台高マニアの1皮です
最近、北アや中アの沢に行くことが多かったんですが
久しぶりにホームグラウンド(?)の台高の沢に行ってきました
三重県大台町の大熊谷出合(標高160m)6:40-11:30稜線(1230m付近)12:10-迷岳(1309m)-口迷岳-15:00大熊谷出合
歩き出し直前まで雨が降っていたが
青空が見え始めたので出発
水はそれなりに多いが、流れは激しくない
この1カ月雨が降りっぱなしで、岩にコケは全くついていない
しばらく行くと大きなチョックストーンのはまった最初の滝
直登は無理なので、巻いて上の河床に下りると
また大きなショックストーンのはまった滝
水が多く直瀑になっておりなかなかの迫力
これも巻いたが、その後の滝は直登できた
標高500mほどで下部の滝場が終わりゴーロになる
530m付近で迷岳方面の南斜面が大きく崩れ、岩が谷を埋め尽くしていた
目をこらすと、崩れた斜面の中ほどに塀(砂防堰堤?)のような人工物が見える
ここまでのあちこちに鉄骨の一部が落ちていたが
あれが壊れたものだったのか
自然の前ではあんな塀は非力です
だがしかし、あんな所にだれがどうやって塀をこしらえたんだろうなあ
ここでヒルが脚にくっついているのを見つけ、おさらばした
10月になってもまだいるんですな
滝はそこから西北西に向きを変え
上部の滝場が始まる
5~10mぐらいの滝が続くがぬめりはなく
軽々と登って行けて楽しい
シャワーを浴びながらでも、寒くはない
迷岳南西の1230mのコルの手前まで
水の流れは途切れなかった
コルで着替え、迷岳方面に向かった時、目を疑った
赤ペンキで岩や木に目印が書かれているばかりか
ピンクや緑などのテープがこれでもかというほど付けられていたのだ
大熊谷右俣に来た今年5月26日にもここを通ったが
こんな余計な目印はなかった
ある地点では目印が4つも5つも視界に入った
テープを付ける場合は最小限にして
前からあった朽ちたテープをきれいにとってから付けよう
赤ペンキは消せない
山を汚すのはやめてほしい
そもそも、ここの稜線は道に迷うような場所ではないからテープなど必要ない
むかむかして歩いていたら
迷岳と口迷岳の間で男性登山者と出会った
人の少ない台高で登山者に出くわしたのは初めて
ちょっと感動した
口迷岳を過ぎ、1224mピークの手前から南に延びる尾根を下り
最終的に標高590mぐらいで林道のヘアピンカーブに出てあとは国道まで下降
国道を大熊谷出合までとぼとぼ歩いた