愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2009.08.23

黄蓮谷右俣にいったものの。。

メンバー I佐、Y田
日程  8月22,23日(前夜発)
場所  黄蓮谷の下部の下部の下部の下部・・・・・・・・・・・・(ほんとにちょっとだけ)

21日(金)に中央道を走っていると、バケツをひっくり返したような雨。
大丈夫だろうか?

22日(土)曇りなので、とりあえず尾白川渓谷沿いに進み、不動滝に到着。
行けそうにないので、巻いて不動滝の上に出るが、これも行けそうにない。

また巻いて、沢床に降りるが、しばらくいくと水量が多くて、また巻き。
こんなことを4~5回繰り返したら、結構いい時間。

このペースでは頂上なんて絶対無理ということで、鞍掛沢出合で今日のテンバとする。
盛大な焚き火で大宴会。

DSCF8634a
鞍掛沢出合いは最高のテンバ。焚き火しながらの宴会は楽しかったです。

翌日、千丈の滝から5合目まで登り下山という計画に変更したため、のんびりとした朝を迎える。
いざ出発。最初の滝が超えられそうにない。また、高巻く。

1時間ほど登ったところで、5合目までも行けそうにないと言う判断をして、下山を決定。
入渓地点の不動滝まで戻るのはかなり時間がかかるので、鞍掛沢手前の急斜面から這い上がり、
何とか林道に出て、帰路に着く。

今回は作戦失敗、勉強不足。下流は前夜の大雨の影響かどうかわからないが快適な沢登りとは程遠く、高巻き、藪漕ぎの連続。

しかし、高巻き、懸垂下降を何回も繰り返したので、かなり勉強になりました。
今度はもっと上流からアプローチしてみます。

Y田

DSCF8627a
やっぱり高巻きよりそのまま沢を直登する方が気持ちよい。
しかし、今回こういう所は少なかった。

2009.08.19

上の廊下は、それまでずっと降っていた雨、
台風の影響での雨で増水。

予定を変更して奥黒部ヒュッテから東沢谷を遡行してきました。

メンバー、波多野、会員外(田中、在間)、西田

8月8日 扇沢~黒四ダム~奥黒部ヒュッテ~熊の沢出合
8月9日 熊の沢出合 停滞
8月10日 熊の沢出会合~奥黒部ヒュッテ 停滞
8月11日 奥黒部ヒュッテ~東沢谷三の沢出合~東沢2000m付近
8月12日 東沢2000m~東沢乗越~南真砂岳~湯俣~高瀬ダム~葛温泉


あまりにも水が多いので熊の沢出合で停滞して水が少なくならないものかと
様子を伺っていました所、ほかのパーティがわれわれを追い越して
さきに進んでいきました。

われわれが今シーズン初めての入渓パーティであると山小屋に聞かされて
いましたから、波多野さん、田中さんは今シーズン1番を盗られてたいへんにくやしがっていましたが
われわれを追い越したパーティが溺れてヘリで救助され、
ビンガを高巻きしようとしていたパーティも、夜に降った大雨で増水を嫌ってひきかえしてきました。

ここで先行者はだれもいなくなったのですが、水が多いので上の廊下はあきらめて
東沢谷遡行に変更です。

熊の沢出合での夜、大雨の雨音の中、大きな岩がゴーンゴーン、ドーンドーンと
みずのなかを転がる音が遠くで響いていました。
ああ、怖い。

波多野さんも聞こえてましたか?

20090819175128a81
熊の沢での幕営

200908192232170b8
私の小さい岩魚

 

東沢の遡行の日からはよく晴れて気持ちのよい沢歩きです。
よく目を凝らして沢の中を覗きながら歩いてましたが
3の沢より上流以上にしかいないと聞いていました岩魚ですが
大きな大きな鱒のような岩魚がゆうゆうと上流を向いて
泳いでいる姿を何度も見ることができました。

3の沢を超えて2000m付近でタープをはり
いつものように岩魚を食べようと釣りに出かけてのですが
なんと、波多野さんは40センチ!(目測)の岩魚を4匹釣ってきました。
その体は、黒く光って顔は目が吊上がり産卵期のオスの鮭のよう。
私はこのとき、小さいのを3匹、針をはずすとき
かわいく、コエ、コエと鳴きとっても愛おしいんです。
波多野さんの岩魚はあんな顔なんだから
ゴロゴロ声でゴエ、ゴエと鳴いたと思う。

最終日、涸沢のような、水晶岳、野口五郎岳の大きなカールのなかを源頭までつめて
竹村新道を湯俣に下山。

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源頭をつめて稜線で一服。

上の廊下に再び挑戦しなければ。
どんな楽しいことが待ってるのだろう。

2009.08.17

今年のお盆休みは小川山と瑞牆でしっかり登りこみ、一気にクライミングのレベルアップを図る筈でした。
しかし生憎のお天気で小川山は2日だけに終わり、瑞牆はキャンセル。
このままでは悔しいので、11日には南山でアル中さんとマルチの練習、13日にN村さんと鳳来パラダイスロックに行き、夏休み最終日の昨日も、懲りずに再びパラダイスに行ってきました。

DSCF8601a「うぉりゃ~っ!」(ドルフィン、1川さん)

日時: 09/08/16 09:00~17:45
メンバー: 1川、N本、I佐

今日は曇り空で涼しい中クライミングを楽しめると期待していたが、
駐車場に着いたらお日様が顔を出してしまった。
「暑い、暑い」と言いながら汗だくになって歩き始める。

N本っちゃんは林道の終了点から一気にスピードアップし、斜面を駆け登るようなモーレツな勢いで
行ってしまい、あっという間に姿が見えなくなった。
1川さんと私はノロノロペースで後に続く。

パラダイスロックに到着すると、お日様に照らされて白く輝く美しい壁が我々をお出迎え。
(あんまり嬉しくない…。)
当然のことながら、こんな日にカンカン照りのパラダイスに来る人は我々以外には誰もおらず、
今日も一日貸し切りである。

南側はさすがに暑いので、まずは一部日陰になっている西壁のがんばれ!タイガース(5.10d)でアップ。
I佐: 途中まで登ってギブ。ホールドが沢山ありそうだが、ガバと思いきや意外と悪い。(私には…。)
N本さん: ジムのようにサッサと登って、あっさりRP。
1川さん: 前日にジムで頑張りすぎたのか、はたまた私のビレイ技術をテストするためか、不意打ちの1テン。

その後、まったりしながら南壁が日陰になるのを待って、以下をトライ。

●彼方へ(5.12a)
N本さん: 1便目2テン、2便目RP

●シャムロック(5.11a)
1川さん: 1便目でRP
I佐: 1便目はボルト3本目まで、2、3便目は4本目まででギブ。これが正対クライマーの限界です。 
ちと足と体の使い方をジムで練習する必要あり。

●ドルフィン(5.12a)
1川さん: 1便目2テン、2便目3テン

●ポケット・ア・ゴー・ゴー(5.11c)
N本さん: 1便目でRP
1川さん: 1便目3テン

DSCF8605a
午前中はお日様ガンガンで暑くてたまりませんが、
午後からは日陰になって結構快適なパラダイス。
風通しも良くお昼寝にも最高です。

最後にN本さんにシャムロック、1川さんにがんばれ!タイガースのヌンチャクを回収してもらい
(いつもすみませんです。)、終了。今日も楽しく登れました。

今年の夏は不完全燃焼気味でしたが、冬に備え、秋もフリー頑張ります!(歩きもね。) 

I佐 

2009.08.14

8月13日 はじめて沢を経験しました!                                                                                                
山域  八ヶ岳 地獄谷本谷左また
メンバ katsuさん、muさん、そしてtz
行程 2時 美くしの森ー5時半 出発ー7時15分 出合小屋(7時25分)-8時本谷ー8時半入渓     -1時半終了(2300m)-1時50分ツルネ東稜ー3時 出合小屋ー4時半駐車場
     

行きの車の中で赤岳沢本谷にしようか、地獄谷にするか、議論しながら、行程を話しあう。
tzがとにかく沢がはじめてということで、すこしコースタイムの短い地獄谷に決まる。
お盆ということでいつもより高速はこんでいたが、美くしの森に2時前につき、すこしのみ、就寝。
4時半に起床、muさんの用意してくれた五目御飯と味噌汁を食べて出発。昔はもう少し先にゲート
があったらしいが、今は駐車場からゲートがあり、1時間の林道歩き。沢にでてからはいくつか堰提を
こえて、笹の道や沢を渡り、出合小屋についた。ここはいくつもの沢が集まっているので、どの沢か確認しながらすすむ。右に赤岳沢をみてすすむ。しばらくいくと、自分では気ずかなかったが、さわ2つに
わかれていて、自分は左にはいっていたのだが、右の沢のほうがひくく、幅はよくにた感じだったが、地図とてらしあわせると、右が本谷だった。地形を確認しながら、地図をみながら、先に進むことが
大切だと教えられました。本谷に入ってしばらくは岩の上を歩いていたが、katsuさんが、さあ、もうはいろう!と声をかけてくれて、いよいよ沢の準備をする。S師匠にお借りしたフェルトのはられたシューズをはいて,いよいよ沢へ。katsuさんがなんとなくためらっているtzを少し川の流に落としてくれた。
するとみるみる水につかり、水が一気に近く感じられ、水の流れを体で感じ、水と一体になったような、自然と溶け合うような感覚を覚えました。沢に入る前にkatsuさんが、沢は水の力を感じて、自分も元気なれるんだ、って言ってたのはこのことだったんだ!と感激があった。               
 はじめに5mほどの滝があり、いけいけ!の声にトライしてみるが、滝をこすところで、水のいきおいもあり、また、コケもあってか、すべって、体ごと滝つぼにドボン。katsuさん、muさんのうれしそうな顔。そして、お助け紐を渡され滝を越えた。そうか!沢ってこんなふうに全身水をあびて進むんだ!
新鮮な山のもうひとつの顔にすっかりはいりこみ、次つぎにあらわれる滝をこえていく。足がふんばれないような水量の滝,最後ののっこしではいつもお助け紐に助けられ、長い滝ではザイルを出してもらいました。30mの大滝は直登は無理で、右に巻く。草つきの岩登りの感覚で、これがまた、こわかった。大滝をまいて、しばらくいくと、二俣にでて、ここから左にルートをとった。ここからは、いままでより
ながい滝がおおく、10mほどのものをいくつか登った。もうこれで終わりかと思いきや、次つぎに滝があらわれて、最後はまた二つにわかれた滝の左にルートをとった。滝が二段になって、稜線につきあげているようだ。1段めの滝の終わりにあるブッシュでビレイ。最後の滝はすごいコケと傾斜があり、あぶない草つきをブッシュをたよりにロープをつけて登る。そこからは草の斜面をのぼり稜線にでた。katsuさんからよくがんばったのねぎらいの言葉と握手。こちらこそ、たくさんアドバイスしてもらい、助けてもらいありがとう。とちゅう日差しがなくなり、寒く感じ、足の動きがぎこちなくなったりしたけれど、なんとか遡行ができました。水の流れは力つよく、水を感じ、力をもらったような気持ちです。
出た稜線の踏み跡はツルネ東稜の途中ということがわかり、そこから、ツルネを下りました。

師匠、沢シューズありがとうございました。おかげで、沢を経験できました。でもかなり、シューズをボロボロにしてしまいました。ごめんなさい!!

2009.08.13

N村・I佐で、小川山の雨で濡れた体を乾かしに、カンカン照りの鳳来パラダイスロックに行ってきました。
というか、本当は涼しいガンコ岩に行く筈だったけど、ちょっと道を間違えました。

真夏の太陽が照りつけるパラダイスロックを登ろう!というもの好きは我々くらい。
お陰で岩場は貸し切り状態でした。

まずはI佐の課題、ジャストミート(5.10b)から。
N村さんは、当然だがあっさりRP
私も、1、2便目は3テンだったけれど、3便目でRP出来て気分爽快。

次にN村さんの宿題、花鳥山水(5.11b)。
1便目: 4テン
2便目: RP
で、宿題を片付けた。

DSCF8587a
花鳥山水を登るN村さん。
午前中は燦々と降り注ぐ太陽で、岩は見るのも眩しいくらいでした。

お次はドルフィン(5.12a)。
N村さんが大声を出して気合を入れながら登っていくが、5ピン目から上がかなり悪そうで難しそうだった。
終了点に抜けるところもかぶってて力が要りそう。
テンションかけながらも根性で上まで抜け、RPは次回に持ち越し。

私は、がんばれ!タイガース(5.10d)でもがく。
あんまり登られていないのか、蜘蛛の巣だらけで閉口。
テンションかけかけで4ピン目までは行けたが、ハングの所を越えるのが難しく、2回トライして時間切れ。
N村さんにヌンチャクを回収してもらって終了しました。

パラダイスロックは、午前中はお日様がガンガン照って暑かったけれど、午後からは日陰になり、風も通って結構快適。結局9時半くらいから夕方18時まで遊びました。

N村さんに足の使い方などを教えてもらい、かぶり系のルートを登る時のコツが少し分かったような気がします。

I佐

2009.08.11

8,9日は小川山

メンバー N村、I佐、Y田

8日 曇りのち雨

砦岩に行くが、壁が塗れていたので、屋根岩2峰セレクションへ
5Pで頂上に抜け、霧の中幻想的な雰囲気。
懸垂下降で下まで降りると雨が降り出し、急いでテンバへ

2009081305432232dセレクションのスラブ登るN村さん。

20090813054411d23 登攀終了でガッツポーズ。

9日 曇りのち雨

太ももまでの徒渉で対岸の兄岩へ

最高フレーク(5.9)

 N村 カムをセットしながら楽勝で終了点まで
 Y田 トップロープでカムを回収しながら終了点まで
 I佐 リードトライ後、トップロープで終了点まで

20090813060216d75カムのセットはコツが要る。

20090813060252c8eハンドも気持ちよく決まり、ガシガシ登る。

名前のないルート(5.10d)

Y田 1テン(1便目)
    2テン(2便目)

アルパイン少女マミ(5.11d)

N村 5ピン目まで(1便目)
    終了点まであとわずか(2便目)

北条カンテ(5.10b)

難しくて歯が立ちませんでした。


この後、雨が降り出し、大雨の中ヌンチャク回収(N村)
ありがとうございました。

この後やけ酒大宴会。

2009081305452172a
小川山周辺は霧がかかると幻想的でなかなか良い感じ。
お天気の安定する10月頃に、また来てみたい。

10日 雨のち曇り

朝まで降り続いた雨のため駐車場の車は激減。
みずがきの偵察をするため近くまで行くが雨のため解散。

N村さんは帰名。I佐、Y田はとりあえず鳳来へ向かう。

11日 曇りのち晴れ

朝まで降り続いた雨のため、泣く泣く鳳来を後にする。
帰宅の途中通りがかった南山で急遽、マルチの練習。

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6月の研修会で習った事のおさらいが出来て満足。

20090813063514464
懸垂下降も数回ピッチを切って練習。

登り4P、懸垂2~3Pを想定した練習を4本実施。
勉強になりました。
今年も放浪癖が抜けてないような気がしました。

2009.08.06

遅くなりましたが、7月11・12日でS師匠と穂高へ行った時の報告です。

【行程】
11日: 上高地(5:40, 6:00)-養魚場(圏外)(6:55, 7:10)-ひょうたん池(圏外)(10:00, 10:30)-核心のフェイス(13:30)-頂上(14:20)-最低コル(14:50, 15:10)-前穂(圏外)(16:20)
12日: 前穂(5:20)-紀美子平(5:45)-カモシカの立場(6:45, 6:50)-岳沢(III)(7:20, 7:35)-上高地(9:00)

11日: 養魚場から下宮川谷を行き、ガレ場の途中から右に入る道を行く。樹林帯からやがてガレ場になり上宮川谷を右にトラバースするように登っていく。左手に明神5峰を見ながらコルをめざす。ひょうたん池はなるほど、ひょうたんの形だ。ここから東稜が始まるので、ハーネスと登攀具を身につける。ここからの東稜は稜というよりも、尾根といった感じ。急な草付に踏み跡があり、登って行く。荷物が思い、暑い、ここ数日上高地はずっと雨だったそうで、足元の岩も以外にしっかりしていなくて歩きにくくて、ただただ必死で登る。
 途中で5メートルくらいだが、ここで落ちるとかなりやばいところがあり、残置ロープもあったが、ロープをつけてもらった。何でもないところだけど、荷物がかなり多くてスイスイとは行けないのだ。そこからまた長い長いブッシュの急登。黒百合、岩かがみ、キスゲなどお花が咲き励ましてくれる。荷物が重いので、だんだんスローペースになった。休憩も1時間ももたずに、45分くらいで休んだ。上部となると岩も出てきて、核心とも言えるクラックにハーケンが打ち込んである岩に出た。ここでザイルを結ぶ。クラックの右を行き、フェイスに出る。25mくらいだったが、重い荷物での登攀がキビシイをいうことを身をもって経験した。ここからはザイルはしまって、岩稜を登る。大きな岩でも動くようなものもあり、何度かひやひやする。夢中で登るとひょっこり頂上に出た。まずは握手。そして下降を始める。まだ前穂までは長いのだ。下りは古いロープが残置されており、それを使って下りた。かなり疲れが来ている。最低コルからの前穂はかなり遠く、とにかく、一歩一歩ゆっくり進む。でも、10歩くらいで足が止まる。師匠からどんどん離れていくだろうと思っていたが、師匠のペースも同じようにゆっくりになっていた。二人とも同じように辛かったのだ。前穂の道標を見つけてひたすら歩く。約45分後、辛さは喜びに変わった。ジャンダルム~奥穂~北穂、北穂の後ろには槍の大パノラマの中、ツエルトを張る。師匠が内張りのポールも持ってきてくれたので、中は広くて快適だ。まずは温かいコーヒーを沸かす。安堵が体中を染み渡る。長い長い行程、苦しかった登りが、今は至福の時をくれる。今日は前穂の頂上で過ごせる夢のような時間だ。夕食のラーメンもとても美味しく、幸せでした。そして、缶ビールとワインで乾杯。超、超幸せな気分に浸りました。夜は風がかなり強く吹き、しかも一晩中吹き、ツエルトを叩きつける音と、やはり3000m、全てを着込んでシュラフカバーにもぐり込んでも、寒くて寒くて二人ともしっかりは眠れなかった。「さむ」「さみ~」を二人で口走り、朝を迎えた。

12日: この日は北尾根の3・4のコルからC沢を下降、Dフェイスに取り付く予定だったが、3・4のコルからしっかり雪渓があり、持ってきた6本爪アイゼンでは下降が無理なこと、天気も怪しいということで、下山することになった。支度する間に、もう雨がポツポツ降り出し、穂高を後にした。

 今回の山行は、穂高が好きで歩くのが好きな自分のために、素晴らしいバリエーションを計画して下さった師匠に感謝、感謝です。穂高でビバーク、貴重な経験をありがとうございました。

Tsuji

2009.08.05

I川&姉さんで槍ケ岳西稜を計画し
取り付きに向かって歩くうちにどんどん計画変更(*^_^*)
結局、孫槍から曾孫槍、大槍を登ってきました

コースタイム(姉さんよろしく)
⇒了解。以下がコースタイムです。(I佐)↓

【8月3日】
新穂高温泉(03:30, 03:50)–槍平小屋(07:10, 07:30)–千丈沢乗越(I川09:10くらい? I佐09:40, 10:00)–槍ヶ岳山荘(I川10:40, I佐11:20)(テント設営)△、テン場(12:10)–曾孫槍~孫槍~大槍(15:40登攀終了)–△

【8月4日】
△(05:30)(テント撤収)–大喰岳–中岳(06:20, 06:30)–南岳(07:15, 07:30)–槍平小屋(09:30, 10:00)–白出沢(11:35, 11:55)–新穂高温泉(13:25)


満天の星空の下、新穂高駐車場発。
滝谷出合で、長雨のため猛瀑となっている雄滝にビビる→写真(姉さんよろしく)

200908051300290bd
カメラが安物な上に撮影技術もド素人ですので、迫力全く伝わってきませんが、
滝谷雄滝です。昨年9月に登ったドームも見える。

リハビリ山行とはいえ、順調に千丈沢乗越に着く
千丈沢をいったん下って、西稜への沢筋に入り登り返すか(体力勝負)、
それとも千丈沢の斜面をトラバースして取り付くか(一か八か)…

試しに100メートルほどトラバってみると、取りつきまで簡単に行けそうでした

IMGP3501_convert_20090806183254

しかし、このまま西稜に向かうと、途中のビバークは必至
翌日は雨予報だったので、一瞬だけ考え、すぐに計画変更(*^^)v
下部をあきらめ、小槍から頂上までの登攀ルートに短縮する

槍ケ岳山荘のテン場にテントを張り小槍の取り付きへ
ルートは小屋の上すぐの所からゴミ捨て場の跡を通って行く方法と
頂上への一般ルートの途中から降りる2通りある

目指す小槍南壁左ルートまでは崩壊が激しく、
取り付きまで歩いて下りられないので
南壁中央ルートに第二の変更(^u^)
(後から、南壁の東基部に懸垂点があるのに気づいた)

このルートも見るからにボロボロ
登れそうなバンドと、それに沿って走るピトンを眼で追う

200908051306493b3
どこを見ても壁はボロボロ。さあ~て、どこから登るか・・・。

岩が崩壊したようで、真新しい白い岩が露出している…
クラックにエイリアンをかまし
アブミかけて左手でピンチホールドをとった瞬間
ガサッと左手の岩がはがれ落ちた
堅そうだったのに…
で、2メートル登ったところで第三の計画変更(^J^)
脆い小槍をすっとばし孫槍から曾孫槍・大槍へ

20090805132256af8
2ピッチ目、孫槍登る1川さん。支点は全てカムで取る。

ルートはリッジ状で簡単だが、相変わらず脆い
頂上の一般登山者から声援を受けながら

IMGP3519_convert_20090806183356

走れそうな岩稜をいかにも難しそうに登って、観客を喜ばせる(^◇^)

翌日は南岳まで縦走し、南岳新道から新穂高まで
雨予報だったのになぜか快晴
気持の良い稜線歩きを満喫しました

20090805132715b4c
翌朝もお天気よく、テンバからばっちりご来光も・・・。

 

2009.07.27

1ルンゼ→左方カンテ
09/07/20(月祝)  Kabz ・ Nakm(記)
   
 
 天気予報サイトでは3連休の内、晴れるのは20日のみということで、出発を決定。 
 19日21時少し前に中尾温泉に到着。駐車場はおおかた乾いていて、テントを張り終える頃には満天の星空がとても綺麗。少し心配なことは、徒渉する2つの沢の水量。行ってみなきゃ分からない、ということで眠りにつく

03:50起床、出発04:50  
 2つの徒渉点は予想通り水量多く、いつものように石飛できそうもないので、靴のまま膝上まで水に浸って渡った。快晴です。登山道途中から見える錫杖の岩壁も今日はクッキリ見えます。
07:20  
 1ルンゼ取り付きに到着したものの、ルンゼは上方まで濡れていて、左のフェースも全体に 黒くなっている。とても登れる状態ではないので、打ち合わせ通り左方カンテへ移動する。
取り付きには女性一人を含む4人がいて、登る準備をしていた。私たちも準備がてら、ピッチの担当を話し合う。核心3ピッチ目は私が担当。Kabzさんは次の核心6ピッチ目と決まる。 
 ロープは50mと45m。
08:30
1ピッチ目:Nakm、 濡れているルンゼを避けて、左側の乾いているリッジを登る。

IMG_0820

2ピッチ目:Kabzさん、 石の堆積したルンゼ内はまだ濡れている為、慎重に登る。

3ピッチ目:Nakm、 取り付きから乾いていたので、核心はフリーでと意気込んだが、「こんなに被っていたっけ~」と弱気。暫く迷った挙句 結局A0で乗っ越す。

4-5ピッチ目:Kabzさん、 4ピッチ目は15~17m先の台座から登ることにしたので、4と5を続けて登ってもらえた。登りだしのチムニーは水が滴り落ちていて、結構上の方まで湿っているようだ。 確保ロープを短めにして墜落に備える。

IMG_0826_2

セカンド:Nakm、 ホールドへ滴り落ちている滴が表面張力を起こしている。リードの気持ちをひしひしと感じながらズリズリと体を這わせて上がる。乾いているところは快適。

5ピッチ目の残り:Nakm、 ロープの足らなかった分を登る。濡れてなくてよかった。

6ピッチ目:Kabzさん、 ザックをデポし、核心をA0で「よいしょ!」と越える。長いピッチを快適に攀っていく。

12:30
6ピッチ終了点;  終了点では先行した4人パーティが懸垂下降の準備中だった。少しお話したqら横浜の山岳会で、何と元会員のDobsさんの知り合いでした。
最終ピッチは脆いので省略。

下降:注文の多い料理店、 
リーダーらしき人から、「一緒に下降を」とお勧めあり。もっちろん、甘えさせていただいた。効率よく6本のロープを使って懸垂し、無事着地。丁寧にお礼を言って、横浜の4人と別れた。取り付きへ戻り、帰りの準備をすませ、ゆっくり下山。沢の水量は膝下まで減っていた。

予定だった1ルンゼは次回の楽しみとしました。

2009.07.26

25,26の予定で奥穂高南稜へTuさんと行きました。
沢渡で仮眠、朝、バスは5時45分と思いゆっくりしていたら、なんと5時から動いていた。
夏休み中は5時02分が始発になるらしい。
天気予報では、曇り後晴れとなっていたがなんだかあやしい。
河童橋は、先、先、週よりも人手が多い、夏休みで家族ずれが目立つ。
2時間程で岳沢ヒュッテ跡に着く。前の時にはなっかた仮設トイレがあった。
朝から、穂高の中ほど上に掛かっている雲が気に掛かる。
前穂高から下山してきた人の話では、上は雨が降っていて、特に吊尾根のトラバースがひどいらしい。小屋跡から、岳沢を少し登ると雪渓が出てきた。アイゼンを持ってくれば好かったが車に置いて来てしまった。
扇沢の大滝が見えるがその上はガスっている。程なくして、雨が強く振り出した。
慌てて下りだしたが、雪渓の上は、下りが滑りやすく転ぶと表面についている泥で真っ黒に汚れる。
一名お尻が真っ黒であった。
上高地に着いたら、晴れ間もありお日さまも顔を出すが、山は黒い雲をかぶっていた。
先々週は、明神東稜から前穂高へ。今回は奥穂高南稜、草つきと藪、そして岩稜と小さな岩場。
変化に富んだ静かな稜線は、ところどころに咲く小さな草花が疲れを癒し、時々ヒヤッとする登攀の緊張感はこれぞアルパインと言う満足感をあたえてくれる。
これからも、どんどんイクゾー

曽我

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