愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2013.12.19

西村です。
 
冬が来ましたので足慣らしで八ヶ岳・広河原左俣に行ってきました。
舟山十字路にはかなりの車が止まっていたが左俣ではほとんど会わず、
1組とソロクライマーにお会いしただけで静かな中、楽しめました。
 
雪はそれほどでもなく、氷は結構出てて、しっかり登れます。
ほとんどロープ出さなくても登れますがが2回ほど出しました。
 
足慣らしと偉そうなこと言いましたが実は二人ともヘロヘロで
「こんなんじゃダメですね~」って言いながらも阿弥陀の頂上にタッチしてまいりました。
上は風がそこそこ吹いてましたが寒さはそれほどでもありませんでした。
 
舟山十字路発5:30阿弥陀山頂12:05舟山十字路14:30
 
八ヶ岳広河原左俣
気持ちよく登れる

2013.12.19

お疲れ様です。吉川です。
 
最近、報告が遅れ気味で申し訳ございません。
 
今月初め、斉藤さんと私で八ヶ岳裏同心ルンゼと大同心南稜に行って参りました。ちなみに継続ではありません。
写真も無いので大変恐縮ですが、報告させていただきます。
 
12/7
5:08美濃戸口~5:45美濃戸~7:30赤岳鉱泉~9:00裏同心ルンゼ取付~12:15終了&明日の偵察~14:30赤岳鉱泉
 
 
僕の車でも美濃戸まで行けなくはなさそうだったが、二日間の間にもしも雪が降ったら大変なので、美濃戸口に駐車。
まだまだ暗い静かな林道を歩いていると、一台の車が僕等の横に停車。
「乗って行きませんか?」
喜んで乗せていただく。これでかなり時間が短縮できた。ありがとうございました。
美濃戸の駐車場は大盛況。駐車場のおばちゃんも大忙し。
赤岳鉱泉までは北沢コースを歩く。天気は良さそうだ。先週同様、雪は少ない。
赤岳鉱泉でテントを張り、準備をして出発。裏同心ルンゼの取付きまでは20分くらいだったか?
裏同心ルンゼも大盛況。多分前の週に行った人からの情報を得て来たのだろう。僕等も例外ではない。
氷は硬く、アックスを刺すと砕けてしまう。発達も完全ではないらしく、氷が薄い部分もちらほら。雪に埋まっている部分もないので、なかなかのスケールだ。
想像より手強そう。
最初は吉川リードで登攀開始。そのあとは交互に滝ごとに交互にリードを交代して登る。
さすがにルンゼ内は寒い。「寒いね」「冬ですからね」という会話を繰り返す。
2ピッチにわけて登ったF2(もしかしたらF3と繋がってた?)では、僕がフォロー中、落氷が顎に当たり唇から顎にかけてキレイに切れてしまった。傷は浅かったが、顔なので結構出血。見た目は相当なものだっただろう。
その後も順調に登り3時間程で終了。あっという間だった。しかし、多すぎだと思っていた5本のアイススクリューはちょうど良いくらいの本数だった。やはり意外と手強かった。だって僕初心者やもん。
その後は大同心稜に上がり、翌日登る予定の大同心南稜の取付きを確認し、赤岳鉱泉へ下山した。
 
12/8
5:36赤岳鉱泉発~6:50南稜取付き~7:20登攀開始~9:18大同心基部~10:30撤退~11:45硫黄岳~13:00赤岳鉱泉~16:00?美濃戸口
 
テントはそのままで暗いうちに歩き出す。大同心稜はなかなか強い風が吹いている。どうしようどうしようといいながらとりあえず登る。
取付きに着いたらまあまあ風は弱まったので、行けるところまで登ることに。
1P目吉川
どこからでも登れそう。最初は簡単だったが、途中から残置も見つからず結構悪いところに入り込んでしまった。やっとの事で、残置支点を見つけて微妙なところでビレイ。斉藤さんから「残置の声を聞かないと」と言われた。その表現いいね。
2P目斉藤
残置沿い。途中からリッジを登る。一気にバンドまでいけるかと思ったけど、結局そこまでは行けず。リッジの途中でビレイ。そこからバンドまではほぼ歩きでトラバース。
大同心基部でドームの取付きを探すのに、小一時間。左のほうにボルトがあるけど難しそうだとか右の方は何もないけど傾斜は緩いとか、あーだこーだと議論する。
そして残置が見えないが、右のラインを登ることにする。クライムダウンできるところまでいってなにもなければ降りるということで。
僕がリードで登り一手二手出して、これ結構悪いなと思った瞬間に右手と右足を置いていた岩が同時に外れ、1~2mほど墜落。やってしまった。
結局、ドームは諦め、大同心ルンゼをつめて、硫黄岳に登頂。そのまま赤岳鉱泉に降りて、テントを撤収、下山。
美濃戸から美濃戸口を目指す途中、またもや車に乗せていただき、快適に終了。
 
やっと書き終わりました。お待たせしてすみませんでした。落ちてしまいましたが、大事に至らなくて本当に良かったです。今後気をつけます。

2013.12.16

13日世界文化遺産に登録された富士山を祝福しようと思ったのですが・・・
 
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
 
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強風というよりは石が飛んできて追い返されました。
メットやシェルがボロボロに・・・
いや、身に着けているものすべてがボロボロになりました。
火山灰にまみれて降りてきました。
 
たろう

2013.12.11

お疲れ様です。吉川です。
 
少し前ですが、早戸さんと会員外Kさんと一緒に11/30に大同心雲稜ルート12/1に阿弥陀北西稜に行って参りました。
 
簡単にですが報告させていただきます。(時間はうろ覚え、大雑把、適当)
 
11/30
5:30美濃戸=7:00赤岳鉱泉=10:00雲稜取り付き=16:00ドーム基部(ドーム登攀はせず)=17:30赤岳鉱泉
 
今回はKさんの車で美濃戸まで入った。美濃戸までは雪も無く四駆でなくても行けそうな感じだった。
赤岳鉱泉でテントを張り、早めに準備が出来たKさんが先に出発、10分後くらいに早戸さんと私で追いかける。
良くあることだが、私たちは大同心ルンゼをやみくもに詰めてしまい(うすうすおかしいとは思っていたが…)一個目の滝が見えたところで右岸の急斜面に取り付き「一味違った八ヶ岳!」とかなんとか言いながら大同心稜の正規ルートを目指す。
最終的にはちょうど大同心基部付近でKさんに追いつくことができたのでよしとする。
 
ガチャの準備をするが、ある事情が発生し雲稜はすべてKさんにリードをお願いすることとなる。ありがとうございました。そしてお疲れさまでした。
 
千種のメンバーがオールフォローだったルートのことをいろいろ書いても仕方ないので、以下感想だけでも。
 
天気は快晴で、とても暖かかった。朝は岩に結構雪がついていたが、日が昇るにつれてどんどん溶けて行った。全体を通して気の抜けない難しいルートだったが、特に1P目が難しく、アイゼンあぶみ初の私にはかなり辛かった。
全体を通して拳大の礫岩の壁で、手がかり足がかりは豊富のように見えるが、持ってみるとスローパーのようで意外と持ちづらい。
 
ドーム登攀をするにはやや時間が足らず、ドーム基部で登攀終了。途中懸垂を挟みながら大同心稜に戻り、一時間程度で赤岳鉱泉へ。
夜は雲稜の先行パーティだったKさんのお知り合いの方も含めて雑煮で宴会。21時くらいには寝たと思う。
 
 
12/1
6:30赤岳鉱泉=8:00頃 北西稜の末端を探してうろうろ=10:30取り付き=13:30阿弥陀岳=16:30美濃戸
 
4時起床のつもりが、気づけば4:45。前日の宴会がたたったか。
比較的急いで準備したので、それなりの時間には出発できた。
中山ノッコシを越え、行者小屋を過ぎ、北西稜の取り付きを目指す。北西稜を目指すパーティはたいてい取り付きで迷うようだが、我々も例によってしっかり迷った。
行者小屋から標高で100mくらい下がった適当な場所に荷物をデポし、ちょっとひらけた場所から涸れ沢に入り、勘を頼りに北西稜を目指す。樹林帯を抜けた後も、雪が少ないせいかハイマツがせからしい。
 
それでもなんとか岩稜にたどりついた。正解だったようだ。よかったよかった。この日は前日と違ってガスに包まれており、寒くてあまり良い天気ではない。それでも登攀にはあまり影響は無さそう。
 
0P目 吉川
ここから登攀開始だろうと思ったところにハーケンを打って確保支点とし、ロープをつないで登り始めたが、結局ただの歩き。50mいっぱい伸ばしたあとも数十m歩いた。
1P目 Kさん
岩稜の末端に立派なペツルの確保支点があったため、そこから登り始めるが、出だしがかなり厳しそう。早戸さんが右の方に回り込んでもうちょっと登りやすそうな確保支点を見つけてきたので、そちらの方が登られているのだろう。後半は細いリッジ。ほぼ50mで終了。出だしはフォローだったのでなんとか登れたという感じ。
2P目 吉川
まだ核心じゃないだろうと思って取り付いたら結局核心ピッチ。凹角にA0用のスリングが垂れ下がっている。悪態と泣き言を交互に繰り返す情緒不安定さを見せつつ1時間越えの死闘の末完登。あきらめなくてよかった。
3P目 Kさん
ほとんどが歩き。一か所表面が凍った岩を越えるのが悪い。
 
3P目の終了点から少し歩くと御小屋尾根。握手を交わし、あとは歩いて阿弥陀岳へ。
 
最後はまだまだ雪の少ない中岳沢を下降。荷物を撤収し、南沢を下山した。途中、とある著名クライマーと思しきパーティに抜かれた。必死で追いかけるも追いつけず、テント装備じゃ無理とか何とか言ってみる。しかし急いだおかげか、ヘッドランプをつける前に下山完了出来た。
 
 
冬季登攀始めにしては個人的にはかなり背伸びさせてもらったがいい経験になりました。ありがとうございました。

2013.12.08

黄蓮谷右俣日帰りを目指しましたが
五合目からの下りが崩壊していて、時間切れ敗退しました
 
竹宇0:50~4:40五合目8:30~11:20竹宇
 
五合目の小屋跡から東に向かって踏み後をたどると
20~30m先にトラロープが張ってあります
(クライマー進入禁止の意味と思われますが、一般登山者は入るなという意味だと勘違いしました)
トラロープをくぐって進むと小ルンゼがあり
それを越えた水平方向に真新しい赤リボンが2本続きます
でもその先は100mほどで、右側からの岩尾根にぶつかり、越えられません
 
少し戻って、今度は小ルンゼを下ると、別の赤リボンがあり、緩い傾斜の斜面に沿って3本続きます。それをたどっても、同じ岩尾根にぶつかって越えられません
さらにそこから木を伝って、鉛直方向に急な斜面を下りてみました
でも100mぐらい下ったところで、5~10mぐらいの崖が続く場所に出て
結局戻るしかありませんでした。
もっと慎重に探せば下りる道があるのかもしれませんが、かなり難しいアプローチになりそうです
 
 
五合目に戻ると
テントを張っていた1パーティは、トラロープの手前から左手の斜面を下り
五合目コルからのルンゼ通しに下りたようです。踏み後が続いていました。
 
調子よく五合目まで歩けただけに、悔しい敗退でした

2013.12.06

ミヤザキです。
冬季登攀はじめということで、栗きんとんこと仁くんと八ヶ岳の石尊稜を登ってきました。
ミヤザキは初めて、仁くんは3、4回目という石尊稜。
無風快晴トレース付きで、拍子抜けするほど快適。
 
下部岩壁:ミヤザキ
核心と言われる下部岩壁1ピッチ目だけど、ボルトもスタンスも見えているので簡単。草、岩、雪のミックスクライミングで、アックスを効かせながらグングン登る。
途中、あえて草付きにアイスフックを打ち込んでみた。初めてなので、効き具合をチェック。
 
そこから灌木帯の雪稜をフリーで登る。
交互に5、6ピッチロープを引っ張って、上部岩壁取り付きに到着。
 
上部岩壁取り付き
上部岩壁:ミヤザキ
ここもリードさせてもらう。Ⅲ級だがプロテクションが取りにくく、アックスで雪を掘ってカムを刺したり、小さいピナクルにスリングを掛けたりと工夫。
短いけど面白かった。
 
上部岩壁から登ってきた石尊稜を見下ろす
上部岩壁から登ってきた石尊稜を見下ろす
 
石尊峰をバックに最終ピッチ
石尊峰をバックに最終ピッチ
 
稜線上で、「お腹が空いた」「ご飯食べたい」と言い出す仁くんにアメちゃんを与えてなだめつつ下山。
核心は南沢登山道のツルツルゾーンでした。
 
 
ちなみに八ヶ岳の結氷状況ですが、三叉峰ルンゼは良さそうな状態。楽しそうなので次は行きたい。
赤岳鉱泉と硫黄岳の間くらいに見えるでかい滝も登れるくらい凍ってそうでした。あれが乙女の滝?

2013.11.28

大同心南陵

お疲れ様です、早戸です。

11/24に日帰りで大同心南稜ルートに行ってきました。

冬山に慣れるのと今週末の偵察の目的でした。

天気は無風快晴、ポカポカ陽気。
積雪もまだまだ少なく、岩にはほとんど雪がありませんでした。

取り付きのハンガーが見つけられず(帰りに通ったら普通にありました)
もうちょっと上かな?なんて登ってみたら1P目が終わっていました…。
なので狭いバンドで支度をして登攀開始。

2P目 3級 E中さんリード
緩いフェースからピナクルまで。

3P目 2級 早戸リード
リッジ。短い。

4P目 4級A1 早戸リード
ドーム登攀。モタモタして時間を食ってしまいました。

ドーム登攀は疲れましたが、天気が良かったのでプレッシャーを感じずに登ることができました。
しかし、条件が良かっただけなので要鍛錬です。

大同心南陵2

 

2009.04.25

鹿島槍ヶ岳 北壁敗退
メンバー波多野 他3名

天狗尾根の取付きまでのアプローチで心配していた渡渉は2回あった。靴とスパッツ一体型の高級靴を履いている田中・高瀬さんは、なんの躊躇も無く対岸に渡っていく。残された我々は右往左往して適当なところを探すが、さっさと靴を脱いで渡った方が早そうである。
億劫なので意地でも飛び石で渡ろうとしたら、案の定失敗して前のめりにコケてしまった。
荒沢の出合い手前からは、右岸の雪壁をヘツリ気味にトラバースしていく。天狗尾根の第一・二クロワールよりも悪く感じられた。
天狗尾根に乗っかれば単調な登りが続くだけであるが、運動喘息が出ている僕は息も絶え絶えである。
第二クロワール付近で下山してくる人に話をする。荒沢北壁を狙う予定だったらしいが、敗退理由がとても曖昧で分からなかった。(数日後の情報ではザックを落としたとも聞いている)
快晴無風の好条件なのに、早々に撤退してくることを不思議に思った。田中さんは「あれが生き残る秘訣だよ」と言っていた。
天狗の鼻に到着すると見事な北壁が眺められる。
スピード命のルンゼルート・明日の降水確率は90%・喘息が出ている・をキーワードに、北壁を眺めながら明日の行動をシュミレーションして、完登の可能性を見出そうとした。
しかし、どう考えてもパートナーに迷惑を掛けるこになろうと思われた。
ザイルを組むことになる神保君に、明日の登攀辞退を告げると、「どうしちゃったんですか?剣で燃え尽きちゃったんですか?」との言葉が心に染みた・・・。
そして僕が皆に話す前に、田中さんが「明日はテントキーパーするから皆で登って」と登攀辞退を告げた。
続けて僕が登攀辞退を告げ様ものなら、完全に白けてしまうので皆には言わずに再び完登の可能性を模索した。
テントの中ではいつもの様に、豪快な宴会と各自の食料をなべにブチ込む豪快な夕食を楽しんだ。
平成メンバーと山生活では初めての神保君は、とても新鮮に感じたようであった。

翌日3時に起きて天候の様子を見ると、今にも泣き出しそうな空模様である。全員一致で登攀中止が決まった。
来年も同じメンバーで、戻って来ることを約束して天狗の鼻を後にしたのでした。

雨に打たれ、全身濡れながら帰りました

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