愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2016.03.14

岩佐です。

1皮さんと宝剣岳に行きましたが、意外にも雪が多かったため、時間切れと判断してさっさと敗退しました。

上松Aコース登山口P00:35 ~ 07:45 敗退決定(2675m)08:00 ~ 11:00登山口P

ここのところ3月とは思えないほど暖かい日が続き、山では雪がかなり融けてしまったよう。そんなわけで、丸一日フルに行動すればなんとかなるのではないか、と思って立てた今回の計画であったが、ちょいと読みが甘かった。。。 1800m位までは殆ど雪が無いのでは?と踏んでいたが、10・11日に降った雪が意外に多かったようで、敬神の滝小屋を過ぎた辺りから登山道は雪に覆われており、嫌な予感。

徐々に雪の量は増えて、5合目あたりから脛くらいの深さ。敗退を決めた7合半目までには、所々腿まで沈むラッセル。この調子では宝剣山荘まではあと5、6時間はかかりそう。遥か先に見える宝剣岳を見て戦意喪失し敗退決定。

下山後登山口から見上げた宝剣・木曽駒は真っ白で雪がどっさり付いている。こりゃ日帰りは無理だわ (^_^;)

寂しい結果に終わったものの、久しぶりの山は気持ち良く、そこそこ運動もできたので、まあ良しとしましょう。(-_-)

 

Uターン地点から見た宝剣岳。まだまだ遙かに遠い、、、

Uターン地点から見た宝剣岳。まだまだ遙かに遠い、、、

2016.03.06

森です。滝根さんと谷川岳・東尾根に行ってきました。

 

3/4 9:00高山~16:30土合 登山指導センター

3/5 3:20登山指導センター~4:20一の倉沢出合~7:00シンセンのコル~第二岩峰~第一岩峰~11:00オキの耳(頂上)~トマの耳(頂上)~天神尾根~13:00谷川岳ロープウェイ~土合~22:40高山

 

3人で谷川岳に行く予定でしたが、もう一人の方がインフルエンザになってしまったとの事で、滝根さんと二人で谷川岳に行く事になりました。

道中、、最近始めた筋トレの事や山でのトレーニングの仕方など、聞きたかった事をいろいろと質問し、今よりもさらに効果的にやる方法をいろいろと教えて頂いた。

車の中で滝根さんと話すだけでも、私にとってはとてもプラスとなる時間でした。

登山指導センターのトイレは凍結していて、20時まではスタッフが一人いて、水を流してくれるのでトイレが使えますが、夜間は使用できませんでした。

到着して早々に酒盛りを始める(≧▽≦)滝根さんの奥様手作りのサンドイッチとおかずを頂きながら、(本当に美味しかったです。御馳走様でした。)ビール、ワイン、日本酒を飲む飲む(^^)

お酒は全て飲み干してしまい、「酒がちょっと足らんかったなあ~。」と滝根さん。私も少し飲み足りないくらいでしたが、明日の山があるんだから、これくらいでちょうどよかったかも。とゆうか、いつもそれくらいにしておけばいいのにね。。(´・ω・`)

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茅野のダイソーで買ったガチャピンのアイマスクと耳栓で爆睡。

 

2時過ぎに起きると、ちらほらと山へ入るパーティが現れ始めた。

3:20に出発。林道からアスファルトが所々出ており「こんな年は初めてだ。」と滝根さん。今年は雪が少なかったですもんね。

一ノ倉沢出合から一ノ沢の急登を上がる。先行パーティが1パーティいました。

シンセンのコルのすぐ先が第二岩峰。先行パーティが岩峰を登ろうとしていた。私たちも一段岩を上がってみる。先行のリードは苦労していた。「あ、私、絶対ムリ。」て思いました(^-^;

登った岩をクライムダウン。(滝)「落ちるなら左側ね。テラスあるから。」・・・じゃなくて、落ちないでね、って言うんじゃないすか、フツーは(;´Д`)

クライムダウンして第二岩峰の下側をトラバースして超える。雪が柔らかくて、変な足の置き方したらザーっと下まで落ちて行きそう(ー_ー)雪の下が岩になっている場所は、なかなかいいステップにならず滑る。ゆっくりゆっくり、そぉ~っと足をのせて体重移動。あ~怖。。((+_+))慎重にトラバースをして超えると、滝根さんが「この先はもうそんなに難しいところはないから。」と。ほっとした。すぐに裏切られましたけど。。(ー_ー)

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第二岩峰を超えて、急な雪壁を上がる。長い雪壁の急登を登ると、ものすごく大きな雪庇が見えてきた。この雪庇の右側をトラバース。

こんなに長い雪稜のトラバースをするのは初めてでした。怖いので下は見ないように見ないように。。((+_+))やはり雪が柔らかいのでステップが崩れそうだし、絶対落ちたらダメな高さ(;´Д`)滝根さんが「ここで落ちたら下まで行っちゃうから、ここは絶対落ちちゃダメだよ~。」って言うから余計に怖い(-_-;)先行パーティや滝根さんが遥か先に行ってしまっても、慎重に慎重に、ゆっくり歩いた。トラバース中はずっと1,2,3,4、・・・とムダに数を数えて歩きました。リズムつけると楽かなと思ったのと怖さ対策に(;^ω^)ガイドならロープ出すところだそう。やっとこさ長いトラバースを終えるとそこが第一岩峰だった。

ここで事件が・・(゚д゚)!

先行パーティはロープを出して第一岩峰をトラバースしている最中。

「トイレしたいので、向こう向いててください。」先行パーティのお兄さんと滝根さんに伝えた。小さなルンゼ状になった場所があって、そこなら目隠しになりそうだったけど、それなりに傾斜があった。トイレするにはちょっと怖いなと思い、向こう向いててねと伝えたからいいよね、と仕方なく近めな所でトイレする。すると先行パーティのお兄さん、どうやら残りのロープの長さを聞かれたらしく、こっちを振り向いた!!(゚д゚)!!

ああ。。。。( ノД`)おしりを見られてしまった。。。(泣)

「あと15m!!」って叫んでいたけど、絶対に見られた・・・(/ω\)でも仕方がない。。むしろごめんなさい、こんな至近距離でトイレして。。。その後も付かず離れずの距離でずっと一緒だった先行パーティの二人。頂上で会った時にはお互いの健闘を称えあったけれど、そういえばあのお兄さんはほとんどしゃべらなかった(・.・;)

第一岩峰。先行パーティが行った後、滝根さんが「安定してるって言ってたからロープ出さずに慎重に行こう。」と。いやいや滝根さん、安定してるかどうか、聞いてないですよね??聞いてないのを私は知っていますよぉ~(ー_ー)!!

確かにそんなに難しそうには見えなかったけれど、トラバースし始めると地味に悪い。あ~、騙された”(-“”-)”と思い、慎重に慎重に、時々ズリってなりながらゆっくり上がる。「ここ、一番悪かったです。」って言うと「え~そ~かあ??そんな事ないだろ~。」って(-_-;)

後はまた急登の雪壁を登る。最後、稜線に出るところの傾斜が強かった。ここでスノーバーを出し、スノーバーとピッケルをしっかり刺して登る。「スノーバーは守りの道具じゃない。攻めの道具だぞ。」と車の中で滝根さんが言っていたのを思い出した。スノーバーは雪面にしっかりと刺さり、びっくりするくらい支持力があった!すごい!なにこれ~!こんな使い方があるんだ!と感動(≧▽≦)スノーバーのおかげで最後の登りも意外と楽に行けた。

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雪庇の切れ目から稜線に乗超すと、そこがまさに頂上。ギャラリーの多さにビックリした!!「すごい!かっこいいですね~。」なんて言われてちょっと照れくさかったけど、でもすごく嬉しかったです♪(*^-^*)

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雪稜のバリエーションは、岩稜とは違った緊張感があり、技術的にもとてもいい経験ができました。まだまだへっぽこですが、もっともっと経験してたくさん山に行きたいですヽ(^o^)丿

滝根さん、ありがとうございました。

 

2016.02.29

森です。ケンジさんとサギダル尾根に行ってきました。

5:00小牧~7:15菅ノ台バスセンター~9:15千畳敷駅~9:40出発~10:15くらい?サギダル尾根取り付き~12:20サギダルの頭~極楽平~13:00千畳敷駅~菅ノ台バスセンター~18:30小牧

千畳敷から外へ出て、すぐ左手に見えるのがサギダル尾根。アプローチ、ゼロ(*^-^*)

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とりあえず尾根の左側から取り付きまで登って行く。雪が少ないのでラッセルもなく、凍った雪面を登って尾根に上がり、取付きへ。

とんがった岩のあるところでロープを出して登攀の支度。狭い場所でロープを出してもぞもぞしているうちにロープがぐちゃぐちゃになってしまい、ロープをほぐすのにすごい時間がかかってしまった(;´Д`)毎度毎度、私はこうゆうのがダメです(ー_ー)

IMG_0618 千畳敷駅が見えます(^^)

1P ケンジさん

リードする?って言われたけど「いいです。」と丁重にお断り。2Pしかないけれど、核心ピッチなのでケンジさんにお願いする。

凍った岩場は右側から登り、短いナイフリッジもあって、結構怖かった(;´Д`)ランナーはブッシュから取ってあり、一応持ってきたエイリアンやハーケンは使うところがなかった。ナイフリッジ超えたところのブッシュでケンジさん、ピッチを切っていた。

2P 森

もう頭がすぐそこだったので、そのまま私が上がる。一応2か所程ブッシュでランナーを取って、上がるとそこがもうサギダルの頭だった。

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12:20 登攀終了。宝剣岳には行かず、そのまま極楽平を下りて13:00に千畳敷駅に着いた。

千畳敷駅のレストランで、ソースカツ丼をのんびり食べているとロープウェイが行ってしまった。(T_T)次のロープウェイは1時間後。暇なので、レストランから見える宝剣岳を眺めながら、中央稜のルートを確認。以前、宮崎さん、ラッセルくん、しょーこねえが行った中央稜の記録をスマホで見ながら、結構難しそうだねえ。。。と(;´Д`)でもいつか、行ってみたいです。

2016.02.12

0:30美濃戸口~3:00赤岳鉱泉3:20~4:30大同心大滝7:40~9:30北西稜取り付き~大同心頂上15:10~21:00美濃戸口

大同心大滝を真っ暗な中登り出す

大同心大滝を真っ暗な中登り出す

ストロボたかないと、こんな感じ

ストロボたかないと、こんな感じ

 

大滝2P目

大滝2P目リード中の1皮さん

 

終了点で、やっと向こうの山に日が照ってきた

終了点で、やっと向こうの山に日が照ってきた

終了点から、大同心の岩場はすぐそこに見える

終了点から、大同心の岩場はすぐそこに見える

北西稜1P目。バランス悪いが、ペツルが打たれたので、なんてことはない。前に敗退した時は、岩の突起にスリングを巻いてごまかしプリテクションで登ったものだが・・・

北西稜1P目。バランス悪いが、ペツルが打たれたので、なんてことはない。前に敗退した時は、岩の突起にスリングを巻いてごまかしプリテクションで登ったものだが・・・

3P目(?)

1皮さん、4P目リード中

 

4P目。ステミングで軽く登れるピッチ

4P目。ステミングで軽く登れるピッチ

6P目の快適な雪稜を終え、最終ピッチのクラック下でビレーする岩佐さん

6P目の快適な雪稜を終え、最終ピッチのクラック下でビレーする岩佐さん

ああ、日が暮れる・・・。大同心沢上部の懸垂点で

ああ、日が暮れる・・・。大同心沢上部の懸垂点で

2016.01.15

酒井です。
西穂高西尾根へ冬合宿に行ってきましたので報告します。

■メンバー:早戸、鵜飼、原田、森、酒井
計画では9.10日の二日で登り11日を予備日としていましたが、10日が荒れる予報であったため、テントで停滞&11日アタックの可能性も考慮し準備をしました。

原田車(原田、鵜飼、酒井)は前日23時過ぎに現地入りし仮眠、森車(森、早戸)は当日早朝入り。
森車が予定より遅れたこともあり、合流して全員揃ったのは9日6時30分でした。

ここで共同装備と食糧の割り当てが配られ、私はテントと5等分した食糧を担当。
しかし1/5にしては洗面器一杯分くらいある。でかい。
手渡された皆がぽかーんとするが、どんだけ食うつもりなの!?とは誰も言い出せず。

準備を終えたところで車を移動し、7時30分に林道へ入り合宿がスタートしました。

 

■一日目(1月9日)
7:30 新穂高 ~ 8:30 穂高平 ~ 12:00 1946のピーク ~ 14:30 2343のコル

一時間ほど林道を歩いて穂高平へ、そこから牧場のトレースを辿って西尾根に取り付き、急登をひたすら上がっていきます。
三連休の初日でしたが、既に先行PTがあったようで(後に判明する青い人達)トレースがついていました。

1946のピークで休憩していると原田さんが瀧根さんからのメールに気が付きます。
「ブリしゃぶと酒をたくさん用意してるから帰り休んでくといいよ」

ちょうど昼時で腹を空かせていた5人はあっと言う間にブリしゃぶに心を奪われ、翌日から荒れる予報の山行をいかに切り上げるかの言い訳探しの会議が。
そして前週に西穂に登った原田さんが山頂の写真を持っていたので、アリバイ工作もばっちり!
まあ、上手さんが写ってることを除けばですが…。

なんて話をしながらも、森さんの作るご飯も美味しいことを知ってるので、気を取り直して再出発。

1946のピークから2343のコルまでは緩やかになりますが、どうも隊列が延びてしまってしばしば後続を待つ形に。

この区間を終え、この日予定していた幕営地、第一岩峰手前の2343コルへ到着。(第一岩峰直下は先行PTが幕営)

まだ14時30分だったので、念入りに整地を行います。
雪庇を削り風防として、削った雪で地面を均しながらしっかり固めていきました。

そしてお楽しみのお酒に鍋料理。
全員が洗面器一杯分を持って上がった食材は、鍋5回転でもびくともしません。

食材を残したくないので皆がんばりますが(原田さんは潰れてさっさと寝た)、ようやく食材を半分消費したところで全員撃沈…。

翌日の予報をチェックしたところ、いくらか予報がよくなっていたため、そのまま翌日10日アタックが決まり21時就寝。
5人で寝るテントは暑いくらいでした。

 

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林道の入口へ向かう

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時折晴れ間が覗く

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眺望の無い尾根なのでたまに見えると嬉しい

 

■二日目(1月10日)
5:45 ベース出発 ~ 6:05 第一岩峰 ~ 第二岩峰 ~ 10:20 山頂 ~ 12:15 ベース帰還 ~ 14:00 下山開始 ~ 17:00 新穂高

3時起床。
引き続き鍋をやっつけます。しかしここでしっかり食べれたことで、この日しっかり動くことができました。(食べ切れませんでしたが…)

出発してすぐに第一岩峰に到着。
最初左巻きにルートをとりますが、短く表層雪崩が起きたことで一旦ストップ。
右巻きや直登も確認し検討しますが、ロープを出して左巻きと決定。

まず早戸さんが登りロープをフィックス、後続はタイブロックを掛けて登り、最後にうかぴーがフォローで。
少し時間を使いましたが、本日の核心部を無事にクリアしました。

この日は自分達が先頭だったのでここからは交代でラッセル。
まず最初に先頭に立ったのは原田さん。
やる気満々に見えましたが、程なくにこやかに最後尾へ下がっていくと、二度と先頭に立つことはありませんでした…。チーン。

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第一岩峰を越えて登っていく

2600m辺りで青い人達(ウェアやザックが青い3人組)が追いついてきて、彼らも交えて交代でラッセルラッセル。
元気一杯のうかぴーは青組にも混じってラッセルラッセル。
青組が休憩したので私がラッセルしていると、後方からずっとメンバーを見ていた早戸さんが上がってきてラッセル交代。
うずうずしていたのか異常に早い。前日のトレースのお返しをしたかったからとの弁だったが、単純に楽しいからやってるようにしか見えない。
変わって下がったうかぴーはつまらなさそうに歩いている。

うーむ、やはりラッセルは花形だのぅと思いつつも、とりあえず私は程々に。

第二岩峰に差し掛かってもそれほど風は強くなく、確保なしでも気持ちよく登れ、山頂直下のロープが張ってある最後の岩場を楽しく登り、西穂高岳登頂!
5人全員登りきることができました。

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時折西穂が姿を現すがまだ遠い

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ハイマツを踏みながら

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稜線を行く

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山頂直下のラストスパート①

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山頂直下のラストスパート②

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山頂直下のラストスパート③

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全員で記念撮影

 

寒いので写真を撮って即下山開始。
ルンゼを下って岩峰の南側を巻くルートをとることに。

ルンゼを下り初めてすぐのところが少し立っていて、森さんと原田さんは確保してクライムダウン。
お約束のように転ぶ原田さん。アイゼン滑落。チーン。

続いて森さん。「原田さんより重かった」(早戸談)チーン。

その後もふもふのルンゼを気持ちよく下りベースへ帰還。
休憩してから撤収し新穂高へ下山。

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ベースのテント

ひらゆの森で汗を流したら瀧根さんの家へ。お待ちかねのブリしゃぶです!
ビール、日本酒、ウイスキーとお酒も豊富で森さんが元気すぎる。

酔っぱらいながらも合宿の反省会。
瀧根さんに反省点聞いてもらいながらアドバイスをいただき、次回への教訓にしようと皆真剣に話を…していたのはやはり15分くらいで、次第にどうでもいいけどどうにも楽しい雑談に。

結局3時まで飲んでそのままリビングで雑魚寝。飲んで食べての最高の二日間でした。

参加された皆さん、お疲れさまでした。瀧根さん、ありがとうございました。

2016.01.02

日暮れ寸前の涸沢岳頂上付近。この直後、突風に襲われた

日暮れ寸前の涸沢岳頂上付近。この直後、突風に襲われた

 

1皮です

岩佐さんと穂高連峰から明神岳を縦走してきました

【29日】新穂高6:30~16:10涸沢岳~16:30穂高岳山荘冬季避難小屋

【30日】冬季避難小屋6:40~7:40奥穂高岳~13:30前穂高岳~15:30奥明神沢のコル

【31日】コル7:00~12:00明神岳2峰頂上~18:20上高地

 

【29日】

新穂高をゆっくり出発

登山指導センター前の駐車場はほぼいっぱい

好天予報の年末年始なので、登山者が多いのか

林道を2時間歩き、白出沢を越えたところから涸沢岳西尾根に入る

林道には10センチ程度の積雪があり、平年より少ないとは感じなかったが

尾根に入るとブッシュがたくさん出ており、寡雪であることが分かる

そこでトップスピードの男女2人組に抜かれる

冬季避難小屋で一緒になったが、わてらより2時間は早く到着したらしい(^^;)

尾根道はトレースばっちり。高速道路状態です

2400m台地でハーネス、アイゼンを装着し、そのまま蒲田富士へ

森林限界を抜けると、天気は快晴。気持ちいいです

 

蒲田富士の登り。右に見える飛騨尾根が荒々しい

蒲田富士の登り。右に見える飛騨尾根が荒々しい

蒲田富士付近は風も弱く、夜にかけて移動性高気圧が張り出してくる予報なので

このまま山荘まで行ってしまうことする

真っ黒なドームを見ながらお散歩気分

真っ黒なドームを見ながらお散歩気分

 

F沢のコルからルンゼを上がり、岩くずの斜面を斜めに登る

疲れで歩きが遅くなったころ、風速20mを超すような北西風が吹き始めた

何度も耐風姿勢で飛ばされそうになるのを我慢する

夕日が雲海の向こうに落ちそう

稜線上でこんな突風に吹かれ、真っ暗になったらやばいぞ

「一歩でも早く」と岩佐さんに叫んで頑張る

山荘が見えた時には、「助かった」と正直ほっとした

小屋には先着4パーティ、8人

それでも、わてらのテントが張れるくらい十分な広さがある

小屋の中は暖かく、強風がゴウゴウと屋根を鳴らす外とは別世界

ありがたや、ありがたや

 

【30日】

奥穂頂上まで往復する2パーティ-に続いて出発

昨日ほどじゃないが、まだ風は強い

ゆっくり歩いて頂上へ。氷点下24度。快晴で気持ちいい

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前穂方面には、当然のことならがトレースはない

涸沢側には大きな雪庇が張り出しているのが見える

視界が悪いと、ルート取りをかなり苦労しそうだが、今日は楽勝っぽい

「これも日頃の行いがいいからかな」と一人ごちてみる

 

不思議なもので、吊尾根に入った途端に強風が止んだ

斜面はクラスト状態のところが多いのかと思っていたが

積雪は意外にあり、膝ラッセルの場所も多数

雪はこの1~2週間ほどで一気に積もったらしく

弱層はなく安定しているように見える

でも腰~太ももラッセルの急斜面トラバースは

雪崩れると助からないので念のためロープをつけた

腰ラッセルのトラバース。

腰ラッセルのトラバース。

 

ロープをつけて、腰ラッセルの急斜面を渡る

ロープをつけて、腰ラッセルの急斜面を渡る

快適な下り

快適な下り

急な岩尾根が続く。リッジの上をバランスを取りながら歩いた

急な岩尾根が続く。リッジの上をバランスを取りながら歩いた

岩峰の下の急斜面でロープを再びつけた

岩峰の下の急斜面でロープを再びつけた

 

吊尾根から前穂高。

吊尾根から前穂高。

途中の岩峰から少し下りた急斜面で再びロープを付け、岩のリッジまで

あとはゴジラの背のような岩の上を歩いて行った

前穂の斜面は雪の部分を選んで適当に

頂上は雪で覆われ、ケルンが1つ見えていただけだった

前穂頂上から奥穂を振り返る

前穂頂上から奥穂を振り返る

 

頂上は風が強いので、少し下りたところで小休止

吊尾根通過に時間がかかったので、目標にした1・2峰間コルまでは行けそうもない

日が落ちるのと競争で奥明神沢のコルまで行った

途中2カ所ほど悪い下りがあり、ロープを出せば良かったと後悔した

コルの南東側を整地したら、風が当たらない快適なテンバに仕上がった

 

【31日】

朝から吹雪。でも時々青空が見え、視界はそれほど悪くない

明神岳主峰北側の岩尾根からスタート

右から1段上のテラスに上がってルートを観察

ロープなしでも行けないことはなさそうだが、昨日の反省もあり、アンザイレンする

登りだしの最初の数mが悪く、ロープをつけて良かったと思った

50m1ピッチでピナクルビレー

そこからしばらく歩くと、3~4mの急斜面の雪壁が見えた

最後は手前にハングしており、雪庇を切り崩しながら突破

 

雪庇を崩して越える。

雪庇を崩して越える。

 

雪庇の上に上がると、主峰がすぐ目の前に

頂上には行ったことがあるので、右からトラバースして1・2間コルに到着

雪がべったり付いており、悪そう

ロープを付け、左方向に斜めに登り始める

 

II峰の登攀。超悪い。

II峰の登攀。超悪い。

 

東斜面のテラスや、スラブには雪がどっさり乗っており

落としながら行くので時間がかかる

エイリアン2つと、ナイフブレード1本で支点を取った

15m先の残置支点で1p目終了

上から、神戸の女性2人パーティーが懸垂してくるのが見えた

彼女たちはそのまま主峰へ

2p目のクラックには雪と氷は詰まっていてさらに悪い

エイリアンのエイドと残置ハーケンに乗っかりながら行く

上部の緩斜面に移るところで足が攣り、神戸パーティが懸垂して残したロープをつかませてもらった

ありがたや、ありがたや

セカンドの岩佐さんの荷物を荷揚げしてあげた

雪の付着が激しい時は、時間節約のため、トップも荷揚げした方がよさそうです

 

あとはトラバースして行けばいいはずだが

視界がきかないこともあり、3峰の頂上に行ってしまう

今登ったルンゼを100mぐらいバックで下降

その間に、5峰台地からの往復だという神戸パーティが追い越して行った

そのトレースをありがたくいただく

5峰を越えるところも、リッジに乗ったり、トラバースしたりで、トレースがなかったら苦労しただろう

 

5峰台地で小休止

午後3時半で、日暮れまであと1時間ほどしかないが、このまま下ることにする

台地から細い尾根に入るところで少し迷ったが

何とかトレースの跡とテープを見つけることができた

途中でラテを付け、岳沢の縦走路に着くことには真っ暗になっていた

上高地でタクシー会社に電話すると

大晦日の夜なのに、釜トン入り口まで迎えに来てくれるという

ありがたや、ありがたや

新穂高までのタクシー車内は温々。やっと下りてこられたとうれしくなった

 

終わり

2015.12.21

岩佐です。

上手さんと、中山尾根を登ってきました。

 

美濃戸03:25~北沢~04:45赤岳鉱泉05:20~06:30中山尾根取り付き07:00~11:30登攀終了11:50~地蔵尾根~13:10行者小屋13:30~南沢~14:35美濃戸

 

北沢林道の雪の量は2週間前に大同心南稜を登りに来た時と殆ど変わらない。

赤岳鉱泉は2週間前より少ないくらい。とても12月とは思えません。

中山乗越からは中山尾根に続くトレースがあり、それを辿って取り付きまで。

雪が少ないのでズボズボ埋まることもなく、藪漕ぎもなくて、

アプローチはとても楽だった。

 

取り付き手前でハーネス、アイゼン、ガチャ類をつけ、丁度明るくなる頃に取り付きに到着。

アプローチでは雪は少なかったが、壁にはそれなりに雪がついており、

冬のアルパインの雰囲気はバッチリ!

結構立っている壁を見てちょっとビビりながらも、登攀開始。

 

下部岩壁

1P目(岩佐)30m:ヒロケン本の通り、右に一旦下がってから凹角を登る。

下部は岩がつるんとしていて、ホールド・スタンス共に甘め。

アンカーはハンガーボルト1つと残置ハーケン。

下部岩壁1P目

下部岩壁1P目

 

2P目(上手)30m:左側に回り込んで草付を登る。出だしがスラブで

ちょっと怖い。

下部岩壁2P目

下部岩壁2P目

 

この後はコンテで、本来ならば雪稜であろうはずの

岩と草付きの尾根を登り上部岩壁まで。

 

上部岩壁

1P目(岩佐)35m:急な凹角を登って中段まで行くと、そこからは

傾斜が強くかぶった岩。ハング下には支点が3つあり、

思い切って抜けられる。

上部岩壁1P目

上部岩壁1P目

 

2P目(上手)45m:岩と草付のところを登り、ピナクル下まで。

上部岩壁2P目

上部岩壁2P目

 

3P目(岩佐)40m弱:ピナクル正面を登り、最後は結構悪い

岩と草付を登って終了点まで。終了点にはボルト2本と

ハーケン1本あり。

最後はバンドからトラバースし、縦走路を辿って

地蔵尾根から行者小屋に降りた。

終了点に着くと、富士山がどーん。

終了点に着くと、富士山がどーん。

 

帰りは南沢を下ったが、夏道に雪が数センチ乗っかっているだけで

冬靴では歩きにくいことこの上ない。

こんなに雪の少ない南沢は初めてでした。

 

お天気に恵まれ、気持ちよく登ることができました。

上手さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。

 

以上

 

2015.11.30

森です。

岩佐さんと11/29、大同心南陵に行ってきました。

 

2:00名古屋~5:10赤岳山荘P~7:15赤岳鉱泉~大同心稜~8:oo大同心基部~9:30登攀開始~12:40登攀終了~13:10懸垂下降~13:50懸垂下降終了~大同心稜~北沢~16:20赤岳山荘P~名古屋

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雪は赤岳鉱泉の手前あたりからありました。

大同心の基部に着くと、一週間前に夏山だった山はすっかり冬の装い。びっしり雪が付いていました。

私も岩佐さんも南陵に来たのは初めてだったので、トポを見ながらまずは取り付きを探す。取り付きにはボルトが3つ程打ってあると書いてあったけれど、雪で埋まっているのか、そのボルトがちっとも見つからない(ー_ー)「この辺かな?あっちかなあ?」とあちこちバイルでほじほじしながら探したけれど、結局ボルトは見つからなかった。易しそうに見えるラインがあったけれど、残置が全くないので違うのかなあ・・とか。取付きを探すのに1時間くらいかかりました。

結局よくわからないけれど、とりあえず錆びたリングボルトと、錆びたハーケンがある場所から岩佐さんリードで登る。

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後からフォローで登りましたが、残置はありませんでした。途中残置スリングが1か所あったけれど、その他のプロテクションは全部カムと、岩にスリングをかけたもの。夏ならガバなんだろう岩も、氷が付いていて、グローブもしてるしで、岩が掴みにくくて。。。(;´Д`)緊張しながらアイゼンで登り始め、一段上がったところから左へトラバース。そこはフォローでも超絶怖いトラバースでした( ;∀;)岩佐さん、リードでよくこんなところ行きましたね。めっちゃ怖いんですけど。。とぶつぶついいながら、なんとかトラバースを終えてホッとした。でもその次は、立ったガバ岩を登ってから、斜めの大きめの岩を乗越さないと上に行けない。その岩の上で岩佐さんがピッチを切っていた。その岩の間に挟って、ズリズリしながらちょっとずつ上がって、ザックが邪魔なので途中で向きを換え、なんとか必死で岩を乗越した。こ、、、怖かった(”Д”)・・・こんなズリズリする所、トポに書いてあったっけ??(;^ω^)これ、フォローだからいいけど、リードでこんなところ、絶対怖い・・・(>_<)

やっとの思いで1P終了。登攀はここで終了とし、一段下の懸垂ポイントらしき残置スリングがある場所へ下りる。

IMG_0489

硫黄岳までハイキングしてから帰ろうかと思いましたが、何だかんだでいい時間になったので、そのまま同ルートを下降しました。

取り付いた場所から右の方のラインの方が易しそうだし、そっちだったかも…。でもそっちも残置は無かったし。雪で埋もれていただけかもしれないけれど…。

どちらにしろ、雪のついた岩をアイゼンで登るのは、雪の無い岩場を登るよりも何倍も難しいんだと、身にしみて解りました。

帰りに寄った、もみの湯の温泉は、普段は500円だけど、17時から300円 になるそうで、温泉に着いたのがちょうど17時だったので、なんだか得した気分で嬉しかったです(^ω^)

【追記】

私達が行ったルートはやはり間違っていたようで、本当は錆びたリングボルトとハーケンからもう少し先にリッジを進み、一段上がって凹角を登って行くのが正しいルートだったみたいです。残置は雪で埋もれていて見えませんでしたが(^^;; 間違えたおかげで難しくて充実したピッチを登れました、

2015.08.17

森です。8/15~/16、曽我さんと私、上手さんと酒井さんというパーティで前穂北尾根4峰正面壁 北条・新村ルート~北尾根に行ってきました。

 

/14 20:30過ぎ春日井初~0:00沢渡

/15 5:00沢渡~5:30上高地バスターミナル~7:00徳沢~8:00中畠新道分岐~13:10北条・新村ルート取り付き13:40登攀開始~

16:30登攀終了 ハイマツテラスにてビバーク

/16 4:50 4P目登攀開始~8:30曽我・森パーティ登攀終了 9:30上手・酒井パーティ登攀終了~北尾根4峰~10:30 北尾根3峰登攀開始~2峰~12:45曽我・森パーティ登攀終了 13:00上手・酒井パーティ登攀終了~前穂高岳頂上~16:00岳沢小屋~18:00上高地バスターミナル

/14日の夜春日井を出発し、沢渡へ。上手さん、酒井さん、私とでプチ晩酌をしてから就寝。

【アプローチ】

/15沢渡よりタクシーにて上高地バスターミナルへ。今回は荷物も水も全部担いでの登攀になるので、一人あたり2.5Lの水を持って行った。

中畠新道分岐の沢は、時期によっては枯れていることもあると聞いたので、徳沢で水を入れて行った。しかし中畠新道の沢には十分な水があった。

IMGP4488その後は急坂が続き、奥又白池との分岐から右方向へヤブ漕ぎ→ガレ場のトラバース→またヤブ漕ぎ→雪渓へ。

IMGP4491荷物の中で、結構な重量となっているアイゼンとバイル。出番はこの雪渓歩きのみ。

雪渓を超えてからザレ場を左へトラバースしてC沢を上がったところで右側へ。一段上に上がって、あとは踏み跡通りに登って行くと取り付きに着く。7時間40分かかって取り付きに着いた。つ、疲れた。。(+o+)

【北条・新村ルート】

2日とも曽我さんに全部リードしてもらいました。

IMGP4497

1P目

草付を30m程登った。岩に着いた乾燥した苔の色、草付きに埋もれている四角くてもろい岩。錆びたハーケン、色褪せた残置スリング。マルチルートとは雰囲気が違うなと感じました。

2P目~3P目

20m程のところに赤い残置スリングの終了点があるが、曽我さんそこはスルー。どんどん登っていくけどロープが足りなくなりそう(´゚д゚`)「あと5mです」「2m!」「1m!」と叫ぶ。どんどんロープがなくなり、「セルフ外して~」と言われて、メインセルフを外して、自分の体を支点に近づけたところでギリギリで足りた。フォローで登っていくと青い残置スリングも超えて、ハイマツテラスに上がってすぐのところに曽我さんがいた。3Pのところ2Pでハイマツテラスへ。

4P目

核心のアブミピッチ。水や荷物が重そう。曽我さんも相当大変そうだったが抜けた。予定では北尾根の3.4のコルまで抜けてビバークする予定だったが、すでに時間は16時を回っていた。全員が荷を担いで核心部を抜けるのは困難と判断。ロープを残置して、ハイマツテラスでビバークする事になった。

 

去年、宮崎さんとしょーこねえがビバークしたハイマツテラスに今度は我々がビバークする事になった。

IMGP4506

ルート的にもハードだし、軽量の為、今回はお酒もガマンしようと思った。でも思っただけで、結局ウイスキーを持って行った(´・ω・`)みんなで一緒に飲もうと持ってきたつもりだったけれど、結局ほとんど一人で飲んでしまった(;´∀`)上手さんは持ってきたウイスキーを紅茶割りにして、酒井さんと分けて飲んでいた。なんてオシャレなんだ。二人は外国の登山家みたいだと思った。

ハーネスをはいたまま、セルフビレイを取ってのビバーク。そもそもビバーク自体私は初めてだった。着る物は全て着込み、シュラフカバーに入ってツェルトを上から掛けて寝る。暗くなると寒くなってきた。ビバーク用のシートを持ってきていたので、試しに使ってみようと広げてみた。しゃかしゃか音がしてうるさかったけれど、ツェルトだけで寝るより随分温かかった。シートの内側が湿気でベタベタになるけれど、シュラフカバーをしていたので気にならなかった。初めてのビバークは寒いし岩が痛くて寝心地悪いし、寝たり起きたりで眠りが浅いように感じたけれど、3時に起こされた時にはよだれを垂らして寝ていた(;^ω^)

/16

明るくなるのを待って、4:50登攀開始。前日のロープのかけ方の都合でロープの流れが非常に悪くなっていたため、曽我さんが空身でタイブロックを使いながら、アブミを6台かけて抜けて行った。アブミの回収は最後の人がする事にし、ザックを全員分荷揚げし、全員が空身で登る事にした。曽我さんは登攀よりもこの荷揚げが一番大変だったと言っていました。本当にすみませんでした。

さて、私が登る番。去年ボロボロの残置スリングを宮崎さんが新しいものに換えておいてくれたので、昨日ハイマツテラスに着いた時、どのスリングだろう、と下から眺めていた。スリングをつかむ、乗る時は「宮崎さん、ありがとう」って心の中で言いながらA0しよう!と思っていた。でも実際に登る時が来ると、空中アブミに必死で、宮崎さんの事はすっかり忘れてしまっていた。スリングも使ったかどうか、覚えていない(^-^; とりあえずアブミが6台あり、回収もしなくていいおかげで何とか抜けた。

IMG_0291

5P目

残置ハーケンがいろんなところに打たれており、ルートが分かりづらい。曽我さんも行ったり来たりを2回ほどしていた。リードであの高さでそれをやる事自体、私には恐ろしいことだ(´Д`)曽我さんは5m程トラバースした後、奥のカンテではなく、手前の凹角の奥を登って行った。どうやらそれが正解のよう。続く私は、同じようにトラバースして行ったが、どうも足が悪い。残置スリングを両手で持って下を覗くと下の段は足がありそうで、そこから上に行くのも易しそうに見えた。「あ、、もう一段下だったか。」と思った。なんとかスリング2つをつかんで横の凹角をつかみ、足はどうしたかよく覚えていないけれど、結局はえいやー!で凹の中にあった木を掴んだりして何とか乗り移れた。けどこれ、フォローだからできるものの、リードでこの高さでこんな事絶対にできないよな。。と思いつつ、何とか乗り移れた事にホッとした。後で上手さんパーティや曽我さんの話を聞いて、自分が行ったルート本当は合ってたのか、実はもう一段下だったのか、結局はよくわからないまま(´Д`)

6P目

草ボーボーの草付。ロープいっぱいいっぱいで登った。曽我さんは終了点にたどり着いたところの一番手前のあたりの灌木で支点を取っていた。

ここで北条・新村ルートの登攀は終了。上手・酒井パーティが上がってくるのを待っていたが、なかなか上がって来ない。心配になってきた。「お~い!」と何度か読んでみたが返事がない。1時間が過ぎても上がって来ない。そういえばすごい落石の音がしていたけど。。。とだんだん不安になってきた。曽我さんが「ちょっとロープ出して。見に行ってみるわ。」とザックからロープを出したところで人の気配がした。ガサガサと草付から人影が現れた。上手さんだった。よかった~!酒井さんが上がってくるのを待ち、少し休んで北尾根へ向かう。

 

終了点から北尾根に向かう道も何気に悪いし・・・(´Д`)

IMGP4513

 

【北尾根】

北尾根4峰はよくわからない、あまり人が歩いた感じのないところを登って行った。浮石だらけ。一度げんこつ位の大きさの石を落してしまい、下にいた酒井さんはヒュッと避けてくれたけど、当たっていたら大変な事だ(>_<)

3.4のコルに着き、3峰を登る。

フォローで登ったけど、高度感があって快適で楽しかった(*^-^*)と思うのはフォローだからで、きっとリードしたら怖いにきまってる(;^ω^)曽我さんがいるところまで行って、「上に上がったところまで行って」と言われ登っていく。「あんまり奥まで行かんでいいよ。」と言われたけど、結局残置終了点があるところまで登ってセルフを取った。槍穂がよく見えて、やっぱり北アルプスは本当にキレイだなあ~としみじみ思った。ず~っと眺めていたいくらい。曽我さんも私のところまでそのまま登ってきて、その後は3峰の頂上まで短いピッチだったけど一応ビレイして、そこで3峰は終了。

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2峰はロープ出さずに下りのみ懸垂で降りる。その後も歩いて登って頂上のある岩峰へ。

上手さん、酒井さんが少し遅れて上がってきた。みんなで記念撮影をして少し休んで岳沢小屋へ。

途中まで元気だった私は下山中に急にふわ~っとしてきた。疲労なのか、脱水なのか、急に体が動かなくなり、頭もぼんやりしてきた。

脱水かも、と思って岳沢でスポーツドリンクを買おうと思ったが、ソフトドリンクは全て売り切れていた(´Д`)

ゆっくり下山して18時、上高地のバスターミナルへ着き、沢渡で温泉に入って帰った。

 

アプローチ一日目、11時間、2日目、13時間と行動時間が長く、水と荷物が重くて大変でした。

本チャンでリードなんて、まだまだ怖くてできないけれど、ルートファインディングも少しづつやっていけるように頑張りたいです。

 

2015.05.17

こんにちは

随分と前の山行ですが、上手さんとともに、リード&ブログの合意の下で、石尊稜に行ってきましたので、投稿させていただきます。

雪稜

雪稜

【記録】

赤岳鉱泉7:20~8:30石尊稜取り付き9:00~12:00石尊峰12:30~12:40横岳12:55~14:30硫黄岳~15:40赤岳鉱泉16:00~17:00美濃戸

 

今回の山行は、上手さんから、何度もオファーがあった。

しかし、なにかと時間が取れず、先延ばし、先延ばしとなっていた。

突然、3/27金、3/28土と時間が取れ、天候も良さそうであるので、上手さんに連絡を取ると、okがでた。

急だし、パッキングもあれですしと、ゆったりプランで行きましょうと言うことで、小屋泊となった。

今期初の小屋泊である♪

まず、3/27金に、鉱泉までの予定で、ゆっくりめの10時名古屋発から始まった。

そして、15:30頃、鉱泉に着。

3/29までのアイスキャンディ

3/29までのアイスキャンディ

美濃戸までの車の移動は、泥と氷の車にはかわいそうなコンディションであった。

夕食は、鍋とエビフライとの事であったが、鍋と干物であった。

明けて、3月28日(土)、6時朝食の上、7時20分に石尊稜に向かって行った。

これまで、私も2度、石尊稜を目指したが、2度、行けていない。

1度は、ラッセル地獄の上、時間切れ。

1度は、降雪のため、意欲消失。

ともに、取り付きさえも到達していない。登れるなんて、夢のまた夢のような話である。

それが、今回は、さくっと取り付きに1時間ほどで到着した。

石尊稜取り付き付近

石尊稜取り付き付近

1パーティ攀っているようである。

われらも、さっそく取り付いていく。

完全にドライである。ダブルアックスを用意してきたが、素手で登れちゃうようなコンディションである。

取り付き

取り付き

1ピッチ目

1ピッチ目

ドライツーリングを2ピッチしたくらいだろうか、雪稜に。

私は、この雪稜に来たくてしょうがなかった。

これぞ、アルパインって感じがする!

石尊稜・雪稜

石尊稜・雪稜

こういうところに来たかった♪

雪稜は、私が先行させていただきました。

ほどよくしまっており、快適な雪稜歩きを堪能後、もう1ピッチを登攀し、

終了。

登攀部は、完全にドライであり、アイトレな調子で、登りやすかった。

北アルプスがよく見えてました

北アルプスがよく見えてました

あとは、のんびりと横岳、硫黄岳と縦走して帰りました。

ずっと横に見えていた、中山尾根が格好良かったなぁ♪

上手さんは、石尊稜を登らないと、入門から脱しない気がすると言ってましたが、

脱しましたでしょうか?!

硫黄岳から石尊稜などを臨む

硫黄岳から石尊稜などを臨む

原田より

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