2015.06.29
1皮です
日曜日に長野・新潟県境にある高妻山と乙妻山にハイキングに行きました
戸隠牧場5:00-7:30高妻山7:40-8:10乙妻山8:20-10:10戸隠牧場
低気圧通過後の巻き返しの風が強く
林道横に立っていた直径80cm、高さ20mぐらいの大木が
下山してきた時にはポキリと折れていて、たまげました
2015.06.21
吉川です
先週、夫婦で御在所前尾根に行きました。前尾根は約1年振りかと思います。
6/13
5:30裏道P→7:00P7取り付き→ノーマルルート→10:30P2懸垂完了→前壁ルンゼ下降→裏道→12:40裏道P
前泊して早めに出発したおかげか、取り付きには一番乗りで着いた。
今回は僕が全てリードしたが、前尾根初の妻はP7もP6もヤグラでさえも楽勝で登ってきたので、簡単なところはリードしてもらえば良かった。今回はロープワークが不安ということだったが、練習して次回はリードしてもらいたい。
以前買って使わないまま埃をかぶっていたヘキセントリックをちょこっと使ってみたが、慣れないのでセットに時間がかかる上に、回収の時に「指で触れただけで取れたよ」とのことだった。まだ全然使い方がなってないようだ。
あと、今回は持ってる装備の都合により、50mのシングルロープで登ったが、プロテクションの取り方を工夫すれば流れも悪くならないし、P2の懸垂も25mなので、問題なかった。むしろシングルの方がシンプルで、ロープワークが楽である。GWの小川山もそうだったが、場合によってはシングルという選択もアリだと思った。
もうかなり暑いので、前尾根を登る人はそこまで多くなかったですが、登山者そのものは多く、鈴鹿スカイラインに駐車している車の数は物凄かったです。いずれにしても早めに出発してきた方がいいでしょう。
2015.06.13
岩佐です。曽我さん、上手さん、酒井さんと砦岩に行ってきました。
中道登山口 06:50 ~ 07:30頃? 砦岩 15:50 ~ 16:20 中道登山口
砦岩のアプローチは、地蔵岩を越えて3分程歩いた所の右側にあるロープ(一般登山者が間違って入り込まない為のロープ?)が張られた所。ここから踏み跡を辿って下っていくと7~8分ほどで岩場に着きます。岩場にはトポもあり、木にルート名を記載したテープが巻いてあったりと、とてもわかりやすいです。開拓して下さった方に感謝です。
途中で20分ほど昼寝もはさみながら、2階の岩場の三毛猫、砦クラック、NP入門、レッツゴークライミングで楽しく遊びました。1階は陽が当たらず岩が湿っていたため登りませんでしたが、次回はこちらのルートも登ってみたいです。
皆様、お疲れ様でした。
2015.06.11
酒井です。
上手さんと錫杖岳左方カンテへ行ってきましたので報告します。
3時に上手さんを迎えに行き6時に槍見駐車場へ到着、準備を済ませて出発します。
いきなりの急登にまいりながらも順調に進んでいましたが、分岐の沢を間違うアクシデント。
取り付きのあるはずの標高1700mに達した時には本峰との間には谷が…。
なんとかトラバースを試みて一通りじたばたしてみますが、かなりの傾斜でこれは危険と判断。
素直に来た道を下降、登山道まで一旦戻りました。
登山道に戻った時点で9:50、もうすぐ出発から4時間経とうかというところ。
とりあえず取り付きまで行って今日をどう過ごすか考えましょうということで再出発。
10:10正しい分岐を経て10:50取り付き到着。
予報では午前中晴れ、午後曇り、夜は雨予報 実際その通りになった
時間を取り戻すためか上手さんは快調に飛ばします。ついては行きましたが上に着いた時にはなかなかの疲労感が。
それでものんびりはしてられないので、登攀の準備をしながらこれからの予定を相談します。
結果、完登は諦めて1、2ピッチ目を使って私のリードの練習をしましょうということに。
ここのところ皆さんに付き合ってもらってリードの練習をしていたので、これはいい話になってきたなと私的にテンションアップ!
予定としては3ピッチくらいまでやったら懸垂で降りてきて、また1、2ピッチ目でリード練習、14:30になったら撤収しましょうというもの。
さて、登攀開始です。
1ピッチ目 リード:酒井
歩きに近いですがカムをたくさん使い、上手さんがフォローで回収しながらカムの効きをチェック。
2ピッチ目 リード:酒井
1ピッチ目と同じ感じ。楽しい。
3ピッチ目 リード:上手
上手さん吠える。最初のプロテクション取るまでが怖そう。というかフォローでも怖かった。
3ピッチ目終えたところで「次(4ピッチ目)はⅢ級なんですよね」と上手さん。
「お、じゃあリードの練習させてもらっていいですか?」と私。
準備して岩の前に立つもどう見てもⅢ級には見えません。
トポ確認。Ⅳ+と書いてある・・・。
幸いカムが効きそうなところはたくさんあるので、ここまでよりまめにプロテクションとって登りましょうと。
ところでナチプロという響き。聞くたびに頭の中をめぐる某黒飴のなつかしいCM。
笑いをこらえることにはようやく慣れてきましたが、立ってる岩場でナチプロのリードは初めてで緊張します。
4ピッチ目 リード:酒井
チムニーがほどよく楽しい。チムニーを抜けるとフェースだったと思うけど夢中であっという間に終わってしまったのでうろ覚え。
5ピッチ目 リード:酒井
プロテクションをたくさん取りながらリード。今の私にはちょうどいい感じ。
フェースを抜けると歩きに近い。
5ピッチ目を終わったのが13:40、ここで上手さんが「実は6ピッチ目をやりに来たんです!」とテンションアップ。
時間的に最後の一本。
6ピッチ目 リード:上手
A0で木から飛びつく。聞いてなかった私びっくり。
左方カンテの核心ピッチとのことで、慎重ながら順調に登っていく上手さんでしたが、見えなくなってから張ったり緩めたりの指示が何度か。どうやら終了点が見つからなかった模様。
そして14:30、6ピッチ目が終了。
食事をとったり準備したりで15:00に懸垂下降を開始。注文側でなく左方カンテをそのまま下降するとのこと。
6回の懸垂でとてもいい練習になりましたが、5ピッチ目(登りで数えて)のところでアクシデント。
懸垂を終えてロープを引く→動かない→タイブロックで登り返す→引っかかりをとって懸垂→また引っかかる
良さそうな大木があったので、上手さんに支点を変更したほうが良さそうだと伝え、今度は上手さんがタイブロックで登り返し。
支点を変更して無事ロープ回収ができましたが、このピッチだけで1時間くらいかかってしまいました。
結局、6回の懸垂で取り付きに戻ったのが17:50、そこから下山して駐車場に戻ったのは19:50でした。もちろん上手さんの笛がピーピー鳴いてたのは言うまでもありません。
今回も色々な経験ができ、充実の一日になりました!
2015.06.10
沢の季節!
吉川です。
今季初の沢登りは、去年企画倒れになった奥美濃の蕎麦粒山にしてみました。
場所:蕎麦粒山 ミヤマ谷
メンバー:早戸、吉川(報告)
時間:2015/6/7 駐車場7:15→ミヤマ谷出合8:00→11:30蕎麦粒山12:15→西尾根→駐車場14:30
「道の駅夜叉ケ池の里さかうち」を過ぎてすぐ、大谷川にかかる橋の手前を右折。廃スキー場を左手に見ながら、さらに林道を走ると左に駐車スペースがある。ここから先は工事中で、関係者以外は車両進入禁止。駐車スペースには関東ナンバーの軽自動車が一台だけ停まっていた。
ヒル対策に「ヒル下がりのジョニー」を全身にかけて出発。林道を少し進むと「蕎麦粒山に登る方はこちらへ」という工事看板があり、旧林道へ誘導される。旧林道は踏み跡こそあるものの、かつて車が通行できた道だったとは信じられないほどに荒れ果てており、藪毛虫パラダイス状態だ。
その道を40分ほど歩くと、すぐ左手に沢が並行するようになり、どこからでも入渓できそう。他の人の記録では、林道の終点まで歩いているが、これ以上パラダイスに用は無いので、ここから入渓することにした。
ザックを下ろし沢靴を履きながらふと指先を見ると、ヒルがくっついているではないか。うひー、やっぱりヒルがいるのか…ヤダなあ。
過去に、一泊二日の沢登りを終えて駐車場で着替えていると、血を吸いまくって異形と化したヒルが僕の腰に食いついていたことがあった。コイツとシュラフの中で一夜を共にしてたかもしれないと思うと寒気がした。それ以来ヒルは嫌悪感の塊なのだ。沢をやるならヒルを避けて通れないが、嫌いなものは嫌いだ。
とりあえず気を取り直してじゃぶじゃぶと歩く。水はかなり冷たく、空は曇っている。寒い遡行になるだろう。10分ほどで二俣にでた。ここがミヤマ谷との出合なので左の沢へ。
↑ミヤマ谷
ミヤマ谷は狭い谷で、水量も多くない。ただし、高さ数メートル程の滝が無数に連続しており、クライマーを飽きさせない。というか最後は滝に飽きた。
最初にロープを出したのはこの滝(だったと思う)。
リード早戸さん。見た感じ悪そうだったので、個人的には巻くことも考えたが、当然早戸さんはこんなところでは逃げない。滝身の右側を登る。登ってみると意外にあっけなかった。小さいカムとナッツを使用。
そのあと水量1:1の二俣を右に進むと現れたのがこの滝。
リード吉川。いきなり出だしで足を滑らせ、派手に釜へダーイブ!メッチャ寒い!錫杖の時といい、今回といい、最近よく川に落ちる。ここも滝身の右側から、小さいカムを2~3個で登った。終了点から後ろを振り返ると、なんと斜面に雪渓が残っているではないか!冷たいはずだ。
↑ダーイブ!
その次の滝は無理そうなので右を巻く。
↑これはムリ
↑雪渓の残骸
その後も滝が連続するが、プロテクションが取れそうにないしそこまで難しくないので(怖いけど)ほとんど巻かずにフリーソロで抜けることができた。
右から階段状の滝が流れ込む二俣を左に進むと終盤のはずなのだが、まだまだ滝は続く。「もうそろそろやめにしませんか?」などと言いながら登るが、なかなか終わらない。先ほども書いたが、さすがに滝に飽きてきた。水が枯れたあとも枯れた滝などが続くので、小さな滝が好きな人にはぜひ来ていただきたい。
滝が終わると、今度は藪漕ぎ…いや藪というよりジャングルだ。すぐそこが稜線のように見えるのだが、分け入っても分け入ってもなんとやらという感じで蒸し暑く、しんどい。
ゼイゼイ言いながら稜線にでると、うっすらと踏み跡が出てきて、すぐに山頂へ到着。誰もいない山頂で二人して意味もなく叫んだ。
↑「山登りは青春」の文字に涙がこみあげる
山頂で昼飯を食べて、西尾根から下山。記録によると近年、西尾根コースが整備され、かつて一般的だった東側から登るコースよりも歩きやすいそうだ。確かに西尾根コースは踏み跡もしっかりしており迷うようなこともないだろう。
下山では早戸さんが取り憑かれたようにキノコを観察していた。今後は魚を釣ったり、キノコや山菜を採ったりして食べる山行もやっていきたいとのこと。僕もやってみたいが、キノコはさすがにちょっと怖い。
最後に川を渡るところには丸太橋までかかっており、至れり尽くせりの西尾根コースだった。
今回奥美濃は初めてだったが、静かで良いところだった。
ミヤマ谷について
今回は遡行図が手に入らなかったので、滝を登るか巻くかは自分達で判断しました。しかし一部を除いてほとんどの滝が登れるし、ほとんどの滝が高巻き可能なので、人によっていろんな楽しみ方ができそうです。また、残置類は全く見当たりませんでした。
ヒルは一匹しか見ませんでしたが、過去の記録を読むとたくさんいる時もあるみたいです。それよりも今回はダニが多く、実害は無かったものの、服に頻繁にくっついていました。魚は結構いるみたいです。
以上です。
2015.06.08
岩佐です。
曽我さんと一緒に、前からちょっと気になっていた中央稜P3のルートに行ってきました。
槍見5:10 ~ 07:35ルート取り付き・偵察 ~ 08:15登攀開始 ~ 懸垂下降開始11:45 ~ 12:05 取り付き 12:25 ~ 14:00槍見
アプローチは、錫杖沢出合に雪渓が残っていたものの、念のために持参したアイゼン・ピッケルは不要。雪渓の上を歩いて錫杖沢左岸に渡り、夏のアプローチの踏み跡を辿って左方カンテ取り付きまで。ここからP3取り付きまでは、雪渓の傍を笹を掴んで越え、雪渓の切れた所からP3取り付きに上がった。
前日の朝まで雨だったこともあり、壁はあちこちシミ出しで濡れている。P3直上ルートも3ピッチ目辺りが濡れて光っているが、下は何とか乾いているようなので、行ける所まで登ってみることにした。
1P目40m II級?(岩佐)
アンカーを作る良い場所が見当たらない為、P2右岩壁左ルートのスタート地点からやや下がった所のブッシュを使う。同ルートの階段状のルンゼから上部左にある木を目指して登る。下部はカムが使えるが、上部は少々ランナウトする。
2P目30m IV級(曽我)
最悪ピッチ。確保地点の木から右に少しトラバースし、そこから直上すると4人ほどが立てるテラスに出るが、逆層の岩は濡れ、融雪後・また殆ど登られていないルートということもあって岩はぐらぐらでもろい。カムがばっちりきくようなしっかりしたクラックは殆ど無いに等しく、残置ハーケン・ボルトもない。草付も濡れていて手も足も滑り、とても怖いピッチ。
3P目30m V級(岩佐)
カンテ状の、見た目はすっきりしていて気持ちよく登れそうなきれいな岩。しかし取り付いてみると結構傾斜があって怖い。サビサビのリングボルト2か所、残置ハーケンも何本かあったが、カムが使えるクラックは下部に1、2か所あるのみ。岩から草付に上がれず、草付下の壁左側の木でピッチを切る。
4P目8m ?級(曽我)
岩から今にも抜けそうなブッシュを掴んで草付・ブッシュ帯に入って直ぐに、左側に3mほどの凹角がある。ここを登って上部ブッシュへと継続するのだが、壁は完全に濡れていて登るのは無理。右側にはクラックもあるが、こちらも同じくベタベタで登れないのでここで本日の登攀終了。
下降は木を使い、P2右岩壁左ルート側にまずは45mほど降りる。比較的新しいハーケン1本とリングボルト1本に残置スリングがかかっており、ここから35mでP2右岩壁左ルートの取り付きに降り立つ。
このルートは岩がしっかり乾いて草も枯れた秋の方が登りやすいかもしれません。上まで抜けられなかったのは残念だけど、特に2P目の岩がボロボロ過ぎて、「もう登らなくていいね」というのが二人の感想です。
梅雨入り前でお天気が微妙ということもあってか、私たち以外には左方カンテを登る1パーティーのみ。静かな錫杖でした。
2015.06.01
1皮です
去年の岳人に記録が出ていた笠ヶ岳四ノ沢ピナクル東南壁左ルンゼに岩佐さんと登ってきました
この記事には下降のことが記載されておらず、昔の記録を参考にしましたが、とても苦労しました
岩の最高グレードは5・9ぐらいかな。ビレー点構築も含めすべてカムとナッツを使用しました
5/30 新穂高2:40-6:00四ノ沢出合8:00テンバ8:30-9:00取り付き-14:50ピナクル頂上15:10-19:00テンバ
5/31 テンバ6:20-9:00新穂高
左俣林道から穴毛谷への作業道に入り
そのまま堰堤2~3つは林道を歩いて右から越す(そのうちの1つは巨大堰堤)
林道がなくなった次の堰堤は、2mぐらいの木を斜めに立てかけた所から上がる
その次は右側の斜面を登れる
その次は堰堤の下を徒渉し右岸から上流へ
裸足になり渡るが、アサイチの徒渉はきつい
後は右岸を行き、小さな堰堤を越え、二の沢の手前で再び裸足になって徒渉
足が凍りそうです
去年間違えて登ってしまった三ノ沢出合を越え、すぐに四ノ沢出合
雪の量は去年7月とほとんど変わらない
出合からはピナクルが正面に見える。四ノ沢の傾斜は意外なことに緩い
二俣を越し、左俣を経由しピナクルルンゼに入る
テンバになりそうな平坦地を探しながら行くが適地が見つからない
結局、東南壁取り付きの下100mぐらいまで上がってやっと
2人用テントがギリギリ張れるぐらいの場所を見つけた
夜は雪を溶かして水を作った
すぐに登攀準備し、取り付きまで2~3級ぐらいのルンゼをロープなしで
傾斜が強くなるところでロープを結んだ
1P目20m5・6(岩佐)ルンゼ内を巨大なチョックストーンまで。岩がもろいと叫んで、いくつも落とす
2P目35m5・9(1皮)右壁に入った弓形クラックからチムニー。穴の中のピナクルでビレー
3P目35m5・8(岩佐)穴を奥から出て、チョックストーンの上にあるフィンガー。そこから、カンテ状を登る。クラックが少なく、怖いピッチ。幅70㎝、奥行き5mぐらいの平坦テラスまで
4P目10m5・7(1皮)岳人の記録では、正面の凹角を登るとなっているが、クラックには草がはびこっていて、登れる気がしない。おかしいと思って読み直すと、「3つある右上バンドのうち、上から2つめに取り付く」と記述されていた。もしかして、ここは一番下のバンドなのかもと思い、カンテに戻り、もう少し登ると、安定感の悪いバンドが出てきた。それを伝っていくと、正面の凹角が登れそうに見えた。
5P目30m5・9(1皮)バンドを右上し、凹角のダブルハンドクラック。右壁に適度にスタンスがあり簡単。ハング下のテラスでビレー。
6P目15m5・8(岩佐)ハングを右に越す高度感のあるトラバースから、フィスト~ハンドクラック。クラックはスタンスがないため、左足のジャミングに激痛に耐えながら登る
7P目40m5・5(1皮)岩くずのたまったブッシュ帯を、ブッシュのトゲトゲに耐えながら行く。ピナクルの頂上まで。
頂上から、第一岩稜を正面に見て懸垂開始する
最初の30mぐらいは緩傾斜、そこから急になる
急になったところから下をのぞくと、今登ってきたルートの真上にいることが判明
もっと右手の方に懸垂しなくてはと、途中の木まで登り返し、懸垂し直す
雨が降り出し、雨具の上を着込んだが、すぐびしょ濡れに
そのまままっすぐ懸垂すると、こんどは雪渓に突き当たってしまい、クライミングシューズでは下れない
またもや途中で懸垂を打ち切り、緩斜面のブッシュをつかんで右へ右へと歩いて下る
すると、ピナクルのピークからリッジをまっすぐ降りてきたところにあるコルに到着
そこの灌木で急な雪渓をもう1ピッチ懸垂
やっとガラ場に出て、20~30m歩いて下る
正面に台状のピークが見え、ピーク上のハイマツを探すと懸垂に使ったスリングを発見
新たなスリングを巻き、そこから45mぐらいの垂直&空中懸垂
ガスっていて10mぐらいしか視界がなく、めちゃ怖です
草付きでピッチを切り、岩に向かって左手の灌木を支点にもう1ピッチ懸垂
暗くなる直前に取り付きに戻りました
5/31 第二岩稜に登る予定だったが、雨が朝になってもやまなかったため帰ることを決定。徒渉点では靴をはいたまま渡りました
2015.06.01
こんにちは鵜飼です。
冬が終わってフリーに打ち込んでましたが5月とは思えないほどの暑さ
これは、沢で涼むしかないってことで、
技術担当として釣り技術も学ぼうと、名古屋ACCの友人、釣り師Aさんと共に釣り山行へ
当初、秋神川を予定していたももの雨量やら魚量やら天候を加味して
バタバタしてしまいましたが、直前に濁河川 根尾滝へ向かうことに
根尾滝は日本の滝100選の滝、落差63m 滝までは遊歩道が用意されております。(それなりに悪路もある
先客は車1台、午前8時この時間に滝めぐりは無さそう。釣りか沢登りか?
遊歩道を降りて、吊り橋の所から入渓。
100mも行くと二股、右は兵衞谷、左は根尾滝へ。
既に人の足あとを確認していたため、取り敢えず魚を求めて兵衞谷へ。
遡行しながらポイント教えてもらい、釣り開始
自分は釣りド素人なのでポイントに投げ込むのが最大の核心。
Aさんは華麗なキャストの1投目でまさかのヒット
自分も根掛かり、木に引っ掛け、ザックに引っ掛け、自分を釣り上げ、悪戦苦闘しながら
運良くポイントに投げ込めた1投でまさかのヒット
魚の居る所に投げれれば割りと釣れるんだなぁっと感心
釣り上げた魚の処理の仕方も教えてもらい、高い癖に切れ味が悪いペツルのスパサナイフを嘆く、
その後もちょくちょくポイントも揉みながら遡行していき、のっぺりし出してポイントが少なくなった所で引き返す。
二股まで戻り、根尾滝へ向け時々釣りをしつつ、歩き自体は30分少々
ハーネス等々は装備しているものの、ここでは特に必要無し。ひたすらジャブジャブ
滝が見え始めてテンションが上がるが、ここで焦って突っ込まないのが釣り師。
ちょくちょく揉みながら、最後のご馳走、滝壺マッサージである。
それにしても流石100選の滝、63mは圧巻である。
遊歩道は滝壺の手前までしか無く、濡れずに滝壺までは行けない感じになっている。
というかお散歩気分で滝壺に近づくと、その爆風と水しぶきで酷いことになるでしょうね、、、
因みに未登だとかなんとか、、かなり悪そうです。
小一時間、滝壺マッサージを含め10匹弱?(数える途中で止めた)釣り上げ
最後の1匹で今日イチのサイズをゲットし、満足の撤収。
初心者でこんだけ釣ったのは初めてだ、とお褒めを頂き
帰りは遊歩道をダラダラと歩きました。
次回の沢登り山行は、食料は現地調達スタイルで出来たらいいな~釣れなかったら飯抜きで。