愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2014.12.05

森です。今日は歩きのトレーニングでアイゼンを履いて一壁取り付きまで行ってきました。

冬靴を履いて、歩きに行く予定でしたが、前日に岩佐さんよりアイゼンを履くとよりトレーニングになるよとアドバイスをいただき、そうすることにしました。

 

藤内小屋からアイゼンをつけました。ガリッ、ガリッ、キュッ、アイゼンの音が響きます。

平日の朝8時前、誰もいない御在所の雰囲気は久し振りの感覚でした。冷え込みのおかげで昨日うっすら雪が降ったようです。

頬に当たる冷たい空気。誰もいない静かな登山道。そういえば私、こういう雰囲気が好きで山にハマッたんだったなあ。。

久し振りの静かな山の雰囲気を楽しみました。

うさぎの耳までゆっくりマイペースにアイゼン歩行。沢を渡って登山道に入りかけたけれど、このまま沢をつめたほうが、アイゼンの練習になるかなあ、と思い、もう一度戻って藤内出合まで沢をつめることに。

大きな岩もたくさんあって、なんだかアドベンチャーな感じ♪もちろん歩きにくいけれど、冒険みたいでちょっと楽しい♪(^^)

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おお~!!凍ってる~~~♪♪(*^▽^*) と、ムダにピッケルをひっかけてみたり(^^)

誰もいない沢でテンション↑↑( *´艸`)

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めちゃいい天気♪雲がすごい速さで流れていました。上空は結構風あるのかな。

天気はいいけど、ちらほら雪も降っていました。あられみたいなやつも降ってきました。

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前尾根と一壁方面への分岐。一壁方面に向かおうとするも、

・・・うわぁ、、出だし結構悪いやん。。(;^ω^)

このあたりから岩にうっすら雪もついていました。そして今日も手袋は軍手なので、う~、手が冷たい(:_;)

アイゼン歩行の練習のつもりでしたが、ここから結構クライミングちっくなことしないかんじゃん(;´Д`)

こんなとこアイゼンで一人で登るの初めてだよぅ。。しかも今日は一人だし、困っても誰も助けてくれんじゃん。。

冬季登攀の経験のない私は、一壁までの登りに真剣に挑みます。頑張れ!私!と。

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一壁の取り付きまで来ると風が結構あって寒い。

なのでソッコー下山!( `ー´)ノ

いつも思うことなのですが、登りより下りの方が怖い(;^ω^)

私にとっての核心部、一壁~前尾根との合流点までくるとちょっとホッとした。

そこで御在所のガイドの増井さんに会いました。

スカイラインの閉鎖はいつからかと聞くと、今日の午後から閉鎖されるらしい。お~、私ラッキーだったなあ(^^)

「どっか山岳会入ったの?」と聞かれたので、「千種アルパインクラブです!(≧▽≦)」と答えると、

「千種アルパインクラブか~。結構活発に活動してるらしいね。」とおっしゃっていました。

へぇ~増井さんの耳にはそう届いているんだあ~と、自分が入っている会ながらも感心してしまいました。

 

下山もうさぎの耳まで沢を下り、藤内小屋までアイゼンをつけて歩行。ガリッ、ガリッ、キュッの音ともここでお別れ。

 

冬靴で歩くことの大変さを先週のヤブ漕ぎで体験し、今日はアイゼン歩行で歩きにくい岩場を歩いてみました。

まだまだおぼつかない足取りですが、これから来る冬山の季節に向けて、また何度でも来たいと思いました。

アイゼン歩行でスタスタ歩けるようになるのは、まだまだ先の話ですが。。。(;^ω^)

2014.12.01

森です。11/30に中本さん、岩佐さん、早戸さん、矢野さん、鵜飼くんと笠ヶ岳、西尾地尾根に行ってきました。

・・・とにかくツラかったです(;´Д`)ホントにツラかった・・・。

朝5時半に槍見を出発しました。

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それから夕方に下山するまでずっと藪漕ぎ。

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エンドレスにヤブ漕ぎ。

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終わりなきヤブ漕ぎ。。(泣)

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ワカンも持って行きましたが雪はなくて。ワカンはずっと背中に背負ったまま(:_;) 靴も冬靴で、重いし歩きにくい(;´Д`)

 

槍見からクリヤ谷の登山道を20分ほど歩いたところに少し広くなっている踊場があり、そのあたりから踏み跡のない山中へと入って行きました。急坂を登っていくと徐々にヤブが深くなってきて・・(ToT)

なかなか西尾地尾根の尾根に乗越せず、(早)「ちょっと見てきます。」と。しばらくして(早)「行けるには行けそうですけど、藪のレベルが一層増してます。」と。まじか・・(;´Д`)

その先の藪レベルは、姿の見えない矢野さん、早戸さんの「オリャ!」とか「うおお!」とか言う声で藪レベルを想像するしかなかった。

笹はまだいい方です。笹のヤブ漕ぎが快適だと感じるほどでした。

厄介なのがシャクナゲ。背丈が低く、横に張った枝はとんでもなく邪魔。コシが強くて丈夫な枝は、押しても押してもびょよ~んとこっちに跳ね返ってくる。

やっとの思いで西尾地尾根の尾根に乗越すも、またヤブ漕ぎ。ひたすらヤブでした。尾根に乗越すと、景色はとてもいい景色で槍も真っ白でした。錫杖の前衛峰も本峰もキレイに見えました。

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大木場ノ辻を目指して尾根を歩くも、1950m付近で下山することに。

下山もヤブ漕ぎ

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笹はまだいい方です。

・・なんだか呪文のようになってきた。

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こんなヤブ漕ぎをしたのは初めてです。冬靴で一日中道なき山中を歩き、ヤブを漕ぎ、、、行動時間10時間以上・・・。相当疲れました。

服もズボンもボロボロになりました。

何より私自身がボロ雑巾のようでした(;´Д`)

一緒に行ってくださった方、足が遅くて大変ご迷惑をおかけしましたm(__)mすみません。

こんな私ですが、また一緒に山に行ってください。宜しくお願いします。

 

 

 

 

2014.11.25

こんにちは

11月20日、21日と曽我さんと共に、木曽側の伊奈川渓谷からピストンで、空木岳に行ってきましたので、ご報告致します。

空木岳山頂より、木曽駒ヶ岳方面

空木岳山頂より、木曽駒ヶ岳方面

【行程】

11/20(木)

伊奈川ダム登山口5:00~〈林道〉~金沢土場(4合目)6:25~〈林道〉~うさぎ平(5合目)6:55~吊橋(6合目)8:00~見晴台11:35~木曽殿越12:40

11/21(金)

木曽殿越5:40~7:40空木岳8:05~9:05木曽殿越9:30~見晴台10:05~七合目11:05~うさぎ平12:30~〈林道〉~伊奈川ダム登山口14:25

 

今回は、雪山順応を目的に、ガチの冬山装備でかためて、準備。

まず、11月19日、夜8時に、鶴舞駅で、合流。

10時半を回った頃、伊奈川ダム登山口に到着し、一杯引っかけた後、広々とした寝室で寝る。

11月20日朝4時起床。5時出発。

暗い中、林道を歩くこと約2時間。寝ぼけていたのか、よく覚えていない。

明るくなった頃だろうか、ようやく登山道に突入(うさぎ平より)。

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ぼちぼち雪もあるが、滑ることはなく、サラサラの雪である。先週辺りの寒気が入り、降雪後、誰も入っていないようである。

淡々と歩いていく。左に巻いて登ってみたり、右に巻いて登ってみたり、更に、下ってみたりと、道は悪くないが、獣道のようである。

この日は、風は特になく、寒さも特にないが、雲天であるし、眺望もない。

汗をかかないよう、ゆっくりめのペースで進み、ベースに着ているウールのTシャツと、R2で少々湿るぐらいで調度よい。

12時半を回った頃、木曽殿越の山小屋が見えてきた。

木曽殿山荘と空木岳山頂方面

木曽殿山荘付近、空木岳山頂方面

稜線上は、荒れている。

木曽殿越に到着すると、とたんに気温が10度は下がったような具合である。

木曽殿越・伊那谷方面

木曽殿越・伊那谷方面

寒い。

冬期小屋に入ってみるも、寒い。

如何しましょうと、検討するも、結論は早かった。

予定通り、今日はここまでに。

そもそも、今回の予定は、一日目、伊奈川ダムから木曽殿越まで、二日目に木曽殿越から空木岳、越百山を経て伊奈川ダムへ下る予定である。

あまりに早く、着いたので、空木まで行ってしまおうと考えた訳です。

さて、行動も終了となると、飲みたいばっかりである。

先の前穂のことから、是非飲ませたいと、曽我さんは思ってくれていたようであった。

ありがたいです。

さっそく、準備もままならない中、飲み始めさせていただきました。

米焼酎のお湯割である。ポットにお湯があるので、すぐに割ってほっかほっかです。

ですが、、なかなか酔いませんねぇ。寒いですから。

どんどん割、割。雪を溶かし、飲料水を作る中で、十分に飲んでしまいました。

冬期小屋の中は、そのままでは寒いので、持ってきたテントを軽く縮め、設置。

作業も終わったところで、テントイン。

冬期小屋内にテント設置

冬期小屋内にテント設置

さすが、テント♪最高ですな。

さて、ここから私の出番の晩ご飯です。

今回は、雑煮をテーマとした。名古屋風雑煮の餅と小松菜(もち菜)では、タンパク源が足りない感なので、

かまぼこ、宮崎地鶏炭火焼きを用意。さらに、大根、にんじん、ひじき入りの五島三菜なる乾燥野菜も用意。

だし、野菜で味付けをするが、なかなか良い味は出ない。醤油、塩を加えても、まだまだ。

思い切って、鶏を加えると、良い具合です。ごちゃごちゃの味ではありますが。。

さらに、味付玉子も入れ、十分な料理となったようである。

これだけあると、パック餅も各2個で十分な量であった。

わたしの山飯の素材調達先である、明治屋と成城石井のうち、名古屋の明治屋がデパート内の小規模店舗のみとなり、

頼るは成城石井のみとなっていた。

じっくりと、店舗をまわることにより、いろいろと工夫できそうであるが、明治屋の大型店の展開を待ち望まれる。

曽我さんは、岩佐さんの料理を大絶賛しておられた。

食事中、他の方の賛辞を聞くと、自分の料理はだめかと思うが、「旨かった」と言ってもらえたので、まあいいのである。

食事も16時半頃には、終わり、外に行くと、雲も抜け、夕焼けをいただけた。

木曽乗越から空木岳方面

夕方の木曽乗越から空木岳方面

そして、17時には、床についた。

冬期小屋かつテントは、十分な睡眠を得られた。

 

11月21日(金)、4時起床の上、朝食を夕食並に採った後の明るくなったころ、アイゼン、ピッケル装備の上、荷物も越百山へ目指すことで、背負っていった。

10分も歩いた頃、こんな雪の状態では、アイゼンはいりませんねと、しまう。締まりがないのである。

快適な天候の中、岩場の多い稜線を丁寧に進み、

7時半を過ぎた頃、山頂到着。

空木岳2863m山頂

空木岳2863m山頂

本日は晴天なりで、360度の大展望であった。

さっそく、曽我さんは、予定する越百方面を見に行くが、ラッセルが多いし、時間的に難しいだろうと。

空木からの南駒ヶ岳

空木からの南駒ヶ岳

快適な山頂で、至福の一服、一服と過ごし、元来た道を下ることとしました。

そして、

御嶽山に合掌し、下山しました。

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冬靴での6キロもの林道歩きは、閉口しましたが、

親子程の年の差の山行は、様々多くを学ぶことができました。

曽我さん、ありがとうございました。楽しかったです。

曽我さんの行く先に、ずっとうさぎのトレースがあったのは、なんとも不思議なものでした。

 

ハラダより

 

 

 

2014.11.24

1皮です

西村さんと鹿島槍ヶ岳に行ってきました

このペアで鹿島槍に行くのは8年前のダイレクト尾根以来

懐かしさをかみしめながら一歩ずつ歩きました

 

大谷原3;00-7:00冷池山荘7:30-11:00頂上11:30-13:00冷池山荘13:30-16:00大谷原

 

新月の暗闇のなか、大谷原を後にする

寒さは感じない。今日は快晴予報。昼間の暑さが思いやられる

西俣出合から登山道に入ると、いきなりの急登だ

10センチ、15センチと次第に雪が深くなるが

前日の先行パーティーのトレースに助けられる

梯子が続いて、すぐに汗だくになった

夏山ではあまり登りたくない尾根だな

 

高千穂平に大型テントが3、4つ張ってあり、出発準備をしていた

その脇を通り抜け、上部のやせ尾根へ

すぐにトレースがなくなり、膝上まで雪に埋まりながら牛の歩みになった

稜線の手前の急斜面

夏道沿いに斜面をトラバースするか、急峻な岩尾根にルートを取るか・・・

弱層はなく雪崩の恐れは少なそうなので、トラバースを選択した

でも一応、2人の間隔を開けて歩いた

 

稜線の道標から、冷池山荘まではトレースがありすぐ到着した

そこにロープをデポ。小屋を出ると、すぐにトレースなしに戻る

緩い上り下りを繰り返しながらラッセルを続ける

ヘトヘトになった布引山手前

高千穂平に泊まっていた某大学の学生チーム10数人が追いついてくれた

そこからは、彼らの後に付いて楽させてもらった(^^;)

頂上は快晴無風

槍ヶ岳、薬師岳、日本海、富士山と360度見渡せた

素晴らしい展望でした

 

下りでは、冷池山荘付近で千種の5人パーティーと行き会い、しばらく談笑

お茶でもごちそうになりたかったけど、時間が押してきているので我慢我慢

スピードを上げて降り、暗くなる前に大谷原に着いた

赤岩尾根上部のトラバース。膝上ラッセルです

赤岩尾根上部のトラバース。膝上ラッセルです

 

頂上に日が当たり始め、幻想的な風景が広がった

頂上に日が当たり始め、幻想的な風景が広がった

剱も真っ白

剱も真っ白

某大学の学生たちで賑わう頂上。快晴無風です

某大学の学生たちで賑わう頂上。快晴無風です

2014.11.24

岩佐です。

冬山トレーニングで鹿島槍ヶ岳に行きましたが、22日夜の地震のため敗退しました。

 

メンバー: 鵜飼、斉藤、位田、上手、岩佐

22日:大谷原4:55 ~ 5:55 西俣出合 ~ 8:45高千穂平 ~ 13:20 冷池山荘上(2440m地点)幕営△

23日:△6:10 ~ 10:20 大谷原

 

22日の午前1時に土岐インター駐車場に集合し、上手号に乗り込み出発。夜中に出発するとどうしてもテンションが下がり気味になるが、今回は5人という大人数なので気持ちも明るい。大谷原の駐車場で準備をして、いつものようにヘッデンを点けて真っ暗な中を歩き始める。

暫く林道を歩くと雪が出てきた。この時期に北アルプスに来たことがないため、雪の量が平年並みなのかどうかは不明。西俣出合の積雪は15㎝~20㎝ほどか。ここから高千穂平までの登りは結構な急登と覚悟していたが、つづら折れの夏道を歩くので思っていたよりも楽だ。高度を上げるに従い雪も増えてきたが、西村さんパーティーのトレースもあって歩きやすい。

ほぼ夏のコースタイムで高千穂平に到着すると、大学生パーティーのテントが3張あった。ここから眺める鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳は素晴らしい。

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名前は爺でも、とってもかっこいい!

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もっと尖っているのかと思っていた、双耳峰の鹿島槍。

休憩後、本日の目的地冷池山荘を目指す。今回は雪山経験があまりないメンバーもいるため、高千穂平から先の痩せ尾根や、稜線までの最後のトラバースのことを少し心配していたが、問題なく通過。山荘まで雪は膝下くらいであったが、先行パーティーのトレースのお蔭で思っていたよりも早い時間に冷池山荘に到着することができた。

このまま空身で南峰まで登ってしまうという選択もあったが、メンバーの体調も考え無理をせず本日の行動終了。早速テンバを探す。稜線上で風が強いこともあり、風を避けられる山荘の傍にテントを張るつもりで整地を始めたが、上まで様子を見に行ってくれた鵜飼さんから、鹿島槍、爺、剱の展望が楽しめる素晴らしい場所があると言われてそこに移動することに。着いてみたら、吹きさらしの場所ではあるが、確かに眺めが素晴らしい! こんな景色を見ながら持ってきたウイスキーを飲んだら、最高に美味しいだろう!ということで、ここをテンバとする。

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剱まで見渡せる最高のロケーションのテン場。

テントを設営していると、山頂を踏んだ大学生パーティー、その後しばらくして西村さんと1皮さんが下山してきた。話を聞くと高千穂平までは大学生パーティーのトレースがあったが、その後は二人で山頂までずっとラッセルだったとのこと。お疲れ様でした。お陰で明日は楽に頂に行けそうだ。

西村・1皮両氏を見送ると、風よけのためにみんなでせっせとテントの横に雪の塀を作り、快適なテンバが完成した。日没直前には、お酒を持ってテントの外に出て撮影会。赤く染まった空と山々が美しい。

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ふと気づいた時には、夕日は稜線の向こう側でしたが、なんとか間に合いました。

おいしい夕食を頂いたら就寝タイム。お酒も手伝って気持ちよく眠りにつくと、10時頃大きな揺れで起こされた。地震だ。ただ、テントを張った場所は雪崩や落石が起きるような場所ではないため、ひとまず安心。(しかしこの時、代表に一旦連絡を入れるべきでした。申し訳ありません。)

23日は、元々山頂に向けて5時半に出発する予定であったために3時半起床。念のため携帯の電源を入れると、西村さんからのメールが入っていた。状況次第ではそのまま気を付けて下山して下さいとのこと。昨晩、地震の後に雪崩の音などは聞こえなかったが、雪面に亀裂が入っていたり雪が不安定になっている可能性が高い。ただ真っ暗なので状況が全く分からない。鹿島槍山頂までは行けるかもしれないが、下山時稜線から赤岩尾根に乗るまでの斜面のコンディションが心配だ。気温が上がる前の雪が締まっているうちに安全なところまで降りたほうが良いと考え、登頂は断念しそのまま下山することにした。

状況が確認できるように少し明るくなり始めた6時過ぎに下山を開始。尾根に乗る雪面に亀裂は確認できず、周囲で雪崩が発生した所もないため、慌てず、しかし急いで通過した。

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稜線から赤岩尾根へのトラバース。

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所々こんな亀裂が…。

我々以外に、前日爺ヶ岳南尾根から登ってきて冷池山荘で幕営していたパーティーも、やはり鹿島槍登頂を諦めて我々の後から下ってきている。痩せ尾根に乗ると雪面にはいくつか亀裂が入っていたが、通過するのに問題はなく、高千穂平に到着した時にはほっとした。

西俣出合から大谷原駐車場までの林道には落石が多くあり、中にはテレビ台のものもあって昨晩の地震の規模が想像できた。こんな中を単独の登山者が2名登って行ったのには呆れた。何事もなければ良いが。

帰途、車中のテレビで今回の地震の被害の大きさを知り驚きました。代表をはじめ、緊急連絡先の欣哉さんや会の皆さんが心配されるのも当然だと、連絡を取るのが遅れてしまったことについて猛省した次第です。皆様、ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。

 

2014.11.22

こんにちは

11月13日(木)に、

ミネヤマさんと共に、鈴鹿の山々を歩いてきましたので、ご報告致します。

【行程】

宮妻峡P5:40~鎌ヶ岳8:20~武平峠8:53~9:45御在所岳10:15~国見峠10:35~根ノ平峠11:30~中峠12:20~13:05ハト峰峠13:20~猫岳14:00~14:25釈迦ヶ岳14:50~ハト峰峠15:45~朝明渓谷P16:45

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釈迦ヶ岳山頂から。タワーズまで見えてます

以前より、地図をみていると、いけそうだなぁと思っていた行程。

ミネヤマさんより、どこかトレーニング兼ねて行きましょうという話になり、

車が2台あれば可能だなと、実行に移しました。

まずは、朝5時に朝明渓谷駐車場で集合。

そして、私の車は、残置し、宮妻峡へ移動。(なんだかんだ30分ぐらいの行程)

まだ暗い中、ヘッデン灯けて、行動開始(5:40)。

いきなり、やってしまった。。

カズラ谷の登山口から行く予定であり、そこへは駐車場から少し上がったところ。

駐車場から少し下がったところから、入ってしまった。。

この看板から入山

この看板から入山

間伐がされており、人が入っている気配がするので、なんとなくの踏み跡をドンドンと進み、進み。

どんどん悪くなり、明らかに道でなく、未知な世界に。

雲母の方へ上がったなぁと思いながら、ともかく稜線へ抜ければ、合流するでしょうと、上がったところ、合流。

いわゆるウソ谷なるところを上がったようであった。

雲母峰と鎌ヶ岳稜線登山道に合流し、後は予定通りの行程。

朝焼けの鎌

朝焼けの鎌

この日は、西高東低の冬型の天気模様。

風が強く、寒かった。休憩中は、一枚羽織らないといけない具合。

鎌ヶ岳山頂から、仙ヶ岳・野登山方面。

鎌ヶ岳山頂から、仙ヶ岳・野登山方面。

御在所岳

御在所岳

釈迦ヶ岳最高点

釈迦ヶ岳最高点

釈迦からの下り、庵座谷ルートは下りには適さないだろうと判断し、下りやすい、ハト峰峠から下ることにしました。

朝明に下ったところには、残置した私の車が。

ご丁寧に、ナンバー○○は、駐車料金500円をあのポストに入れるようにと、お手紙があり、お支払い完了。

その後、またミネヤマさんの車を回収すべく、再度、宮妻峡へ行き、今回の山行は無事終了となりました(17:30)。

今回は、日の暮れの早い時期、日の暮れる前に行程をこなし、下りることを重視し、

巻いて巻いて、

結果、予定の行程をこなすことができ、なによりです。

 

紅葉は、600mあたりまで下りてきていました。

ハラダより

 

2014.11.19

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こんにちは、鵜飼です。

15,16日と冬の足慣らしの為、早戸さん、成瀬(ラ)、吉川、の4人3人で槍ヶ岳へ向かいました。

が、足慣らしどころか予想より強烈な低気圧のお陰で

平湯の峠道が凍結、、、まだまだ秋の気分の愛知県民はスタッドレスを履いておらず

平湯手前でヤケ酒をして路面が解けるのを待つことに

 

 

やいのやいのあって翌朝8:30頃新穂高を出発

くるぶし~スネくらいのサラピン新雪が積もる林道を、隠れた石にフットジャム決めたりしながらえっちらほっちら

11時くらいに滝谷避難小屋、この調子ならなんとか千丈乗越近くまで行けるのでは~?

が、雪が深くなり膝ラッセルが槍平まで続く、、、お昼すぎになんとか到着するも既に足が普通に攣っていた

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奥丸山までは夏道コースタイムで70分

ブッシュが埋まるほど積もっている訳でもないので、夏道のテープを便りに尾根を蛇行しながら登る

常時腰ラッセル、トラバース部分は胸ラッセル。ラッセッラーッセル!!

罵声や、人の嫁の名前や、病名やらを叫びながらラッセル。

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あぁ~これがラッセルってやつや~笑える程進まない~

ていうか腰以上のラッセル初めてなんですけど~、、、

 

結局、奥丸山分岐までに約3時間を費やし16時タイムリミット

こりゃ登頂は無理ってことでキムチ鍋ぱーりぃ

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翌朝テントを出ると千丈乗越方向へ昨日は無かった小さなトレースが、、

試しに歩いてみると膝くらいまで埋まる。野生動物は強い、、、

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快晴の穂高を眺めながらそそくさと下山でした。

こんな天気のいい日にリッジを歩けないのは残念でしたが

初冬の足がかりには良い山行でした。

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2014.11.18

1皮です

岩佐さんと明神岳までアイトレに行ってきました

雪が深かったり、稜線は風が強かったり、ついでに根性もなかったりして(笑)

主峰まで行けませんでした

坂巻温泉(標高1200m)2:00-10:00明神岳5峰(2726m)10:30-1630坂巻温泉

 

釜トン入り口にザックを下ろし、車を坂巻温泉まで移動させた後

ラテをつけて風の強い国道を歩き始めた

上高地までは、遠い。もう2度と歩いては行かないぞ、と何度思ったことか

でもまた来てしまった、、、

トンネル出口から早くも雪道。きれいな半月に照らされた焼岳と穂高連峰は真っ白だ

この雪じゃあ、すでに敗退気分だね(ちょっと足取りが軽くなった)

 

岳沢登山道7番看板から南西尾根に入る

何度通ってもすごい急斜面。おまけに雪と氷化した草付きでツルツルだ

雪もだんだん深くなり、すね~膝。前になかなか進まない

標高1800mぐらいで夜が明けてきた

ナイフエッジが続く辺りから、北西風が強くなった

樹林帯を抜けると、積雪が減った反面、突風で吹き飛ばされそう

右手に雪をかぶった霞沢岳や、その奥には噴煙が真横にたなびく御岳も見えた

 

でも雪はしまってなくて、下に隠された岩や段差に悩まされた

崩れやすい岩や小石の積み重なった斜面をたどり頂上

まあ、どこからでも登れそうだが、比較的新しいピンクリボンが所々にあった

頂上には、古い木製ピッケルが立ててあり、記念写真をパチリ

主峰までは標高差200m。目の前に見えるけど、あまりの風の強さにギブ

Uターンした

いいアイトレになりました

南西尾根のナイフエッジ。下りはちょっと微妙

南西尾根のナイフエッジ。下りはちょっと微妙

奥穂方面。真っ白

奥穂方面。真っ白

5峰台地から見た頂上。風が強く、積雪はあまりない

5峰台地から見た頂上。風が強く、積雪はあまりない

 

五峰を目指す。雪は少ないが、歩きにくいことこの上ない。

五峰を目指す。雪は少ないが、歩きにくいことこの上ない。

5峰頂上。木製ピッケルが残置してあった

5峰頂上。木製ピッケルが残置してあった

雪の上高地を見下ろして。遠くに噴煙を上げる御嶽が見える

雪の上高地を見下ろして。遠くに噴煙を上げる御嶽が見える

2014.11.03

岩佐です。

冬山シーズンに備え、小秀山にボッカトレーニングに行ってきました。

 

【メンバー】

1皮、岩佐

 

【記 録】

乙女渓谷二ノ谷登山口 06:25 ~ 07:28 夫婦滝 07:35 ~ 08:33 1600m地点 08:45 ~ 09:40 1875m地点 09:55 ~ 10:55 小秀山山頂 12:00 ~ 13:10 二ノ谷・三ノ谷登山道分岐 ~ 14:45 三ノ谷登山口 ~ 15:15 乙女渓谷キャンプ場P

 

3連休は3日とも雨かと思っていたが、2日の時点で翌日はお天気がなんとかもちそうなので、急遽ボッカ訓練をしましょうという話になり、小秀山に行くことに。1皮さんから「ボッカだから荷物は25kg以上!」と言われ、ザックにロープやガチャ類を詰めていくが、軟弱者なので、途中でしんどくなった時のために捨てられる水も7リットルほど詰める。体重計で重さを測ると25.4kg。これ以上重くなると担げないので、詰め込むのをここでストップ。

 

一方、1皮さんはダンベルや水をガンガン詰め込んで、ザックを背負って体重計に乗ったら、ザックの重さは40kg! これでは重すぎるということで、30kgに減らしたそうな。30kgでも十分重いと思うけど。。。 こんなの私が背負ったら、後ろにのけ反りそう(^_^;)

 

ずっしり重いザックを背負って、二ノ谷登山口を出発。二ノ谷は夫婦滝まで木道が多く、苔がついている上に前夜降った雨で濡れているため、ツルッツルで怖い怖い。

 

ザックが重いので早くは歩けないが、それでも1時間で夫婦滝に到着。夫婦滝は過去にアイスで2回来ているが、凍っていない滝の方が迫力がある。

 

141103a 男滝。落差80m!写真ではド迫力が伝わりませんが。。。

 

夫婦滝から兜岩までは急な登山道。所々岩も出てきてなかなかスリルがある。そこから先は比較的緩やかなアップダウンの繰り返しになり、最後はそこそこ急な斜面を登って小秀山山頂に到着。途中小雪がチラついて、寒かった。

 

141103f 兜岩

141103b 御嶽を向いて合掌。

 

山頂の15mほど下には立派な避難小屋があり(しかも新しくて、とってもキレイ。トイレ付き)、ここでラーメンやインスタントみそ汁を作ってランチタイム。水は捨てるほどあるのだが、頑張って使ってもたったの500ml。ザックが軽くならない。。。(^_^;) 避難小屋では、1時間ほどのんびり休憩した。

 

141103c 避難小屋内部

141103d きれいなトイレもある

 

下りは三ノ谷登山道から下山。二ノ谷のように美しい滝があるわけでもなく、上部は笹薮、途中から杉林と、あまり面白味のある登山道ではないが、二ノ谷と違ってとても歩き易かった。てなわけで、登りは二ノ谷、下りは三ノ谷がお勧め。

 

141103e 荷物が重いと嘘泣きする1皮さん。本当は楽勝。

141103g 鶏岩。なんで鶏???

141103h 三ノ谷登山道は、こんな感じで歩きやすい。

 

三ノ谷登山口に着くと、キャンプ場まで200mというサインがあったが、実際には2kmはあったんではなかろうか。歩いても歩いてもキャンプ場に着かず、30分くらい歩きザックの肩紐が肩に食い込んでそろそろ我慢の限界!というところで、漸く駐車場に到着した。

 

小秀山は、二ノ谷登山口から山頂まで6kmと距離は短いですが、標高差は1100mあるため結構な急登です。それなりにきつく、ボッカ訓練にはぴったりの良い山です。行きはたくさんの美しい滝、下りは色鮮やかな紅葉・黄葉を見ることができ、しんどいながらも楽しいボッカ訓練となりました。

 

冬山シーズンまであとひと月ほど。個人的には、トレーニングのために残された時間からして、必死でトレーニングしても今年の冬山はかなり厳しくなるんではなかろうか、と感じました。残り少ないシーズン前とシーズン中も、ひたすらトレーニングするしかないですね。頑張らねば。。。

2014.10.29

岩佐です。

錫杖で、左方カンテから烏帽子岩東肩ルートの継続登攀をしてきました。

 

【メンバー】上手、岩佐

 

【記 録】

2014年10月26日

槍見P 3:25 ~ 5:15 左方カンテ取り付き 5:55 ~ 9:55 左方カンテ終了点 10:25 ~ 12:22 烏帽子岩東肩ルート取り付き 12:45 ~ 14:40 烏帽子岩頂上 15:00 ~ 18:00 西肩コル下 18:45 ~ 20:20 クリヤ谷登山道 ~ 21:45 槍見P

 

【報 告】

冬山シーズンになる前に日帰りで良いのでもう一度どこか登りに行きたいと思い、上手さんを誘ってみたら、OKとのこと。以前から錫杖左方カンテを登りたいと聞いていたので、ルートは左方カンテに決定。ただこれだけではちょっと寂しいので、烏帽子岩の東肩ルートとくっつけて継続登攀の計画を立てた。

 

私は前日5時起き、出発前の仮眠も1時間半程度しか取れず睡眠不足。上手さんも睡眠は殆ど取っていないとのことで、槍見駐車場に着いたら二人とも睡魔に負けて15分程寝る。できればあと2、3時間は寝たいところだが、左方カンテは混むので、眠いのを我慢して3時25分に出発した。

 

取り付きに到着した時はまだ真っ暗で、我々が一番乗り。明るくなるのを待って直ぐに登攀を開始した。上手さんからスタートして交替で登り、4P目で追いつかれたガイド山行パーティーに先を譲って、2番でルート終了点に到着した。左方カンテを登るのは今回が4度目だが、本当のルートてっぺんまで登ったのは今回が初めて。終了点の草原はとても気持ちよく、紅葉ピークの新穂高側の景色が素晴らしい。

錫杖141026a

錫杖141026b

錫杖141026c

 

行動食を食べて少し休憩した後、烏帽子岩に向けて出発。前衛壁から烏帽子に行くのは初めてで、プチ冒険にちょっとワクワクする。暫くは踏み跡を辿るが、途中で踏み跡が左右2つに分かれている。右側は途中で踏み跡が消えており、その先を覗いてみると絶壁で先に進めそうもない。左側(北沢側)にはバンドがあるが、その先がどうなっているのか分からない。やはり右側が正しいのかと、もう一度行ってみるが、やっぱり違う感じ。右に左に行ったり来たり30分程ウロウロした後、北沢側のバンドを辿ってみることにする。

 

このバンドは幅が狭く、下まで切れ落ちている。ミスは許されないのでロープを出し、確保してもらって先まで行ってみる。途中から急斜面の木登りで上がっていくと、P2のてっぺんに出た。ここから両側が切れ落ちた稜線を伝って、東肩ルート取り付きに到着した。

錫杖141026d

P2側から見た烏帽子岩。右の階段状の所が東肩ルートの一部。

錫杖141026e

東肩ルート1ピッチ目。岩はもろい。

 

東肩ルートの登攀は、1P目、3P目、4P目を岩佐、2P目、5P目上手さんで烏帽子岩頂上に到着。取り付きまでのアプローチで若干時間をロスしたため、予定より遅れて到着したが、あとは2ピッチの懸垂下降なので、19時くらいには槍見駐車場に戻れるだろうと思っていた。
しかし、そんなに甘くなかった。。。

錫杖141026f

錫杖141026h 東肩ルート最終ピッチ

昨年曽我さんと東肩ルートを登り西肩側に懸垂下降した際に、2ピッチで降りられることが分かったのだが、昨年あった懸垂支点の残置スリングが無くなっていた。たぶんこちらの方向だろうと思われる所で、這い松に懸垂支点をセットして下降開始。途中2ピッチ目の懸垂支点となる太い松の木がある筈と、注意しながら降りていくが、見つからない。15mほど降りた所で二人の体重を支えられそうな這い松があったので、一旦ここでピッチを切る。

 

ここから2ピッチ目の懸垂下降をするが、どうやら本来の懸垂地点よりもやや西寄りに降りてしまったようで、昨年見た2ピッチ目の支点となる松の木(たぶん同じ木)が随分右側にある。振り子トラバースして移動できたものの、この場所からロープを回収するとなると、ハングの左側の角に当たって回収はできそうもない。昨年の経験から、この松の木から降りれば、ロープがある程度余る状態で懸垂下降できると記憶していたので、2ピッチ目の懸垂支点の這い松からならば下に届くはず。下を覗いてみるとロープが地面まで届いているのかどうかは分からないため、取り敢えず降りてみることにする。

 

ロープが下まで届いていないことも考え、途中懸垂支点が作れる所がないか見ながら下降するが、適切な場所が見つからない。30mほど降りた所から下はハングしており先が見えないため、降りてみないことには分からない。下降してみると、なんと地面から6、7m(?)位の所にロープの末端があり、下まで届いていない。ハングしているため、クライムダウンもできない。ロープスリングがあれば、ロープに結束して降りることも可能なのかもしれないが、自分の手持ちは既に2本を使ってしまい。残り1本のみ。あとは上手さんが持っている。となると登り返してどこかで支点を作って下降するしかなく、ハングした壁を宙ぶらりんの状態で登り返す。

 

2つのルートを登って体力を使った後の登り返しは堪える。登っても登ってもロープが伸び、なかなか高度があがらず嫌になる。やっとの思いでハングを越えると、しんどいロープの登り返しから立った壁のホールドを掴んで岩登り。アプローチシューズなので登りにくいが、ロープ登りよりはマシか。支点が作れそうな所を探しながら登って行くと、左側に直径4㎝ほどの幹の這い松があるが、一人の体重を支えるのが精一杯。這い松を補強するためのリスやクラックも見つからないので、諦めて更に登る。すると右側にクラックを発見。自分が持っているプロテクションは、ナッツとキャメロットのグレー、C3の黄色と赤のみ。あとは上手さんのザックの中。手持ちのプロテクションを使えるのはクラックに挟まった何となく不安定な岩の両脇にあるクラックのみ。それでも一人だけならば支持力がありそう。取り敢えずC3の赤とナッツで支点を作る。その40㎝ほど下はしっかりとしたクラックで、カムの3番があれば懸垂下降ができるちゃんとした支点が作れるので、上手さんに降りてきてもらう。降りてきた上手さんに懸垂の仮固定をしてもらってキャメロットを受け取り、3番をセットして支点を補強。(いつか回収に行かなければ。。。⇒15/09/12に全て回収。) やっと下まで懸垂下降することができた。ギアを片付け行動食を食べて暫し休憩した後、真っ暗な中をヘッデン点けてクリヤ谷側に猛烈な笹薮漕ぎで下った。登山道に出てホッと一安心。あとは槍見まで、熊に遭遇するのを避けるために二人交替で笛を吹きながら下山した。

 

毎回山に行くと思うことだが、懸垂下降は本当に怖い。良く登られている半ばゲレンデ化したようなルートならば、しっかりした懸垂支点があることが多いが、あまり登られていない烏帽子岩のようなルートや古い残置しかないクラシックルートの懸垂下降は、一つ間違えれば命懸け。アルパインクライミングは本当に面白いけれど、一歩間違えれば命を落とすことになる危険な遊びだと言うことを改めて痛感した山行だった。また、こういった不測の事態に備え、先に懸垂下降をする者は、ある程度のギアを持っておかなければならないと思った。

 

そんなわけで、情けない終わり方となったが、とにかく無事に下山できて本当に良かった。まだまだ自分は未熟であるということを思い知らされたが、色々と勉強になった山行だった。
要修行!
下山が遅れ、会の皆様にはご心配をおかけしました。

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