愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2009.05.10

期間 : 5月10日(前夜宴会付き)
メンバー : 曽我、岩佐、山田

大谷原(1:30)–第1岩峰取付(8:10)–第2岩峰取付(9:55)–
鹿島槍北峰(11:40)–大谷原(15:40)

春合宿の白馬主稜が今シーズンの雪山の締めと思っていたら、曽我さんから
ありがたいお誘いがありましたので、行ってきました。

標高1700m(GPSの表示データ)までは試練の藪こぎで、これが結構おもしろい。
先週の雨ですっかり雪が解けてしまったようだ。

雪がつながればこっちのものとも行かず、ところどころ悪い箇所を曽我師匠の絶妙なルート取りで
標高をあげていく。

ロープは第1岩峰と第2岩峰のそれぞれ最初の1ピッチだけ使用(曽我師匠リード)。
第1岩峰は潅木でセルフビレイを取り、50mの1ピッチ、ランニング1箇所(潅木)
浮石が多く慎重に登る。

第2岩峰も潅木でセルフビレイを取り、40mの1ピッチ、ランニング2箇所(ハーケン)
途中のチムニーを強引に登る。

シュルントに時々ずっぽりはまりながら、お昼ちょっと前に頂上到着。
下降路は北俣本谷に。急な箇所は後ろ向きに降りる。

3時間半あまりの藪こぎでやっと雪が出てきたときにはホッとしました。
今回は岩佐さんの宴会料理に始まり、雪山シーズンを締めくくる最高の
山行でした。

2009.05.07

《山行報告です》

5月5日に松尾・福田で中ア・宝剣岳中央ルンゼを登って来ました。
7時の始発ロープウェイに乗って楽々で千畳敷に着。宝剣の岩稜の着雪は思ったよりも少ない。
当初、中央稜を予定していたが、雪のある中央ルンゼに方向転換した。
ルートは5ピッチで中途半端な雪と氷で若干手を焼いた。
中間部のチムニーではカムにアブミをかけての人工を交えながら抜けた。
最終ピッチの終了点が宝剣の頂上というのが気持ちよい!12:30に登攀終了(取付8:40)した。
このあと、松尾が伊那山中間(山岳会名)の雪訓に合流するため、伊那前岳に向かい、福田は千畳敷のロープウェイ駅へと下山した。

2009.05.05

春合宿で白馬に行ってきましたので、以下報告します。

【山行期間】 2009年5月3日~4日

【メンバー】 山田(覚)、辻、勝野、岩佐(報告)

【行動記録】

5月3日: 定光寺(5/2 23:00)==猿倉(02:40, 03:15)–白馬尻下1520m付近、テント設営(04:20, 06:00)–白馬主稜–頂上直下雪壁取り付き(12:00, 13:10)–山頂(14:15, 14:25)–大雪渓–△(16:30)
5月4日: △(06:20)–双子尾根上(1800m付近?)(09:30)–双子尾根1930m地点(10:00)–双子尾根上(1800m付近?)、休憩、雪訓–△昼食、テント撤収(15:30, 17:30)–猿倉(18:15, 18:30)–定光寺(5/5 01:30)

DSCF8028
登ってきた稜線を振り返る。豆粒ほどの大きさの後続パーティーが見える。

DSCF8022
稜線上でちょっとひと息。

【報  告】

●5月3日 (晴れ)●

天気予報では合宿3日間のお天気はいまひとつだが、何とか白馬主稜だけでも登りたいという気持ちで2日23:00に定光寺を出発。多治見から高速で一気に豊科まで行き、そこから148号線で白馬へ。猿倉到着後、真っ暗な中をヘッドランプを点けて歩き出す。猿倉荘から林道に出るところで少し迷いながらも、林道が見つかるとテン場に適した所を探しながらのんびりと歩いて行く。沢を渡り北側に斜面をトラバースして少し登った所、白馬尻下1520m付近に手頃な場所を見つけてテントを設営し、06:00に白馬尻に向けて出発した。

お目当ての主稜は雪が少なく、薄茶色になってしまった雪の下から岩が露出して写真で見た主稜とは少しイメージが違ったが、待ちに待った白馬主稜をこれから登るんだと思うとワクワクする。上に行くにつれて雪壁やナイフリッジ、草付き土混じりの斜面と、変化に富んでとても面白い。欲を言えば、今回のようにしっかりと階段のようなトレースがついた5月初旬ではなく、まだあまり人が入っていない4月半ばくらいまでに登れば、更に面白かったのではないかと思う。

強い日差しに肌をジリジリ焼かれ汗をポタポタたらしながら登っていくと、頂上直下の雪壁取り付きに到着。我々の前に3パーティーおり、順番待ちのためにやむを得ず大休止を取る。のんびり昼寝などしながら時間を潰し、1時間10分後に我々の番がやって来た。ここで初めてロープを出すが、取り敢えず雪壁中間部の岩が露出している所まではノーロープで登ることにする。中間部では岩にあったクロモリの残置ハーケン2本でアンカーを作りセルフビレイを取り、山田さんがリードで登り始める。最初のランニングビレイはアンカーを取った岩の直ぐ右上にある岩に残置されていた軟鉄のハーケンで取る。その後、雪壁をやや右上を目指して登り、雪庇下でアックスを使って2つ目のランニングビレイを取り、さらに右にトラバースした所でスノーバーで3つ目のランニングを取る。最後は雪庇を乗っ越して頂上に無事到着した。

山田さんが登っている間、勝野さんから辻さんにアンカー補強のためにもう1本ハーケンを打つようにとの指示があり、辻さんは今回ハーケン打ちの初体験。そうこうしている内に山田さんからビレイ解除の合図があり、辻さん、岩佐の順でタイブロックを使って登り、最後に勝野さんが続く。下から見ていた時には分からなかったが、雪はグサグサで滑りやすく、ところによっては雪の下が凍っており、結構悪い所が数箇所あった。また辻さんが登り始めた時に1つ目のランニングビレイを取ってあった残置ハーケンが勢い良く抜けてしまった。またその後でアンカーのクロモリのハーケン(辻さんが打ったものではありません)も1本あっさりと抜けてしまい、ハーケンという物は引く方向によってかくも簡単に抜けてしまうものか!と驚くとともに、アンカーは最低でも2点から取るということがいかに重要であるかを実感した。

14:15に全員が山頂に到着し、ガッツリと握手を交わす。登攀具を片付けると文字通りの大雪渓を下り(この下りが結構長かった)、16:30に無事テン場に着いた。雪で直ぐにビールを冷やし、テントの中でまずは乾杯。辻さんに用意していただいたボリューム満点の夕食を食べながら、22時頃まで楽しく宴会をし、幸せな気分で床に就いた。

●5月4日(うす曇り)●

昨日白馬山荘で4日と5日の最新の天気予報を確認したところ、二日とも雨のち曇りということだったので、今日は杓子岳を止めて小日向山に登り、その後雪訓をすることになった。昨晩睡眠をたっぷり取ったので、疲れも無く気分爽快。お天気が心配だが、予定通り小日向山を目指して出発した。猿倉まで下るのは時間のロスということで、テン場から杓子尾根と長走沢を横切って南側にトラバースし、双子尾根上に出る。その後小日向山に行く筈が、双子尾根上をそのまま杓子岳に向かって登ってしまったので、1930mくらいの所で登るのを止めて引き返すことにした。中途半端な所で引き返すことにはなったものの、双子尾根に登る時の取り付きの確認が出来たので、これはこれで満足。楽しみは来年に取っておこう。

少し下った所で雪訓に丁度良い斜面を見つけたので、そこでひとまず休憩した後、勝野さんから自然物(木、笹、柴など)、スノーバー、ピッケルを使った支点作りとスタンディング・アックス・ビレイをみっちりと教わる。目からウロコの支点の作り方や、リードが滑落した時にただ制動確保するだけではなく、滑落している間にたるんでいるロープを出来る限り手繰り寄せて落下距離を短くする練習なども行なった。ロープを手繰り寄せる作業は、本来は滑落者を見ながら行なうべきなのだが、ついつい手元のロープに目が行ってしまい、なかなか難しい。折角こうした技術を教わりながらも、雪山のシーズンが終わってしまい、実践は来シーズンまでのお預けとなってしまったのが残念だが、夏山にも活かせるテクニックなども学ぶことが出来たので、今後活用していきたい。

14:30に訓練を終了しテントに戻ると、辻さんが調理して下さった豪華な昼食を食べ、明日のお天気もいまひとつということなのでテントを撤収して下山した。みそら野のエコーランドの湯で汗を流し(23時まで営業していますから、下山が遅くなった時にはお勧めです。料金は600円で露天風呂あり。)、途中伊那-伊那北間で事故のため1時間半の渋滞に巻き込まれながら、5日の1:30に定光寺に到着した。

お天気が心配で、結局2日間の山行となってしまいましたが、本命の白馬主稜にはちゃんと登ることが出来たし、翌日は雪訓で更に新しい知識を得ることが出来て、とても有意義な2日間となりました。CACに入会して一年。この一年は本当にあっと言う間でしたが、中身が濃く大変充実した年でした。来年度はスキルアップと体力アップに努め、徐々にレベルを上げながら色々な山に挑戦して行きたいと思いますので、先輩の皆様、そして同時期に入会した皆さん、どうぞ宜しくお願い致します。
今年一年がどんな年になるのか楽しみです。

2009.05.03

N村、N本、I川の3人でワイドクラック天国・不動沢に行ってきました。
29日  不動沢正面・牛乳瓶クラック周辺で遊ぶ。中央ルート(5・9)下部でアップ。テンショントラバースの部分をフリーで抜ける。10b~cぐらいか。上部はOW。アップにしては厳しい。ハンドのハング越え・牛乳瓶クラック(10c)、OWのハング越えが厳しいワイルドハート(10a)、ハンド&フィストのハング・未来の力(11a)に挑む。
30日  N村さんは仕事のため帰宅。N本・1川でカーテン状岩(3ピッチ、10a)でアップ。中間部のチムニー(5・8!)は狭くて厳しい。続いて屏風岩に移り、不動沢愛好会ルート(10a)、寒々ルート(5・7)で遊ぶ。寒々ルートは、レイバックから幅広チムニーで、開放感が心地よい。最後はトンネルを抜けず左側のスラブを回り込み、岩峰に立つのが最高。
ワイドと聞いて怖じ気づいてましたが、ずりずりやってみると、なかなか楽しいもんですね。

IMGP32831
写真はワイルドハートをオンサイトするN本さん

2009.05.02

DSCF8004(犬山城と伊木山)

昨日はお天気が良かったので、独りでサイクリングがてら伊木山に行ってきました。

10時過ぎに到着しましたが、誰もおらず岩を独り占め・・・。
と思ったら、11時半頃遠足でやってきた小学生たちがお向かいの少年自然の家に到着。
ちびっ子たちは岩に張り付いている私を直ぐに見つけてフェンスに駆け寄り、登るところをじーっと見ています。

予期していなかったギャラリーに緊張しましたが、ちびっ子たちの声援に励まされ、2時まで練習して帰りました。

I佐

2009.05.01

焼岳山スキーに4月29日行ってきました。

メンバー:曽我、浅野(清)、岩佐、山田

中の湯新登山口(5:40)-焼岳頂上(9:25,9:45)-中の湯新登山口(11:25)

ゴールデンウィークは高速1000円で大渋滞に巻き込まれるかと思いきや、
意外とすんなり、行きも帰りもスルッと行けたのでちょっぴり拍子抜けでした。

この時期、雪は上部だけしか期待していなかったのですが、駐車スペース
(11号カーブのあたり)から板をはいて登ることができたので、思ったより、
時間がかからず、午前中で終わってしまいました。

このコースのメインはやはり、頂上直下のすり鉢状の斜面です。
あっという間に滑り降りてしまいましたが、雪質は少々悪く、ターンしにくかったです。
樹林帯はもう笹薮が出始めていて、快適とは程遠い状況で、最後の30分ほどは試練でした。

中の湯温泉で汗を流し、道の駅でみんな山菜を買い、山形村の蕎麦屋でおいしい蕎麦を食べて
帰りました。

今年3回目の山スキーでしたが、いずれも午前中に下まで降りて、午後はゆっくりというパターンです。

たまにはハードなものを計画しなくては。。。

2009.04.27

唐松岳不帰I峰・Ⅲ峰中止

4月25・26日とHリーダーと共に不帰に行く予定でしたが、
週末は2日とも雨の予報で、山行が中止になりました。
3月から計画する山行が、全て中止か敗退。
これも日頃の行いが悪いからかな?

仕方ないので25日は仕事して、
26日は久々にショッピング。
ボルダリング用にパンツを1本購入しました。

29日の焼岳山スキーとGWの白馬主稜は
絶対にお天気良くなって欲しいものです。

I佐

2009.04.26

週末は鹿島天狗尾根の予定でしたが、土曜日は雨のため、日曜日帰りの可能性を残して、
まずは土曜日が暇になりました。

安城のトータルコモンセンスというジムでお茶でも濁しに2時間ほど。

最近室内ジムが流行りか、今日も新しい若い子が5人ほどいました。
いかにも初めての登り方をしていましたが、あっという間に上手くなるんだろ~な~。

4~6級を中心に遊びました。体のあっちこっちが痛いので、だましだましですが、
できない部分だけを中心に何回かトライしていたらできるようになった課題が
2~3つ程あったので、収穫です。
今までは2回くらいで止めていましたが、続けて何度もやるとできるようになるんだなと思いました。

日曜日も天気悪そうなので、御在所に変更です。

今朝起きると、地面は塗れているし、風も強い。
岩は乾いてなさそうということで、結局、御在所もやめてしまいました。

ゴールデンウィークは晴れを祈ります。

アル中 山田でした。

2009.04.25

鹿島槍ヶ岳 北壁敗退
メンバー波多野 他3名

天狗尾根の取付きまでのアプローチで心配していた渡渉は2回あった。靴とスパッツ一体型の高級靴を履いている田中・高瀬さんは、なんの躊躇も無く対岸に渡っていく。残された我々は右往左往して適当なところを探すが、さっさと靴を脱いで渡った方が早そうである。
億劫なので意地でも飛び石で渡ろうとしたら、案の定失敗して前のめりにコケてしまった。
荒沢の出合い手前からは、右岸の雪壁をヘツリ気味にトラバースしていく。天狗尾根の第一・二クロワールよりも悪く感じられた。
天狗尾根に乗っかれば単調な登りが続くだけであるが、運動喘息が出ている僕は息も絶え絶えである。
第二クロワール付近で下山してくる人に話をする。荒沢北壁を狙う予定だったらしいが、敗退理由がとても曖昧で分からなかった。(数日後の情報ではザックを落としたとも聞いている)
快晴無風の好条件なのに、早々に撤退してくることを不思議に思った。田中さんは「あれが生き残る秘訣だよ」と言っていた。
天狗の鼻に到着すると見事な北壁が眺められる。
スピード命のルンゼルート・明日の降水確率は90%・喘息が出ている・をキーワードに、北壁を眺めながら明日の行動をシュミレーションして、完登の可能性を見出そうとした。
しかし、どう考えてもパートナーに迷惑を掛けるこになろうと思われた。
ザイルを組むことになる神保君に、明日の登攀辞退を告げると、「どうしちゃったんですか?剣で燃え尽きちゃったんですか?」との言葉が心に染みた・・・。
そして僕が皆に話す前に、田中さんが「明日はテントキーパーするから皆で登って」と登攀辞退を告げた。
続けて僕が登攀辞退を告げ様ものなら、完全に白けてしまうので皆には言わずに再び完登の可能性を模索した。
テントの中ではいつもの様に、豪快な宴会と各自の食料をなべにブチ込む豪快な夕食を楽しんだ。
平成メンバーと山生活では初めての神保君は、とても新鮮に感じたようであった。

翌日3時に起きて天候の様子を見ると、今にも泣き出しそうな空模様である。全員一致で登攀中止が決まった。
来年も同じメンバーで、戻って来ることを約束して天狗の鼻を後にしたのでした。

雨に打たれ、全身濡れながら帰りました

2009.04.22

4月8日、鹿島槍東尾根にひとりで行ってきました

大谷原01:40~04:20一の沢の頭04:40~07:00第二岩峰取り付き7:20~08:00第二岩峰上~09:00頂上09:20~12:10大谷原

満月に近い月夜のなか歩き出す
林道分かれ道を越えてすぐの緩斜面から東尾根に取り付く
一の沢の頭手前からナイフリッジ
リッジの南斜面はクラスト、北斜面は新雪ラッセル
変化があって楽しい

12831cf042313f727e047de72d3f980d[1]二の沢の頭を越えたところで日の出

気温はマイナス6度で暑くもなく寒くもなく
第一岩峰はただの雪壁、第二岩峰もロープなしで取り付く

ハーネスに結び付けたデイジーを3本
それぞれの先端にエイリアン1~2個とカラビナ装着
エイリアンや残置支点で自己確保しながら登るスタイル
下の確保支点を回収するために
ところどころでクライムダウンを要するので安定感はイマイチ

岩峰上部は簡単な雪壁、頂上までバテバテで休み休み歩く
北峰頂上はナイフリッジ状で薄っぺらだった
南峰とのコルから北股本谷に降りる
斜面は硬いところと雪団子になるところがあり、バックを多用、途中から尻制動
強い日差しに顔を焦がしながら大谷原に到着しました

4日に新雪が30センチほど降ったようで
トレースなしの山を楽しめました
今月下旬には雪が不安定になるでしょう
暖冬が続く昨今
後立方面は4月初旬が最適シーズンですね

1川

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