロ沢出合

7/17(曇り時々小雨) 8:00ヒロ沢出合~9:00大瀞~11:30御池鉱山跡~12:00杉峠~17:30神崎橋(杠葉尾)

お疲れ様でした!

2016.07.19

1皮です

台高のヌタハラ谷に岩佐さんと行ってきました

 

ヌタハラ谷出合7:30~9:30夫婦滝~11:40不動滝~12:30ネコ滝~13:40頂上14:00~15:30出合

釜泳ぎ。ヌタハラ谷はあまり泳げる釜がない

釜泳ぎ。ヌタハラ谷はあまり泳げる釜がない

 

 

蓮川ダム左岸の道路を延々と遡り

舗装が尽きても、車の底を砂利で擦りながらさらにたどって出合の橋に到着

4人組がすでに入渓の準備中だった

先客は、薄いタイヤを履いた外車で

ここまで車体の底をブイブイ言わせたんだろうなあ

当方は走行距離20万5千キロのポンコツで良かったぁ(^^;)

 

橋のたもとで入渓。心構えがないのに、いきなりゴルジュ

まん丸で深い釜を持った4m位の滝が越えられず

右岸の草付きを登って、滝口へ3m位の懸垂

次はもっと大きな滝。左岸の急な草付きを登ったら踏み跡らしきものがあり

そのままゴルジュを抜けた

出合の橋のたもとから、いきなりゴルジュ

出合の橋のたもとから、いきなりゴルジュ

 

 

2つぐらい釜を泳いで滝を登ると

左岸の山の斜面が大きく崩れている場所に着いた

倒木の山を越えると、夫婦滝の2つ下にある突っ立った滝

先行4人Pがロープを使って安全に登っていた

 

ピピピー!へつり禁止!ちゃんと泳ぎませう

ピピピー!へつり禁止!ちゃんと泳ぎませう

 

丸くきれいに削れた岩が美しい。

丸くきれいに削れた岩が美しい。

 

楽しそうですな (^^)

楽しそうですな (^^)

 

夫婦滝の2つ下の滝を左から登る先行P
夫婦滝の2つ下の滝を左から登る先行P

 

 

いつも適当な我々は

突っ立っているのは3m位だから大丈夫でしょうということでフリーで越した

次の斜瀑を越すと、周りを岩壁に囲まれた夫婦滝に到着

右も左も上の方まで岩が続き、越えられそうにない

4人Pが記念撮影しているうちに、斜瀑をクライムダウン

右岸の草付きを岩が段々になったところまで歩いて上がり、そこの木でアンザイレン

木登りとトラバースで、50m1ピッチで夫婦滝の上の滝の滝口に降りられた

左岸の岩壁を越そうとしている4人Pを抜いた

曇り空で、シャワーが身にしみる

曇り空で、シャワーが身にしみる

 

直登できる滝が沢山あって、楽しい。

直登できる滝が沢山あって、楽しい。

 

不動滝。ここで、落水に打たれて、修行してみた

不動滝。ここで、落水に打たれて、修行してみた

 

1皮さん、不動滝に打たれて修行中。。。

1皮さん、不動滝に打たれて修行中。。。

 

しばらく行くと、不動滝

ここも直登は難しいので巻く。巻き道は明瞭。ネコ滝も巻き

そしたら大きな二俣が出てきた。どちらに進むか分からず偵察

たぶん入り口がゴルジュ風になっている右だろうと思い

小さな滝を越えていくと、最後のアザミ滝とみられる大きな滝に出くわした

そこも巻き巻き

間もなく源流地帯の草原になり、草を踏んで進む

昔、スキー場があったらしいが、赤木沢のように美しい

沢登りの最後がこれだと最高だね

頂上台地の草原。大きなカフェテリアを備えたスキー場だったとか。つわものどもが夢の後

頂上台地の草原。大きなカフェテリアを備えたスキー場だったとか。つわものどもが夢の後

気持ちの良い頂上。三重県最高峰とか

気持ちの良い頂上。三重県最高峰とか

 

 

 

そのまま稜線に出て、1420mの桧塚奥峰に着いた

周りの山が見渡せる気持ちのいい場所だ

下りは桧塚1402mを越し、しばらく稜線通しに進み、途中から右の斜面へ

踏み跡は薄いものの、赤と白のテープと、赤い杭が点々と打ってあり

明るいうちは迷うことはない。薄暗くなる前に降りた方がよさそうです

切り立った急な尾根を降りつづけ、林道に出くわした

出合までは間もなくでした

© 2018 千種アルパインクラブ (CAC) All rights reserved.