2019.08.28
夏休み中の吉川Kです。
だんだんと見ると憂鬱になるような日付になってきました。
アルプスに行けなくなり、せっかくの平日休みがもったいないなと思ってるところに、地元の同級生が「沢をやってみたい」と申し出てきたので、
行ってみたかった神崎川本流に一緒に行ってきました。
メンバー
吉川K、友人Nくん
行程
9:40 神崎橋
10:40 取水堰堤
11:10 S字ゴルジュ
12:25 白滝谷出合
13:15 30m廊下
13:45 天狗滝
14:20 ニ条斜瀑(遡行終了)
17:40 神崎橋
中学時代、共に野球部で白球を追いかけた同級生のNくん。休日出勤の振替休暇の消化にお盆明けのこの時期にまとまった休みをもらったとのこと。
4日ほど前まではアメリカで1ヶ月働いていたらしい。
沢に行きたいとの連絡を受けて、前日夜に久々の再会をして近くの「フィッシング遊」へフェルトの靴を買いに行った。
とりあえず靴だけでもそれっぽいものをと思って行き、SHIMANOの渓流釣り用を買わせたが、1万円近くして結局mont-bellのサワークルーザーの方が安かったという結果になった。
まぁ、フェルトもしっかりした感じだったし、釣りもしたいとか言ってたし、無駄な買い物ではなかっただろう。
そのあとは地元でのんで翌日のための燃料補給。
翌日。
燃料補給をしすぎたか、Nくん盛大な寝坊。
少し歩きだしが遅れたが、おかげで灼熱の林道を歩くことになり、入渓の喜びもひとしおとなった。
宇賀渓を超えて421号を走り続けると石榑トンネルが鈴鹿山脈を貫く。
トンネルを越えてしばらく下ると池田キャンプ場が見えてきて、神崎川にかかる神崎橋へ着く。
神崎川は滋賀県川なのでアプローチが遠いのかと思っていたが石榑トンネルのおかげですぐだった。
準備を整えて、取水堰堤までは45分ほどの林道歩き。
今回は靴だけはNくんに買ってもらい、あとは僕の装備を貸した。メットはチャリ用。
曇り予報だったが日向では強い日差しが降り注ぎ汗だくの林道歩きとなった。
アメリカはどこでも冷房がガンガンらしく、そんな環境にずっといたからと、日本の日差しがNくんにはこたえているようだった。
取水堰堤について堰堤を越えようとハシゴを登るが、ねずみ返しみたいに措置されていてグレードが高かった。
僕の中では最初の核心だった。Nくんも少し不安のようだったので上からザックを掴んで登った。
帰りはここを下るのは怖いので堰堤右岸をヤブこぎして巻いた。
さて、堰堤をこえ、ようやく遡行開始
しばらくゴーロだが、まもなく豪快な瀑流
「巻く」とか「へつる」といったことを教えながら左岸を巻いた。
釜がすごく深いが、底まで透き通る緑色はこの先の美渓を約束してくれているようだった。
やがて広い釜を持った小滝。
ここで初の泳ぎ。Nくんは泳ぎが苦手なようだが先行して泳ぎ、左岸に取り付いて滝上に登っていった。
ここを過ぎると大岩にあたり、水流がS字を描いて流れる。
流れが速いが、水流を見極めて泳いだり岩にしがみついたりしながら突破。
巻くこともできそうだった。
ツメカリ谷出合を過ぎると川幅が広がりゴーロ
このあたりから白滝谷出合まではずっとこんな感じで中だるみ。帰りもここは長いし、あんまり楽しくない。
Nくんも泳ぎに力を費やし、ちょいとお疲れ模様
白滝谷出合で中学時代の話なんかをしながらカップ麺を食べて休んだ。
白滝谷出合からはまたアトラクションが多め。
平泳ぎで先に行き、Nくんを待った。
ゴーグルをつけ水流に逆らうNくんだが、廊下中盤まできてタレた。
壁で一休みしてもうひと泳ぎ。
ここの泳ぎはかなり辛かった様子。
さっきの河原とは一変してまたゴルジュ帯へ渓相が変わってくると右手に下谷尻谷出合が。この谷もゴルジュとその奥に滝を従えて、なかなかの威圧感を放っていた。
大きな岩の間の淵を泳ぐと突如現れたのが
神崎川最大の核心、天狗滝
右岸から一般道にのって高巻きできるようで、右岸の上の方から滝見のための踏み跡とトラロープがあった。
ここは巻かずトライ。
遠くから見るに、水流が飛んでいる裏側に入れさえすれば右上に向かって階段状になっていそう。
水流裏側に入るまでの泳ぎが核心となりそうだった。
Nくんが果敢にトライするが、あと4〜5mのところで水圧に負けて流されてきた。
僕はまず滝壺を左岸(右側)に泳ぎ壁側へ。そこから壁づたいに行けるかと思いきやなかなかの水圧。
突っ込んで泳ぐが大量に水を飲み流された。
2人ともそんなトライを3回ほどして諦めた。
結局巻き。
巻きは若干悪い。
落ち口から見ると、水流裏の階段はなんとも簡単そうで、登るの楽しそう。
悔しい。
時間的にもヒロ沢出合までは行かなくてもいーかなと思いながら進むと二条の滝。
右側はスライダー
左は水流が多めの飛瀑
ここの左を登って右をスライダーして終わりにしようと話し、左の滝に取り付く。
しかし思ったより手がかりがなく登れなかった。
仕方なく左手の簡単なところを登った。
スライダーから始まり復路スタート。
天狗滝は登りで負けたので帰りは男気で滝壺ダイブ。
あとは流されたり、長めのゴーロに飽きたりしながら沢の中を帰った。
鈴鹿屈指の美渓、神崎川。
ハイシーズンの土日は人が多くてワンダーランドらしいが、そんな沢に静かな平日に来れたのはよかった。(それでもキャニオニングツアーみたいな一団と途中すれ違ったが)
休みが合って、一緒に来てくれたNくんにも感謝している。
Nくんは疲れたようだが、かなり満足した様子でよかった。
最近僕のSNS投稿を見て、沢登りをしたいという友人がたくさんいる。
僕も経験が浅いのでいろんなところに連れて行けるわけではないが、
沢の楽しさをなるべく多くの人に知ってもらえたら嬉しい。
帰りはアクアイグニス。
僕が来るときはのれんの左岸(右側)がいつも男湯である。何度も来てるが必ず左岸(右側)が男湯だが、
Nくんが前に来たときは逆だったらしい。
右岸の湯にも浸かってみたい。
全然変わらないらしいけど。
では。
2019.08.21
1皮です
18日に行った笠ヶ岳穴毛谷七ノ沢の写真を見ていたら
最後の滝の岩場にサルとイヌと人がいるのに気づきました
どこにいるか分かりますか?
黄がサル
赤が人
緑がイヌ
岩は
厳しい表情を見せることが多いですが
たまには日当たりによってこんな面白い顔も見せてくれるんですな( ̄。 ̄;)
2019.08.20
夏休み中の吉川Kです。
この夏休みの平日休みを生かし、お盆明けの今週にソロ北鎌〜西穂縦走を考えていたのですが、急に太平洋高気圧がやる気をなくし天気が不安定となったので、計画を取りやめ鈴鹿の沢に行くことにしました。
三重県側の沢で1人で行けそうなところを探していると見つけたのが小岐須渓谷。
御幣川(おんべがわ)の上流部のそこは「屏風岩」などのゴルジュ帯が素晴らしいと知り決めました。
本流で終わると早く終わりすぎるっぽかったので、地図を見ると上流に派生するいくつかの沢があり、そのうちの1つに、入道ヶ岳山頂へと向かう「池ヶ谷」を見つけたので継続で遡行することにしました。
9:30 小岐須渓谷山の家
9:55 一ノ谷出合い
10:10 屏風岩
10:45 池ヶ谷出合
11:05 CS10m滝
12:15 入道ヶ岳
13:45 小岐須渓谷山の家
小岐須渓谷に来るのは2回目。
昨年春に、野登山〜宮指路岳をトレランしに来た。その時にも屏風岩に立ち寄り、つり橋からそのゴルジュを眺めた記憶があった。
このあたりは「例のアイツ」が多いと聞くので衣服に隙間を作らないようにして準備を整える。
野登山方面の登山口から1分もせず入渓
橋が架かっていたであろう跡がある。(昨年もすでに橋はなかった)
すぐに淵が現れいきなりのちょい泳ぎから。
今回は水量も多いわけではないし、寒くないので、なるべく巻かずにどんな場所でも滝壺を泳いで滝芯を登るようにした。
ここを超えると堰堤2連続。
一旦左岸の林道に出て巻く。
テキトーなところから本流に合流して河原歩き。
河原から一ノ谷出合が見えてきた。
この先にも壮観なゴルジュや変わった滝があるそうだが、今回はパス。
しばし行くと、小岐須渓谷の代名詞「屏風岩」
下から見るとまた違った壮大さがあった。
地球の歴史みたいなものを感じた。
小岐須渓谷の中には大理石みたいな真っ白な綺麗な岩がたくさんあった。岩の種類について全然詳しくないので分からないけど、(石灰岩?)このあたり特有の岩なのかな?
屏風岩のゴルジュを抜けると仙ヶ岳出合
右側の本流にはまだ壮観なゴルジュが続いている。
3つ目の大堰堤出現。
堰堤すぐ下左岸から巻く。ちょっと悪かった。
そのあとはゴーロ。
池ヶ谷出合を一旦過ぎて、本流遡行の終点の大石橋まで行って林道にのり、林道を少し戻って池ヶ谷へ入った。
池ヶ谷は小岐須渓谷本流と比べると、というか、その他今まで行った沢と比べても暗い感じがした。
岩は黒々としているし、なんとなく(日が当たってないせいか?)水もきれいじゃなかった。
池ヶ谷は堰堤超えから始まる。
どっちからでも簡単に巻けそうだった。
暗いけど、登れる小滝が小出しに出てくる感じで割と楽しい。
あわよくばと思って近くまで行ったけど、流石にフリーソロでは無理。
どなたかご一緒した時はトライしてみたいです。
ここを超えると登山道が横切る。
大きなイベントはここまでだが、その後も2〜6mの連瀑が続いて飽きがこないように配置されている。
上流部から登山道が並行するようになると流石に渓相もしょぼくなった。
沢が枯れる手前に源頭を見つけて、手ですくって喉を潤した。
入道ヶ岳山頂。
よく来た山頂もこういうルートでソロで来ると達成感というか感慨深いものがある。
雨は降ってなかった。
おにぎりを食べて池ヶ谷コースの登山道を下る。
「例のアイツ」に取り憑かれたくなかったのでノーレストで駆け足で下った。
まぁまぁワイルドな登山道だった。
途中一度立ち止まると、「例のアイツ」の気配。
指先に違和感。
ヤツだ。
振り払いその場を退散。
いやはや数秒停滞しただけで取り憑いてくるとは、、
やはり立ち止まってはいけないと、林道までさらにピッチを上げて走り抜けた。
駐車場に着いて全身くまなくチェック。
幸いにも献血はなかったが
一匹ネオプレンソックスで踊ってるのがいた。
いつも思うが、本当にどっから入ってくるんだろう。
鈴鹿は近くて、沢も豊富でいいですが、
例のアイツだけが厄介です。
あと、今回はアブ?もずっと着いてきてうっとおしかったなぁ。
まぁそれが自然と遊ぶってことですかね。
カエルやカモシカにも会えました。
山に遊んでもらっている以上、手荒くてもどんな歓迎も受け入れなければいけませんね。
では。
2019.08.19
ごきげんよう.犬飼です.
台風のあとでしたので、
ゆるめの沢を歩いてまいりました.
「川上岳」と書いて「かおれだけ」と読むようです。
とくに難しいところはないうえ、明るく気持ちのいい沢でした。
藪漕ぎらしい藪漕ぎもなく、ハイキング気分で行くことができます。
日程: 2019/8/18
メンバー: 吉川Gさん,犬飼
天気: 晴れ
タイム:9:00山之口登山口~最初の丸太橋から入渓~12:30登山道に合流~13:30川上岳山頂~登山道より下山~16:00山之口登山口
2019.08.19
1皮です
笠ヶ岳穴毛谷七ノ沢に一人で行ってきました
沢登りというより
アルパイングレード3~4級ぐらいが続くフリークライミングルート
岩は固いので
晴れの日を狙って
デイパックひとつにクライミングシューズと昼飯を入れて
颯爽と登るのが楽しいかも
ロープもガチャもまわしもザックから出しませんでした
中尾高原口(970m)3:15―5:00穴毛谷最終堰堤―6:40 五ノ沢出合(1840m)6:50―8:00 七ノ沢8:10―11:00 2737mピーク11:10―11:50頂上12:00―16:15中尾高原口
槍見の無料駐車場はいっぱいで中尾高原口(新穂高の湯のところ)に駐車
30分ぐらい余計に歩かされるがしょうがない
満月に近い月夜で、道路や左俣林道はラテなしで歩ける
林道から穴毛谷方面の橋を渡った途端、藪こぎになる
最近、穴毛谷への人の入りが少ないせいか
林道上のブッシュの繁茂はひどくなる一方
年1~2回は入渓していて
つい2週間前にも入ったばかりのに
1つめの堰堤までに迷子になってしまった
2つ目の堰堤までの間は野に帰りつつある
2日前に数十ミリの雨が降ったはずだが
水はかつてないほど少ない
2年前に巨大雪渓で難儀した五ノ沢出合までサクサク進む
(http://chikusaalpineclub.com/blog/%E7%AC%A0%E3%83%B6%E5%B2%B3%E7%A9%B4%E6%AF%9B%E8%B0%B7%E4%BA%94%E3%83%8E%E6%B2%A2%E3%80%8020170915)
4月に大雪が降ったため心配していたが、雪渓が切れていて良かった
五ノ沢を後ろに、穴毛大滝を左手に見ながらガラ場をしばらく登り
左の尾根の上に生えるハイマツのちょっとした切れ目に向かって草付きを左上
最後は垂直木登りになるが、うまく尾根上に上がれた
尾根からは、近々行きたいと思っている六ノ沢が見える
しかし大きな雪渓がいまだに残っており
下部は2m以上の厚さがありそう
これでは簡単には溶けてなくならないだろう
六ノ沢を登れる年があるのだろうか
七ノ沢の河床にはクライムダウンできた
上を見ると5~10mぐらいの滝が続いているのが見えるが
側壁をすいすい登って行ける
岩は固いものの
指先までしっかりかかるガバは少なく
横向きホールドやピンチホールドを使ったステミングや
マントルが多いので
手がすっぽ抜けないように気をつけていく
水流の途絶えたゴルジュを越すとツメになり
少々の藪こぎで小尾根を乗り越す
ハイマツで隠されたわずかな踏み跡があった
小尾根からは抜戸岳~笠ケ岳間の稜線が見えた
六ノ沢の上流部にいったん下りて
抜戸岩北方の2737mピークにたどり着いた
下界より一足早く赤とんぼが飛び回っている笠の頂上を経由し
クリヤ谷から下山した
脚はいつもの通りガクガクになったが
2週間前と違って薄曇りだったので暑さは我慢できるぐらいだった
2019.08.16
2019.08.16
吉川Gです。
会員外の友人らと奇渓と名高い兵衛谷に行ってまいりましたが、昨年の豪雨の影響か(噴火の影響もある?)渓相はかなり変わっている様子でした。
かつての様な困難さも無いものと思われます。
10日
濁河温泉に車を一台デポし、巌立公園へ。この作業だけでも1時間かかる。
とりあえず濁河川の本流から入渓とする。
泳ぎなどで時間がとられるものと予想していたが、淵は全て埋まっているらしく、延々と歩き続けるだけ。
時間短縮にはなったが、面白味はあまり無い。
↑ここだけは悪かった。頭が引っかかるのでザックを下ろして通過。
ここから兵衛谷へ入る。
大きな滝は残っているが、過去の記録で見ていたような「出口の無い滝」などちょこちょことしたポイントは無くなっているようであった。
あと、魚影が濃いと聞いていたが、魚はほとんど見なかった。残念ながら死滅してしまったものと思われる。
ここは右壁からロープを出して登ったが、後続パーティによると簡単に巻けたとのこと。
やがて取水口が現れ、この少し行った辺りで幕営した。
11日
↑ここの滝は右岸から巻くが、ここの状態が最悪。本山行の核心。
ぼろぼろのルンゼの先の岩をwさんがリードで登るが、上部に木がハング状に垂れ下がっておりそのどれもが引っかかっているだけの状態。必死で抜けてくれたが、後続は横の壁からユマーリングで越えた。
↑材木滝。ここでエスケープする事もできる。
↑材木滝の先にも滝は続く。
ここで結構な雨が降ってきて、さあどうしようという状態に。とりあえず進んでいると止んでくれた。
ここは右岸からスーパー大高巻き。ちょっと悪いところもあるが、ピンクテープに助けられた。
ここを越えたところで幕営。
次々とデカイ滝が出てくる。もう驚かない。全て巻き。巻道は結構踏み跡があるので助かる。
↑水が枯れ始めたので水をとる。この辺りから緑が減り始め、地球離れした光景に。
ここからは登山道伝いに濁河温泉へ下山。約3時間。
2019.08.15
今回二年越しの計画、後立山連峰縦走に行ってきました
幸い4日間天気に恵まれ全行程を完歩できました
時間経過はデジカメの記録からと思っていましたが、設定が出来てなくて詳細は報告できません
出発時間と到着時間ぐらい書いておきます
8月10日
千種駅より始発のしなの1号で信濃大町到着、すぐに扇沢行きのバスがありそれに乗車
AM11時頃扇沢到着
針ノ木大雪渓登山口にある登山指導センターに計画書を提出
AM11:30歩き出す
雪渓上は少し寒いかなと思ったが、とても暑くかなりの汗
PM4時針ノ木小屋に到着、小屋にテント泊の申請をしたが、この時点でテン場は満杯
ビバーグしてくださいと言われ、水を購入後テン場を探した。
比較的小屋の近くに見つけ設営、今回もストッククシェルターを使用したが、居住性の悪さと
結露で嫌になる
8月11日
AM1時起床、2時出発
満点の星空で今日の晴天が約束されたよう
暗いうちに最初のピーク針ノ木岳に到着、この後スバリ岳、赤沢岳と比較的アップダウンの少ない
稜線をゆく、鳴沢岳手前で朝を向かえる
爺ガ岳をスルーして冷池山荘到着、ここでカップ麺と水を購入、鹿島槍に向かう
今までの山と違いやはり百名山の鹿島槍ヶ岳でかい
キレット小屋で宿泊を聞いてみるもやはり満杯、五竜山荘を目指す
PM6時五竜山荘到着、テント泊の受付をするもここも満杯、当然宿泊も満杯
シュラフとマットを持参するからとお願いして正規料金で入ることができた
場所は自炊場の土間、他の登山者は同じ料金で布団付き、少し納得がいかなかったが仕方がない
夜半に雨と雷、1時間ほどでやんでしまう
この後、明日の天気が心配なのか多くの登山者が、ガラガラと扉を開けて出入り
明け方まで続きあまり寝られなかった
同じ料金です
8月12日
AM4時起床、この時点で計画の無謀さと実力のなさを実感、計画を諦めかけ、ゆっくりと起きて5時出発
唐松岳から八方尾根を下山か白馬岳から下山と考えていたが、キレット小屋で知り合った韓国人登山者と
天狗山荘で話していたら欲が出てきた
夜間行動ができれば親不知まで行けると思えるようになってきた
不帰を越えたら山容が変わってきた
白馬大雪渓が見えたところで、長谷川くんを思い手を合わせた
白馬山荘は下から見るとほとんど要塞、800名宿泊可能とのこと
雪倉岳を越えたあたりで日没 日本海に沈む夕日が綺麗だった
赤男山近くの水場で3リットル程給水し朝日岳に到着、白馬から朝日岳も遠かった
吹上のコルで遅い夕食 誰もいない真っ暗なベンチでの食事、7年前の船窪岳に行った時を思い出す
黒岩山を越えていよいよ栂海新道に入る
眺望のない真っ暗な道、栂海山荘で明るくなってきた 遠くに白鳥山が見える、遠い
白鳥山を越えても相変わらずアップダウンの続く長い道のり、流石に疲れてきた
後立山連峰最後のピーク入道山を越えると日本海まで長い下り
3000メートルから海抜0メートルはとても長かった
8月13日PM3時日本海到着
反省点
妻との緊急時の対応の打ち合わせが出来てなく、西村代表をはじめ千種の皆様にご心配とご迷惑をおかけしました
まだ話はできていませんが、やはり下山予定日を過ぎてから連絡をする等
これに関連して、朝日小屋で泊まることになっていいたが、時間がなく朝日小屋をパス
冒頭スケジュール通り完了と書いたが実際は変更があった
キャンピングギアとしてストックシェルターを使用したが使いにくさを改めて認識
同じくヘリテージのクロスオーバードームが良いと思う
食料に関して手付かずの食品を持ち帰った
一回の食事でどれだけ摂取するか、再度検討の余地がある
行動食も同じで持ち帰っている
空腹時でも昔から言われているチョコレートを食べるとある程度行動できた
しかし持続時間があまりなくやはりナッツとの併用が良い
今回ナッツとチョコは持参したが暑さで溶けてしまい、携行の仕方が悪く食べられなかった
パワージェルのようなサプリメント食品とナッツとの組み合わせも良いか
ジェットボイルを持参したが、重量の面と大きさで他のクッカーとストーブも再検討
ショルダーストラップにボトルホルダーを取り付け給水したが、ザックを担ぐ際には
ストレスを感じた
あるセクションでは頻繁にストックを使ったり使わなかったりで、その都度ザックに取り付け
これもストレスを感じた
トランスジャパンの選手がするようにショルダーストラップに取り付けるようにする
2019.08.13
西村です。
連日の猛暑、どこも暑くてかないませんが、早歩きで甲斐駒へ行きました。
▼コースタイム
竹宇神社00:30五合目03:00七丈小屋03:30甲斐駒山頂04:50
三ツ頭分岐06:15烏帽子岳06:25大岩山07:55日向山09:30竹宇神社10:30
グルッと回ってこれるいいコースでした。
日が昇ると暑さでやられてしまうので涼しいうちに進んでしまおうと思い、暗がりの中を歩きだした。
そよ風ぐらいあればいいけど、かなり蒸していてスタートから発汗量が半端ない。
8合目くらい、明るくなるころ少し冷えて上着を羽織った。
眼下に広がる雲海はいつもながらどこで見ても素晴らしい。
明るくなる頃に頂上へ着いた。
もう少し早く着けると思ったのだが。体力の低下が著しい・・・。
その後は鋸岳方面へ向かいます。
6合目にかなり立派な石室がありました。
中はとてもきれい
三ツ頭分岐から日向山方面に伸びる顕著な尾根を辿ります。
途中の烏帽子岳から甲斐駒方面
道標もしっかりしてる
ここから先は案外入山者も多くなく、静かな環境の中楽しく進めました。
日向山の手間へにある大岩山への登りは結構立っていて、鎖や梯子が続きます。
一瞬、迷いそうになるところもありますが地形図を確認し、十分なほどの赤テープに沿って進むと日向山へ。
あとは尾白川の駐車場まで下って終了しました。
そのまま川で全身アイシング。
さっぱりして帰えりました。
2019.08.07