7月に入会しました酒井です。
今回は同じく9月に入会した岑山さんと宮崎さんの3人で、南山ゲレンデへ練習に行ってきましたのでご報告します。
先日も宮崎さんと吉川さんに付き合っていただき、ビッグロックでロープワークの練習をしましたが、外岩へ行くのはこの日が初めてです。
天気も良さそうで、とても楽しみにしていました。
当日は宮崎さんの車に拾っていただき1台3人で現地へ。岑山さんは道中ずっと喋り通しです。人見知りとは無縁のタイプですね。
到着すると別の山岳会のグループが10数名来ており、平日でもそれなりに賑わっていました。
■練習内容
AM(9:00~12:15)
・ロープワーク基礎
・タイブロックの使い方
・ロープの結び方(8種類)
・支点構築
・フォローでのクライミング(男岩)
・懸垂下降(バックアップ付)
PM(~17:00)
・リード&フォローを新人2人で各1回(男岩)
・フォローでのクライミング(女岩)
・リードクライミング、セカンドビレイ、サードビレイを1回ずつ(女岩)
・懸垂下降(バックアップ付)4回
クライミングの実践では、私が外岩経験なし、岑山さんもビレイ経験は何度かあるもののクライミング経験はなし(勘のいい人はお察し)という状況のため、もう2人とも必死です。
男岩から女岩に移った一本目、リードは宮崎さん、フォローで私、続いて岑山さんの順で登りました。
見た感じはそれなりに傾斜してるように見えるのですが、実際に登ってみると壁のように感じます。
最後の方で行き詰まってきてルートを探していると「チョークの跡見つけて」とのアドバイス。
なるほど!とその通りたどりながら、なんとか登ることができました。
続いて岑山さん、姿は見えませんがビレイヤーの手捌きから順調に登ってきているようです。
しかし女岩は我々初心者にはなかなかの難敵で、岑山さんも途中から手を焼いているよう。
宮崎さんは内心ギブアップするかもと思っていたようですが、ちょうどその時にぐいっと姿が見えてきました!
まさに鬼気迫る表情。((((;゜Д゜))))
宮崎さんが小声で「酒井さん、写真、写真」と囁きますが、カメラ持って登る余裕もなく撮れません。
「熱い…熱い…」と呟きながら登ってくる姿には、終始にこやかだった岑山さんの面影はなく。
どうにか登りきり、生存本能が感情を高ぶらせたのか軽く興奮状態の岑山さん。
「必死ですよ!」なぜか怒られる宮崎さん。
とっさに空気になりきる私。
が、すぐにつかまり、身長が高いのはずるいと怒られます。そんなん言われても…。
その後、女岩でリードを一本させていただき、この日の練習は終了。
とても充実した一日になりました。
練習を終え名古屋へ帰ってきた頃にはお腹の空く時間になっていたので、3人でご飯へ。
宮崎さんはお酒を飲みたそうでしたが、運転なので飲めないということで、食事は宮崎さんのリクエストを聞こうとエスニック系に決定。
岑山さんが家の近くに「スリランカ料理」があると教えてくれ、そこへ行くことに。
着替えてから向かうという岑山さんを置いて、先に宮崎さんとお店に向かうと「インド&ネパール料理」と書いてありました。
どうやら彼女にとってアジアは全部スリランカのようです。
みんな揃い、オーダーの時に誰もお酒を頼まなかったので、宮崎さんが遠慮しないでと促し、岑山さんがすまなさそうに生ビールを注文していました。
でも思うところがあったのか、店員を呼び「やっぱり生ビールなしで」と。
奔放そうなのにそういうところもあるんだなーと思っていると、続けて「コロナビールに変更で」と。私のような小物にはない強いメンタルをお持ちです。
結局、クライミングの話などで2時間以上盛り上がった後、帰宅となりました。
宮崎さんには道具の購入からビッグロックでの練習に続き、お世話になりっぱなしです。
本当にありがとうございます。
また、こんな新入会員にお付き合いいただける方がみえましたら、是非よろしくお願いします!