2014.11.25
こんにちは
11月20日、21日と曽我さんと共に、木曽側の伊奈川渓谷からピストンで、空木岳に行ってきましたので、ご報告致します。
【行程】
11/20(木)
伊奈川ダム登山口5:00~〈林道〉~金沢土場(4合目)6:25~〈林道〉~うさぎ平(5合目)6:55~吊橋(6合目)8:00~見晴台11:35~木曽殿越12:40
11/21(金)
木曽殿越5:40~7:40空木岳8:05~9:05木曽殿越9:30~見晴台10:05~七合目11:05~うさぎ平12:30~〈林道〉~伊奈川ダム登山口14:25
今回は、雪山順応を目的に、ガチの冬山装備でかためて、準備。
まず、11月19日、夜8時に、鶴舞駅で、合流。
10時半を回った頃、伊奈川ダム登山口に到着し、一杯引っかけた後、広々とした寝室で寝る。
11月20日朝4時起床。5時出発。
暗い中、林道を歩くこと約2時間。寝ぼけていたのか、よく覚えていない。
明るくなった頃だろうか、ようやく登山道に突入(うさぎ平より)。
ぼちぼち雪もあるが、滑ることはなく、サラサラの雪である。先週辺りの寒気が入り、降雪後、誰も入っていないようである。
淡々と歩いていく。左に巻いて登ってみたり、右に巻いて登ってみたり、更に、下ってみたりと、道は悪くないが、獣道のようである。
この日は、風は特になく、寒さも特にないが、雲天であるし、眺望もない。
汗をかかないよう、ゆっくりめのペースで進み、ベースに着ているウールのTシャツと、R2で少々湿るぐらいで調度よい。
12時半を回った頃、木曽殿越の山小屋が見えてきた。
稜線上は、荒れている。
木曽殿越に到着すると、とたんに気温が10度は下がったような具合である。
寒い。
冬期小屋に入ってみるも、寒い。
如何しましょうと、検討するも、結論は早かった。
予定通り、今日はここまでに。
そもそも、今回の予定は、一日目、伊奈川ダムから木曽殿越まで、二日目に木曽殿越から空木岳、越百山を経て伊奈川ダムへ下る予定である。
あまりに早く、着いたので、空木まで行ってしまおうと考えた訳です。
さて、行動も終了となると、飲みたいばっかりである。
先の前穂のことから、是非飲ませたいと、曽我さんは思ってくれていたようであった。
ありがたいです。
さっそく、準備もままならない中、飲み始めさせていただきました。
米焼酎のお湯割である。ポットにお湯があるので、すぐに割ってほっかほっかです。
ですが、、なかなか酔いませんねぇ。寒いですから。
どんどん割、割。雪を溶かし、飲料水を作る中で、十分に飲んでしまいました。
冬期小屋の中は、そのままでは寒いので、持ってきたテントを軽く縮め、設置。
作業も終わったところで、テントイン。
さすが、テント♪最高ですな。
さて、ここから私の出番の晩ご飯です。
今回は、雑煮をテーマとした。名古屋風雑煮の餅と小松菜(もち菜)では、タンパク源が足りない感なので、
かまぼこ、宮崎地鶏炭火焼きを用意。さらに、大根、にんじん、ひじき入りの五島三菜なる乾燥野菜も用意。
だし、野菜で味付けをするが、なかなか良い味は出ない。醤油、塩を加えても、まだまだ。
思い切って、鶏を加えると、良い具合です。ごちゃごちゃの味ではありますが。。
さらに、味付玉子も入れ、十分な料理となったようである。
これだけあると、パック餅も各2個で十分な量であった。
わたしの山飯の素材調達先である、明治屋と成城石井のうち、名古屋の明治屋がデパート内の小規模店舗のみとなり、
頼るは成城石井のみとなっていた。
じっくりと、店舗をまわることにより、いろいろと工夫できそうであるが、明治屋の大型店の展開を待ち望まれる。
曽我さんは、岩佐さんの料理を大絶賛しておられた。
食事中、他の方の賛辞を聞くと、自分の料理はだめかと思うが、「旨かった」と言ってもらえたので、まあいいのである。
食事も16時半頃には、終わり、外に行くと、雲も抜け、夕焼けをいただけた。
そして、17時には、床についた。
冬期小屋かつテントは、十分な睡眠を得られた。
11月21日(金)、4時起床の上、朝食を夕食並に採った後の明るくなったころ、アイゼン、ピッケル装備の上、荷物も越百山へ目指すことで、背負っていった。
10分も歩いた頃、こんな雪の状態では、アイゼンはいりませんねと、しまう。締まりがないのである。
快適な天候の中、岩場の多い稜線を丁寧に進み、
7時半を過ぎた頃、山頂到着。
本日は晴天なりで、360度の大展望であった。
さっそく、曽我さんは、予定する越百方面を見に行くが、ラッセルが多いし、時間的に難しいだろうと。
快適な山頂で、至福の一服、一服と過ごし、元来た道を下ることとしました。
そして、
御嶽山に合掌し、下山しました。
冬靴での6キロもの林道歩きは、閉口しましたが、
親子程の年の差の山行は、様々多くを学ぶことができました。
曽我さん、ありがとうございました。楽しかったです。
曽我さんの行く先に、ずっとうさぎのトレースがあったのは、なんとも不思議なものでした。
ハラダより
2014.11.24
1皮です
西村さんと鹿島槍ヶ岳に行ってきました
このペアで鹿島槍に行くのは8年前のダイレクト尾根以来
懐かしさをかみしめながら一歩ずつ歩きました
大谷原3;00-7:00冷池山荘7:30-11:00頂上11:30-13:00冷池山荘13:30-16:00大谷原
新月の暗闇のなか、大谷原を後にする
寒さは感じない。今日は快晴予報。昼間の暑さが思いやられる
西俣出合から登山道に入ると、いきなりの急登だ
10センチ、15センチと次第に雪が深くなるが
前日の先行パーティーのトレースに助けられる
梯子が続いて、すぐに汗だくになった
夏山ではあまり登りたくない尾根だな
高千穂平に大型テントが3、4つ張ってあり、出発準備をしていた
その脇を通り抜け、上部のやせ尾根へ
すぐにトレースがなくなり、膝上まで雪に埋まりながら牛の歩みになった
稜線の手前の急斜面
夏道沿いに斜面をトラバースするか、急峻な岩尾根にルートを取るか・・・
弱層はなく雪崩の恐れは少なそうなので、トラバースを選択した
でも一応、2人の間隔を開けて歩いた
稜線の道標から、冷池山荘まではトレースがありすぐ到着した
そこにロープをデポ。小屋を出ると、すぐにトレースなしに戻る
緩い上り下りを繰り返しながらラッセルを続ける
ヘトヘトになった布引山手前
高千穂平に泊まっていた某大学の学生チーム10数人が追いついてくれた
そこからは、彼らの後に付いて楽させてもらった(^^;)
頂上は快晴無風
槍ヶ岳、薬師岳、日本海、富士山と360度見渡せた
素晴らしい展望でした
下りでは、冷池山荘付近で千種の5人パーティーと行き会い、しばらく談笑
お茶でもごちそうになりたかったけど、時間が押してきているので我慢我慢
スピードを上げて降り、暗くなる前に大谷原に着いた
2014.11.24
岩佐です。
冬山トレーニングで鹿島槍ヶ岳に行きましたが、22日夜の地震のため敗退しました。
メンバー: 鵜飼、斉藤、位田、上手、岩佐
22日:大谷原4:55 ~ 5:55 西俣出合 ~ 8:45高千穂平 ~ 13:20 冷池山荘上(2440m地点)幕営△
23日:△6:10 ~ 10:20 大谷原
22日の午前1時に土岐インター駐車場に集合し、上手号に乗り込み出発。夜中に出発するとどうしてもテンションが下がり気味になるが、今回は5人という大人数なので気持ちも明るい。大谷原の駐車場で準備をして、いつものようにヘッデンを点けて真っ暗な中を歩き始める。
暫く林道を歩くと雪が出てきた。この時期に北アルプスに来たことがないため、雪の量が平年並みなのかどうかは不明。西俣出合の積雪は15㎝~20㎝ほどか。ここから高千穂平までの登りは結構な急登と覚悟していたが、つづら折れの夏道を歩くので思っていたよりも楽だ。高度を上げるに従い雪も増えてきたが、西村さんパーティーのトレースもあって歩きやすい。
ほぼ夏のコースタイムで高千穂平に到着すると、大学生パーティーのテントが3張あった。ここから眺める鹿島槍ヶ岳と爺ヶ岳は素晴らしい。
名前は爺でも、とってもかっこいい!
もっと尖っているのかと思っていた、双耳峰の鹿島槍。
休憩後、本日の目的地冷池山荘を目指す。今回は雪山経験があまりないメンバーもいるため、高千穂平から先の痩せ尾根や、稜線までの最後のトラバースのことを少し心配していたが、問題なく通過。山荘まで雪は膝下くらいであったが、先行パーティーのトレースのお蔭で思っていたよりも早い時間に冷池山荘に到着することができた。
このまま空身で南峰まで登ってしまうという選択もあったが、メンバーの体調も考え無理をせず本日の行動終了。早速テンバを探す。稜線上で風が強いこともあり、風を避けられる山荘の傍にテントを張るつもりで整地を始めたが、上まで様子を見に行ってくれた鵜飼さんから、鹿島槍、爺、剱の展望が楽しめる素晴らしい場所があると言われてそこに移動することに。着いてみたら、吹きさらしの場所ではあるが、確かに眺めが素晴らしい! こんな景色を見ながら持ってきたウイスキーを飲んだら、最高に美味しいだろう!ということで、ここをテンバとする。
剱まで見渡せる最高のロケーションのテン場。
テントを設営していると、山頂を踏んだ大学生パーティー、その後しばらくして西村さんと1皮さんが下山してきた。話を聞くと高千穂平までは大学生パーティーのトレースがあったが、その後は二人で山頂までずっとラッセルだったとのこと。お疲れ様でした。お陰で明日は楽に頂に行けそうだ。
西村・1皮両氏を見送ると、風よけのためにみんなでせっせとテントの横に雪の塀を作り、快適なテンバが完成した。日没直前には、お酒を持ってテントの外に出て撮影会。赤く染まった空と山々が美しい。
ふと気づいた時には、夕日は稜線の向こう側でしたが、なんとか間に合いました。
おいしい夕食を頂いたら就寝タイム。お酒も手伝って気持ちよく眠りにつくと、10時頃大きな揺れで起こされた。地震だ。ただ、テントを張った場所は雪崩や落石が起きるような場所ではないため、ひとまず安心。(しかしこの時、代表に一旦連絡を入れるべきでした。申し訳ありません。)
23日は、元々山頂に向けて5時半に出発する予定であったために3時半起床。念のため携帯の電源を入れると、西村さんからのメールが入っていた。状況次第ではそのまま気を付けて下山して下さいとのこと。昨晩、地震の後に雪崩の音などは聞こえなかったが、雪面に亀裂が入っていたり雪が不安定になっている可能性が高い。ただ真っ暗なので状況が全く分からない。鹿島槍山頂までは行けるかもしれないが、下山時稜線から赤岩尾根に乗るまでの斜面のコンディションが心配だ。気温が上がる前の雪が締まっているうちに安全なところまで降りたほうが良いと考え、登頂は断念しそのまま下山することにした。
状況が確認できるように少し明るくなり始めた6時過ぎに下山を開始。尾根に乗る雪面に亀裂は確認できず、周囲で雪崩が発生した所もないため、慌てず、しかし急いで通過した。
稜線から赤岩尾根へのトラバース。
所々こんな亀裂が…。
我々以外に、前日爺ヶ岳南尾根から登ってきて冷池山荘で幕営していたパーティーも、やはり鹿島槍登頂を諦めて我々の後から下ってきている。痩せ尾根に乗ると雪面にはいくつか亀裂が入っていたが、通過するのに問題はなく、高千穂平に到着した時にはほっとした。
西俣出合から大谷原駐車場までの林道には落石が多くあり、中にはテレビ台のものもあって昨晩の地震の規模が想像できた。こんな中を単独の登山者が2名登って行ったのには呆れた。何事もなければ良いが。
帰途、車中のテレビで今回の地震の被害の大きさを知り驚きました。代表をはじめ、緊急連絡先の欣哉さんや会の皆さんが心配されるのも当然だと、連絡を取るのが遅れてしまったことについて猛省した次第です。皆様、ご心配をおかけし、申し訳ありませんでした。
2014.11.22
こんにちは
11月13日(木)に、
ミネヤマさんと共に、鈴鹿の山々を歩いてきましたので、ご報告致します。
【行程】
宮妻峡P5:40~鎌ヶ岳8:20~武平峠8:53~9:45御在所岳10:15~国見峠10:35~根ノ平峠11:30~中峠12:20~13:05ハト峰峠13:20~猫岳14:00~14:25釈迦ヶ岳14:50~ハト峰峠15:45~朝明渓谷P16:45
以前より、地図をみていると、いけそうだなぁと思っていた行程。
ミネヤマさんより、どこかトレーニング兼ねて行きましょうという話になり、
車が2台あれば可能だなと、実行に移しました。
まずは、朝5時に朝明渓谷駐車場で集合。
そして、私の車は、残置し、宮妻峡へ移動。(なんだかんだ30分ぐらいの行程)
まだ暗い中、ヘッデン灯けて、行動開始(5:40)。
いきなり、やってしまった。。
カズラ谷の登山口から行く予定であり、そこへは駐車場から少し上がったところ。
駐車場から少し下がったところから、入ってしまった。。
間伐がされており、人が入っている気配がするので、なんとなくの踏み跡をドンドンと進み、進み。
どんどん悪くなり、明らかに道でなく、未知な世界に。
雲母の方へ上がったなぁと思いながら、ともかく稜線へ抜ければ、合流するでしょうと、上がったところ、合流。
いわゆるウソ谷なるところを上がったようであった。
雲母峰と鎌ヶ岳稜線登山道に合流し、後は予定通りの行程。
この日は、西高東低の冬型の天気模様。
風が強く、寒かった。休憩中は、一枚羽織らないといけない具合。
釈迦からの下り、庵座谷ルートは下りには適さないだろうと判断し、下りやすい、ハト峰峠から下ることにしました。
朝明に下ったところには、残置した私の車が。
ご丁寧に、ナンバー○○は、駐車料金500円をあのポストに入れるようにと、お手紙があり、お支払い完了。
その後、またミネヤマさんの車を回収すべく、再度、宮妻峡へ行き、今回の山行は無事終了となりました(17:30)。
今回は、日の暮れの早い時期、日の暮れる前に行程をこなし、下りることを重視し、
巻いて巻いて、
結果、予定の行程をこなすことができ、なによりです。
紅葉は、600mあたりまで下りてきていました。
ハラダより
2014.11.19
こんにちは、鵜飼です。
15,16日と冬の足慣らしの為、早戸さん、成瀬(ラ)、吉川、の4人3人で槍ヶ岳へ向かいました。
が、足慣らしどころか予想より強烈な低気圧のお陰で
平湯の峠道が凍結、、、まだまだ秋の気分の愛知県民はスタッドレスを履いておらず
平湯手前でヤケ酒をして路面が解けるのを待つことに
やいのやいのあって翌朝8:30頃新穂高を出発
くるぶし~スネくらいのサラピン新雪が積もる林道を、隠れた石にフットジャム決めたりしながらえっちらほっちら
11時くらいに滝谷避難小屋、この調子ならなんとか千丈乗越近くまで行けるのでは~?
が、雪が深くなり膝ラッセルが槍平まで続く、、、お昼すぎになんとか到着するも既に足が普通に攣っていた
奥丸山までは夏道コースタイムで70分
ブッシュが埋まるほど積もっている訳でもないので、夏道のテープを便りに尾根を蛇行しながら登る
常時腰ラッセル、トラバース部分は胸ラッセル。ラッセッラーッセル!!
罵声や、人の嫁の名前や、病名やらを叫びながらラッセル。
あぁ~これがラッセルってやつや~笑える程進まない~
ていうか腰以上のラッセル初めてなんですけど~、、、
結局、奥丸山分岐までに約3時間を費やし16時タイムリミット
こりゃ登頂は無理ってことでキムチ鍋ぱーりぃ
翌朝テントを出ると千丈乗越方向へ昨日は無かった小さなトレースが、、
試しに歩いてみると膝くらいまで埋まる。野生動物は強い、、、
快晴の穂高を眺めながらそそくさと下山でした。
こんな天気のいい日にリッジを歩けないのは残念でしたが
初冬の足がかりには良い山行でした。
2014.11.18
1皮です
岩佐さんと明神岳までアイトレに行ってきました
雪が深かったり、稜線は風が強かったり、ついでに根性もなかったりして(笑)
主峰まで行けませんでした
坂巻温泉(標高1200m)2:00-10:00明神岳5峰(2726m)10:30-1630坂巻温泉
釜トン入り口にザックを下ろし、車を坂巻温泉まで移動させた後
ラテをつけて風の強い国道を歩き始めた
上高地までは、遠い。もう2度と歩いては行かないぞ、と何度思ったことか
でもまた来てしまった、、、
トンネル出口から早くも雪道。きれいな半月に照らされた焼岳と穂高連峰は真っ白だ
この雪じゃあ、すでに敗退気分だね(ちょっと足取りが軽くなった)
岳沢登山道7番看板から南西尾根に入る
何度通ってもすごい急斜面。おまけに雪と氷化した草付きでツルツルだ
雪もだんだん深くなり、すね~膝。前になかなか進まない
標高1800mぐらいで夜が明けてきた
ナイフエッジが続く辺りから、北西風が強くなった
樹林帯を抜けると、積雪が減った反面、突風で吹き飛ばされそう
右手に雪をかぶった霞沢岳や、その奥には噴煙が真横にたなびく御岳も見えた
でも雪はしまってなくて、下に隠された岩や段差に悩まされた
崩れやすい岩や小石の積み重なった斜面をたどり頂上
まあ、どこからでも登れそうだが、比較的新しいピンクリボンが所々にあった
頂上には、古い木製ピッケルが立ててあり、記念写真をパチリ
主峰までは標高差200m。目の前に見えるけど、あまりの風の強さにギブ
Uターンした
いいアイトレになりました
2014.11.03
岩佐です。
冬山シーズンに備え、小秀山にボッカトレーニングに行ってきました。
【メンバー】
1皮、岩佐
【記 録】
乙女渓谷二ノ谷登山口 06:25 ~ 07:28 夫婦滝 07:35 ~ 08:33 1600m地点 08:45 ~ 09:40 1875m地点 09:55 ~ 10:55 小秀山山頂 12:00 ~ 13:10 二ノ谷・三ノ谷登山道分岐 ~ 14:45 三ノ谷登山口 ~ 15:15 乙女渓谷キャンプ場P
3連休は3日とも雨かと思っていたが、2日の時点で翌日はお天気がなんとかもちそうなので、急遽ボッカ訓練をしましょうという話になり、小秀山に行くことに。1皮さんから「ボッカだから荷物は25kg以上!」と言われ、ザックにロープやガチャ類を詰めていくが、軟弱者なので、途中でしんどくなった時のために捨てられる水も7リットルほど詰める。体重計で重さを測ると25.4kg。これ以上重くなると担げないので、詰め込むのをここでストップ。
一方、1皮さんはダンベルや水をガンガン詰め込んで、ザックを背負って体重計に乗ったら、ザックの重さは40kg! これでは重すぎるということで、30kgに減らしたそうな。30kgでも十分重いと思うけど。。。 こんなの私が背負ったら、後ろにのけ反りそう(^_^;)
ずっしり重いザックを背負って、二ノ谷登山口を出発。二ノ谷は夫婦滝まで木道が多く、苔がついている上に前夜降った雨で濡れているため、ツルッツルで怖い怖い。
ザックが重いので早くは歩けないが、それでも1時間で夫婦滝に到着。夫婦滝は過去にアイスで2回来ているが、凍っていない滝の方が迫力がある。
夫婦滝から兜岩までは急な登山道。所々岩も出てきてなかなかスリルがある。そこから先は比較的緩やかなアップダウンの繰り返しになり、最後はそこそこ急な斜面を登って小秀山山頂に到着。途中小雪がチラついて、寒かった。
山頂の15mほど下には立派な避難小屋があり(しかも新しくて、とってもキレイ。トイレ付き)、ここでラーメンやインスタントみそ汁を作ってランチタイム。水は捨てるほどあるのだが、頑張って使ってもたったの500ml。ザックが軽くならない。。。(^_^;) 避難小屋では、1時間ほどのんびり休憩した。
下りは三ノ谷登山道から下山。二ノ谷のように美しい滝があるわけでもなく、上部は笹薮、途中から杉林と、あまり面白味のある登山道ではないが、二ノ谷と違ってとても歩き易かった。てなわけで、登りは二ノ谷、下りは三ノ谷がお勧め。
三ノ谷登山口に着くと、キャンプ場まで200mというサインがあったが、実際には2kmはあったんではなかろうか。歩いても歩いてもキャンプ場に着かず、30分くらい歩きザックの肩紐が肩に食い込んでそろそろ我慢の限界!というところで、漸く駐車場に到着した。
小秀山は、二ノ谷登山口から山頂まで6kmと距離は短いですが、標高差は1100mあるため結構な急登です。それなりにきつく、ボッカ訓練にはぴったりの良い山です。行きはたくさんの美しい滝、下りは色鮮やかな紅葉・黄葉を見ることができ、しんどいながらも楽しいボッカ訓練となりました。
冬山シーズンまであとひと月ほど。個人的には、トレーニングのために残された時間からして、必死でトレーニングしても今年の冬山はかなり厳しくなるんではなかろうか、と感じました。残り少ないシーズン前とシーズン中も、ひたすらトレーニングするしかないですね。頑張らねば。。。