愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

愛知県名古屋市の山岳会 千種アルパインクラブ

千種アルパインクラブ ブログ トップページ  >  

2014.01.03

ミヤザキです。
いろいろと手を出してきた2013年を締めくくる山行として、29、30日に戸台の駒津沢をめざして奮闘してきました。本来は28日からの三日間で鋸岳~甲斐駒のアルパイン縦走を計画していたものの、積雪量を考えて変更しました。
メンバーは今季限りでの引退を関係者に明かしているイチロー、そして千種のゴッドハンドこと上手さんの3人。
イチローは今回を引退記念山行と位置づけ、並々ならぬ気合いで臨むはず。
ならば、その思いに応えるのが千種アルパインクラブのはず。
 
 
【29日】戸台駐車場8:00-10:30丹渓山荘前11:00-15:00五丈の滝F1-16:30幕営地
 
ちょっと遅めの8時に戸台駐車場を出発。
常に寝不足でスタートするイチローに寝てもらうため集合時間を遅くしたが、1時間半しか寝てないという。
うぉい!
 
双児山と駒津峰
快晴。双児山と駒津峰
 
それでもまあまあのペースで廃屋となっている丹渓山荘跡に到着。
ちょいと中を偵察。テントはなし。窓はしっかりしてるし、けっこう快適そう。
丹渓山荘内部
 
丹渓山荘内部
 
だが、ここからが想定外だった。
丹渓山荘から先、トレースに従って歩くと、舞姫の滝をめざして間違った谷を登っているパーティーに遭遇。
つまりトレースも間違っていたわけで、徒渉して樹林帯に登り返しタイムロス。
ここからはトレースもないため、ルートファインディングが必要。
沢に降りては徒渉し、対岸の樹林に登り返し、また降りて…という流れなのだが、沢の岩には約40cmの雪が乗っており、ラッセルしながら乗り越える。
川床が凍っていないため、乗った雪がずぼってドボン!というトラップにもしばしばやられる。
ドボンを避けて左岸に登れば、トゲトゲのたくさんついた灌木で枝ビンタくらう。
誰だ、戸台をゲレンデなどと言ったのは…。
 
この日の目標は駒津沢F1まで登ることだったが、どうも時間的にアウト。
「もう奥駒津沢のビバークサイトでつららをオンザロックしてウイスキー飲めればそれでいい」とイチロー。
目標が著しく下方修正される。
 
こんもり雪の乗った沢を詰める
こんもり雪の乗った沢を詰める
 
そんなこんなで実に約4時間、うんざりしながらルートファインディングを楽しみながら進んだ末に、五丈の滝F1に到着した。
ようやく本日最初のアイスクライミングだ。
五丈の滝F1
五丈の滝F1 ミヤザキ
 
早く登りたくてムズムズしていたのでリードを志願。
結氷が今ひとつのため、左端から取り付き滑り台状になっている薄い氷をななめに乗り越えるラインを選択した。
難しくはないが、バックパックが重いのと氷が薄いのとで、予想よりデリケートなクライミング。
水流がある落ち口を右からまわり、残置スリングの山を終了点とした。
 
フォローの2人も登ってきたところで時間は16時過ぎ。
F2を登っていると確実に途中で暗くなってしまうため、ここでビバーク決定。
奥駒津沢のオンザロックという目標すら達成できず、どうなる引退記念山行。
まあそもそもイチローはビールしか酒を持ってきていないのだが…
 
 
 
【30日】幕営地7:00-7:30五丈の滝F2-9:30駒津沢F1-14:00下降開始-16:00五丈の滝F1-17:15丹渓山荘17:40-19:45戸台駐車場
 
2日目は明るくなってからクライミングするため6時出発と決めたが、なんだかんだ細かいトラブルがあり、幕営具をデポして7時出発。
五丈の滝F2
五丈の滝F2 ミヤザキ
 
今回の最大の難所である五丈の滝F2。
釜がしっかり口を開けているため、落ちると盛大にドボン→即敗退となる。
ここは最も経験のあるイチローに先陣を切ってもらいたいところだったが、
「ここをリードするくらいなら帰る」とキッパリ。うぉーい、それでいいのか???
上手さんも尻込みしたため、またしてもミヤザキがリードに。うぇー。
五丈の滝F2_2
右側から取り付き、丁寧に雪を落として足場を作り、ちょこちょこ岩をスタンスにしながら抜ける。
ドボンしたら低体温症の危機。しびれたー。
落ち口の左側の雪壁を少し登り、灌木を終了点に。
駒津沢F1_1
 
五丈の滝F2を登れば、すぐ右手が駒津沢F1。
70mの大滝は長いが、下から見るとスタンスは多いし、上部は寝ている。
この美味しそうな獲物を前にして、ついにイチローのクライマー魂に火が点いた。
右のバーチカルのラインを勧めたが、迷わず真ん中を選んでクライミング開始。
1番、センター、イチロー。
駒津沢F1_2
慎重に支点を作りながらじわじわと登るイチロー。
しかしスクリューが足りなくなり、約35m地点、滝のど真ん中でピッチを切る。
駒津沢F1_3
フォローで登ってみると、けっこう下部は立っている。そりゃスクリューたくさん打ちたくなるよね。
でも上部は寝てるし簡単そうだよね。
そんな2ピッチ目もイチローがリードを志願。ここは花道を飾ってもらおうと上手さんも快く譲った。
さあ、あとはビシッと登って帰るだけだ!
ミヤザキが2本スクリューの氷を抜き忘れて使えなくなったが、まあ足りるだろう。
 
 
意気揚々と最後のクライミングに出撃するイチロー。
しかし、上部は思った以上に氷が悪い。
アックスが極まったと思っても上の層がバカッとはがれたりして、下にいる我々は凶悪な落氷に襲われる。
そして、あと15mほど残して動きが止まった。
駒津沢F1_4
「スクリューが足りない!ここでピッチを切る!」
 
しまった、やっぱり氷の抜き忘れが痛恨…
ただ、足場の悪い滝の真ん中で凍えながら、落氷を浴びたりかわしたりしながらビレイしているこっちもけっこうしんどい。
ここはピッチを切らずになんとか急いで抜けてもらいたい。
 
「あと何本?」
「3本!」
「なんとかなる!行けるとこまで行こうぜ!」
「マジでー!?」
 
まあ多少ランナウトするかもしれないが、終了点に木さえあれば足りるはず。いざとなったらアバラコフ作ってね。
そんな期待に応え、燃え尽き掛けていたイチローのクライマー魂が再燃。ランナウト気味にスクリューを打ちながら抜けきった。
フォローで登ると、この2ピッチ70mのリードがいかにしんどかったか、よくわかった。
 
「もう思い残すことはない」
 
イチローのその一言で、ここまで来た甲斐があったもんだ。
渾身のガッツポーズ
渾身のガッツポーズ
 
この日は後続のパーティーが二組いたため、前日に我々が作ったトレースは踏み固められ、下山は高速道路のよう。
4時間かけて登った道を1時間ちょっとで丹渓山荘まで下った。
そして満天の星空の下、上手さんの男気徒渉などに盛り上がりながら、晴れ晴れとした気分で河原を歩いて帰った。
 
これにてイチロー引退記念山行第1弾は無事に終了。
大変お疲れ様でした。第2弾もあるかな?

2014.01.02

あけましておめでとうございます。イボGこと吉川です。
今年もよろしくお願いいたします。
 
話が出たのは去年の夏。それを含めると実に4カ月もの準備期間を要した一大プロジェクト。中崎尾根。
12/29~12/31にかけて行ってまいりましたので、報告させていただきます。写真がないので写真を撮った方は補足していただけると助かります。
メンバーはCL早戸、斉藤、成瀬(ラ)、吉川
 
もともとは28日に尾根の末端から入山する予定でしたが、近年まれにみる大雪だとの予報だったため、早戸さんが直前まで天気予報とにらめっこした結果、29日入山、槍平経由で中崎尾根に上がり、槍ヶ岳を目指す予定に変更しました。
 
28日
4:30早戸家=8:00新穂高温泉着=9:00発~10:00穂高平小屋~11:30白出沢出合~13:00滝谷避難小屋~14:30槍平
 
前日からメンバー全員で早戸家にビバークさせていただき、暗いうちから出発。しかし、路面状況等に苦戦させられ、結局新穂高温泉を出発できたのは9時。まあ今日は槍平までなのでそう慌てることは無い。曇天のもと、トレースバンバンの林道をひたすら歩き続ける。
穂高平小屋にてラッセルさん、綿のTシャツを脱ぎ忘れていることに気付く。この時期避難小屋として開放されている穂高平小屋の隅にデポさせてもらった。
その後もひたすら単調な歩き。最初は「綺麗な景色だ―」とか言っていた我々だが、だんだんと「綺麗かー?」と疑問を持ち始め、最終的には「あーもー!つまらん景色ばっかり続きやがって!」と心がすさんでいく。それでも口には出さずに黙々と雪中行軍は続く。
白出沢出合を越え、雪崩注意のブドウ谷やチビ谷を過ぎ、滝谷の手前あたりで先頭を歩いていた早戸さんが突然ストップ。
 
早戸「イボG-?」
僕「はい」
早戸「飽・き・た」
 
ハイ、「飽きた」入りましたー。さすがCL、メンバーの気持ちを代弁することも忘れない。
その後一時間ちょっとで槍平に到着。槍平の冬季小屋はいっぱい。テントも3~4張ほどありました。我々も他の登山者の方のアドバイスを受け、中崎尾根側から見て、本館の陰に当たる位置にテントを設営。僕が持ってきたはずのたわしが見当たらず、雪まみれのままテントイン。ごめんなさい。槍平小屋では水場の雪を掘ってくださった方のおかげで、雪を融かすことなく水が得られ、ガスと手間の節約になった。
この日はおでんで乾杯し、就寝。
 
30日
4:30起床~6:20出発~8:00中崎尾根上~8:20荷物をデポ~10:30 2500m付近~11:30千丈乗越~13:00 2900m付近撤退決定~15:30荷物をデポした地点
 
少し雪の舞う中、ヘッドランプを点け槍平小屋を出発。先行パーティのトレースをたどって、中崎尾根への急登を登る。一時間半ほどで尾根に上がる。風は穏やかだ。昨夜の作戦会議で、調子が良ければこの日にアタックをかけようという話になったため、そこからちょっと行ったコルに幕営具をデポし、出発。トレースもあるし、時間的には不可能ではないはずだ。しかも今日がダメでも明日がある。
2500m付近で縦走装備の先行パーティに追いつき、わかんをデポ。今回の核心千丈乗越への登りをこなす。急な雪壁だが、ロープを出すほどではない。西鎌尾根に上がると風の表情は一変。一気に強風となったが、耐風姿勢をとるような風でもない。視界は効かないが、前進を続ける。
強風と効かない視界のため、スピードも上がらずルートにも迷いつつ、ゆっくりと頂上を目指す。
2900mあたりまで来たところで一旦ストップ。各々の意見を交換する。
このままでは時間切れの可能性もあるし、ラッセルさんの「今まで登ったのは山じゃないっす!」という名言が出たところで撤退を決定。
中崎尾根に戻ると一気に風も弱まり主稜線の厳しさを改めて実感する。メンバーの疲労も強く、思ったよりデポ地点まで時間がかかったように感じた。
テントに戻り、明日のことを話し合う。気象通報の時間も終わっており天気図は書けないし、携帯の電波も入らないので明日の天気はよくわからないが、次回以降のリベンジを誓い、敗退を決定。ゆっくりと夕食をとり、就寝。
 
31日
4:30起床~6:30出発~7:45槍平~11:00新穂高温泉
 
朝起きると、テントの壁が重い。外に出ると昨日まであったトレースが雪で埋まっているではないか。一晩で思った以上に雪が降ったようだ。新雪の下のトレースがあった部分は硬く踏み固められているため、それを探しながら歩けば、そこまで大変ではない。しんしんと雪が降り積もる中、槍平へ下って行く途中もどんどんパーティが上がってくる。思った以上に中崎尾根は人気ルートのようだ。槍平小屋で休憩をとり、あとは一気に下山。思った以上に早く新穂高温泉に着くことが出来た。
 
 
平湯の森で汗を流し、借りていた道具等をお返しに瀧根さんのお宅にお邪魔する。ラッセルさん(運転手)以外は酒を飲みつつ語り合い、夕方に滝根さんのお宅をあとにした。大晦日なのに少々長居しすぎてしまった。瀧根さんありがとうございました。
あと、ラッセルさん、僕たちだけ飲んですみませんでした。いや、サァッセン。
 
 
 
登頂はできませんでしたが、それぞれ自身の課題を見つけることができ、今後につなげることが出来る良い山行だったと思います。今年もより高みを目指して頑張って行きましょう。よろしくお願いいたします。

2013.12.29

石尊稜
こんにちは、成瀬1です。
26日、27日で原田さんと八ケ岳に行って来ました。
目指すは石尊稜。
一昨年から年に1回なので過去2回、いずれも1月下旬に長谷川Jさんと登りに行っているのですが、
2回とも強風と極寒で敗退している、自分にとっては因縁のルートです。
凍える手で岩壁に付いた雪を払い落としながら登ったものの、
初回は途中の雪稜で時間切れ、2回目は1P目だけ登って強風のあまり退散しました。
今回は、ちょっとズル(?)をして、まだ気温の高い12月中に登ってしまおうと出かけました。
天気予報はあいにくの悪天。
とはいえ、天気図を見る限り、26日はまずまず、27日もそれほどひどい天気にはならないと予想。
26日夜に前線を伴った低気圧が通過するため、夜の降雪がポイントになると踏みました。
降雪はたぶん10cmくらいだろう・・・。
原田さんが朝10時に名古屋出発なら行けるということで、初日はのんびり出発。
高曇りのなか、赤岳鉱泉を目指しました。
予想通り風もなく、気温も高め。
鉱泉から見上げる大同心、そして石尊稜の岩場はここのところの好天でほとんど雪はついていない模様。
テントを設営してからアプローチを確認、しっかりとしたトレースが付いていました。
以前は、ラッセルしながら取り付まで2時間近くかかったのでひと安心。
テントに戻り、ビールを飲みながら食事の準備。
夕方から雪が降り出したものの、いつの間にかテントを叩く音が大きくなってきました。
雨、でした。
雨が降り、凍った下部岩壁はどんな感じだろう?
新しい問題が出てきます。
シュラフに入ってからも悶々としてなかなか寝付けず、夜中にトイレに出ると、テントの横に突き刺したアックスが雪でほとんど埋ってます。
フライを伝って落ちた雪で、テントは四方から圧迫された状態。
湿雪のびっしりついた下部岩壁を想像し、モチベーションが一気にダウン。
結局、ひと晩降り続けた雪は40〜50cm。
気温も低くないし風も強くなく、マイルドな気候だっただけに悶々とした気分のまま、
アイスキャンディーでお茶を濁して下山しました。
3度目の正直にはならず、ずっと悶々とし続けた2日間でした。
いつになったら登らせてくれるのかな。
誰かリベンジに付き合ってください。

2013.12.24

お疲れ様です、早戸です。
立て続けですいません。
 
12/21〜23で松尾さん、吉川イボGと西穂西尾根に行く計画をしましたが、
21日朝、新穂高の駐車場にて松尾さんと合流し、
現地確認をした上でその日の朝までにかけての積雪のため
松尾さんから中止という判断になりました。
折角なので瀧根さんのお宅によって挨拶でもして帰るか、と
風呂に入ってから瀧根さん宅へ。
松尾さんはそのまま伊那へ帰られたようで
転戦も考えたが、ロープやガスが無い。
そこで瀧根さんからロープやガスをお借りすることが出来、
さらに計画書まで再作成させていただくことになり、
ラッセル敗退覚悟で西穂西尾根に再出発しました。
最近、瀧根さんにお世話になりすぎな気がしますが、
助かりました。ありがとうございました。
 
前置きが長くなりましたが、山行報告をいたします。
 
メンバー 早戸・吉川
 
行動記録
[1日目]
新穂高12:30〜穂高牧場13:30〜1700m地点15:30(幕営)
[2日目]
1700m地点4:00〜2450m第1岩峰基部13:30(幕営)
[3日目]
第1岩峰基部6:00〜2650m地点8:00敗退決定〜8:30テント撤収〜
9:30下山開始〜12:30新穂高
 
1日目は先行パーティーのトレースに助けられ、当初計画していたところまで
標高を稼ぐことが出来ました。
幕営
 
幕営2
 
第1岩峰を左から巻き、リッジを抜けたあたりで
急な雪の斜面が見えた。ラッセルも深くなる一方。
斜面からは胸から頭ほどのラッセル。
ラッセル
 
このペースではどのみち西穂のピークまでは届かないだろうし、
天気も良く、午後にここを通るのはゴメンだなということで
小ピークに上がったところで敗退決定。
小ピーク
小ピーク2
 
そうとなったら下山は早い。
2日かけて上がったところをものの3時間ほどで
駆け下った。なんだかなぁ。
 
今回は、松尾さんとご一緒できなくて残念でしたが
2人でダメもとながら、もがきながら経験したことに
意味はあったんではなかろうかと思います。

2013.12.24

お疲れ様です、早戸です。
 
12/14おんたけ2240
12/15乗鞍青少年交流の家
 
にて、雪上トレーニングを行いましたので
報告します。
 
[参加者]
14日のみ
宮崎、青木(一)、上手、ブルース
両日
瀧根(講師)、早戸、原田、斎藤、成瀬(悠)
※敬称略、順不同
 
[トレーニング内容]
<14日>
・雪上支点の構築
ブッシュの結束、スノーバー、スノーボラード。
実際に荷重をかけ体感。スノーボラードについては崩壊させ
どのように崩壊したかを皆で確認。
・プラトーの重要性についての解説。
・スタンディングアックスビレイの解説。
・ラッセルトレーニング。
 
クマザサで懸垂支点構築
クマザサで懸垂支点構築。キーワードは「絞めて殺す」
 
スノーバーの最適な角度の検証
スノーバーの最適な角度の検証。大事なのはプラトー
 
スノーボラードの強度検証
スノーボラードの強度検証。3人で引っ張ってもびくともしない
 
 
この日は、おんたけ2240の天候が悪くテント泊は
取りやめて宿泊組は瀧根さん宅にお邪魔することに。
 
<15日>
・スタンディングアックスビレイの実践
斜面上部にプラトーを作り、スタンディングアックスビレイで
実際に滑落者を制動確保する練習。
・ビーコントレーニング
・埋没体験
 
今回は、定例山行や年末年始に向けて
雪上トレーニングを行いたいという希望者が
多数おり、最初は自主的なトレーニングに留めるつもりが、
瀧根さんに講師として参加していただけるということで
大いに実りのあるトレーニングとなりました。
 
瀧根さん、突然のお願いを聞いていただき、そして自宅にまで
泊めていただき、ありがとうございました。
 
僕は写真を撮れていないので、誰か補足お願いします。

2013.12.21

岩佐です。
 
K手、原田、岩佐の3名で、石尊稜の取り付きを目指してラッセルしてきました。
 
美濃戸駐車場05:10 — 07:05赤岳鉱泉08:15 — 赤岳鉱泉13:30 — 15:00美濃戸駐車場
 
木・金で結構な雪が降ったようなので、多分かなりのラッセルではないかと覚悟して現地入り。美濃戸口から美濃戸までは5~10㎝程、美濃戸から赤岳鉱泉までは20㎝ほどの新雪あり。気温が高めのため、汗で着ているものが濡れないようにゆっくり目のスピードで歩いたが、赤岳鉱泉に着いたときはやっぱり全身汗まみれとなり不快。
 
石尊稜1
 
石尊稜2
 
諸事情から予定から遅れて鉱泉を出発。先行の2人組パーティーがつけて下さったトレースを辿り先行パーティーに追いつく。ここから5人で間違った沢に入って延々とラッセルを続ける。膝上から場所によっては腿までのラッセルを12時ごろまで続け、どうやら間違った沢を詰めたことに気づいてすごすごと敗退した。短期間で大量に雪が降ったことと本日気温が高かったことからあちこちで雪崩が発生していた。
 
以上。

2013.12.19

西村です。
 
冬が来ましたので足慣らしで八ヶ岳・広河原左俣に行ってきました。
舟山十字路にはかなりの車が止まっていたが左俣ではほとんど会わず、
1組とソロクライマーにお会いしただけで静かな中、楽しめました。
 
雪はそれほどでもなく、氷は結構出てて、しっかり登れます。
ほとんどロープ出さなくても登れますがが2回ほど出しました。
 
足慣らしと偉そうなこと言いましたが実は二人ともヘロヘロで
「こんなんじゃダメですね~」って言いながらも阿弥陀の頂上にタッチしてまいりました。
上は風がそこそこ吹いてましたが寒さはそれほどでもありませんでした。
 
舟山十字路発5:30阿弥陀山頂12:05舟山十字路14:30
 
八ヶ岳広河原左俣
気持ちよく登れる

2013.12.19

お疲れ様です。吉川です。
 
最近、報告が遅れ気味で申し訳ございません。
 
今月初め、斉藤さんと私で八ヶ岳裏同心ルンゼと大同心南稜に行って参りました。ちなみに継続ではありません。
写真も無いので大変恐縮ですが、報告させていただきます。
 
12/7
5:08美濃戸口~5:45美濃戸~7:30赤岳鉱泉~9:00裏同心ルンゼ取付~12:15終了&明日の偵察~14:30赤岳鉱泉
 
 
僕の車でも美濃戸まで行けなくはなさそうだったが、二日間の間にもしも雪が降ったら大変なので、美濃戸口に駐車。
まだまだ暗い静かな林道を歩いていると、一台の車が僕等の横に停車。
「乗って行きませんか?」
喜んで乗せていただく。これでかなり時間が短縮できた。ありがとうございました。
美濃戸の駐車場は大盛況。駐車場のおばちゃんも大忙し。
赤岳鉱泉までは北沢コースを歩く。天気は良さそうだ。先週同様、雪は少ない。
赤岳鉱泉でテントを張り、準備をして出発。裏同心ルンゼの取付きまでは20分くらいだったか?
裏同心ルンゼも大盛況。多分前の週に行った人からの情報を得て来たのだろう。僕等も例外ではない。
氷は硬く、アックスを刺すと砕けてしまう。発達も完全ではないらしく、氷が薄い部分もちらほら。雪に埋まっている部分もないので、なかなかのスケールだ。
想像より手強そう。
最初は吉川リードで登攀開始。そのあとは交互に滝ごとに交互にリードを交代して登る。
さすがにルンゼ内は寒い。「寒いね」「冬ですからね」という会話を繰り返す。
2ピッチにわけて登ったF2(もしかしたらF3と繋がってた?)では、僕がフォロー中、落氷が顎に当たり唇から顎にかけてキレイに切れてしまった。傷は浅かったが、顔なので結構出血。見た目は相当なものだっただろう。
その後も順調に登り3時間程で終了。あっという間だった。しかし、多すぎだと思っていた5本のアイススクリューはちょうど良いくらいの本数だった。やはり意外と手強かった。だって僕初心者やもん。
その後は大同心稜に上がり、翌日登る予定の大同心南稜の取付きを確認し、赤岳鉱泉へ下山した。
 
12/8
5:36赤岳鉱泉発~6:50南稜取付き~7:20登攀開始~9:18大同心基部~10:30撤退~11:45硫黄岳~13:00赤岳鉱泉~16:00?美濃戸口
 
テントはそのままで暗いうちに歩き出す。大同心稜はなかなか強い風が吹いている。どうしようどうしようといいながらとりあえず登る。
取付きに着いたらまあまあ風は弱まったので、行けるところまで登ることに。
1P目吉川
どこからでも登れそう。最初は簡単だったが、途中から残置も見つからず結構悪いところに入り込んでしまった。やっとの事で、残置支点を見つけて微妙なところでビレイ。斉藤さんから「残置の声を聞かないと」と言われた。その表現いいね。
2P目斉藤
残置沿い。途中からリッジを登る。一気にバンドまでいけるかと思ったけど、結局そこまでは行けず。リッジの途中でビレイ。そこからバンドまではほぼ歩きでトラバース。
大同心基部でドームの取付きを探すのに、小一時間。左のほうにボルトがあるけど難しそうだとか右の方は何もないけど傾斜は緩いとか、あーだこーだと議論する。
そして残置が見えないが、右のラインを登ることにする。クライムダウンできるところまでいってなにもなければ降りるということで。
僕がリードで登り一手二手出して、これ結構悪いなと思った瞬間に右手と右足を置いていた岩が同時に外れ、1~2mほど墜落。やってしまった。
結局、ドームは諦め、大同心ルンゼをつめて、硫黄岳に登頂。そのまま赤岳鉱泉に降りて、テントを撤収、下山。
美濃戸から美濃戸口を目指す途中、またもや車に乗せていただき、快適に終了。
 
やっと書き終わりました。お待たせしてすみませんでした。落ちてしまいましたが、大事に至らなくて本当に良かったです。今後気をつけます。

2013.12.16

13日世界文化遺産に登録された富士山を祝福しようと思ったのですが・・・
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
強風というよりは石が飛んできて追い返されました。
メットやシェルがボロボロに・・・
いや、身に着けているものすべてがボロボロになりました。
火山灰にまみれて降りてきました。
 
たろう

2013.12.11

お疲れ様です。吉川です。
 
少し前ですが、早戸さんと会員外Kさんと一緒に11/30に大同心雲稜ルート12/1に阿弥陀北西稜に行って参りました。
 
簡単にですが報告させていただきます。(時間はうろ覚え、大雑把、適当)
 
11/30
5:30美濃戸=7:00赤岳鉱泉=10:00雲稜取り付き=16:00ドーム基部(ドーム登攀はせず)=17:30赤岳鉱泉
 
今回はKさんの車で美濃戸まで入った。美濃戸までは雪も無く四駆でなくても行けそうな感じだった。
赤岳鉱泉でテントを張り、早めに準備が出来たKさんが先に出発、10分後くらいに早戸さんと私で追いかける。
良くあることだが、私たちは大同心ルンゼをやみくもに詰めてしまい(うすうすおかしいとは思っていたが…)一個目の滝が見えたところで右岸の急斜面に取り付き「一味違った八ヶ岳!」とかなんとか言いながら大同心稜の正規ルートを目指す。
最終的にはちょうど大同心基部付近でKさんに追いつくことができたのでよしとする。
 
ガチャの準備をするが、ある事情が発生し雲稜はすべてKさんにリードをお願いすることとなる。ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
 
千種のメンバーがオールフォローだったルートのことをいろいろ書いても仕方ないので、以下感想だけでも。
 
天気は快晴で、とても暖かかった。朝は岩に結構雪がついていたが、日が昇るにつれてどんどん溶けて行った。全体を通して気の抜けない難しいルートだったが、特に1P目が難しく、アイゼンあぶみ初の私にはかなり辛かった。
全体を通して拳大の礫岩の壁で、手がかり足がかりは豊富のように見えるが、持ってみるとスローパーのようで意外と持ちづらい。
 
ドーム登攀をするにはやや時間が足らず、ドーム基部で登攀終了。途中懸垂を挟みながら大同心稜に戻り、一時間程度で赤岳鉱泉へ。
夜は雲稜の先行パーティだったKさんのお知り合いの方も含めて雑煮で宴会。21時くらいには寝たと思う。
 
 
12/1
6:30赤岳鉱泉=8:00頃 北西稜の末端を探してうろうろ=10:30取り付き=13:30阿弥陀岳=16:30美濃戸
 
4時起床のつもりが、気づけば4:45。前日の宴会がたたったか。
比較的急いで準備したので、それなりの時間には出発できた。
中山ノッコシを越え、行者小屋を過ぎ、北西稜の取り付きを目指す。北西稜を目指すパーティはたいてい取り付きで迷うようだが、我々も例によってしっかり迷った。
行者小屋から標高で100mくらい下がった適当な場所に荷物をデポし、ちょっとひらけた場所から涸れ沢に入り、勘を頼りに北西稜を目指す。樹林帯を抜けた後も、雪が少ないせいかハイマツがせからしい。
 
それでもなんとか岩稜にたどりついた。正解だったようだ。よかったよかった。この日は前日と違ってガスに包まれており、寒くてあまり良い天気ではない。それでも登攀にはあまり影響は無さそう。
 
0P目 吉川
ここから登攀開始だろうと思ったところにハーケンを打って確保支点とし、ロープをつないで登り始めたが、結局ただの歩き。50mいっぱい伸ばしたあとも数十m歩いた。
1P目 Kさん
岩稜の末端に立派なペツルの確保支点があったため、そこから登り始めるが、出だしがかなり厳しそう。早戸さんが右の方に回り込んでもうちょっと登りやすそうな確保支点を見つけてきたので、そちらの方が登られているのだろう。後半は細いリッジ。ほぼ50mで終了。出だしはフォローだったのでなんとか登れたという感じ。
2P目 吉川
まだ核心じゃないだろうと思って取り付いたら結局核心ピッチ。凹角にA0用のスリングが垂れ下がっている。悪態と泣き言を交互に繰り返す情緒不安定さを見せつつ1時間越えの死闘の末完登。あきらめなくてよかった。
3P目 Kさん
ほとんどが歩き。一か所表面が凍った岩を越えるのが悪い。
 
3P目の終了点から少し歩くと御小屋尾根。握手を交わし、あとは歩いて阿弥陀岳へ。
 
最後はまだまだ雪の少ない中岳沢を下降。荷物を撤収し、南沢を下山した。途中、とある著名クライマーと思しきパーティに抜かれた。必死で追いかけるも追いつけず、テント装備じゃ無理とか何とか言ってみる。しかし急いだおかげか、ヘッドランプをつける前に下山完了出来た。
 
 
冬季登攀始めにしては個人的にはかなり背伸びさせてもらったがいい経験になりました。ありがとうございました。

© 2019 千種アルパインクラブ (CAC) All rights reserved.