2020.12.03
西村です。
久しぶりに城ケ崎に行きました。
前に行ったのはいつだろうと、記憶も定かでないくらい。たぶん2回目の城ケ崎/サンセット。
小川山や瑞牆に比べればかなりマイルドな環境だが気温は低めでそこそこ寒いし、小雨。
天気も良くないので早めに切り上げましたが岩場は貸し切りで、のんびり1日楽しめました。
かぶった課題は得意ではありませんが、リハビリの自分には満足でした。
書くほどでもないですが一応登ったルート(OS)。
・ウッドペッカー(5.10a)
・ペパーミントキャンディー(5.10c)
・ルーズガール(5.10d)
2018.10.23
吉川 Gです。
友人にお誘いいただき、3人で明星山に行きました。
明星は初めてです。ルートはフリースピリッツを登りました。
5:30駐車場-6:00取付き-14:30終了点-16:30駐車場
渡渉は飛び石を使えば渡れた。
暗くて取付き探しに少し迷った。渡渉したところよりも少し右に行ったところが取付きだった。先行パーティがおり、我々は二番手で取り付いた。
1P目、2P目 Tさんリード
Ⅲ級とⅣ級でアプローチ的な感じだが、濡れたトラバースで悪い。
3P目 5.7 Wさん
先行パーティが苦戦されており、降りてきたため、先に行かせてもらった。
4P目 5.7 Wさん
下り気味のトラバースがびしょ濡れ。リードはロワーダウンで突破。フォローはスリングを掴んで無理矢理。
5P目 5.8 G
ロープの流れが悪い。ハング越えが太った身体には疲れた。普通の人なら問題無し。
6P目 5.7 G
カンテを右に回り込む。問題なし。
7P目 5.6 Tさん
弱点をついたルンゼ状を登り、上部は傾斜が緩む。
9P目 歩き
中央バンドの岩の基部まで。一応ビレイした。
10P目 Ⅳ級 Wさん
右上するバンドを登る。50mロープでギリギリ。
11P目 5.7 Wさん
フェース直上。5.7的
12P目 Ⅳ級 G
高度感MAXのトラバース。最高。
13P目 5.8 G
立ったフェースを直上。見た目に反して残置が意外とある。
途中から先頭を代わっていただいたおかげで快適に登攀できた。
他にも数パーティ登ってきていた模様。中央バンドでやめたパーティも居たようだ。
前日降水があったのか朝は濡れていた。石灰岩なので濡れるとヌルッとする感じで神経を使った。
陽が当たると、暑いくらい。岩も乾いてきてフリクションも意外と効く。
岩は脆い。これは予想通り。落石に注意。
下降は左岩稜と呼ばれる尾根を下降。出だしはよくわからなかったが、途中からピンクテープを追って降りた。ザレた急斜面で悪い。あと棘の植物が痛い。
お誘いいただきありがとうございました。
2018.01.10
あけましておめでとうございます。
吉川 Gです。
年末年始の九州帰省中に福岡の日向神、大分の本匠村でクライミングしました。
12/31〜1/1 日向神 トンネルエリア、愛のエリア
1/3 本匠 宮前エリア、井ノ上タワー
5.11台も二本ほど登れたのでまあまあ良かったのですが、休暇中は飲み過ぎ食べ過ぎで結局太りました。
↑日向神 トンネルエリア。廃トンネルの横を登る不思議な場所。雨でも登れた。
↑日向神 愛のエリア 「花鳥風月」超人気ルート。OSを狙うも、後半で力尽きた。その後時間切れでRPできず。。
スマホで投稿してみましたが、意外と書けるもんですね。
今年もよろしくお願いします。
2016.06.02
1皮です。
小川山のクラシックマルチピッチ、ウスノロマンに岩佐さんと登ってきました
一部のRCCボルトがかなり痛んできており、墜落はNG(テンション、A0ぐらいはOK?)
アプローチが崩れやすくてイマイチ(特に下り)なこともあり
ボルトを打ち替えないと、このルートは朽ちていく運命にありそうです
取り付き9:30~14:30取り付きに戻る
テン場から林道沿いに南に進み、ビクターのある八幡沢を西に入る
ビクターにはもう10人以上のボルダラーがおり、真剣な表情で岩を観察していた(´。`)
沢をそのまま詰め、二俣から左へ。急斜面になるが、荒れ方もひどくなる
二俣から20~30分で取り付き到着
30mぐらいのすっきりとしたスラブだが表面が風化しているところも
【1P、5・10b、1皮】ホールドを求めて、左へ行ったり右に戻ったりしながら上がっていく。2本目のボルト手前のしわ(カンテ?)をレイバックでつかむところが核心か
【2P、5・10d、1皮】穴に2mぐらい下りてからスタート。小さなエイリアンで支点は取れる。1本目のボルトは軸とあごが曲がっており、墜落にはたぶん耐えられないでしょう。太くて甘いカンテ(クラックの端っこ)をつかんだレイバックを多用。中間のがばから右に行くムーブと、オフィズスから上部のスラブに移る1ポイントが核心。
【3P、5・9、1皮】上部に見えるコーナークラックにどこから行くか。正面にはペツルもあるが、右のアルパインチックの壁から登った。緩いチムニー、少しかぶったフィストクラックからテラス。
【4P、5・10a、1皮】上の方に左上クラックが見える。テラスの目の前にさびたRCCボルトが見えるが、それはパスして、右上に見える水平クラックからホールドがたくさんあるルンゼから、左上クラックへ。左上クラックは最初の2mぐらいが垂直で、ジャミングも効かせにくい。クラックが消える手前から右のフェースへ移る。核心は2本目のボルト辺りかな。
【5P、5・6、岩佐】バンドをトラバースしていくが、1ポイント足を動かすのが怖い。
【6P、5・10b、1皮】右の上の方にRCCボルトが2本見えるが、すぐ上にはペツルが4本ほど見える。「だれかが打ち替えたんだろ」とザゼンソウのような形の空洞がたくさんあるペツルの方に行くが、ボルダームーブで1手目から悪く、体が上がらない。おまけにボルトも遠く、ヌンチャクを架けるのが一苦労。2本目まで行き、「ここはちゃうで」ということで、傾斜が緩い右にトラバース。風化したスラブを登り頂上へ。屋根岩から烏帽子岩方面まで眺めが良く、気持ちが良い。下りはピナクルにかかっている残置スリングがボロボロに風化しているため、歩いて下りられないか探したが無理のよう。頂上へ戻って、長いスリングを1本提供し(T_T)、懸垂4回で取り付きに戻った。
2016.05.09
1皮です。岩佐さんと瑞牆でマルチピッチを登ってきました。ロクスノ70号に掲載されていた鷹見岩南山稜はなかなかに面白く、お勧めルートです。
【5日】一粒の麦~ジョイフルモーメント
数年前に取り付きが見つけられず敗退した因縁のルート。今回は、ネット上の登攀記録をいくつも持参し準備万端、、、のはずが、また迷いに迷って駐車場から取り付きまで3時間かかりました。
十一面正面壁から白クマのコル方面のルンゼに付けられた踏み跡をたどり、木に巻かれた黄テープに沿って奥壁と思われる方面に回り込むように進んだ。登攀記録のコピーには白テープと書かれていたが、「張り替えたんだろう」と勝手に思い混んでしまったのが、再び迷った原因。黄テープに導かれていくと大きな壁の下にたどり着いた。面白そうな右上クラックが垂壁に伸びているが、一粒の麦ではなさそう。その辺りを右往左往した結果、「どうも違うぞ」と言うことになり、最初の黄テープまで戻り、白クマのコル方面にさらにルンゼを上がると、右手(東方)に別のルンゼが伸びているのが分かった。そこをちょっと登ると、白テープとケルンに沿って踏み跡が現れ、5分もかからず一粒の麦の取り付きに着いた。5時間も探した前回は、いったいどこを歩いていたんだ!ちなみに、今回間違えた黄テープに沿って登ってしまった場所は、たぶん奥壁の南側にある「小やすり」と思われる。
(一粒の麦1P)岩佐 5・9 簡単なフェースから3mぐらいの左上ハンドクラック、スラブの下降
(2P)1皮 5・10b 30mぐらい続くハンドサイズのフレーク。簡単だけど、要持久力です。同じサイズのカムが複数必要
(3P)岩佐 5・6 テラスから緩いクラックを登り、チムニーの前まで
(4P)1皮 5・7 支点の取れない(取っても意味のない)面白チムニー。幅は広く、オフィズスのようには苦しくない。上部で右に90度曲がり、ロープの流れは悪い
(5P)1皮 5・9 木の横にあるクラックを数m上がり、フェイスを左へ。上部のオフィズスから岩の上へ。
(6P)1皮 5・10c 取り付きが分からず右往左往する。ハングに走る細いクラックかなと思いがちだが(目立つため)、その右の方にある小カンテとクラックがルート。カムとナッツをクラックにかませ、上部の気持ちの良いコーナーへ。小カンテからコーナークラックに移るところが核心か。終了点が奥壁の頂上で気持ちがいい。
頂上からすぐ北側にある細い穴を通り、チムニーを不動沢方面に下ると踏み跡が出てくる。10分ほどで、一粒の麦の取り付きに戻れる。クライミングシューズのままでも大丈夫だった。燃料補給の後、一粒の麦から踏み跡を数分上がったところにあるジョイフルモーメントの取り付きへ移動
(ジョイフルモーメント1P)岩佐 5・9 左上クラックから、ハイハイしないと渡れない細いスロープ。高度感あり
(2P)1皮 5・9 ハンドからオフィズスまでのクラック。面白いピッチ
(3P)1皮 5・8 緩いオフィズス。ワイドに慣れてないと登りにくいかも
(4P)岩佐 5・7 3P目終了点から10mぐらい岩の間を進み、突き当たりの岩の右端に走るハンドクラックを登る。終了点が頂上で、一粒の麦と同じ下降ルートをたどった
【6日】鷹見岩南山稜
瑞牆山荘の駐車場から登山道を歩き、富士見平小屋を経て、鷹見岩への分岐から100mぐらい進んだところがアプローチの入り口。白テープが2本の木に巻いてある。そこから登山道を離れて鷹見岩に向かって右にある緩い斜面の倒木帯を進み、50mぐらい進んだところで登攀準備。不必要な荷物をデポした。カムはキャメロット青まで1セットとエイリアン1セット+ハンドサイズを2個ほど。雨が降り出しそうな天気のため、いつでも敗退できるようにバックロープを引いていくことにした。デポ地から取り付きまでは鷹見岩を大きく回り込むように進む。白テープが巻かれた木や、急な所には残置ロープが何カ所もあった。40~50分。取り付きでアプローチシューズをクライミングシューズに替えた。
(1P)1皮 5・10d 洞穴内のクラックから右上の穴へ。リーチがある人は、ポケットからハンドクラックに手が伸ばせるらしいが、わては手が届かないため、ガストンでつなぐ必要があった。湿ったハンドクラックから穴を抜けると、切り株のあるフェースの終了点へ
(2P)1皮 5・10b 最初の1、2手が迷う。よーく探すこと。右にトラバースすると、隠れているクラックが目の前に。そこから25mぐらいハンド~フィンガー~ハンドのクラックが続く。日本離れした美しさです。風化した小ハングを越え、右のスラブへ。終了点は安定したテラス。
(3P)岩佐 5・7 丸太を渡したような岩の上によじ登り、右に伸びるルーフクラックをトラバース。
(4P)1皮 5・7 数mのチムニーを上がり、岩の上に出ると、5、6Pの巨大な壁が目の前に。興奮する一瞬
(5P)1皮 5・10b 右壁から取り付き、フレークなどをうまくつかって3つめのハンガーボルトからチムニーを渡って左の壁へ。安定したバンドをカムで支点を取りながらたどり、浅いクラックをレイバックで上がる。終了点は安定したテラス
(6p)1皮 5・10c アンカーの上にあるハンドクラックを進み、右のフェースへ。浅いポケットをつないでいく感じでじりじり進む。フリクションが効くので、大胆に行ける。終了点の1坪テラスまで。悪天を予感させる南風がだんだん強くなり、寒くてしょうがなかったが、天気は何とか持ってくれた。
そこでアプローチシューズに履き替え、岩尾根を行く。所々、垂直に近い岩もあるが、がばホールドがあって怖くない。鷹見岩の頂上手前3Pをロープを使った。最後のピッチは左上ハンドクラックで、5・7ぐらい。頂上からは1時間ほどで駐車場に到着。途中で雨がパラパラと落ちてきたが、大振りにならずに済んだ。
2016.03.29
新入会員の犬飼です.
初投稿になります.
先日,森さんにお付き合いいただき,
各務ヶ原の伊木山へマルチピッチとフリーの練習に行ってきました.
終始危なっかしい私でしたが,森さんの丁寧なご指導のおかげで無事登頂しました.
※頂上に立ってます.
季節は春ということで,少しではありますが,桜が咲いておりました.
もう少しすると満開になるかと思います.
突然ですがここでなぞかけを解いてみたいと思います.
春の伊木山とかけまして
成果のあがらない婚活パーティーと解きます
その心は
どちらもサクラでいっぱいでしょう
お粗末様でした.
くだらないこと考えてないでクライミングの練習したいと思います.
2016.03.25
久しぶりの城山南壁
絵に描いたような富士山
青い海を背景に!
気持ちの良いクライミング
上部に行くほど岩がしっかりして快適
こんにちは。
成瀬洋です。
先日、久しぶりに仁さんとクライミングに行って来ました。
仁さんと登るのは、ちょうど一年前の中山尾根ぶり。
前々から行きたいと言っていた、海金剛を目指しました。
最初は2日間とも海金剛で登るつもりでしたが、出発が少し遅くなったので、初日は城山南壁へ。
城山はポカポカ、を通り越して半袖でも暑いくらい。
伊豆って気持ち良いなーと、バトルランナー(4P、5.10b)とエクスカーション(6P?、5.10c)を登り、海金剛の麓、雲見のキャンプ場へ。途中のスーパーで伊豆で獲れたブリの刺身を購入。富士山がとてもきれい、海の眺めが素晴らしい旅路です。
キャンプ場には風呂もあり快適。夕食を食べて就寝し、翌朝7時半頃に出発。
アプローチの入口はキャンプ場から少し下ったところで、車道から山道に入ります。
30分ほど山道を歩き、下り坂になって左手に岩壁が見えたところでフィックスの張られた懸垂ポイント。
15mほど懸垂して海岸へ。スーパーレイン(7P、5.10a)の取り付きは、目の前の岩壁を回り込んだところでした。
8時半ころスタート。
1P目(5.8)成瀬リード。
簡単だけれど、なんだかいやらしい。クラックではあるけれど、花崗岩のクラックのように素直ではない感じ。クラックに導かれてブッシュで切るが、どうも本当は上部でスラブを右に行くのがルートのよう。
2P?仁さんリード。
ブッシュをかき分け30mほど。上部に壁が見えるが、本当のラインは右下から続いているよう。一旦懸垂して下のブッシュにある踏み跡へ。きれいなクラックが続いていて、それが3Pだとわかる。
気を取り直して3Pへ(5.10a)仁さんリード。
最初は5.7くらいで、右上するクラックが10aくらいのよう。
4P目(5.10a)成瀬リード。
浮き石や脆いところが多かった岩もだいぶすっきりしてきた。きれいなクラックを登り、最後がオフィズスサイズ。
5p目(5.10a)仁さんリード。
ここもきれいなシンクラック(うろ覚え)。ここまで来ると眼下に真っ青な海が見下ろせる。天気も最高!
6P目(5.9)成瀬リード
下部が少しいらやしく、そこからはオフィズス〜多い被さる岩の間を登る被りムーブ。
7P(5.7)仁さんリード。
クラックから上部のスラブへ。そして岩峰のてっぺんへ。12時過ぎくらいに到着。
懸垂を繰り返して取り付きに戻り、帰路に着きました。
スーパーレイン、思っていたほどすっきりとした壁ではなく、どちらかというとアルパイン的な感じもしました。
クライミング自体は簡単で快適。天気も良く、ジリジリと日焼けをしたほどでした。
ビレイポイント以外残置物がないというのも良く、ロケーションも抜群。
1泊2日、とてもたのしく思い出深いロックトリップになりました。
仁さんありがとうございましたー。
2016.01.12
1皮です
久しぶりに天下峰に行きました
パークレンジャー(10b)やスウィートジャム(11c)などで遊びましたが
花崗岩の結晶の痛さに指皮が我慢しきれず
数打つことはできませんでした
やっぱり、通い込まないと、易々とは登らせてくれませんね
ところで
トポに書いてない面白いワイドクラックをジム友から教わりました
体が入る程度のスクイズチムニーから上部のワイドに向かって
クラック全体が蛇行するように曲がっています
全長6~7mと短いものの
ハングしている片面の処理と、カムの決め方がかぎかも(キャメ5~6番以上?)
ジョシュアツリーのスティングレィ(13d)を第3登したというもっぱらの噂のI氏が
ずいぶん前に登った課題とか
是非登ってみたいという人が入れば、場所を教えますよ
トライしてみて下さい
2015.09.17
お疲れ様です。吉川です。
文章だけスマホ上で書いておきながら、なかなかアップしておりませんでした。もう別にいいかなとも思いましたが、せっかく文章を作ったので、アップさせてください。
というわけであまりにも前ですが7月の三連休に小川山に行きました。
森さんと予定していた初日の烏帽子岩左稜線は、残念ながら雨で潰れてしまいましたが、残りの二日間はフリー、マルチなどで楽しめました。
以下、わりと個人的な報告になりますが、ご了承ください。
7/18
雨予報だったが、可能性を信じて朝4時に愛知を出発。長坂ICではやんでいた雨も、結局川上村では当然のように降っていた。
廻り目平キャンプ場に着いてからもやむ様子が無いため、ロープワーク等をして時間を潰す。烏帽子岩左稜線は諦めるしかないだろう…
今回は日本山岳会東海支部青年部の方々や学生さん、岐阜登高会の方々などと合同でキャンプだったのだが、一部金峰山に登りに行った方々以外は諦めムードで、ビールを飲み始める方もいた。
それでも僕は、一縷の望みにかけて酒は我慢していた。
14時頃になり、ついに雨が止んだ。おお神よ。さっそくアプローチが楽で濡れてても登れそうなフェニックスの大岩へ妻と学生さん数人とで向かった。
トポが無いのでよくわからないが、簡単そうなルートを3本ほど、クライミングができる喜びを噛み締めながら登った。どれも5.7~5.8程度かと思うが、濡れているので登れただけでも充分だ。
今回、外岩クライミングが初めての学生さんもいたのでトップロープで登ってもらい、ビレイもやってもらった。
フェニックスの大岩は、アプローチが良く、簡単でボルト間隔が狭いルートもあるので、外クライミング初心者の練習には最適かと思う。
夜はビールなどを飲み、みんなでクライミング談義等で盛り上がった。
7/19
昨夜の打合せで、この日は妻と学生のYちゃんと3人で屋根岩2峰のセレクションに行くことになっていた。セレクションは以前から興味があったので、楽しみだ。
キャンプ場を6:30発。アプローチの途中で有名な「不可能スラブ」を見学。段クラスのスラブがいかに凄まじいものなのかがよく分かった。
多少迷ったものの、そんなに時間はかからず取付きに到着。すでに何パーティも登っており、順番待ちも3パーティ程いた。休憩がてらゆっくり準備して、登攀を始められたのは8時を回った頃だった。
1P目 吉川妻
短いハンド~フィストのクラック。妻はなかなか苦戦していた。僕はフォローで登ったが、想像より難しかった。
2P目 僕
スラブ。少し怖いが落ち着いて登ればOK。
3P目 僕
バンドのトラバースからチムニー。
4P目 僕
出だしのクラックから出るところが難しく感じた。そのあとにワイドクラック。
5P目 僕
横向きのクラックをトラバース。かっこ悪いムーブになるが、面白いピッチ。最後はほふく前進。
6P目 僕
Y字型のクラック。分岐からは左のクラックを登った。全ピッチの中で、一番難しいと思う。
終了点からは屋根岩3峰を登っているクライマーがよく見える。
ロープアップの際、ロープが引っかかってしまったのだが、終了点からビレイヤーに声が届かなくて苦労した。短いピッチなのに不思議である。
終了点で休憩したあと、反対側から右側をトラバースして下山した。
キャンプ場に戻ったのが13時頃。早戸さんに電話すると、スラブ状岩壁左岩壁にいるとのことだったので、僕たちもそちらへ向かった。
僕たちがスラブ状岩壁左岩壁に着くと、ちょうど早戸さんが「水曜日のシンデレラ5.11a」をオンサイトしたところだった。早戸さん曰く、「個人的には4つ星ルートで、超オススメ」とのことだったので、僕もトライすることにした。
一便目では核心?でパンプしてテンション。時間も押してたので、もうやらないつもりだったが、周りの方々の後押しもあって、二便目でRPできた。
外岩のイレブンはハタチの頃に2本程登ったのが最後なので、実に約6年振りのイレブンでした。皆様ありがとうございました。
「水曜日のシンデレラ」はロープスケールで30m(今回は60mロープで登った)ほどだが特別難しいムーブや悪いホールドなどは出てこないので、長さと怖いトラバースに耐えれば戦えるルートだった。
夜は昨夜に続き宴会。BBQや焼きそばが最高に美味しかった。
7/20
僕はこの日、行ったことの無いマラ岩周辺に行ってみた。早戸さんはバナナクラックを触りに行ったようだ。
あわよくば、カサブランカや卒業試験なども登ってみたかったが、案の定人でいっぱいだった。
というわけで以下の二本をやった。
川上小唄5.8
スラブかと思いきや、持つところはたくさんある。終了点からの景色はものすごい。かつて、キムタクも登ったらしい。
ホリデー5.9+
特に前半が怖い。途中のスラブの箇所でRCCボルトを踏んで登ってしまった。2便目以降はやらなかったのでRPならず。
こんな感じの連休でした。山では天気が悪かったようでしたが、こちらではいろんなことをやれたので幸せでした。また、やる気や根性にあふれた熱い学生の方々からは強い刺激を受けました。
最後に、今回キャンプ等の段取りを準備してくださった皆様、本当にありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
2015.06.13
岩佐です。曽我さん、上手さん、酒井さんと砦岩に行ってきました。
中道登山口 06:50 ~ 07:30頃? 砦岩 15:50 ~ 16:20 中道登山口
砦岩のアプローチは、地蔵岩を越えて3分程歩いた所の右側にあるロープ(一般登山者が間違って入り込まない為のロープ?)が張られた所。ここから踏み跡を辿って下っていくと7~8分ほどで岩場に着きます。岩場にはトポもあり、木にルート名を記載したテープが巻いてあったりと、とてもわかりやすいです。開拓して下さった方に感謝です。
途中で20分ほど昼寝もはさみながら、2階の岩場の三毛猫、砦クラック、NP入門、レッツゴークライミングで楽しく遊びました。1階は陽が当たらず岩が湿っていたため登りませんでしたが、次回はこちらのルートも登ってみたいです。
皆様、お疲れ様でした。