屏風岩から上部へ継続を目指しましたが
北尾根下部の猛烈ブッシュに撃退されました(N村&1川)
[5日]坂巻温泉2:10-4:30横尾4:45-6:00屏風取り付き6:30-13:30雲稜終了点14:00-15:15屏風の頭15:30-18:00北尾根8峰
[6日]北尾根8峰8:30-9:30涸沢14:40-16:10横尾16:30-18:30坂巻温泉(コースタイムは推定)
アプローチの迅速化&省力化を目指しチャリを初使用
釜トンネルは押して進み、トンネルを抜けるとサクサク進む
某所にチャリをデポ
横尾で水各4リットルを背負う
当初計画は東壁ルンゼ
ネット記録では「ハング上の残置ラープにアブミをクリップ」などという体験談が載っており
残置ピンの状態が悪化していることが予想されたため、内心ビビッていた
取り付きから壁を見上げると
前夜の雨により
三日月ハング(?)の下にベットリ濡れた部分が確認できた
これ幸いに、ルートを雲稜に変更する
T4・・・カムをどっさり持ってきたので、オールナチュプロで行く。途中はコンテ
雲稜・・・残置ピンは豊富
扇岩テラスからのボルトラダーはリングがほとんどなくなっており
タイオフした細引きにクリップする
ザックの重さで、垂壁はつらい
予想以上の時間がかかり、安定した終了点へ
終了点から屏風の頭までは分かりやすい踏み跡があるが
ところどころ、ハイマツの枝で隠れている
暑いのでヘロヘロになって、大きなケルンのある頭へ
北鎌から前穂まで見渡せる快晴
頭から標高差約200メートルを下降
パノラマ新道との分岐点から、ブッシュがひどくなる
ハイマツの枝が踏み跡を覆ってゆく手をさえぎり
トゲのある草が手や腕を突き刺す。一歩一歩が苦痛
2時間半かかって「やっと7峰に着いた」と喜んでいた我々の目に入ったのは
「8峰」とマジックで書かれた小さな石ころ
こんだけ苦労してまだ8峰とはとガクゼン
このペースだと5・6のコルまでまだ3~4時間はかかりそう・・・あっという間に戦意喪失
明日は涸沢に降りることにする
6日も快晴
太陽が憎たらしいが
ゆっくり朝飯、ゆったり涸沢まで散歩、涸沢小屋テラスで生中2杯でまったり
涸沢ボルダーでアルコールを体から飛ばし
横尾経由坂巻温泉まで
来年は北尾根下部をすっ飛ばし
屏風の頭~涸沢(水&缶ビール補給)~5・6のコルにルート変更しリベンジの予定