2016.06.21
1皮です
奥秩父の沢に登ってきました
釜や滑はきれいでしたが、随所に赤テープと明瞭な踏み跡があり
沢登りの冒険性とは無関係の「沢遊び」レベルの沢でした
とはいえ、朝6時前から間違って冷たい淵で泳いでしまい
寒さに震えながらの沢遊びになってしまいました
道の駅みとみ4:30―12:10甲武信ヶ岳12:30―14:45道の駅みとみ
明るくなったらすぐ出発
林道歩いて、吊り橋渡って、東沢右岸に下りて、左岸に渡ると鶏冠谷出合
そこで沢服にスイッチ
まだ暗~いゴーロを歩いていると、ちょっと泡で白濁している淵に到着
何も考えぬまま、泳ぎ始めると、冷たすぎて、途中で足が攣った
ん?こんなとこあるんだったっけ?との思いが頭をかすめたが
7~8mを何とか泳ぎ切った
すぐに6mぐらいの滝が奥に見える淵
滝の手前の右側にクラックがある
まあそこから登るんだろうと、泡で真っ白な淵を泳ぐ
しかし、流れが強すぎて、「これは行けん」と途中でギブ
岸に上がり登山体系のコピーを読むと、もっと手前で左岸の巻き道に入ると書いてあった
寒さにがたがた震えながら、鶏冠谷出合まで戻る
「もしかしたら、鶏冠尾根をちょっと登って、巻き道に入るのかも」と、
これまた、よく探さぬまま急登を登り始めてしまった
それも、寒さを吹き飛ばそうと一生懸命!
200m(標高差)ぐらい登ったところで、「頂上→」という標識を見つけた
そのころには、沢の音は全く聞こえなくなっていた
あちゃー、この道もたぶん違うわ。鶏冠山の頂上に行ってまう
ということでUターン。途中で単独のおじいさんと行き違った
三たび鶏冠谷出合
「明瞭な踏み跡」(登山体系)はいったいどこだい!
ってことで、右側を注意しながらゴーロを上流へ歩くと
最初に泳いだ淵のすぐ右にありました(T_T)
そこから適当に登って、ゴーロに下りて、ナメを歩いて、を繰り返していたら
いつの間にか頂上に着いた
頂上は猛暑の上にすごい人混みで、チョー不快でした(T_T)
2016.06.19
岩佐です。
井戸さんとハイキングに行ってきました。
予定では鍋冠山、大滝山を経由して蝶ヶ岳に行く予定でしたが、
出発時間が少々遅れて時間切れになったのと、
雨が降り出しそうだったため、蝶ヶ岳は諦めて下山しました。
鍋冠林道ゲート04:45~05:30大滝山登山口~09:15大滝山・蝶ヶ岳分岐
~09:40 2605m地点(大休止)~11:15大滝山~13:40登山口~14:10ゲート
大滝山までの登山道は、よく整備されていて歩きやすい。
大滝山手前の400m前までは傾斜も緩く、トレランに良さそうな道だ。
大滝山に着くと、空模様が怪しい。蝶ヶ岳まで往復すると
雨に降られそうだし、時間も少々足りなさそうだったため、
蝶ヶ岳はまたの機会にということに。
大滝山からは、明神・穂高~槍までを一望できるため、
お茶を楽しみながらたっぷり休憩を取り、大滝山山頂を踏んでから
下山開始。下り始めて15分程で雨が降り出し、すぐに本降りに。
蝶ヶ岳は登れなかったが、楽しいハイキングだった。
以上
2016.06.13
岩佐です。
以前から行きたいと思っていた穴毛谷本谷と鏡平に行ってきました。
6月11日
深山荘P05:40~08:11四ノ沢出合~09:00穴毛大滝~14:40抜戸岳南尾根稜線上2475m△
6月12日
△05:00~10:50弓折岳~11:50鏡平~16:20深山荘P
【1日目】
何度か来ている穴毛谷。今回はウェストンが初登した本谷を詰めて
鼻歌交じりに明るく開けた杓子平のお花畑を歩くはずが、
ザイテンタールから先のルート取りを少々間違え、
樺と巨大這い松の猛烈藪漕ぎをするはめになってしまった。
本谷の水量はそれほどでもなく、渡渉で靴を脱ぐ必要はなかった。
三ノ沢出合からザイテンタールまでは雪渓にのり、
穴毛大滝手前から斜度が増すので、一カ所アイゼンを出す。
雪が殆ど残っていないザイテンタールを登り、そこから
左に小尾根を越えて行くべきところを、途中に出てきた残雪を
迂回する際にやや右に入り込んでしまった。
そこから左側の尾根に回り込むには微妙な傾斜だったため、
そのまま藪漕ぎで少しずつ左上しながら、ひたすら稜線を目指す破目に。
くたくたになってやっとの思いで稜線に上がると、
そこは笠新道が抜戸南尾根と合流する地点から150mほどの所。
這い松の生えた尾根を伝い、笠新道と合流したところで
本日の行動終了。
念のために持参した登攀具の出番はなかった。
【2日目】
テンバから抜戸と笠の分岐までの登山道は、1/3程度はまだ雪の下。
抜戸から弓折岳までも、思いのほか残雪量があり
秩父岩からの下りではアイゼンを出す。
鏡平は想像通りの素敵な場所で、「もう二度と来ることはないから」と
40分くらいのんびり休憩したり写真を撮ったりして景色を満喫。
林道に降りてからの新穂高までの長い歩きには閉口したが、
念願叶って大満足。
お付き合いいただいた井戸さんに感謝します。
2016.06.11
森です。Nさんと八海山に行ってきました。
6/10 小牧~南魚沼市
6/11 6:002合目駐車場~9:00千本檜小屋~八ッ峰縦走~10:20大日岳~入道岳~新開道分岐~13:20 2合目駐車場
のどかな南魚沼市の田園風景と八海山。蕎麦の花も綺麗に咲いていました(^◇^)
日本酒・八海山。私が大好きなお酒の一つで、いつか八海山の一升瓶を担いで八海山に登りたいなあ~と思っていました。
で、夢、叶う♪ヽ(^o^)丿
「魚沼の里」というお土産屋さんで、八海山の一升瓶を買い、割れないように大事にザックに入れた。
他にも地ビールやら夏限定の八海山の生酒など購入して、お酒を堪能☆(≧▽≦)少々飲み過ぎましたが、まあいつもの事ですし(;^ω^)
翌朝、登山口の駐車場に着くと2~3台の車が停まっていた。20台程停められる駐車場で、近くに水場もあります。
屏風道から登山開始。登山口からしばらくは樹林帯を歩く。4合目を過ぎると、急に鎖場の連続で、ず~っと急登(;´Д`)5合目辺りからは岩尾根だけれどずっと急登…(-_-メ)休憩を入れながら、のんびり稜線を目指す。屏風道は登り専用の登山口だそうですが、なるほど。下山するには小さな石もいっぱい落とすし、登りはいいとしても下りは悪そうな道だなと思いました。
千本檜小屋に出て休憩。地図上に水場マークがあったのでアテにしていたけれど、雪渓があるのみで水場はなかった(T_T)6月なのでまだ小屋もやってないし。。(ー_ー)
薬師岳へは5分程で往復できます。薬師岳ピストンして、八ッ峰を縦走する。この稜線上全体が八海山で、一応、一番高いところが大日岳、らしい。
小屋を出て、岩稜帯の右側を巻く巻道と、左側へ八ッ峰縦走をする道の分岐点があるのですが、その分岐の手前にトラロープが張ってあって、赤字で「×」と書かれた場所がありました。多分、ここを八ッ峰への分岐点と間違えて入る人が多いのだと思います。私も間違えました(-_-;)
八ッ峰はずっと鎖場続きで、プチジャンダルムのようでした(*^-^*)
大日岳。1778m。一升瓶と一緒に記念撮影☆ヽ(^o^)丿
担いできたお酒をお神酒に♪
下山は新開道から。登山道にしてはあまり良くない。バリエーションの巻道のようでした。
山頂の水場をアテにしていたせいで、喉カラカラで下山。
地図の水場をアテにしてはいけないと反省しました。
新潟はちょっと遠いですが、いいところでした(^◇^)
2016.06.05
吉川です。
6/4~5でヒマラヤメンバーで錫杖に行ってきました。
4日は左方カンテ、注文の多い料理店に分かれて登るという事になり、僕はK君とT君と三人で注文に向かいました。
アプローチ雪は全くなく、アイゼンなども必要ありませんでした。
僕は一度登ったことがあるので、面白い3,4ピッチ目は二人に譲って、1,2ピッチ目のみリードしました。
↑3p目
核心を譲ったことで気が抜けていたのか、3ピッチ目でA0してしまいモヤモヤ。
夜はクリヤ谷の岩舎でテントのフライをタープ代わりに宿泊。楽しい夜でした。
夜中に雨が降ったので、翌日は登らずミーティングをして下山しました。
2016.06.02
1皮です。
小川山のクラシックマルチピッチ、ウスノロマンに岩佐さんと登ってきました
一部のRCCボルトがかなり痛んできており、墜落はNG(テンション、A0ぐらいはOK?)
アプローチが崩れやすくてイマイチ(特に下り)なこともあり
ボルトを打ち替えないと、このルートは朽ちていく運命にありそうです
取り付き9:30~14:30取り付きに戻る
テン場から林道沿いに南に進み、ビクターのある八幡沢を西に入る
ビクターにはもう10人以上のボルダラーがおり、真剣な表情で岩を観察していた(´。`)
沢をそのまま詰め、二俣から左へ。急斜面になるが、荒れ方もひどくなる
二俣から20~30分で取り付き到着
30mぐらいのすっきりとしたスラブだが表面が風化しているところも
【1P、5・10b、1皮】ホールドを求めて、左へ行ったり右に戻ったりしながら上がっていく。2本目のボルト手前のしわ(カンテ?)をレイバックでつかむところが核心か
【2P、5・10d、1皮】穴に2mぐらい下りてからスタート。小さなエイリアンで支点は取れる。1本目のボルトは軸とあごが曲がっており、墜落にはたぶん耐えられないでしょう。太くて甘いカンテ(クラックの端っこ)をつかんだレイバックを多用。中間のがばから右に行くムーブと、オフィズスから上部のスラブに移る1ポイントが核心。
【3P、5・9、1皮】上部に見えるコーナークラックにどこから行くか。正面にはペツルもあるが、右のアルパインチックの壁から登った。緩いチムニー、少しかぶったフィストクラックからテラス。
【4P、5・10a、1皮】上の方に左上クラックが見える。テラスの目の前にさびたRCCボルトが見えるが、それはパスして、右上に見える水平クラックからホールドがたくさんあるルンゼから、左上クラックへ。左上クラックは最初の2mぐらいが垂直で、ジャミングも効かせにくい。クラックが消える手前から右のフェースへ移る。核心は2本目のボルト辺りかな。
【5P、5・6、岩佐】バンドをトラバースしていくが、1ポイント足を動かすのが怖い。
【6P、5・10b、1皮】右の上の方にRCCボルトが2本見えるが、すぐ上にはペツルが4本ほど見える。「だれかが打ち替えたんだろ」とザゼンソウのような形の空洞がたくさんあるペツルの方に行くが、ボルダームーブで1手目から悪く、体が上がらない。おまけにボルトも遠く、ヌンチャクを架けるのが一苦労。2本目まで行き、「ここはちゃうで」ということで、傾斜が緩い右にトラバース。風化したスラブを登り頂上へ。屋根岩から烏帽子岩方面まで眺めが良く、気持ちが良い。下りはピナクルにかかっている残置スリングがボロボロに風化しているため、歩いて下りられないか探したが無理のよう。頂上へ戻って、長いスリングを1本提供し(T_T)、懸垂4回で取り付きに戻った。