愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

愛知県名古屋市の山岳会 千種アルパインクラブ

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2009.08.31

早朝から、日帰りで行ってきました。

日時: 8月30日 3:30-3:50-4:05名古屋発
メンバー: Y覚、I佐、S我、A清

8月13日に合宿(?)に行ったのを聞き、以前から行きたかったことを思い出し、真似して計画する。
天気予報を見て、金曜日の昼ごろまでは中止しようと思っていたが、天候悪化が少し早まりつつあったので、土曜日の夜まで様子を見ることに。
土曜日の昼に、上高地から帰り途中のI佐&S我組から電話があって同行の申し入れあり。
最終的に、行くことに決定(最近過去2回中止していたので、2ヶ月振りの山となった)。

どんよりとした雲を見ながら、霧の中を高速を飛ばす。諏訪を過ぎた当たりで一瞬大雨が……。
小淵沢ICからの下道は、濡れまくって水たまりがあった。
目に見えないぐらいの霧雨の中、駐車場を出発する。
その後天気は回復し、さして暑くも寒くもなく、快適に行動することが出来た。

本谷の出合から、渓流シューズに履き替える。

DSCF8716a
入渓準備。今日は高巻きは少しで済みますように!

30mの大滝は、もちろん巻く。
二股は予定通り左俣へ。

DSCF8720b
これくらいのスケールの滝なら楽しく登れる。(モデル:A清さん)

上部の三俣は、中央を。
水が枯れてきた辺りから、右側の動物のフンだらけの草付斜面を登る。

DSCF8722c
カッコいい赤岳天狗尾根が見える。

支尾根に出てから、ハイ松の藪漕ぎに。
ツルネ東稜に出る。
登り返してツルネの頭で休憩。

下りは、13日組が間違えたところだと思われる所で、我々も間違えたようだ。
しかし、我々は強行突破して、そのまま沢まで降りきった。
長い林道を歩き、15:00駐車場に帰還。
結局、一度もロープ等も出さず、快適に登った。
個人的には、これぐらいの難易度の沢登りが、楽しくていい。

清泉寮「ソフトクリーム」 & スパティオ小淵沢「延命の湯」 & 春日井「王将」 の
ゴールデンコース(?)を楽しんで帰宅。
ただし、次回は「春日井セット」は止めて、単品+ギョーザにしよう。

また、どこかへ一緒に行きましょう。


    記録=A清

2009.08.29

今週末(8/29-30)に予定していた屏風岩東壁雲稜ルートは、今回も雨のためリベンジならず。
今年はお天気が不安定で、なかなかアルパインクライミングが出来ません。

メンバー: S師匠、I佐(報告)
日にち: 8月29日(土)

ダメモトで金曜の夜に、月と星が出た夜空を見ながら沢渡まで行ったが、夜中から雨が降り出してしまいがっかり。
折角ここまで来たからということで前穂までのハイキングに変更したが、雨降る中、景色も見えない状態でのハイキングは当然のことながら楽しくなく、岳沢ヒュッテ跡に到着した時点で引き返すことに。
しかし下山途中で雨が止んで青空が見えてきた。ひょっとしてお天気好転?と淡い期待を抱いたが、天気予報ではお昼から雷、そして雨の予報だったために、潔く諦めて帰名することにした。

090829a
雨でも一応岳沢ヒュッテ跡までは行きました。(雨でも一服するS師匠)


090829f
上高地はもう秋の風が吹いて涼しかったです。

今度こそ雲稜ルートを登るぞ!と楽しみにしていただけに、またもや登れず本当に残念でしたが、またいつかリベンジを計画したいと思います。

S師匠、お付き合いいただきありがとうございました。また、運転お疲れ様でした。

一応今回の収穫は、お花と木苺の写真が撮れたことです。↓↓↓
(先日鳳来でデジカメをお尻の下に敷いてしまい、液晶画面が壊れてしまったので、ピンボケ状態で撮影されてますが…。)
お花の名前は…、S師匠が唯一知ってる!と言っていたトリカブト(右上)しか分かりません。

090829b 090829c 090829d 090829e

2009.08.24

22,23日の週末はカサメリへ行きました。
T海山岳会のS田君、I森さんとご一緒です。

土曜の朝8時集合したが前日雨が降ったようで岩へ向かう出発は遅く、昼頃から登り始める。
乾きは早いがなんとなく湿っぽい。
少し寝不足なのと疲れ(言い訳?)で体が重い。

ネコの手(10a)でアップした後、ゴンベイ2(11a)のスラブをやる。
ムーブは多彩で楽しいが気持ちが乗らないのか(これ言い訳)、岩が湿っぽいのか(これも言い訳)
結局しょーもないところで何回も落ちる。(これ実力)
宿題のはるな(11c)を触るも前回と同じところで落ちる。
アップのルートだけしか登ってないので帰り際にもう一度ゴンベイ2をやるも、またまた終了点間際で不意落ち!トホホな気分で終了・・。こんな日もあるよなと気分はもやもやと。
しかし帰り道の夕焼けの美しさに沈んだ気分は慰められました。

S田君は怒涛のレイバック(11b)で激奮闘し、見事OSをゲット。
I森さんはお先にマサカズ(11d)をあと一歩のところで落ち、私と同じくしょげていました。

翌23日は最高の天気に恵まれかなり快適に遊べました。
岩場へ行く途中に明野町のひまわり畑に寄って一面のひまわり畑を見学。黄色が鮮やかでした。

sunflower

岩場へ着くと気合が入っているのがわかるくらいで、
1本目から宿題のはるなに取り付く。核心の箇所もなんなくこなし、RP。
幸先良い出だしに気を良くし、次はお隣のあすか(11c)に取り付く。
終了点へのカチトラバースに苦労しましたが運よくOSできました。
その後これまた宿題のゴンベイ2にトライし、RP。
この日は昨日と打って変わってご褒美をたくさんもらったいい日になりました。

S田君はごっくん小僧(12a)をRP、I森さんは昨日の宿題のマサカズをRPし(その他多数RP,OS)、
みんな気分のいい日になりました。

たまにはいいこともあるもんだと気分をよくし、帰りは銭湯に寄ってのんびりと家路に着きました。

2009.08.23

黄蓮谷右俣にいったものの。。

メンバー I佐、Y田
日程  8月22,23日(前夜発)
場所  黄蓮谷の下部の下部の下部の下部・・・・・・・・・・・・(ほんとにちょっとだけ)

21日(金)に中央道を走っていると、バケツをひっくり返したような雨。
大丈夫だろうか?

22日(土)曇りなので、とりあえず尾白川渓谷沿いに進み、不動滝に到着。
行けそうにないので、巻いて不動滝の上に出るが、これも行けそうにない。

また巻いて、沢床に降りるが、しばらくいくと水量が多くて、また巻き。
こんなことを4~5回繰り返したら、結構いい時間。

このペースでは頂上なんて絶対無理ということで、鞍掛沢出合で今日のテンバとする。
盛大な焚き火で大宴会。

DSCF8634a
鞍掛沢出合いは最高のテンバ。焚き火しながらの宴会は楽しかったです。

翌日、千丈の滝から5合目まで登り下山という計画に変更したため、のんびりとした朝を迎える。
いざ出発。最初の滝が超えられそうにない。また、高巻く。

1時間ほど登ったところで、5合目までも行けそうにないと言う判断をして、下山を決定。
入渓地点の不動滝まで戻るのはかなり時間がかかるので、鞍掛沢手前の急斜面から這い上がり、
何とか林道に出て、帰路に着く。

今回は作戦失敗、勉強不足。下流は前夜の大雨の影響かどうかわからないが快適な沢登りとは程遠く、高巻き、藪漕ぎの連続。

しかし、高巻き、懸垂下降を何回も繰り返したので、かなり勉強になりました。
今度はもっと上流からアプローチしてみます。

Y田

DSCF8627a
やっぱり高巻きよりそのまま沢を直登する方が気持ちよい。
しかし、今回こういう所は少なかった。

2009.08.19

上の廊下は、それまでずっと降っていた雨、
台風の影響での雨で増水。

予定を変更して奥黒部ヒュッテから東沢谷を遡行してきました。

メンバー、波多野、会員外(田中、在間)、西田

8月8日 扇沢~黒四ダム~奥黒部ヒュッテ~熊の沢出合
8月9日 熊の沢出合 停滞
8月10日 熊の沢出会合~奥黒部ヒュッテ 停滞
8月11日 奥黒部ヒュッテ~東沢谷三の沢出合~東沢2000m付近
8月12日 東沢2000m~東沢乗越~南真砂岳~湯俣~高瀬ダム~葛温泉


あまりにも水が多いので熊の沢出合で停滞して水が少なくならないものかと
様子を伺っていました所、ほかのパーティがわれわれを追い越して
さきに進んでいきました。

われわれが今シーズン初めての入渓パーティであると山小屋に聞かされて
いましたから、波多野さん、田中さんは今シーズン1番を盗られてたいへんにくやしがっていましたが
われわれを追い越したパーティが溺れてヘリで救助され、
ビンガを高巻きしようとしていたパーティも、夜に降った大雨で増水を嫌ってひきかえしてきました。

ここで先行者はだれもいなくなったのですが、水が多いので上の廊下はあきらめて
東沢谷遡行に変更です。

熊の沢出合での夜、大雨の雨音の中、大きな岩がゴーンゴーン、ドーンドーンと
みずのなかを転がる音が遠くで響いていました。
ああ、怖い。

波多野さんも聞こえてましたか?

20090819175128a81
熊の沢での幕営

200908192232170b8
私の小さい岩魚

 

東沢の遡行の日からはよく晴れて気持ちのよい沢歩きです。
よく目を凝らして沢の中を覗きながら歩いてましたが
3の沢より上流以上にしかいないと聞いていました岩魚ですが
大きな大きな鱒のような岩魚がゆうゆうと上流を向いて
泳いでいる姿を何度も見ることができました。

3の沢を超えて2000m付近でタープをはり
いつものように岩魚を食べようと釣りに出かけてのですが
なんと、波多野さんは40センチ!(目測)の岩魚を4匹釣ってきました。
その体は、黒く光って顔は目が吊上がり産卵期のオスの鮭のよう。
私はこのとき、小さいのを3匹、針をはずすとき
かわいく、コエ、コエと鳴きとっても愛おしいんです。
波多野さんの岩魚はあんな顔なんだから
ゴロゴロ声でゴエ、ゴエと鳴いたと思う。

最終日、涸沢のような、水晶岳、野口五郎岳の大きなカールのなかを源頭までつめて
竹村新道を湯俣に下山。

20090819223544827
源頭をつめて稜線で一服。

上の廊下に再び挑戦しなければ。
どんな楽しいことが待ってるのだろう。

2009.08.17

今年のお盆休みは小川山と瑞牆でしっかり登りこみ、一気にクライミングのレベルアップを図る筈でした。
しかし生憎のお天気で小川山は2日だけに終わり、瑞牆はキャンセル。
このままでは悔しいので、11日には南山でアル中さんとマルチの練習、13日にN村さんと鳳来パラダイスロックに行き、夏休み最終日の昨日も、懲りずに再びパラダイスに行ってきました。

DSCF8601a「うぉりゃ~っ!」(ドルフィン、1川さん)

日時: 09/08/16 09:00~17:45
メンバー: 1川、N本、I佐

今日は曇り空で涼しい中クライミングを楽しめると期待していたが、
駐車場に着いたらお日様が顔を出してしまった。
「暑い、暑い」と言いながら汗だくになって歩き始める。

N本っちゃんは林道の終了点から一気にスピードアップし、斜面を駆け登るようなモーレツな勢いで
行ってしまい、あっという間に姿が見えなくなった。
1川さんと私はノロノロペースで後に続く。

パラダイスロックに到着すると、お日様に照らされて白く輝く美しい壁が我々をお出迎え。
(あんまり嬉しくない…。)
当然のことながら、こんな日にカンカン照りのパラダイスに来る人は我々以外には誰もおらず、
今日も一日貸し切りである。

南側はさすがに暑いので、まずは一部日陰になっている西壁のがんばれ!タイガース(5.10d)でアップ。
I佐: 途中まで登ってギブ。ホールドが沢山ありそうだが、ガバと思いきや意外と悪い。(私には…。)
N本さん: ジムのようにサッサと登って、あっさりRP。
1川さん: 前日にジムで頑張りすぎたのか、はたまた私のビレイ技術をテストするためか、不意打ちの1テン。

その後、まったりしながら南壁が日陰になるのを待って、以下をトライ。

●彼方へ(5.12a)
N本さん: 1便目2テン、2便目RP

●シャムロック(5.11a)
1川さん: 1便目でRP
I佐: 1便目はボルト3本目まで、2、3便目は4本目まででギブ。これが正対クライマーの限界です。 
ちと足と体の使い方をジムで練習する必要あり。

●ドルフィン(5.12a)
1川さん: 1便目2テン、2便目3テン

●ポケット・ア・ゴー・ゴー(5.11c)
N本さん: 1便目でRP
1川さん: 1便目3テン

DSCF8605a
午前中はお日様ガンガンで暑くてたまりませんが、
午後からは日陰になって結構快適なパラダイス。
風通しも良くお昼寝にも最高です。

最後にN本さんにシャムロック、1川さんにがんばれ!タイガースのヌンチャクを回収してもらい
(いつもすみませんです。)、終了。今日も楽しく登れました。

今年の夏は不完全燃焼気味でしたが、冬に備え、秋もフリー頑張ります!(歩きもね。) 

I佐 

2009.08.14

8月13日 はじめて沢を経験しました!                                                                                                
山域  八ヶ岳 地獄谷本谷左また
メンバ katsuさん、muさん、そしてtz
行程 2時 美くしの森ー5時半 出発ー7時15分 出合小屋(7時25分)-8時本谷ー8時半入渓     -1時半終了(2300m)-1時50分ツルネ東稜ー3時 出合小屋ー4時半駐車場
     

行きの車の中で赤岳沢本谷にしようか、地獄谷にするか、議論しながら、行程を話しあう。
tzがとにかく沢がはじめてということで、すこしコースタイムの短い地獄谷に決まる。
お盆ということでいつもより高速はこんでいたが、美くしの森に2時前につき、すこしのみ、就寝。
4時半に起床、muさんの用意してくれた五目御飯と味噌汁を食べて出発。昔はもう少し先にゲート
があったらしいが、今は駐車場からゲートがあり、1時間の林道歩き。沢にでてからはいくつか堰提を
こえて、笹の道や沢を渡り、出合小屋についた。ここはいくつもの沢が集まっているので、どの沢か確認しながらすすむ。右に赤岳沢をみてすすむ。しばらくいくと、自分では気ずかなかったが、さわ2つに
わかれていて、自分は左にはいっていたのだが、右の沢のほうがひくく、幅はよくにた感じだったが、地図とてらしあわせると、右が本谷だった。地形を確認しながら、地図をみながら、先に進むことが
大切だと教えられました。本谷に入ってしばらくは岩の上を歩いていたが、katsuさんが、さあ、もうはいろう!と声をかけてくれて、いよいよ沢の準備をする。S師匠にお借りしたフェルトのはられたシューズをはいて,いよいよ沢へ。katsuさんがなんとなくためらっているtzを少し川の流に落としてくれた。
するとみるみる水につかり、水が一気に近く感じられ、水の流れを体で感じ、水と一体になったような、自然と溶け合うような感覚を覚えました。沢に入る前にkatsuさんが、沢は水の力を感じて、自分も元気なれるんだ、って言ってたのはこのことだったんだ!と感激があった。               
 はじめに5mほどの滝があり、いけいけ!の声にトライしてみるが、滝をこすところで、水のいきおいもあり、また、コケもあってか、すべって、体ごと滝つぼにドボン。katsuさん、muさんのうれしそうな顔。そして、お助け紐を渡され滝を越えた。そうか!沢ってこんなふうに全身水をあびて進むんだ!
新鮮な山のもうひとつの顔にすっかりはいりこみ、次つぎにあらわれる滝をこえていく。足がふんばれないような水量の滝,最後ののっこしではいつもお助け紐に助けられ、長い滝ではザイルを出してもらいました。30mの大滝は直登は無理で、右に巻く。草つきの岩登りの感覚で、これがまた、こわかった。大滝をまいて、しばらくいくと、二俣にでて、ここから左にルートをとった。ここからは、いままでより
ながい滝がおおく、10mほどのものをいくつか登った。もうこれで終わりかと思いきや、次つぎに滝があらわれて、最後はまた二つにわかれた滝の左にルートをとった。滝が二段になって、稜線につきあげているようだ。1段めの滝の終わりにあるブッシュでビレイ。最後の滝はすごいコケと傾斜があり、あぶない草つきをブッシュをたよりにロープをつけて登る。そこからは草の斜面をのぼり稜線にでた。katsuさんからよくがんばったのねぎらいの言葉と握手。こちらこそ、たくさんアドバイスしてもらい、助けてもらいありがとう。とちゅう日差しがなくなり、寒く感じ、足の動きがぎこちなくなったりしたけれど、なんとか遡行ができました。水の流れは力つよく、水を感じ、力をもらったような気持ちです。
出た稜線の踏み跡はツルネ東稜の途中ということがわかり、そこから、ツルネを下りました。

師匠、沢シューズありがとうございました。おかげで、沢を経験できました。でもかなり、シューズをボロボロにしてしまいました。ごめんなさい!!

2009.08.13

N村・I佐で、小川山の雨で濡れた体を乾かしに、カンカン照りの鳳来パラダイスロックに行ってきました。
というか、本当は涼しいガンコ岩に行く筈だったけど、ちょっと道を間違えました。

真夏の太陽が照りつけるパラダイスロックを登ろう!というもの好きは我々くらい。
お陰で岩場は貸し切り状態でした。

まずはI佐の課題、ジャストミート(5.10b)から。
N村さんは、当然だがあっさりRP
私も、1、2便目は3テンだったけれど、3便目でRP出来て気分爽快。

次にN村さんの宿題、花鳥山水(5.11b)。
1便目: 4テン
2便目: RP
で、宿題を片付けた。

DSCF8587a
花鳥山水を登るN村さん。
午前中は燦々と降り注ぐ太陽で、岩は見るのも眩しいくらいでした。

お次はドルフィン(5.12a)。
N村さんが大声を出して気合を入れながら登っていくが、5ピン目から上がかなり悪そうで難しそうだった。
終了点に抜けるところもかぶってて力が要りそう。
テンションかけながらも根性で上まで抜け、RPは次回に持ち越し。

私は、がんばれ!タイガース(5.10d)でもがく。
あんまり登られていないのか、蜘蛛の巣だらけで閉口。
テンションかけかけで4ピン目までは行けたが、ハングの所を越えるのが難しく、2回トライして時間切れ。
N村さんにヌンチャクを回収してもらって終了しました。

パラダイスロックは、午前中はお日様がガンガン照って暑かったけれど、午後からは日陰になり、風も通って結構快適。結局9時半くらいから夕方18時まで遊びました。

N村さんに足の使い方などを教えてもらい、かぶり系のルートを登る時のコツが少し分かったような気がします。

I佐

2009.08.11

8,9日は小川山

メンバー N村、I佐、Y田

8日 曇りのち雨

砦岩に行くが、壁が塗れていたので、屋根岩2峰セレクションへ
5Pで頂上に抜け、霧の中幻想的な雰囲気。
懸垂下降で下まで降りると雨が降り出し、急いでテンバへ

2009081305432232dセレクションのスラブ登るN村さん。

20090813054411d23 登攀終了でガッツポーズ。

9日 曇りのち雨

太ももまでの徒渉で対岸の兄岩へ

最高フレーク(5.9)

 N村 カムをセットしながら楽勝で終了点まで
 Y田 トップロープでカムを回収しながら終了点まで
 I佐 リードトライ後、トップロープで終了点まで

20090813060216d75カムのセットはコツが要る。

20090813060252c8eハンドも気持ちよく決まり、ガシガシ登る。

名前のないルート(5.10d)

Y田 1テン(1便目)
    2テン(2便目)

アルパイン少女マミ(5.11d)

N村 5ピン目まで(1便目)
    終了点まであとわずか(2便目)

北条カンテ(5.10b)

難しくて歯が立ちませんでした。


この後、雨が降り出し、大雨の中ヌンチャク回収(N村)
ありがとうございました。

この後やけ酒大宴会。

2009081305452172a
小川山周辺は霧がかかると幻想的でなかなか良い感じ。
お天気の安定する10月頃に、また来てみたい。

10日 雨のち曇り

朝まで降り続いた雨のため駐車場の車は激減。
みずがきの偵察をするため近くまで行くが雨のため解散。

N村さんは帰名。I佐、Y田はとりあえず鳳来へ向かう。

11日 曇りのち晴れ

朝まで降り続いた雨のため、泣く泣く鳳来を後にする。
帰宅の途中通りがかった南山で急遽、マルチの練習。

20090813063457719
6月の研修会で習った事のおさらいが出来て満足。

20090813063514464
懸垂下降も数回ピッチを切って練習。

登り4P、懸垂2~3Pを想定した練習を4本実施。
勉強になりました。
今年も放浪癖が抜けてないような気がしました。

2009.08.06

遅くなりましたが、7月11・12日でS師匠と穂高へ行った時の報告です。

【行程】
11日: 上高地(5:40, 6:00)-養魚場(圏外)(6:55, 7:10)-ひょうたん池(圏外)(10:00, 10:30)-核心のフェイス(13:30)-頂上(14:20)-最低コル(14:50, 15:10)-前穂(圏外)(16:20)
12日: 前穂(5:20)-紀美子平(5:45)-カモシカの立場(6:45, 6:50)-岳沢(III)(7:20, 7:35)-上高地(9:00)

11日: 養魚場から下宮川谷を行き、ガレ場の途中から右に入る道を行く。樹林帯からやがてガレ場になり上宮川谷を右にトラバースするように登っていく。左手に明神5峰を見ながらコルをめざす。ひょうたん池はなるほど、ひょうたんの形だ。ここから東稜が始まるので、ハーネスと登攀具を身につける。ここからの東稜は稜というよりも、尾根といった感じ。急な草付に踏み跡があり、登って行く。荷物が思い、暑い、ここ数日上高地はずっと雨だったそうで、足元の岩も以外にしっかりしていなくて歩きにくくて、ただただ必死で登る。
 途中で5メートルくらいだが、ここで落ちるとかなりやばいところがあり、残置ロープもあったが、ロープをつけてもらった。何でもないところだけど、荷物がかなり多くてスイスイとは行けないのだ。そこからまた長い長いブッシュの急登。黒百合、岩かがみ、キスゲなどお花が咲き励ましてくれる。荷物が重いので、だんだんスローペースになった。休憩も1時間ももたずに、45分くらいで休んだ。上部となると岩も出てきて、核心とも言えるクラックにハーケンが打ち込んである岩に出た。ここでザイルを結ぶ。クラックの右を行き、フェイスに出る。25mくらいだったが、重い荷物での登攀がキビシイをいうことを身をもって経験した。ここからはザイルはしまって、岩稜を登る。大きな岩でも動くようなものもあり、何度かひやひやする。夢中で登るとひょっこり頂上に出た。まずは握手。そして下降を始める。まだ前穂までは長いのだ。下りは古いロープが残置されており、それを使って下りた。かなり疲れが来ている。最低コルからの前穂はかなり遠く、とにかく、一歩一歩ゆっくり進む。でも、10歩くらいで足が止まる。師匠からどんどん離れていくだろうと思っていたが、師匠のペースも同じようにゆっくりになっていた。二人とも同じように辛かったのだ。前穂の道標を見つけてひたすら歩く。約45分後、辛さは喜びに変わった。ジャンダルム~奥穂~北穂、北穂の後ろには槍の大パノラマの中、ツエルトを張る。師匠が内張りのポールも持ってきてくれたので、中は広くて快適だ。まずは温かいコーヒーを沸かす。安堵が体中を染み渡る。長い長い行程、苦しかった登りが、今は至福の時をくれる。今日は前穂の頂上で過ごせる夢のような時間だ。夕食のラーメンもとても美味しく、幸せでした。そして、缶ビールとワインで乾杯。超、超幸せな気分に浸りました。夜は風がかなり強く吹き、しかも一晩中吹き、ツエルトを叩きつける音と、やはり3000m、全てを着込んでシュラフカバーにもぐり込んでも、寒くて寒くて二人ともしっかりは眠れなかった。「さむ」「さみ~」を二人で口走り、朝を迎えた。

12日: この日は北尾根の3・4のコルからC沢を下降、Dフェイスに取り付く予定だったが、3・4のコルからしっかり雪渓があり、持ってきた6本爪アイゼンでは下降が無理なこと、天気も怪しいということで、下山することになった。支度する間に、もう雨がポツポツ降り出し、穂高を後にした。

 今回の山行は、穂高が好きで歩くのが好きな自分のために、素晴らしいバリエーションを計画して下さった師匠に感謝、感謝です。穂高でビバーク、貴重な経験をありがとうございました。

Tsuji

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