愛知県名古屋市の山岳会・千種アルパインクラブではアルパインクライミングを中心とした様々な山岳活動を行っています

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2023.02.01

 

吉川Kです。

 

 

 

ブログをサボっていました。昨年末のことになりますが、バックカントリーの報告をします。

 

裏鵯、裏天狗、若栗

という山スキーヤーとしては白馬の「ゴールデンルート」を泊まりで行ってきました。

メンバー:吉川 酒井(元千種会員)

 

7:30ごろ、白馬乗鞍温泉スキー場に集合。翌日の下山地がここになるので、私の車を置いて、酒井さんの車でスタート地点となる栂池高原スキー場へ。

 

 

準備をしていると、急に顔色を変え、考え出した酒井さん。

 

どうやらテントポールを忘れた模様。

 

雪の量が心配でしたが、まぁ雪洞ほりゃええやんということで少し軽くなったザックで出発。

 

ここのところ1シーズンに1回は必ず雪洞掘って寝てます。

 

 

 

9:00ごろゲレンデトップ

 

 

鵯のコルへ登る

この日は晴れてました。

 

まずは裏鵯と呼ばれるエリア

栂池ロープウェイの北側にある「鵯峰」から北面の部分をバックカントラー達はそう呼びます。

鵯尾根から山ノ神尾根方面

 

やや重めのパウダー

サクッと滑り降りて、まずは幕営、、ではなく、雪洞適地を探します。

 

 

 

やはり雪が不十分で、少し掘るとすぐに笹が出てきてしまいました。

 

2時間ほどかけてひとまず寝られる場所は確保。

入り口

※周りに散らばっている笹は、掘って出てきたものを切ったものです。

 

こんな感じだっので笹ベッドの上で寝られました。

 

 

さて、まだ遊ぶ時間はあるので、雪洞に荷物を置き、裏天狗方面へ。

 

天狗原の東面一体をバックカントラー達はそう呼びます。

 

※2023.01.29  に外国人を巻き込んだ雪崩事故があった場所です。

 

 

先程滑った裏鵯を登り返し、再び鵯尾根へ。尾根をたどり、天狗原の東端までハイク。

 

白馬乗鞍の大斜面が見えました。

 

裏天狗を順に滑走。

 

雪はそこそこいい感じ。

滑れる斜面は2面ほどあるので、もう1面は明日の午前にとっておくことに。

 

 

 

雪洞に戻り、鍋食って就寝。

 

 

夜から朝にかけてまとまった降雪があり、雪洞の穴を塞いだツエルトにしっかり雪の重みがかかり、朝の小便に出るのに一苦労。

 

 

朝飯食って、準備を整えて、昨日に続く裏天狗おかわりをしに、また裏鵯を登り返そうとするものの、2人揃ってシールの効きが悪い。

 

夜の間スキーにシールをつけたままにしておいたのが良くなかったようです。

シールのグルー面にしっかり雪が付着し、粘着しなくなってしまっていました。

 

 

やはり寝る時はシールと一緒に寝た方がよい。と学びました。

 

 

雪洞に戻り、ストーブでシールの雪を溶かすと、30分ほどで粘着が戻りました。

 

 

時間に余裕はあったものの、新しい降雪も多く、未だ強目に降っているので、裏天狗おかわりは諦め、全装備で若栗へ行くことに。

 

ルートを確認しながら200mほど高度を落とします。

 

やや重パウダー&シーズン初BCに体がついていかず、何度か転びました。

 

 

加えて、全装なので、起き上がるのに一苦労。

山スキーは爽快ヒャッホーイメージかもしれませんが、ほとんどの時間は結構修行です。

 

 

 

1500m地点から「若栗の頭」目指して登り返し、約90分。

 

さて、この「若栗の頭」1598m

裏鵯方面から継続するゴールデンルートとして、また、悪天やアルパインエリアのリスクが高い日でも楽しめる点から、バックカントラー達の素晴らしきフィールドとなっておりますが、

 

今シーズンから、白馬乗鞍温泉スキー場から、ここ若栗の頭までリフトがかかり、稼働するとのこと。

つまり、限られた山スキーヤーだけでなく、多くの人が汗をかかずして来られてしまうようになるのです。。。

(スキー場で入山届を出し、腕章をもらった人だけが入れるようになるとか)

 

おそらく、若栗のパウダーを楽しめるのは、リフトが動き出していない今のうち??

 

そんな思いで、

噛み締めるように滑ろうと、滑走準備。

 

 

雪は悪くないものの、積雪が不十分で、まだ藪が多く、滑りづらい。

おまけに沢が埋まり切っておらず、快適ヒャッホーとはならず。

 

 

 

 

うむ、、、

これはもう少し降ってからリベンジに来ないとなー

それまで、新設リフトが動き出さないことを祈るばかりです。

(リフトは完成したけど、ルール作りを協議中とかなんとかで、2023年2月現在、まだ動いてない様子?)

 

 

 

途中からはお隣のコルチナスキー場からのサイドカントリールートと合流。そこからはもうギッタギタでした。

 

バックカントラー定番のスリット堰堤を抜け、白馬乗鞍温泉スキー場へ。

 

 

 

無事下山。こちらにデポした私の車で、栂池高原スキー場まで戻ろうとするも、、、

 

 

 

 

車の鍵を酒井さんの車@栂池高原スキー場に忘れたことが発覚。

 

 

結局、お互いにやらかしがあったのでトントンですね笑

 

 

以上

2020.12.31

お久しぶりです。
吉川Kです。

久々に千種アルパインクラブのBC部の山行がありました。

メンバー
酒井さん、成瀬さん、吉川K

ここのところBC部の定番となりつつある妙高エリア。
ドカ雪が降れば、弾丸で日帰りアライリゾートに行く強者もいます。

降ればゲレンデでパウダー祭り
雪が安定していれば山で遊べるBCスキーヤーにはもってこいのエリアです。

昨年、妙高山外輪の三田原山へツアーした時のこと。
そこから見る火打山のピラミダルな形と美味しそうな雪を抱いた山容に心奪われた我々BC部は、今年、1泊で火打を滑る計画を立てました。

【概要】
Day1
10:30 ゲレンデトップ
13:20 三田原山
14:15 黒沢池ヒュッテ
16:00 高谷池ヒュッテ

Day2
7:00 高谷池ヒュッテ
9:00 火打山直下2300m地点(敗退決定)
10:00 高谷池ヒュッテ
16:00 ゲレンデトップ

1泊装備だが、高谷池ヒュッテの冬季避難小屋には布団があるとことだったので念のため3シーズンシュラフのみを各自持った。あとストーブも各自1つずつ。

後に、この念の為の各自シュラフと各自ストーブに助けられることになるとは….

1日目

ゲレンデトップへ到達するリフトの始発が9:30なのでゆっくり目のスタート

三田原山までは、私は3度目。
寒波のおかげで雪は十分そうだった。

天気は芳しくなく、この日は火打山の姿を見ることはできなかった。

風も強く、冬山に来たなぁといった感じ。

風ふく外輪山を歩く。

三田原山まではスキーヤー1パーティが先行。三田原山で彼らを抜き、そこからはノートレースだった。

 

妙高山外輪から、適度に開けたところをとって黒沢池方面へ滑り降りる。

本日1回目の滑走。

視界が悪く先が見えないが、地図を頼りに緩やかに滑り降りていくと突然視界に、変わった形の小屋が見えた。

ここが黒沢池ヒュッテ

ここから茶臼山への登り返し。

トレースが消えたのでラッセルしながら登る。

夏道沿いにたどり、最後は高谷池ヒュッテに向け尾根から滑り降りた。

避難小屋は3階の窓から入る。

窓を開けると散らかった室内。

片付けと掃除からかなーと思い、ブーツを脱いで中へと入る。

薄暗いのでヘッデンをつけて室内を見回すと重ねられた布団の上に、無数の小動物の糞。

ネズミがいるとの情報を前もって知っていた私が、

成瀬さんにこれは、、、

と話しているところに酒井さんも室内へ。

次の瞬間。

「チューチューチュー!!ドカドカドカ。チューチュー!ドカドカ」

姿こそ見えないが
迫力のある鳴き声と、足音。そして見るに耐えぬ糞被害という歓迎っぷりに3人は顔を見合わせた。

しばしの沈黙の後
成瀬さんの

「雪洞掘りましょう」

の一声で「ネズミ小屋」での宿泊はキャンセルとなった。

キャンセル料はかからない代わりに、その後3時間弱のマイホーム作りを余儀なくされた。

久しぶりのイグルー。
アルパインクラブと銘打っている以上、このくらいのアルパインチックなイベントがないとね

なんて話しながらアルパインベテランのお二人と夢のお家を作った。

入り口はこんな感じ

中はこんな感じ

ネズミ小屋で泊まることを考えたら、こちらの方が快適に違いない。。。

幸い、ストーブを各自1つ持ってきていたので十分な暖が取れた。
さらに3シーズンシュラフも念のためと、3人とも持ってきていたのでなんとか眠ることができた。

2日目

晴れたが、稜線では風が出ていそう。

向かうは念願の火打山

順調にハイクアップするが稜線ではかなりの風があった。
冬の八ヶ岳バリの爆風。

これまた冬山に来たなぁといった感じ。

ある程度まで登ってきたところで成瀬さんの靴擦れに限界が来たため、成瀬さんのみ途中で小屋へ引き返した。

酒井さんと私で火打へ向かうもさらに風が強く、
波打つように深くできたシュカブラにシールがききにくかった。

風の強さから、ここから火打を目指しても滑走できる斜面では無さそうであることと、残りの帰りの行程も考えて2300m地点で引き返すこととした。

厳冬期のBCには条件がよろしくなかった。

名残惜しい思いで、また滑りに来ることを誓い、下山準備をする。

敗退地点から火打山

滑れるかと目論んでいた南面

天狗の庭、高谷池ヒュッテ方面

ヒュッテへ戻ると風もなくなり平和モード

装備をまとめて妙高への帰路につく。

風もやみ、穏やかなポカポカ陽気。振り返るとあれだけ風が吹き荒れていた火打山も、そこからみると穏やかな様子に見えた。

酒井さんが今山行でデビューした
テックビンディングとテレマークビンディングの両方の機構を兼ねそろえたハイブリッドビンディングの調子が悪く、何度か立ち止まった。

そういえば、成瀬さんも今回から
テレマークデビュー。

NTNというビンディングの機構があるようで、私の知らないスキーアクセサリーの世界の奥深さに驚いた。

いまだに私は従来のテックビンディングよりも前の
アルペン型のツアービンディング。

重たいが、これしか知らないので今のところはこれで歩ける。(本音は軽いビンディングに変えたい)

ゲレンデトップに着いた頃には
ゲレンデの閉店時間だった。

疲れきった足に、ゲレンデのカチカチバーンが追い討ちをかけ、何度も休憩をしながら駐車場まで降りた。

結果として火打の大斜面を滑ることはできなかった。
滑りを楽しみに来たというよりは、どちらかというと、スキーの機動力を使って厳冬期の火打にアタックできたといった感じである。

敗退こそしたが、

イグルー泊に始まり、爆風の稜線など、久しぶりに冬山やってる感が満載で面白かった。

残雪期にでもまた火打を訪れ、今度こそあの山肌にシュプールを刻みたい。

以上

2020年は大変な一年になりましたね。
来年はコロナが落ち着くことを切に願います。

皆さん、良いお年を!!

2019.04.28

ごきげんよう.犬飼です.

平成最後の思い出作りに御嶽をスキーで滑ってまいりました.

日程: 2019/4/28
メンバー: 原田さん,犬飼
天気: 晴れ
タイム:10:00御嶽ロープウェイ飯森駅~13:30九合目~14:15御嶽ロープウェイ飯森駅

昨年よりは雪が多く、滑りも快適でございました

帰りはちょっと足を延ばして王滝の湯。

2018.12.26

吉川Kです。

スキーの機動力を生かし、友人O氏と遠見尾根へ行ってきました。

1日目:10:00地蔵の頭-13:00中遠見-18:00五竜山荘
2日目:7:00五竜山荘-9:30五龍岳-15:30地蔵の頭

白馬に着くと雨。昼から晴れる予報だったので、道の駅白馬でゆっくり寝てから五竜スキー場へ。
ゴンドラを降りると雨はやんでいたがガスでスッキリしない天気。

気温も湿度も高く、すぐに汗ばんでくることは容易に想像できた。

準備を整え、ストックを伸ばそうとするも、かたくてのばせない。どうやら先シーズンの最後、しっかり乾かさないまま縮め、その状態のままだったので中でポール同士が固着してしまっていた。

力技で引っ張り出そうと、O氏と両端を持ち勢いよく引っ張り合った瞬間、ポールが抜けてお互い反対方向に尻もち。
よかった抜けたと思いきや、固着していた部分は抜けたが、ポール同士をつなぐ紐のようなものが切れただけで、復元不可能となってしまった。

入山前からウィペット一本で歩行&滑走することを余儀なくされることとなった。

地蔵の頭からはツボ足のトレースがあったが、すぐに2パーティ抜かし、ノートレースとなった。

ツボ足だとひざ下くらいまでは埋まる。スキーだからこそ実現できるスピードで遠見尾根へを進む。

小遠見山を過ぎるとガスがはれ、五龍岳本峰や鹿島槍が見えてきてモチベーションがあがった。

朝から雨だったことと気温が高いこともあり、雪は重く、グズグズだった。シールはよくきいた。
O氏は半袖で登っていた。

しかし、ウィペット一本の自分。
バランスをとるのが難しく、転んで立ち上がるのも、ヒールサポートを上げるのも難儀した。

途中、ブロッケンなんかも見ながら14:30すぎ、当初幕営を予定していた西遠見山についた。

ブロッケン

日没までには五竜山荘に着けると目論み、トレースを白岳へスキーを進めた。

西遠見より白岳方面を眺める

白岳直下の斜面を登って、程よいところでトラバースして五竜山荘を目指す。
日が落ちたこともあり、白岳直下から、雪の様相が一変。融解凍結によりハードパックされた雪面の下に結合の悪い雪。

白岳トラバース

高度を上げるにつれ、斜度も増し、シール登行が難しくなった。
ツボ足に切り替えるが急斜面の腰ラッセルに骨が折れ、たまらずもう一度スキーをはいた。

五竜山荘と同高度になったところでアイゼンに履き替え、トラバース。
やりにくい雪なので時間がかかる。

気づけば日が落ち、月明かりに照らされながらのトラバースとなった。

五竜山荘でテントを張り、O氏のビールを2人で分け合った。日が暮れてもテンバにつかない不安感から解放された。
坦々ごま鍋にうどんやら餅やら入れて満腹で就寝。
今回は装備を軽くするため、夏用シュラフで来たため、なかなか眠れなかった。

明るい月に山が照らされ、夜でも山容がはっきり分かるほどのいい天気だった。

2日目朝は晴れ。

しかし歩き始めてしばらくするとガス。
やがて雪になった。

スキーは五竜山荘にデポし、ツボ足で五龍岳へ向かう。思ったより時間がかかった。

さて下山。

昨日のこともあり、白岳トラバースはしたくない。
斜面状況や天候を考えても五竜山荘からの滑走は無理。

ということで、スキーを担ぎ、白岳のピークへ。
ピークからなら尾根伝いに滑走できるかと思っていたが、やはり雪の状態も良くなく、
ガスで下山方向を見失う可能性もあったので、結局西遠見までツボ足で降りた。

あとはひたすら遠見尾根を戻るのみ。

西遠見からはツボ足のトレースがあった。
シールはいたり、滑ったり。
滑るといっても小さなアップダウンをこなすだけ。
ターンを描くような滑走はゲレンデに出るまでできなかった。

滑るのも、ウィペット一本ではなんだか違和感のある滑りに。
歩くのも、滑るのも、ストックの重要さを体感した2日間になった。

降り続いていた雪も、小遠見を過ぎると雨に。

ゲレンデもグスグスだった。

ゲレンデを滑って下山したかったが、コースクローズのため、ゴンドラ下山。

結局今回まともな滑走をしたのは、地蔵の頭からゴンドラ乗り場の数百mのみ。

機動力という面で、歩行メインでスキーを活用し、(日程的に)ツボ足ではできない山行が出来たのは「スキー登山」の醍醐味であった。

しかし、早くシュープールを刻みたい。。。
次は歩くスキー山行ではなく、滑るスキー山行をしたい。

良いお年を。

2018.05.01

日程: 2018/4/30

メンバー: なるせ(R),よしかわ(K)CL,酒井さん,犬飼

天気: 晴れのち曇り

コースタイム:

9:00 御嶽ロープウェイ飯森駅~12:00二の池より滑降~14:00御嶽ロープウェイ飯森駅 下山

DSC_0507

二の池より滑り降りました

 

2018.03.20

アニョハセヨ!! 犬飼です.

今回のオリンピック,盛り上がりましたね

さて,アイスシーズンが終わったので,私も遅ればせながらスキーに参☆戦です!!

日程: 2018/3/18

メンバー: 原田さん,犬飼

天気: 晴れのち曇り

コースタイム:

10:00 MT乗鞍スノーリゾート~11:00BCエリア入山~15:00位ヶ原~16:00 MT乗鞍スノーリゾート 下山

もうこの時期になると雪がしっかりしまっており,歩きの登山者がたくさんいました.

おかげで滑走面はぼこぼこで滑りはイマイチ...汗

ですが,天気に恵まれたため,位ヶ原周辺は気持ちの良かったです

KIMG0501

穂高を臨みながら,スキーハイク

2018.03.03

超ごぶざたしております鵜飼です。

今シーズンはスキーしかしてませんが中々満喫しております

栂池のロープウェイが本日より運行開始ということで

白馬乗鞍までお手軽BCに行ってきました。

DXWQAnbU8AAgQBU

日帰りで行くにはちょっともったいないですが

上部の斜面はいい感じでした。

ツリーライドは激重で最悪でしたが、、、

うっきうきでした。

動画でどうぞ~

2018.01.18

酒井です。

年末に北ア飛騨沢へ山スキーへ行ってきましたので報告します。
知り合いの方より年末年始の飛騨沢は雪質の良いことが多いと聞き行き先を決定、うかぴーと吉川Kくんを誘い3名で行ってきました。

日程:2017.12.29 – 2017.12.30
メンバー:酒井、鵜飼、吉川K

一日目は新穂高から槍平までの予定の為ゆっくりと名古屋5時集合、丹生川あたりから路面状況が徐々に悪くなり新穂高到着が9:00くらいと少し時間がかかりました。
準備して登山届出して出発が9:30、出発時からスキー登高で途中沢に下りたり歩きのトレースに戻ったりしながら15:30槍平へ到着。
槍平の避難小屋は20人でちょうど満員、外にはテントが5~6張りといったところ。
これだけの人数がいて夕食の準備なども始まり、寒さはそれほどでもありませんでした。
Kくんが準備してくれたモツ&水餃子鍋をおいしく食べて19:00就寝。ほぼ全員がこの時間で眠りについたようでした。

二日目。4時起床。誰も起きていません。少し驚きつつごそごそ始めたら全員起きてきました。
朝食→デポする荷物のまとめ→スキーの準備完了というところで5:30、まだ真っ暗の中槍平を出発しメインの二日目がスタート。
出発からKくんが快調に飛ばします。早い。
スキーでくるぶしくらいのちょいラッセルでぐんぐん高度を上げていきます。トレースをありがたく辿るうかぴーと私。
Kくん1時間以上ハイペースで飛ばし疲れてきたところで私と交代。後半は私が先頭で。

 

DSC_0182
夜明け

DSC_0185
朝日に照らされる笠ヶ岳

DSC_0187
中崎尾根に3~4PTで15人ほど

飛騨乗越の下2,900m超えたところで夏道の岩場が出てきて8:30スキー登高は終了。空身で飛騨乗越へ向うもあまりの強風で断念、時間は少々早いもののここからドロップすることに変更。

結局、槍平1,991mから2,900m超の地点まで3時間で上がってきましたので、前日も降雪があった中よいペースでした。

3人ともガタガタ震えながら準備をして次々ドロップ。やや重めながらもふわふわと気持ちよく滑降し2,500m辺りで小休憩。稜線近くとは別世界でのんびりぽかぽかいい天気。
ようやく写真を撮る余裕もできてきて、槍平まで遊びながら滑って10:30避飛騨小屋へ帰還。軽く昼食をとってから新穂高へ下山しました。

DSC_0189
飛騨沢

DSC_0190
2500mくらいがコンデション最高でした

一週間前に同メンバーにて大日ヶ岳バックカントリーで練習したこともあり、歩きのレベルも段々上がってきたと思います。
今年はまだまだ行きますよ!

2017.02.26

岩佐です。

昨年4月末に行った十石山に、今回はスキーで登ってきました。

スーパー林道料金所07:10~十石山東尾根~12:30山頂13:45~17:20料金所

 

Jukkokuyama2  Jukkokuyama3

車はスーパー林道料金所周辺に止められます。(無料) 樹林帯は上手くルートを取れば下まで滑ることができると思います。今回は、山頂から300m位は数日前に降った雪のお陰で雪質はそこそこ良く、楽しく滑れました。ただ、そこから下は重く厄介なモナカ雪。暫くは頑張りましたが、あまりにもひどいのでスキーをはずして歩いて下りました。ワカンを持って行かなかったので、ズボズボ埋まって下りなのに結構体力を使い、良い運動になりました。

 

山頂で偶然森さんのお兄さんにお会いしてびっくり! 安房峠から北西尾根を登ってこられたそうです。(^^)

2017.02.12

グーテンモーゲン 犬飼です.

富士見台高原に山スキーに行ってまいりましたので報告いたします.

ボーゲンスキーヤーの私,

登りは新雪フミ踏みハイキングでルンルンでしたが,

下りは終始コロコロ転がり続けました汗.

日程: 2017/2/11~12

メンバー: 酒井さん,吉川Kさん,犬飼

天気: 雪

コースタイム:

【1日目】9:30 神坂神社~ 12:00萬岳荘~富士見台~15:00萬岳荘

【2日目】6:00萬岳荘~7:30 神坂神社

積雪は十分ではじめからスキー履いて進めますが,

はじめ山道はつづら折りの登りが続くので,

スキー不慣れな私はブーツで歩きました.

中間地点3㎞程度歩いた地点で登りが緩くなってきた

S__4284450

ここでスキー装着!

12:00 萬岳荘到着.小休止後,荷物をデポし,散策.

富士見台高原まで登ったが,

良い斜面もなく,少し滑って萬岳荘へ帰還

S__4284453

萬岳荘は薪ストーブがあり快適そのもの.

ここで一泊.

翌朝天気もよくなったのでマッハで下山し,

次のフィールドへと転戦する我々,今日も元気いっぱいです.ホント.

転戦先での出来事もいづれ報告させていただきますので,

そのときまで.チユース.

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