愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2026.06.07

第41回千種アルパイクラブの総会・懇親会を開催しました。

総会では昨年度の活動報告と会計報告、および今年度の活動方針等を確認し、懇親会では世代を超えて交流を深めることができました。

山を愛する仲間が集い、笑顔あふれる楽しいひとときとなりました。
これからも安全で充実した山行活動を続けていきます。

2026.05.07

5/2-6にマレーシアのキナバル山の登山に行きました。

【5/2】移動日
【5/3】コタキナバル市内滞在

【5/4】キナバル国立公園〜登山開始 入山手続き後、現地ガイドと合流し、登山を開始。ティンポホンゲート(1,866m)から続く登山道は、ポイントごとに標識やトイレが整備されており、岩の階段を中心とした歩きやすいルートでした。途中ではウツボカズラなどの熱帯特有の植物も観察できました。
この日はラバン・ラタ小屋(3,272m)に宿泊。

【5/5】深夜2時過ぎに山頂アタック開始。 山頂部には、広大で滑らかな花崗閃緑岩のスラブが広がっており、日本の山岳とは大きく異なる地形が特徴的でした。傾斜の緩やかな一枚岩状の地形を進みながら山頂を目指し、キナバル山山頂(4,095m)に到達。どこまでも続く岩の世界と空の広がりが非日常的で、まるで宇宙にいるかのような不思議な感覚でした。 その後、小屋へ戻り下山。

海外での登山は、地形・地質・植生の違いを体感できるだけでなく、現地の人・文化・食にも触れることができ、非常に有意義な経験となりました。

2026.03.31

松尾・Iさんの二名で残雪の五竜岳G中央稜を登った。

4/28 : テレキャビンとリフトを乗り継いで9:20に地蔵の頭から遠見尾根の登り開始した。多くのパーティーと抜きつ抜かれつをくり返しながら中遠見のビューポイントに着く。圧倒的な威圧感を持って鹿島槍ヶ岳北壁が目に飛び込む。加えて五竜岳の主稜線から派生する各G(グラート)も鮮明に望める。後立の峰々を眺めながらの楽しい尾根歩きは、背中のザックの重さを忘れさせてくれる。13:05に西遠見池手前の平坦地に格好のテントサイトを見つけ幕を張った。小一時間テント内で休憩した後、明日のルート偵察に向かう。西遠見の山腹にはG稜の登攀に向かったと思われる微かなトレースがあり、明日のシラタケ沢に下降するポイントを確認した。

4/29 : 4:40にヘッデン点けてテントを出発した。西遠見からシラタケ沢に落ちる尾根を下降した。シラタケ沢からはG0基部を左上気味にトラバースしたが、早朝にも関わらず雪は腐った状態で膝下のラッセルが続く。ほぼロス無しのラインで中央稜取付きのBルンゼには到着したものの、雪の悪さから予定より二時間近くも遅れて8:30になっていた。ルンゼ内の雪は遠目に見えたほど詰まっておらず、薄い雪にダブルアックスも使えず、さらに雪割れの下に顔を見せる岩盤の登りに時間と体力が消耗する。ピッチ途中からはルンゼからリッジ上に逃げ、3ピッチで中央稜上に抜けた。時間はすでに10:30を回っており、主稜線に抜けてテントを撤収して最終テレキャビンに間に合わすことは不可能と判断して、Iさんに撤退して下山するか、それとも一日延長して完登するか問うたところ躊躇することなく「登ります」との頼もしい返事が返ってきた。これから先は時間を気にすることなく、安全だけに気を配ればよいと思うと気持ちが楽になる。稜上はロープを解いての歩きとなるが、雪はほとんど消えていて、ガレとハイマツの中にかろうじて残っている雪を繋いで標高を上げ、主稜線直下の雪壁を2ピッチで14:20G2主稜線にTOした。稜線上で完登の握手をしてノーマルルートの下山を開始したものの、G2直下の下りが雪の被りが薄く危険なため、ハイマツの枝を支点に1ピッチ懸垂下降しトレースに合流した。日没後に帰幕するや、行動食の残りをお湯で胃に流し込んで早々に就寝した。

4/30 : テントを撤収し、時折、五竜や鹿島槍を振り返り眺めつつ遠見尾根をアルプス平へと下山した。往路もそうであったが、行き会う登山者の多くから「五竜岳を登られたのですか?」「何処を回られたのですか?等々の質問を受け、その都度「GⅡ中央稜です」と答えたが、「GⅡ」を理解する方は少なく、会話成立したのは1パーティーだけであった。

アルプス平から日帰り軽装で中遠見のピークから爺ヶ岳唐松岳までの雄大な山岳パノラマを楽しむハイカーが多く、さらにはイグール作りを楽しむ者もいて、クライマーからハイカーまでそれぞれに雪山の素晴らしさを享受してくれる後立の山々に改めて感謝しつつテレキャビンに乗車した。そして、長時間の比較的ハードな山行に笑顔で付き合っていただいたIさんにも感謝したい

 

2026.03.17

松尾他1名で常念岳の冬期限定ルートの東尾根を登った。
15日 : 林道ゲート前に駐車し、8:40出発。林道をしばらく歩いて、送電線巡視路から東尾根に取り付く。唐松の植林から針葉樹に変わる頃から雪が多くなり、14:10に標高2,250mで幕営。
16日 : 5:20に出発。ひたすら尾根を登り、前常念岳の急登部にさしかかる頃に雲海の上に太陽が顔を出す。8:30に常念岳に到着。360°雲海が広がり、雲の上に頭を出した遠近の山々の山座同定を楽しんだ後に下山を開始。14:58に林道ゲートに到着した。幾度も登った常念岳だが、穂高をはじめ北アルプスの山々の眺めは今回が最高であった。

2026.03.15

3/14–15に阿弥陀岳北陵へ行ってきました。

1日目は行者小屋に幕営。翌日、北陵に取り付き、2ピッチで第二岩峰を越えて登頂しました。下山は阿弥陀岳山頂からクライムダウンし、中岳沢へ。雪は締まっており、概ね快適なコンディションでした。晴れ渡る青空の中、360°のパノラマが美しかったです。

これまでに教えていただいたことを思い出しながら、一つ一つ確認して登る山行になりました。無事に終えることができ、本当に感謝です。これからも一歩ずつ積み重ねていきたいと思います。

2026.02.23

2月20〜23日に2泊3日で伯耆大山北壁の登攀に行ってきました。

初日は、兵庫県の葛根腰痛地蔵尊と松尾神社を参拝し大山登山口駐車場よりスタート。新雪はなくノーアイゼンのまま元谷避難小屋に到着。大山の壮大さに感動しながらの幕営でした。

2日目は弥山尾根西陵へ取り付きました。

西稜は先行パーティーのトレースがしっかりありましたが、TOまで60mロープでスタカットで登りました。数日前からの晴天のため雪は腐りかけていました。

TOした瞬間、主稜線は南風の爆風。それでも弥山から主稜線を剣ヶ峰方面へ2/3まで進みましたが、風は危険レベルだったため弥山に引き返し、元谷避難小屋へ帰営しました。24日に下山し帰路につきました。これまで冬の大山でこれだけの晴天は本当に貴重。

お天気に恵まれ登れたことに感謝です。

2026.01.13

三連休を襲った大寒波、予定していた鳳凰三山は中止となり、代わって計画した善五郎の滝のアイスクライミングも取り止め、ついに12日に中アの烏帽子岳を冬山トレーニングとしてピストンしました。積雪は足首から膝程度でした。

烏帽子岳は鳩打峠(小八郎岳)からのピストンが一般的ですが、今回は飯島ルートから登りました。

飯島ルートも鳩打峠からのルートと七合目下で合流しますが、その間、痩せ尾根の急登と巻きが連続します。巻く場合は急なササ原斜面をトラバースしますが、ピンテが少なく、さらにピンテの間隔が遠いためにルーファイに神経を使いました。

飯島ルートは、鳩打峠からとは全く違った趣(手強い)の烏帽子岳を体験できます。

冬山のトレーニング山行としてお勧めしたいルートです。

 

2025.12.31

一年の締めくくりは霧訪山へ。

穏やかなぶなの森をのんびりハイク🌿

冬の森でいただく熱々の豚汁が最高でした。

今年一年を振り返る、静かであたたかな時間でした。

 

2025.12.31

12月27日・28日の2日間、八ヶ岳・広河原沢二俣にてテントを設営し、アイスクライミングに行ってきました。
27日はクリマスルンゼにて2ピッチのトレーニング。アックスの打ち込みとアイゼンのけりこみの基礎動作やロープワークの確認を中心に実施しました。
28日は、左俣見晴らしルンゼに向かいました。最初の滝は、滝壺が凍っておらず、右岸を高巻きました。その後はいくつもの小滝が続き、最後の大滝を登り切り、しばらく進み御小屋尾根へ抜けました。

2日間、お天気にも恵まれ、広河原沢のアイスを楽しみました。

2025.12.08

冬山シーズンを迎え、富士山にて雪上訓練、実践を行いました。     

初日は、馬返し駐車場からスタート。5合目付近から雪が出始めました。7合目に幕営し、雪上訓練を実施。ピッケルの持ち方、アイゼン歩行、滑落停止、耐風姿勢など、冬山における重要な基礎を学びました。

2日目は剣ヶ峰に登頂し、御釜を回って下山。山頂直下での雪面歩行や剣ヶ峰付近の強風では、早速1日目の訓練を生かせる場面もありました。今回、晴天の中で体験した内容も、悪天候下では難易度が一気に上がると思います。この学びを基礎にさまざまな条件の雪山でトレーニングを続け、雪山の楽しさと厳しさをしっかり体得していきたいです。

                                                               

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