こんにちは 原田です。
2014.1.11土-12日に、定例山行で、八ヶ岳へいってきましたので、
ご報告致します。
参加者:西村(親分)、画伯、斉藤、ラッセル、早川、原田
山行
1/11
①班 小同心: 親分、ラッセル、斉藤
②班 ジョウゴ沢: 画伯、早川、原田
1/12
①班 阿弥陀北稜: 親分、早川、原田
②班 石尊稜:画伯、ラッセル
□1/11土
朝6時に、美濃戸口に集合し、車で、美濃戸山荘まで。
9時前、赤岳鉱泉に到着し、テントの設営。
そして、予定通りの班分けにより、10時出発。
①小同心班
本日は、冬の八ヶ岳そのものの天候で、厳しい日に。
取り付きに着き、1ピッチ目で、すでに14時に。
日帰りで、電車帰宅予定の斉藤さんは、この時点でタイムアップのはずが、
今日の親分の勢いは、アルピニストに。
予備車両もあることなので、斉藤さんも同様に、小同心へ。
そして、リードもすべて、アルピニスト魂に火がついた親分が、引っ張っていく。
終了点には、16時半頃到着。
同ルートを懸垂下降で下り、取り付きには、17時半頃の日の暮れ前には到着。
赤岳鉱泉に、18時半頃、帰。
他に、同ルートを登ったパーティはいなかった。
斉藤さんは、ひとり、予定通り、日帰りで帰っていった。
②ジョウゴ沢班
メンバーは、アイス初心者ばかりで、画伯の肩に掛かった日となった。
ひとつひとつ、指導をしなくてはならないのである。
しかも現場で。
そんな指導のおかげで、F1、F2と順調に進んでいく。
そして、いよいよ本日の核心部、ナイアガラの滝へ。
3人とも苦戦の中、様々な方法でなんとか登り切り、残すは稜線に抜けるだけ。
しかし、本日は、とても厳しい天候
さらに、先行パーティのトレースを頼れない中、ラッセルして稜線へ向かう。
(ラッセルという名称のある中、ラッセルという動詞は使いにくいな。。)
が、深い、深い。
稜線まで目算2時間は掛かるだろう。
時間は、、既に15時半。
画伯より、苦渋の決断が下される。
「撤退!」
よほど、この言葉を嫌うのか、重々しい具合であった。
いまだ、あのときの言葉と映像が、脳裏をよぎる。
そして、同様に、同ルートを懸垂などしつつ、下山。
17時前、赤岳鉱泉着。
両班下山後、
明治屋オリジナルおでんをつまみに、宴。
千種新テントで、5人がひしめきあって寝たが、
4人が適当な大きさであろう。
本日は、アルパインの入門ともいえる、厳しいコンディションの中の山行でありました。
しかし、テント地へ無事に帰ってきたときの安堵感はこの上ないものです。
アルパインとは、何なのかを考えさせられる一日を体験できたかと思ってます。
□1/12日
昨日の天候とは打って変わって、ガチ晴れ
5時起床後、7時両班出発。
①阿弥陀岳・北稜班
行者小屋を越え、向かっていくと、2パーティが登っている様子である。
さらに進んで行くと、10人ほどのパーティ(ガイド登山か?)が先行に。
すると、親分が
「まずいな。。おすなぁ。」
だが、そのパーティーは、道を外れた。
どうも道を間違えた様子。
そこへ、親分から
「急げっ!」
と激がとんだ。
なるほど、ここで抜いておけば、取り付きに着いたパーティー順に登る訳だから、
急がんといかん訳だ。
そんな急いだ甲斐もあり、取り付きに着いた折には、2パーティ(4人)待ちで免れた。
青空が半端無く青い
その後、取り付きには20人以上の大混雑。
斜面をラッセルして登る人々も。
親分の勇姿
2ピッチ、親分のリードですんなり終え、あとは頂上へ向かうだけ
昼前に山頂到着
本日は、快晴により、しばし景色をご堪能ください
そして、下山へ。
親分は、ただ下りるだけでは足りないご様子で、
中岳から、尾根づたいに下りて行こうって事に。
腰ほどの雪の中、尾根を下山し、13時半、行者小屋へ。
大盛況の行者小屋
そして、14時頃、赤岳鉱泉着。
テントの撤収。
②石尊稜班
北稜班と同様に、7時出発。
トレースもしっかりあり、8時、取り付きに到着。
しかし、
トレースしっかり=人がしっかりいる
30人待ち
3時間待ち
ディズニーのような状態(ラッセル談)
ここで、引き返す人々も。
しかし、
画伯のこれまでの思いからも、
参:
http://chikusaikuzo.blog16.fc2.com/blog-entry-644.html
この天候からも、
引く気は一切、なるせ!
ダブルなるせ、
なるぜ!!
(と思っていたのだろう)
結局、登り始めたのは、11時より。
そして、
雪稜で17人のごぼう抜きに
リードはすべて画伯で、無事14時半頃、終了点到着
地蔵尾根を経由し、赤岳鉱泉には、16時到着。
親分の暖かいお茶の差し入れ、冷えた体に染みいります。
16時半、皆で、下山開始
17時半、美濃戸山荘へ到着。
その後は、いつものお風呂、
そして、そばをほおばり、解散しました。
以上
2014年冬の定例山行でした。
今回の山行では、CL親分並びに、SL画伯のがんばり、気持ちの入り様は
並々ならぬものでした。
この気持ちを胸に、いい山行を行えるよう、万全の準備を行っていきたいと
思うのです。
ありがとうございました。そして、また楽しみましょう♪
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