2016.05.31
酒井です。
乗鞍へBCスキーに行ってきましたので報告します。
自転車を車載する際のサイクルキャリアですが、これまではルーフマウントのタイプを使っていました。
これが最近車を変えたことにより、リアマウントでもいけるようになり早速注文。
さくっと届いたところでとりあえずマウンテンバイクを積んでどこかへ出掛けたくて仕方がなくなり、さくっと乗鞍スカイラインを走りに行くことにしました。
スキーの準備も一応積んでいましたが、この時点ではその気がなく、のんびり乗鞍をサイクリングしてくるつもりで出発。
昨年は乗鞍エコーライン(長野県側)を走ったので、今年は乗鞍スカイライン(岐阜県側)で。
乗鞍スカイラインはマイカー規制されているので平湯峠にゲートがあり、これが7時に開きます。
ロードレーサーが次々と出発していった後、マウンテンバイクでのんびり出発。軽い装備でキョロキョロたらたらと走っていると、スキーやブーツを括り付け重そうな荷物を背負ったマウンテンバイクを発見、辛そう・・・。
でも面白そう!ということで、せっかく登ったのにーっと思いながらも車へリターン。
BCスキーとなると何があるか分からないので急遽メーリングリストに流し、さくさくと準備を整えスキー装備一式を背負って再出発。
このあたりもっと計画をしっかり考えて、会に報告をしておくべきでした。反省。
さて、荷物が重いので勾配がきついとこは素直に押し歩き、景色を楽しみながら距離14.4km、高低差1,018mのサイクリング。
11時頃畳平到着。食事の時間抜くと2時間くらい。
畳平に着いたところでマウンテンバイクをデポ、歩いて長野県側の大雪渓へ。
このあと摩利支天へ登り返して2本目を滑走。13時30分に畳平へ戻り下山開始。
14時に平湯峠のゲートへ帰還。平湯温泉でのんびりしました。
自転車は基本的にみなロードバイクばかりで、マウンテンバイクは私と件のBCスキーヤーだけでした。
今年はもうスキーは終わりかな。また来年!
2016.05.26
2016.05.23
岩佐です。井戸さんと初夏のハイキングに行ってきました。
黒川沢登山口04:25~06:15妙見滝・CS~07:15白河滝07:30~10:35有明山北峰10:55~
11:15南峰11:25~北峰11:55~16:13登山口
有明山には、表参道、裏参道と松川側から登る3つの登山道があるようだが、今回は黒川沢沿いを歩く表参道から登った。
登山口から標高差550mくらいは比較的平坦な道。白い岩のきれいな沢を見ながら、爽やかな初夏のハイキング。
荒崎滝・妙見滝あたりから傾斜が徐々に増し、すぐそばの巨大チョックストーンを越える際には水しぶきを浴びて、一足早く沢登り気分である。
その直ぐ上にある20m位の滑滝は右岸から巻き、その後時々沢床を歩いたりしながら暫く歩くと、どーんと白河の滝が現れる。
この滝もF1は70mあるらしいが、下からは30mくらいしか見えない。滝壺に降りると、下部はハングしていて上部はツルンとしたスラブ。黒川沢本流を詰める際はこの滝を登るようだが、難しそう。。。
滝壺からは、左岸の鎖の下がった急な斜面を上がり、2000m位までは尾根を南側から巻くように登って北峰からの尾根に乗る。白河滝から山頂までは鎖場とロープの連続で、すごい急登である。それなりに悪い所もあるので、表参道よりも中房温泉側の裏参道からの方が良く登られているのもわかる気がする。
山頂(北峰)で暫し休憩し、折角来たので南峰も踏む。木々の間から見える山々(大天井~燕?)は随分と雪が減っていた。
地味な山のため、私たち以外には、中房温泉側から登ってきたパーティー1組と、下山時に会った表参道から登ってきたパーティー1組のみ。お蔭で静かな山登りが出来ました。なかなか登り応えのある面白い山でした。冬はアイスもできるようですが、暖冬傾向の昨今、ちゃんと凍るのだろうか。。。
以上
2016.05.21
犬飼です.宮崎さんと御在所前尾根に行って参りました.
なにを隠そう,これが私のアルパインデビュー山行になります.
初心者の方はこれを読んで自信をつけてください.
ベテランの方は,初心者を連れて行く際の参考にしてください.
日程: 2016/5/21
天気: 快晴 20℃強
コースタイム: 5:30裏道登山口 ~ 12:00ヤグラ基部 ~ ヤグラ登頂 ~ 13:00ヤグラ基部 ~ 14:30裏道登山口
混雑状況: 前尾根には他2~3パーティーほど.一の壁には1パーティー30名強他.
初心者のクライミング渋滞を避けるため,早めに出発. いや,正しくは,こちらが渋滞を発生させないため,ですね...
裏道登山道を歩き,藤内沢を詰め,7:00ぐらいでしょうか,前尾根の取り付きに到着.
ここで,ノロクサとテーピング,ハーネス装着.
そして,登攀開始.
天気も良いため,岩も良く乾いておりましたが,すこし暑かったです.
p7 宮崎さんリード
ノーマルルートだったか,コアラだったか...余裕がなかったので覚えておりません...
P6 クラックルート 宮崎さんリード
宮崎さんは難なく抜けておりましたが,千種一のヒョロイマーである私には難しすぎました.ゴボウ登りの嵐...ゴボウ農家にでもなろうか.ハァ.
下部のクラック: 半分までは,ハンドもよく効き,スタンスも取れたのでなんとか,登れました.半分より上からは,ゴボウしました.確か,スタンスがうまく取れなかった気がします.
上部のチムニー: 人生初チムニー.勝手がわかりません.ザックが引っ掛かります.しまいには体もひっかかりました. 煙突掃除屋さんにはなれそうもありません.フゥ.
p5 犬飼リード
人生初リード.プロテクションを見よう見まねでとります.
登りやすいピッチのため,初心者にはカム・ナッツの設置,ロープの流れなどの実践にもってこいでございます.
北谷か藤内沢どちら側だったか,覚えておりませんが,
とても高度感のあるピッチでした.ようやく景色を見る余裕が生まれてきました.
p4
先ほどの反省を生かし,再リード.
こちらも余裕をもって登れるピッチでした.
p3 ダブルクラック 宮崎さんリード
P4,P5よりは難しかった気がしますが,なんとか登れました.
P2 ヤグラ 宮崎さんリード
まるで「だるま」のような見た目ですが,ヤグラです.
登れるのか不安でしたが,P6での反省を生かしつつ登ります.
宮崎さんのルートどりのおかげもありまして,無事登頂.
ヤグラ下りの懸垂は50mロープ一本で足ります.
その後,踏み跡をたどり,立木で懸垂.裏道登山道へ.
14:30頃 登山口へ無事帰還
お疲れさまでした.
宮崎さんの指導・ルートどりのおかげで,「登らせてもらった」初アルパイン.
それでも,いろんな登り方ができる前尾根は練習にはもってこいの場所な気がします.他の山登ったことはありませんが!
2016.05.19
リスかわいい
5月4日
また4時起床。
飯は昨晩食べちゃったので味噌汁とクリフバーを頬張る。
残り約6ピッチ、普通に行けば昼までに抜けれるはずだが、
チェンジングコーナーという最難所もある。
23p 鵜飼
Glowering spot、C1だけどフリー12dが付いている。
トポ通り、ひたすらナッツで登る。朝っぱらからなかなか攻めてくれる。
24p 岩狭
出だし15mくらいは細めのクラック。マスター#1~#3サイズ。後半は広がってキャメ#1~#4。最後はワイドフリー5.7でキャメ#4~#5サイズ。トポではFunってかいてあるけど結構しんどい。
25p 鵜飼
やってきましたリン・ヒルよろしくチェンジングコーナー。
どっちがリードするとか無く、自然に私がリードに
出だしはフツーのクラック、逆V字になってクラックが終わるのでそこからボルトを使ってコーナーに移る
移りたいが、めちゃくちゃボルトが遠い、外人サイズにも程がある。
スタンスもホールドも見た感じ無いんだけど、、、アブミをカウンターバランスとってデッド気味にヌンチャクを掛けた。
この最初のボルトの上にも4つくらいボルトが打たれているが、これまた1つ1つすげー遠い。
頑張れば届くと思うけどチェンジングコーナー自体はこのボルトからコーナーに移るはずだ
折角の核心なので存分に味わおうと思い、コーナーに移る。
いきなり小指も入らない極小クラック。勿論スタンスは無いツルツル(ヽ´ω`)
こんなのフリーで登るとかクレイジーだ、、、
クラックは濡れていて気持ち悪い、ナッツが決まりそうな隙間は恐らく全部ピトンスカーだ
どう考えても簡単に抜けそうな感じなので恐ろしくてアブミの最上段に立てない。
2つ目のボルトを越えて、2つナッツを決めて3つ目をセットしている途中に乗ってるナッツがぶっ飛んだ。
下のナッツで止まったけど、初フォールだった。
仕方なく、2つめのナッツを決めた所に0.1番をねじ込む、このサイズのTCUが無いのが悔やまれた。
斜め上45度くらい向いてる上に、刃一枚飛び出てるけど、なんとか大丈夫そう。
そっと乗って、も1つナッツ決めたくらいに残置があって心休まる。
それ以降はクラックが少しずつ広くなりプロテクションも安定しはじめる。
なんやかんやで1時間半くらい登っていたようだ
回収された0.1番はわけわからんほう捻じれ方をしていた、、、
26p 岩狭
ビレイ点目の前にある細いクラック(マスター#1~2)か左側の曲線クラック(キャメ#0.75~#1)か好きなほうで。クラックが合流してからはキャメ#2~3サイズ。
ハングを越えて傾斜のあるハンド5.8だが、実際はレイバック気味のシンハンド~ハンド。フリーはやらずにエイド。最後の方はフリーで登った。
最後の核心を越えて終わりが見えてきたのか泣きそうだったらしい
ビレイをしてたら後続PTが追いついてきた、3日間ずっと居るけど初めて会った。
名前はジョーとケビン、なんかずっとジョーがリードしている。
天気と帰り道の話をする。今日の予報では持ちそうだとの事
帰り道に関して察したジョーは、上で待ってたら案内してやるよ、一緒に降りようと言ってくれた。優しい
うんこバケツのカラビナを環付きにしろと言われた、
昔、うんこバケツを落として何百フィートも落ちてく様スゲークレイジーだったぜとかオモロイ雑談をした。
27p 鵜飼
実質、私はこれが殆ど最後のリードだ、ひゃっほーい
テンション上って調子のってたのか途中でアブミがカラビナから抜け落ちる。
延々と落ちていくアブミ、ちょっとポカーンとしててラクとかフォールとか言葉が出なかった、
しかしトンデモない距離を落ちていく、、、ジョーの気持ちが分かった、、
岩狭さんのアブミを借りて継続、ぐっばいプレートあぶみ永久に。
飯抜きなせいかそこからギアが引っかかる度にすげーいらいらした。
28p 岩狭
左上するマスター#1~#3サイズのクラックからボルトラダー。レッジ上にあるはずのビレイ点はない。
被ったブランクフェースをボルトラダーで越える。1か所遠いボルトがあってホールドを掴む。傾斜が落ちてから1か所C1でキャメ#1使用。
回収していかないとクリーニングが面倒。ビレイ点はごついリング状の物。荷揚げは完全に空中になる。
抜けようと思えば頂上までいけるが、
途中で切ったが荷揚げが楽、荷揚げ点から最後までは5.5とはいえ完全にノープロになるので
重いロープを引きずり上がるのは嫌らしく、ピッチを切った。
ボルトラダーの部分は完全に空中ユマールになる。テンションが高いしジムで50m空中ユマールの練習をしたので苦ではない。
ホールバックも宙吊りになってるのがなんか面白い。
29p 鵜飼
5.5ノープロ。
どう考えてもみんなそこで荷揚げしてるであろう、ビレイ点があったが
よくわからないテンションでそれを無視。
完全に平坦な所に立ってる木に向かってダッシュする。
が、Everytime、枯れ木にアブミが引っ掛かり見事にコケる。台無しだ
しかも登りすぎたせいでホールバックが全く上がってこない。
岩狭さんに引っ張りあげてもらい最終的に2人がかりで引きずり上げる。しんどい
ともあれ完登だ!
なんだかんだで16時になってしまった、日没まで約4時間。
ジョー達が登ってくるのを待っていたら恐らくギリギリになってしまうだろう、
けども、上で待ってるぜ!って言っちゃったもんだからとりあえず待つ。
本当の核心はこれからだった
2時間遅れ、18時になってやっとジョーが上がってきた、なんで急にそんなにゆっくりになった?
こちらは動く準備万端だけど、彼らのパッキングを待ってたらちょっと怪しい
ジョーも時間がねぇから先に行ってくれという。トポを見て全力の英語で説明してくる
殆どわからねぇ(ヽ´ω`) Round edge ?崖に沿って行けというが
歩き出した途端逆方向へ行けと言われる、訳がわからんけどとりあえず指差す方へ行く。
結論から言うと完全に道に迷った。
ほんとだだっ広い。スケール感が全然分からない。
どこでも歩けちゃうし、岩の上だから踏み跡もわからない。
イーグルピークの尾根の先っちょに向かって歩けばいいだろうととりあえず歩くが何もない
沢を2つ越えたらケルンを発見して歓喜する。
やったー降りてるワーイと思ってたらトレイルが北に向き、登り始めた。
完全におかしいわと思ってダメ元でiPhoneのGoogleマップを開いてみる。
縮尺がでかすぎて細かくはわからないけど完全にイーグルピークの傍に居た。
一旦小休止を兼ねて作戦会議をする。日没間近だ
もう今いるのは完全に下降ルートとは違うが、ヨセミテフォール、バレーへと続くトレイルであることは間違いない。
トレイルに乗って小一時間は歩いたから、順当に行けばバレーまで3,4時間で行けるだろう
ということでイーストレッジからの下降は諦めて、歩き続けることにした。
少し登るとあたりは残雪だらけになってしまった、トレイルも雪のトレース。
どこまで雪が続くかわからないしペラペラのアプローチシューズではやや不安があるけど、逆に水には困らないな
案の定雪を踏み抜いて、ビッタビタになる。
雪の上を30分くらい歩いたくらいで、何やら池なのか沼なのか開けた所に出た
そして、トレースはそこで完全に消えた。どういうこっちゃ、、、、
暗くて見えないけどどう考えても突っ切るのは無理。雪があるのにカエルの鳴き声がやかましくそして虚しい。
こりゃもうお手上げだ とやむなく、雪の無い所に戻る
下りきったあたりで雨がパラつく。すぐに止んだけどもうそこら辺で寝ることに。10時近かった。
小さい岩屋があったのでツェルトを雨除けに適当に張って、食料をちょっと離れた所に置いて就寝。
5月5日
完全に明るくなってから行動開始。飯は味噌汁のみ ひもじい~
靴はビタビタだし、トレイルは無くなった。
どこでどう間違えたのか(そもそもスタートからおかしかった)なんとなく分かったので
トレイルを戻ってエルキャプの頂上まで戻って、もう一度イーストレッジからの下降を試みることにした。
8時頃頂上に着く。ゆっくりと全容を眺める
左上の方にブロックウォールが見える、Steep wallは遥か下
頂上から南側をじっくり眺めるとケルンを発見した。どう考えてもトレイルのケルンではない
そのケルンから見回してもケルンは見えないが、変な地物とかには頼らず、崖を右手に、東へまっすぐ下る。
よーーーく見ると点々とケルンを見ることが出来る。ケルンがあればケルンまで移動して次のケルン。
そんな感じに下って行くとケルンも増えていく
トポに書いてあるBlock wallってのはスゲー上の方だ、ムチャクチャだなこの図は
Steep wallが迫ってきたらもう迷いようがない。
あとはラッペルステーションを探すだけだ、慎重に下っていくと壁よりに1つボルトを見つけた、残置は無い
壁よりなのでこれは一番奥のラッペルだ。ちょっと手前に戻ってみる
もしゃもしゃした岩棚の奥にフィックスされたラッペルステーションを発見。
やっとだーやっと終わった!
壁沿いにもボルトがあるが、右の突き出た棚の上のブッシュが正解
ロープ出さなくてもフィックスが張ってあります
結局、駐車場に着いたのは10時くらい僅か2時間で降りれるのである。
片付けもほどほどに、なんとなくジェフのキャンプを覗いてみるとジェフが居た。
独り言をトレバーとジュリアンはちゃんと覚えていたようで、
半分くらい入ったテキーラの瓶を貰った。テキーラかよ!死んじゃうわい
雨で引き上げてきた、Kさんらと話たり、我々が撤退をした翌日に登攀開始して無事完登したMさんらパーティらとも健闘を讃え合いました。
シャワーを浴びて戻ってきて、テキーラで一杯。
トイレすぐ脇にあるミッドナイトライジングを登ってる人が居たのでフラフラ寄ってみる。
うーんこれでV8か~おそろしいハイボールだ
テキーラ片手にフラフラ歩き回って簡単そうな岩を登って遊ぶ。
エイドじゃないクライミングは楽しいなっ!
そうこうしてると本格的に雷雨、テントで昼寝。
5時くらいになってピザでも食べに行こうかと思ったら、
ステーキパーリィをしているMさんらにお呼ばれしたのでありがたくご馳走になった。
すでにアホほど食べたけど、特にやることもないのでやっぱりピザを食べに行く。
5月6日 金曜日
予報では今日は雪らしい、Kさん、Mさんらも皆撤収。
我々もサンフランシスコ観光でもするかと撤収。
バレーを抜けたあたりで土砂降り。
シスコに着くと雨は止んだ。
アルカトラズ刑務所に行ってみたかったけど、予約無しでは無理だったので
街をフラフラ歩いてPier39で蟹を食べる。
空港近くサンブルノの街でSuper8とかいうホテル?モーテルで一泊。
ケチってクイーンサイズベッド1つの1部屋に泊まる。100ドルくらい
5月7日~8日
まっずいホテルの朝食を食べて10時の便
レンタカーの返却はまるでゴーカートのようだ走行距離とQRコードをピッで終了。
朝から家に帰るまでずーっとビール飲んで気がする。
おしまい
その他の写真
2016.05.19
5月1日
この日は、一応予報では午後から雨。
もう一度シックルレッジまでフィックスを張る案もあったが、
相変わらず天気が読めないので保留とした。
完全にレスト。昼からビールとバーガーでフラフラする
ヨセミテフォールの下のに行こうとするとスコール。阿鼻叫喚の外人たち
夕方頃にはポツポツと降り始めた。
晩飯はやはりピザ。
天気を確認するが、やはり不安定。
行けるとしたら3日で抜けきるつもりで行かねばならない。
下降のこともあるので不安要素が多いがここまで来て引き下がるわけにも行かないので
もう明日ゴーアップだ。
「あったらいいかも」程度のものや食料、水も削りに削り、酒も無し
挙句の果てに、クライミングシューズも要らなくね?チョークもいらねぇわと削る
随分軽くなった気がする
5月2日
3時起床。映画ニキータよろしく、缶詰のラビオリとミートボールスパゲッティ。どっちも同じ味がする
真っ暗の中、アプローチ。水が4ガロンも無いとなんとかかんとか取り付きまでロープ無しでいけた。
1p目には誰のか知らないがフィックスが垂れ下がっていた。
ちょっと躊躇したけど、今日中にエルキャプタワーまで約12ピッチこなさいないと行けないことを考えると、、、
ありがたく使わせて貰った。
シックルレッジまでは同じ。 今日は風が弱く快適。暑いくらいだ
5p 岩狭
前回途中で切ったのを、切らずにレッジの先っぽまで伸ばす
6p 鵜飼
前回はビレイ点から振り子したが、少し登った残置から振り子をする。超簡単。
ビレイ点もドルトホールのすぐ上らへんのボルトで取ることにした。
バックロープを付け忘れて凄い時間を食った。その間に後ろから追い上げてきたイタリア人に抜かれる。早い
7p 岩狭
ストーブレッグに移るまでは同じ、イタリア人がビレイ点を使っていたので手前でカムでビレイ点を作る
8p 鵜飼
ストーブレッグを前回の8pビレイ点まで登る、リードが入れ替わってしまったがまぁ気にしない
同じサイズばかりなので面倒だ。その上プレートアブミがいい感じにクラックにスタックする超うざい
9p 岩狭
前回はタワーすぐ下のボルトで切ったが、今回は一気にタワーまで抜ける
ロープはギリギリ。メインのセルフを外してやっとだった。
タワーでデポした水を収容する。
10p 鵜飼
タワーから少し降りてスクイズチムニーに、入ろうとするもギアが多すぎて入れる気がしない。
なんとかカムをねじ込むと、プレートあぶみが引っかかる。Everytime!!
ストーブレッグでも散々だったがこの野郎!
最終的に最下段が取り出せずに切断する羽目に、、、
11p 岩狭
出だしはキャメ#0.75~#1サイズだがすぐに広がってキャメ#3~#4サイズがずっと続く。傾斜が落ちてからはキャメ#4サイズ。キャメ#4を残しておかないとワイドのフリーをすることになる。左壁にビレイ点ハンガーボルト×2
12p 鵜飼
エルキャプタワーへ。 5.7フリー 快適
イタリア人はタワーのビバークポイントではなく、テキサスフレークすぐ下のこぢんまりとした所で寝るようだ、優しいなオイ
後続にもう1パーティいたけど彼らはドルトタワーでポーターレッジを張っていた。
12ピッチこなして日没までまだ時間があったので
次のテキサスフレークをやってフィックスしてしまおうっと登りだしたが、
イタリア人の「いーじー、トゥモロウ」と訛った英語が聞こえてくる
結局岩狭さんは、言いくるめられて降りてきた。押しが弱いなぁ (ヽ´ω`)
エルキャプタワーは超快適、あぶみの件ですげーイライラしていたけど変な小躍りしちゃうレベル。4人はまっすぐ寝られる程だ。
朝から我慢してたう◯こも出た。
久々の米!(アルファ米) & カレー 美味い! フリーズドライのカレーにカレー味のフリカケで追い打ち
雨の心配は無さそうだったので野ざらし、ダウンを着てシュラフに入って寝る
風が顔を撫でると冷たくて起きる。潜ってれば快適だった。
5月3日
4時起床。米美味い、
が、飯が1食分足りないことに気づく。
2泊3日予定なので2人で8食+予備だったはずだが6食しかない、、
しかしまぁ、行動食に一切手を付けていないのでどうとでもなりそうだ。継続
テキサスフレークの基部まで登って、荷物も上げる。
しかし、イタリア人がもたついていたので結局登り始めは7時頃になった。
13p 岩狭
エルキャプタワー下部のビバーク地からは5mくらいのフリーをしてテキサスフレークへ。
直接行くならフリー部分にプロテクションを残すとロープドラッグが酷そう。
テキサスフレーク直前のビレイ点で一度切ったほうが無難かも。前日にフィックス張っておいた。
フレークに入るまでが超しんどい。狭いうえに被っていてエイドもフリーもうまくできない。
フレークは左側(奥側)からフレーク側の背中にして登る。出だしは膝でスタック。後半はバックアンドフットでチムニー登り。意外とスタンスがあって休める。
前のパーティが遅くてチムニーの途中で10分ほど待つ羽目に。調子に乗って登ると突然背中側の岩がなくなるので注意。ビレイ点はアメリカ人サイズでちょっと遠い。
テキサスフレーク。イタリア人は次のピッチまでフィックスを張っていたようだけど
ここでもなんか知らないけどモタついていて、岩狭はチムニーの中で待たされていた、、、ビレイヤーは何も出来ん(ヽ´ω`)
14p 鵜飼
ボルトラダーから極小クラック、カムフックがよく決まる。
ブーツフレークは同じサイズが続く
15p 鵜飼
キングスイングのリードはやらせてもらいますので!って事で私めがやる
ブーツフレークの靴底から更に5,6mほどロワーダウン。
ギアは4,5番だけ持って、後からバックロープと共におろしてもらう
意気揚々と壁を走るが全然届かない、、広い凹角になっていて上手く壁に沿って走れない
壁はツルツルで凄い滑る、靴のせいってことにしよう、、、全力疾走なので想像していたより疲れる
本来はイーグルレッジにダイレクトに届くはずだけど、全然上手くできないのでズルズルとロワーダウンして
随分下の方に這い出る。
デカイクラックで登りにくい、イーグルレッジの後もなんか気持ち悪いクラックだ
カムを全て回収しながら登らないと行けなので手間が凄い
最終的に前のビレイ点からほぼ真横に10数m程移動しただけといったピッチになる。
岩狭さんが登り終えた頃に、凄い勢いで外人が迫ってきた。後続のPTも追い抜いて来たらしい
ブーツフレークのビレイ点に来たなぁっと思ったら、あっと言う間にイーグルレッジまで来た。
ショートフィックスを多用したワンデイクライマーだ、フォローも振り子で飛んでくる。
すぐに抜かれるが、イーグルレッジで切ってるのでとりあえず次へ進むことに
16p 岩狭
出だしのフレークがやばいくらい脆い。そっとフリーで越える。一段上がって右側のクラックから。
左側は脆い。キャメ#0.75~#2サイズでフリーでも5.8くらいだと思う。15mほど登ると左側にビレイ点あり。50mならここで切るが、60mなら無視。
ビレイ点からカンテを右側に越えて頭上のハング目指して若干右上気味に登る。ハングからは細くなりマスター#1~#3サイズ。ナッツ有効。
小さなテラスに上がってボルトでテンショントラバース。右側にカンテがあって勢いがつけられず苦労した。振り子後はⅣ級くらいのフリーをこなしてビレイ点。60m目一杯。
後ろから迫ってるのもあって焦ったのかバックロープを忘れる。
ワンデイ外人が来て、自己紹介。ジェフというらしい。冬に日本に英語教師をやりに来るんだとか
バックロープを取りに一旦ロワーダウンして戻ってる間にジェフ達に抜いてもらう。
当然ながら殆どフリー、ショートフィックスで登っていく、頭のネジがどうかしてるわー。
中間部のビレイ点からボルトでトラバースするルートも取れるが(ジェフはそっちでいった)、
トポ通り上まで抜けて振り子をする、振り子した所で終了点。
またしてもロープがギリギリである。
クリーニング中、ジェフのフォロワーが回収しわすれたカムを回収する。
クリーニングも一番上まで行って、降りないといけないので面倒だ。
アッセンダーは逆さになって効かない、折り返したロープを残置に通してロワーダウンするが
距離がありすぎて真横までしか来れなかった、丁寧に一度結びを解いて降りるべきだったか、、、
結局折り返したロープを手で握ったままそのロープで振り子をしてなんとか抜けた。ターザンかよ、、、
ミスって手離したらぶっ飛んでいた。あぶねー
17p 鵜飼
真横に15mくらい移動するだけ。Bivy 1 ok!という感じの棚に着く
真上にはグレートルーフが
ホールバックをここに残し2p後で荷揚げする算段である。
既にジェフはグレートルーフに居たので、
カム忘れてんぞーっと叫ぶ。終わったらキャンプで受け渡しということにした
18p 岩狭
出だしからフリー。マイクロナッツとマスター#00で固め取りして越える。スタンスないうえにホールドはカチ。
クラックまでリーチぎりぎり。少し被ったクラックで奥が狭くてエイドしにくくて体がハマる。
5mほどエイドしてフェイスのボルトに出てフリー。ここもカッチカチ。フェースから凹角~カンテを左に回り込んでⅢ級程度のフリーでキャンプⅣ
初めて左上するピッチだ、キャンプⅣに至る。
キャンプⅣは平らだけど小さい。2人はしんどそう
またバックロープを忘れる、が別に荷揚げしないので問題なし
19p 鵜飼
今度は右上する、5.7のノープロトラバースが愉快。
2ピッチ分の荷揚げはしんどいなチクショウ
20p 岩狭
出だし少しフリーで登ってコーナークラックへ。細い。ルーフまではマスター#1~#3サイズ。
残置がたくさんある。残置なければナッツ多用してないと弾切れ起こす。
ルーフに差し掛かるとマスター#00~2サイズ。濡れててカムが抜けやすくて怖かった。
溝のあるマイクロカムが有効かも。フリービナ(ヌンチャク)多数必要。ルーフにも残置があるが、ナッツとハーケン。
ルーフ出口でキャメ#0.75。ルーフからレッジまではフリー(5.7)かテンショントラバース。
第二の見せ場?グレートルーフ。
濡れてる、、、残置が調度良い間隔で残っている
ルーフに至るまでの方が長かったように思う。
真横移動のクリーニングは面倒くさい。
21p 鵜飼
パンケーキフレーク。
10aのレイバックとあったので5mくらいぐらい頑張ってみるけど、流石レイバック、辛い
プロテクションも取りにくいので諦めてエイドにする。
登っている最中にまたしてもワンデイ外人のトレバーとジュリアンに追いつかれ、その上登り始めた、正気かよ、、
どうでもいいけど、普通に人のカムでA0していく、なんでもありなんだなぁ
もしや?と思い、ジェフを知っているかと尋ねたら、知っていたので
さっき回収したカムを託す。アルコールが欲しいなぁ と独り言を言う
ジュリアンに天気を聞いたら明日は昼過ぎには降るかもとのこと。
昼までに抜けれるかな、、
22p 岩狭
出だしはまた奥が狭いクラック。エイドしにくい。一段上がると幾分楽になる。最後5mくらいはスラブをフリー。
コーナーに決めたマスター#2を掴んでA0したら抜けて怖い思いをした。スラブを抜けたボルトでいったんピッチを切って荷揚げ&クリーニング。
ヘッドランプの明かりを頼りに5.6のフリーでキャンプⅤ。5.6だけど左に4~5mほどトラバースして直上。結構悪く感じた。
これでやっとキャンプⅤだ、もう8時近くクリーニングが終わった頃にはヘッデンの出番となった。
トレバーとジュリアンはそれでも登っていく
着いてみるとどう見てもこれは1つ手前の1人ビバーク用のレッジだ。
5.6のフリーですぐそこにあるはずだけど、支点もクラックもないので迷って切ってしまったらしい
この数mの為に再びロープを捌かねばいけない。
眠気と疲れと暗いのとでお互いにムチャクチャイライラしてきてブチギレ寸前だった
再び岩狭さんが登り初めたがスグソコどころか10mくらい登って行ってしまう、俺はエエエエエ?まじで?みたいな感じでポカーンとしてた
流石に行き過ぎじゃねっと思って声かけたら、「登りすぎた」といって降ろした。
もうクタクタだ
キャンプⅤは2人がギリ寝れるが、斜めっているし非常にツルツルしてるので寝ていると滑っていく
後続の外人は1時間遅れくらいで追い付いてきた。
先ほど切ってしまった所でポーターレッジを展開してた、彼らがポーター持ちで助かった。
2016.05.19
鵜飼です。 東海山岳会の友人、岩狭さんとヨセミテはエル・キャピタン、The Noseを登ってきました。
ルート内容のみならず入国からまるっと行きたいと思います。非常に長くなるかと思います。
4月27日~28日
羽田発の深夜便でサンフランシスコへ。現地27日の夕方に到着。
イミグレを通過し、荷物を受け取り、空港内の無料モノレールにのってレンタカー屋へ
事前にHISでコンパクトカーを予約していて、予約票を見せるも
「そんな荷物載るわけが無いでしょ」って鼻で笑われて
カーナビが要るだの要らんだのヨセミテ行くなら4駆じゃないとだめでしょ?とか
モリモリに盛られて1000ドルとか見積もり出される、、
カーナビも要らん!4駆も要らん!と言い張ってなんとか750ドルまで下げる。当初のおよそ倍である。
結局借りた車はJeepのCompass。確かに荷物はこれでギリギリ感があったのでまぁいいか、、、
ヨセミテへは朝着いてキャンプ4に並べば十分なので
サンフランシスコ市内の「REI」というアウトドアショップに行き、ガスやら行動食やらを仕入れる。駐車場はあるので安心だ
更に適当なマーケットへ行って、水とドライブのお供を買う。 どうでもいいけどクリフバーはどこにでも売っている
正直これらはビレッジ内で買っても大差無い金額だったと思われる。
意外と普通サイズのマックで腹ごしらえをしてマーセド経由でバレーへ向かう。
アメリカのガソリンスタンドは基本先払い、クレジットカードを入れてみるも、日本のカードなせいか給油出来ない
キャッシュを20ドル入れて給油したら、お釣りもレシートも出てこない。すごいテンパるが渋々、店員に言ったら普通にお釣りくれた。
要するに有人のスタンドでしか入れれない、先に入れたい分の金額を店員に直接カードかキャッシュで払って、余ったらお釣りをもらうという感じらしい。
マーセドから140号をひた走り、マリポーサの街に深夜到着、レストエリアがあったので仮眠することに。
途中、給油したスタンドには踊り狂ってるババアとか居たし、ココにもヤンキーみたいのがいるもんで、どうにも落ち着かない。
4時過ぎくらいに目覚め、バレーへ向かう。流石にゲートにレンジャーは居ないので素通り。
6時半にキャンプ4の受付に並ぶ。5,6人既に並んで居たけど、平日ということもあってキャンプは空いてそう
我々のすぐ後ろに並んだ人が日本人で、福島から来たというKさん、ヨセミテ3回目だそうで色々教えてもらう。
電車とバスでヨセミテまで来たらしい、凄い。
レンジャーが来た8時過ぎには20人くらいの列になっていた。
キャンプで一気に取れるパーミッションは7泊8日分までで、6日まで滞在したいんだけど?と聞いたら
5日にもう一度支払いに来たらOKとのこと、結局は5日ではなく3日後くらいに1日増やしてくれっと言って支払った。
サイト3を割り当てられ、Kさんも合わせて同じサイトにしてくれた。後にMさんらも来て3,4あたりは日本人街になった。
キャンプ場ルールは、10時以降大人しくしろ、焚き火はPM5時~10時、薪はビレッジで買え、その辺のもの燃やすな。食料とか匂いのするもんは全部ベアコンテナに入れろといった感じ
ささっとテントを設営し、荷物をとりあえず片っ端からベアコンテナに叩きこみ
朝飯、下見、買い出しに行く。
カリービレッジ改め、ハーフドームビレッジで朝食。高い。
マウンテンショップでカムフックとか買う。なんとなくペッカーも買った。
そしてEl capitan下見。取り付きは全く迷わない。目の前のパーキングに停めて徒歩10分も無い快適アプローチ
下から見上げた感想は「デカイ、デカイけどやれるわこいつー」が共通感想であった。
4p目にあたるシックルレッジからのラッペル位置も確認し、問題の下降路の下見。
結果よくわからない、El capitanピクニックエリアに降りてくるはずだけど、踏み跡が多すぎてわけが分からい。
下から見上げても木が多くて見えない、雨がぱらついて来たので引き上げる。
どうせ下から下降路を見ても分からないだろうってことでまぁいいや。
ビジターセンターで天気を確認する。
キャンプ4の受付に張り出してある天気予報、ネットで調べる天気予報、ビジターセンターの天気予報。
全部違う、さっぱりアテにならない、、、とりあえず明日は天気良さそう、明後日は曖昧 くらいのもので、、
とりあえず、明日はシックルレッジまでフィックスを張ることは出来そうだ。それに決定。
キャンプに戻って登攀の準備をすることに、
これ見よがしにテーブルにギアを並べると隣の陽気な外人に絡まれて乾杯する。
登攀具としては
TCUカムを含むカム #3までを3セット、#4を2、#5を1。 ナッツ オフセットナッツを含めて3セット
クイックドローx8、アルパインヌンチャクx6? 、空きのビナ10枚くらい 、環付きビナ12枚?
あとはアッセンダー等の個人装備。
ロープは60mシングル2本(1本予備)、荷揚げスタティックロープ60m1本、フィックス用のシングル50m1本
水は1人1日3リットルx4日分 水4ガロンとゲータレード6本ほど 水分だけで大体24kg
75㍑のホールバッグは到底入りきらないのではみ出た分はサブザックに入れる。
ギア類はまとめて車の中へ叩き込み
ピザを食べにハーフドームビレッジへ 美味い!
29日
ゆっくり目覚める。4pシックルレッジまでの荷揚げとフィックス張りなのでマッタリとスタート
フリーフードを貰ったというKさんに朝飯を貰い喰い。
8時頃に取り付きへ、既に2,3パーティ登っているようである、、
アプローチは4級。空身なら余裕で登り降りできるものの、流石にホールバッグ背負って登るのは無理ってことで
0p目が生まれてしまった。
1p目のビレイステーションは先行PTが使っていたので脇のクラックで適当に作る。
登りは兎も角、荷揚げが死ぬほどしんどい。押してくれないと無理。
先行PTが行くのを結構、待つ
(以降 緑文字は岩狭さんのメモ)
改めて1p 鵜飼
テンション上がりすぎてとりあえずバックロープを忘れる
出だしからフリーで頑張ろうとするもツルツルとした岩質に恐れをなし早々にエイドに切り替える
ピトンスカーがどんなものかよく分かってなかったが、4枚刃のカムがイマイチ入らず
3枚刃である、TCUカムがいい感じに入ってくれる。オフセットカムも有効だろう。
そしてピトンスカーくらいしか主だったホールドがないので、傾斜緩いのに中々フリーはしんどそうであった。
2p 岩狭
細めのピトンスカーが連続。マスター#00~#3(キャメ#0.5)くらい。ハンガーボルトから3mほどのテンショントラバース。トラバース後もマスター#1~#3サイズ。最後はスラブを2mフリー。
練習で登ってるとかいう先行PTが遅すぎて1時間以上待たされる。
風が強くて陽向でも寒い。次で抜いてくれって言われた。当然である、、
テンショントラバース1回
3p 鵜飼
相変わらずピトンスカーしかない、
上部はボルトラダーだけど、抜けが急にフリームーブになる。2手くらいだけどあぶみを外す手間があって悪い。アプローチシューズだったので尚更悪い。
外人はあぶみを残置して抜けてきやがった、目からウロコ
4p 岩狭
出だしのフリーがちょっと悪い。5mほど登ってと残置カム、スリング、ボルトでエイド。
最上部のボルトから3mほどテンショントラバース。小さいスタンスに立ってボルトから伸びるスリングに手を伸ばす。
ピトンスカーもあるがカムはどれもしっかり決まらない。ボルトからもう一度テンショントラバースするかアブミを掛けて直接フレークに。
シックルレッジまでは斜めのレッジをフリー。ロープがフレークに食われないようにさばかないと流れなくなる。
シックルレッジには既に1つホールバッグがある。下へのフィックスも1つ
(後に分かるが、このもう1つのフィックスは日本人PTのものだった)
1段下に置いていくことに、ビニール袋忘れたのでツェルトかぶせておく。
待ち時間が長すぎてなんやかんやで5時を回ってしまった一日仕事だ、、、
風が強くてくたびれた。
シックルレッジから全てのロープを使ってフィックスしながら4回懸垂で取り付きへ。
晩飯のピザには間に合った。
Wi-fiで天気を確認するが、どうもよろしくない
明日良いがは、明後日はどうも軽く振りそうである、それ以降の天気も曖昧である、、、悩む
そもそも昨日も今日も降る予報はあったが全く降らなかったので、なにも信用できない
夏用のしょぼいカッパしか持ってなかったのでマウンテンショップでパタゴニアのシェルを買った
30日
4時起床、雨は降っていない。
昨夜はゴーアップの決断が結局出来なかった。
結局コイントスで決める。 結果、今日のゴーアップは中止
しかし30分ほどモヤモヤして居てもたってもいられなくなり、結局出撃することに
明日は降るだろうが、1日凌げばなんとかなる。遅れればどんどん成功率が下がる という判断で?
くそまずい日清の袋麺を食べる。ビーフ味ってなんだよ、、
5時半過ぎ、フィックスを登り始める。
一番下の50mロープは落として放置
5p 鵜飼
4級、適当な所でカムでビレイを取る
6p 岩狭
シックルレッジの先っぽまで
5~6p シックルレッジからⅣ級のフリー。傾斜が立ってきて5.8くらいのフリー。ハング下でカンテを右にフリーで越える。カンテからはキャメ#0.75~#1サイズのクラック。5.9らしいが見た目より悪い。
エイドで越える。5mほどでビレイ点
7p 鵜飼
少し登ればハンガーと残地もあったが、ビレイ点から振り子を試みることに
助走が付けれないので苦労する、そしてスリップして吹っ飛ぶ。頭からドーンといくけど打撲だけで済んだ。爆笑してしまった
振り子の後はイージー。 トポ通りにドルトホール脇のビレイ点を探すが
ハンガー1つと残置のリンクカムしかない、ちょっとおっかないけどこれで切る。
8p 岩狭
ドルトホール。チムニー登りで越える。穴の終わりでエイドに切り替えキャメ#0.75と#3サイズのダブルクラックどちらでも好きなほうを。#0.75は途中でなくなる#3は徐々に広がって#5サイズまで。最後はボルトラダー。ボルト間隔は遠い。ワイヤーが半分切れたナッツの残置があるが使わないと届かない。
ドルトホールの終わりあたりまで下りてテンショントラバース。振り子中にカンテを越える必要がある。失敗したら激突。トラバース先はストーブレッグクラック。ハンドサイズのクラック5.8だが、落ちられないのでキャメ#2二つをインクノットで固定してカムユマール。ビレイヤーの真横くらいにビレイ点あり。
ドルトホールを抜けボルトラダー、そこから更に振り子でストーブレッグクラックに移るが振り子の支点で1度切ってしまう
一旦クリーニングして再出発、ストーブレッグに移る。トポ上にはビレイ点があるはずの所に見当たらない
結局、9p目にあたるのビレイ点にたどり着く。
9p 鵜飼
トポにはフィストと書いてあるが外人はボクシンググローブでもしてんのかな
ひたすら3番サイズが続くカムユマールで精神がすり減る
プレートあぶみがクラックに入り込んでマジでうざい
途中で切るのを見ていなかったので、ドルトタワーのすぐ下のボルトで切る
10p 岩狭
#3,4,5でドドント登って ドルトタワー
ここまでで18時、日没は20時くらいなので、エルキャプタワーまではまぁなんとか行けるが
今日も今日とて、風が強い。ロープを放ると真横に飛ばされるレベルで
こんな風に雨が来たらたまったもんじゃない、、懸垂の都合で撤退するならここが潮時
時間も差し迫るが、悩みに悩んで、水を4ガロンここにデポしてリトライすることに
タワーには結構デポらしき水が一杯あったのでそれに習うことに
懸垂し始めると風はピタリと収まった。腹が立つ。
落とした50mロープは綺麗に束ねて木にぶら下げてあった。ありがたい。
ピザには間に合わなかったのでパンか何か食べて寝た。
2016.05.09
1皮です。岩佐さんと瑞牆でマルチピッチを登ってきました。ロクスノ70号に掲載されていた鷹見岩南山稜はなかなかに面白く、お勧めルートです。
【5日】一粒の麦~ジョイフルモーメント
数年前に取り付きが見つけられず敗退した因縁のルート。今回は、ネット上の登攀記録をいくつも持参し準備万端、、、のはずが、また迷いに迷って駐車場から取り付きまで3時間かかりました。
十一面正面壁から白クマのコル方面のルンゼに付けられた踏み跡をたどり、木に巻かれた黄テープに沿って奥壁と思われる方面に回り込むように進んだ。登攀記録のコピーには白テープと書かれていたが、「張り替えたんだろう」と勝手に思い混んでしまったのが、再び迷った原因。黄テープに導かれていくと大きな壁の下にたどり着いた。面白そうな右上クラックが垂壁に伸びているが、一粒の麦ではなさそう。その辺りを右往左往した結果、「どうも違うぞ」と言うことになり、最初の黄テープまで戻り、白クマのコル方面にさらにルンゼを上がると、右手(東方)に別のルンゼが伸びているのが分かった。そこをちょっと登ると、白テープとケルンに沿って踏み跡が現れ、5分もかからず一粒の麦の取り付きに着いた。5時間も探した前回は、いったいどこを歩いていたんだ!ちなみに、今回間違えた黄テープに沿って登ってしまった場所は、たぶん奥壁の南側にある「小やすり」と思われる。
(一粒の麦1P)岩佐 5・9 簡単なフェースから3mぐらいの左上ハンドクラック、スラブの下降
(2P)1皮 5・10b 30mぐらい続くハンドサイズのフレーク。簡単だけど、要持久力です。同じサイズのカムが複数必要
(3P)岩佐 5・6 テラスから緩いクラックを登り、チムニーの前まで
(4P)1皮 5・7 支点の取れない(取っても意味のない)面白チムニー。幅は広く、オフィズスのようには苦しくない。上部で右に90度曲がり、ロープの流れは悪い
(5P)1皮 5・9 木の横にあるクラックを数m上がり、フェイスを左へ。上部のオフィズスから岩の上へ。
(6P)1皮 5・10c 取り付きが分からず右往左往する。ハングに走る細いクラックかなと思いがちだが(目立つため)、その右の方にある小カンテとクラックがルート。カムとナッツをクラックにかませ、上部の気持ちの良いコーナーへ。小カンテからコーナークラックに移るところが核心か。終了点が奥壁の頂上で気持ちがいい。
頂上からすぐ北側にある細い穴を通り、チムニーを不動沢方面に下ると踏み跡が出てくる。10分ほどで、一粒の麦の取り付きに戻れる。クライミングシューズのままでも大丈夫だった。燃料補給の後、一粒の麦から踏み跡を数分上がったところにあるジョイフルモーメントの取り付きへ移動
(ジョイフルモーメント1P)岩佐 5・9 左上クラックから、ハイハイしないと渡れない細いスロープ。高度感あり
(2P)1皮 5・9 ハンドからオフィズスまでのクラック。面白いピッチ
(3P)1皮 5・8 緩いオフィズス。ワイドに慣れてないと登りにくいかも
(4P)岩佐 5・7 3P目終了点から10mぐらい岩の間を進み、突き当たりの岩の右端に走るハンドクラックを登る。終了点が頂上で、一粒の麦と同じ下降ルートをたどった
【6日】鷹見岩南山稜
瑞牆山荘の駐車場から登山道を歩き、富士見平小屋を経て、鷹見岩への分岐から100mぐらい進んだところがアプローチの入り口。白テープが2本の木に巻いてある。そこから登山道を離れて鷹見岩に向かって右にある緩い斜面の倒木帯を進み、50mぐらい進んだところで登攀準備。不必要な荷物をデポした。カムはキャメロット青まで1セットとエイリアン1セット+ハンドサイズを2個ほど。雨が降り出しそうな天気のため、いつでも敗退できるようにバックロープを引いていくことにした。デポ地から取り付きまでは鷹見岩を大きく回り込むように進む。白テープが巻かれた木や、急な所には残置ロープが何カ所もあった。40~50分。取り付きでアプローチシューズをクライミングシューズに替えた。
(1P)1皮 5・10d 洞穴内のクラックから右上の穴へ。リーチがある人は、ポケットからハンドクラックに手が伸ばせるらしいが、わては手が届かないため、ガストンでつなぐ必要があった。湿ったハンドクラックから穴を抜けると、切り株のあるフェースの終了点へ
(2P)1皮 5・10b 最初の1、2手が迷う。よーく探すこと。右にトラバースすると、隠れているクラックが目の前に。そこから25mぐらいハンド~フィンガー~ハンドのクラックが続く。日本離れした美しさです。風化した小ハングを越え、右のスラブへ。終了点は安定したテラス。
(3P)岩佐 5・7 丸太を渡したような岩の上によじ登り、右に伸びるルーフクラックをトラバース。
(4P)1皮 5・7 数mのチムニーを上がり、岩の上に出ると、5、6Pの巨大な壁が目の前に。興奮する一瞬
(5P)1皮 5・10b 右壁から取り付き、フレークなどをうまくつかって3つめのハンガーボルトからチムニーを渡って左の壁へ。安定したバンドをカムで支点を取りながらたどり、浅いクラックをレイバックで上がる。終了点は安定したテラス
(6p)1皮 5・10c アンカーの上にあるハンドクラックを進み、右のフェースへ。浅いポケットをつないでいく感じでじりじり進む。フリクションが効くので、大胆に行ける。終了点の1坪テラスまで。悪天を予感させる南風がだんだん強くなり、寒くてしょうがなかったが、天気は何とか持ってくれた。
そこでアプローチシューズに履き替え、岩尾根を行く。所々、垂直に近い岩もあるが、がばホールドがあって怖くない。鷹見岩の頂上手前3Pをロープを使った。最後のピッチは左上ハンドクラックで、5・7ぐらい。頂上からは1時間ほどで駐車場に到着。途中で雨がパラパラと落ちてきたが、大振りにならずに済んだ。
2016.05.04
森です。友人と群馬県子持山・獅子岩にマルチに行ってきました。
【コースタイム】
4/29 17:00小牧~22:00道の駅こもち
4/30 7:00道の駅こもち~7:15 7号橋駐車場~7:30出発~8:10「この先危険」の看板の分岐~8:15南東壁取り付き~8:50登攀開始~11:50獅子岩頂上~頂上の岩でフリークライミング~14:50 7号橋駐車場
登山口の7号橋駐車場は10台程車が停められます。地元の方がみえ、「最近熊が出てるから、鳴り物は持って行ってね。」と言われました。
出発してから30分程で「この先危険」の看板があり、そこから踏み跡を左へ入って5分程歩くと獅子岩南東壁の取り付きです。
Aさん夫婦、私のHさんのパーティに分かれ、私たちが先に登らせてもらった。
1P 森
朝イチのリードは緊張します(;´Д`)久々の乾いた岩にドキドキ。ややレイバックぎみに登るところが緊張した。ボルト間隔が短く、フリーっぽい感じだと思いました。以前に早川さんと一度来た事があるのに、どこがどうだったかはすっかり忘れてしまっていました((+_+))
2P Hさん
クライミングの上手なHさんは問題なく抜ける。「下から見るほど簡単でもないね。」と。そう、下から見ると超簡単そうに見えるのに。
3P 森
右手のフレークを上がるのにちょっと悩んだけど、ガバを持ってよいしょと上がる。なんか山っぽくていいと思ったのはここだけ。
4P Hさん
このピッチが核心部。核心クライミングを楽しみながら登るHさん。「ガバがあるから、足よく探して来れば大丈夫だよ。」と。ガバだけど逆層(;´Д`)アンダーとか嫌だな。。フォローなので、とにかく頑張って抜ける。ガバはあるけど、結構登り応えのあるピッチでした。
5P 森
スラブ。短いピッチ。繋げて登れたと思うけれど、先がよくわからないので、ここでピッチを切る。
6P Hさん
超短いピッチ。トラバースして一段上がってすぐ終わり。すぐ上が獅子岩頂上なので、そのまま行けそうですが、Hさんは最後のピッチを私に譲ってくれた。
7P 森
右手の草付に上がってしまったので、岩をトラバースして戻る。トラバースって怖いから苦手(-_-;)
トラバースし終わって木の間を抜けると、獅子岩頂上。ハイキングのギャラリーでいっぱいだった。
「うわーすごい!ここ登ってきたの?」とか、「ちょっと見て!女の子だよ。すごいね~!」「さっき岩に張りついてる所見てたけど女の子だったんだ!すごいね~かっこいいね~。」などいろいろ言われて・・・(;^ω^)恥ずかしいけど嬉しかった。登り切ったところにギャラリーがいっぱいって、嬉しいゴールです(≧▽≦)
ちょうど3時間で登攀終了。一緒に行ったAさん夫妻のパーティも上がってきて、まだ時間があったので、頂上のスラブにボルトが打ってあったので、フリーで遊んだ。ここの岩は安山岩だそう。初めての安山岩。結晶とか乗れそうな足がないのに、てれっとしたところでも以外とフリクションが効いた。花崗岩や石灰岩しか触った事のない私にとっては新鮮でした。イボGが地質とか岩とか詳しいよって聞いたので、今度イボGくんから安山岩のうんちくを聞こうと思います。
フリーで遊んだ後、下山。
温泉に入り、「道の駅おのこ」へ移動。翌日は榛名山近くの黒岩へフリーに行きました。黒岩も安山岩で、かなり大きな岩場。ルートもたくさんありました。愛知からはちょっと遠いけど、伊香保温泉でも入りながら、また行きたいです。
2016.05.02
早戸です。
GW前半はイボGと穂高へ。
岳沢にて友人が宴会をするというのでそれに参加したい。
しかし上高地までのバス代は払いたくない。
ということで今回のような計画となった。
4/29
当初の予定では夜中発で初日に岳沢まで抜けるつもりでしたが朝から雨で出発できず。
GW初日の割には車も少なく雨の中出発していくパーティも多くはない。
7時過ぎに雨が止んだのを見て出発。
登山指導センターではGW初日ということもあり安全登山を呼びかける職員の方が立っていた。
林道を歩き白出沢出合から夏道に入ると雪が薄らと積もっていたが、ほんとに薄ら。
思っていたよりは残雪があったが踏み抜きにイラつきながら程なくして天狗沢出合に到着。
11月に通りかかった時に飛騨尾根へのトレースを見ていたおかげでさほど迷わず天狗沢へ入れた。
そこからF尾根を目指したつもりがD尾根へ末端から無理矢理上がってしまった。反省。
D尾根をC尾根と勘違いし、そのままその横のルンゼを登ってしまいF尾根の頭に到着。
レリーフを見てもなお間違いを認めようとしないのはどういうことなのか。
疲れたし寝不足なので今日はここまで。15:00頃行動終了。
コルを削って辛うじてテントを張ることが出来たが
ブロックを積むスペースは無かったので強風直撃の寒ーい夜となった。
4/30
4時半起床。風が凄かった割には少しは眠れた。
風が多少マシになるのを待って6時半ごろ出発。
ルンゼをバックステップで150m程クライムダウンしたのちトラバースしようやくC尾根に乗っかった。
ここからは尾根を忠実に詰めていく。
遠くに後続のパーティがトラバースしているのが見えていたが
かなり遠く人数などはっきりとはわからなかった。
T2を越えたあたりで2Pほどロープを出した。
ジャンダルムに9:30頃到着。天使は思いのほか深く埋もれていた。
稜線近くはそれなりに積雪が残っているようだ。
岳沢に下降するためところどころ夏道を歩きながら
良く締まった雪面をトラバースとクライムダウンを繰り返しながら天狗のコルへ下降。
天狗沢はシリセードで下り一瞬で岳沢到着。
11時半には担いできたビールで乾杯。
友人パーティのテントにお呼ばれし晩飯まで御馳走に。ありがとうございました。
ケチったバス代はすべてビール代となりました。
5/1
4時半起床。昨晩から雪が降り視界も良くない。
上高地へ下山しバスで新穂高へ向かうことも考えたが
予報は好転していくとのことなのでとりあえず出発。
南稜の取付が良くわからずイボGが3年前に来た時の記憶を頼りに尾根へ取付く。
どう考えても違うと思いながらも尾根は間違っていないだろうと藪漕ぎ木登り登攀。
視界がないので判然としないがしばらくしてようやくトリコニーらしき岩場が急に現れここは南稜だと確信する。
そこからは結構尖ったナイフリッジ、岩稜歩き。
視界がなく景色を拝めないのが残念だったがこの天気のおかげで渋滞無し・トレースも無し。
10:45頃 吊尾根に合流。
11:00頃 奥穂山頂。シーズン三度目。
まるで厳冬期のような雰囲気。でも気温は低くない。
しかし強風視界無し。霰が痛いので即下降。
穂高岳山荘への下りも慣れたものだがやはりここの下りは視界が無い場合どうしても間違い尾根の方へ自然と行ってしまい、
間違いを正す看板のところで気づく。あの看板が無ければ間違えてそのまま下って行ってしまうだろう。
穂高岳山荘に逃げ込みカップラーメンをいただく。最高。イボGはホットミルク。
この時期は岐阜県警の隊員が常駐しておりジャンダルム飛騨尾根付近などで事故があったと聞く。
後続のあのパーティだったのだろうか。その他にも事故が多発しているので気を付けて下山するようにと言われた。
12:00小屋を出発し白出沢を下降。14:00には林道へ出た。
15:30下山。お疲れ様でした。