鵜飼です。遅くなりましたが初冬?の八ヶ岳です
本当は雪山シーズン一発目だったので、適当に歩きでも~っと思っていたのですが
何故か早戸さんの計画により、登攀、イグルー泊、アイス とてんこ盛りの計画となりました。(アイスは辞めた)
12月3日(土) 時間は忘れました、、、
八ヶ岳山荘~日ノ岳稜取り付き~稜線~赤岳~赤岳展望荘(昼頃)~イグルー泊
4日(日)
朝からダラダラとイグルー2個めを建造~下山
駐車場代をケチって八ヶ岳山荘で駐車。(1日500円でなんと珈琲まで頂ける!)
林道積雪なし、鉱泉までは所々凍結していてイライラする。
鉱泉直ぐ側でカモシカに遭遇。めっちゃ近い。全然逃げない。
早戸さんが「バイルで倒して食べれないかな~?」という。無理です。駄目です。
三叉峰・石尊へのトレースらしきものを辿り、何かの二俣にぶち当たりそこから右の尾根を登ってみる
どうやらここが正解のようだ。ジャンケンでリード決め
1p鵜飼
いきなり悪い。使ってくださいと言わんばかりのスリングがぶら下がってる。
久々のアイゼンでビビってるので迷わず掴む。
残置やらボルトを辿って右上する。適当な灌木で終了。
2p早戸
出だしから左行ったり右行ったり、けどまぁ普通。
緩い傾斜が続くのでロープそのまま歩き、それっぽいところで登り始めるも15mくらいで
明らかに3p目っぽいのが出てきたので一旦切る。
ロープが反転してしまったので早戸さんが登りだすも、悪いらしい。そしてう◯ちが出るとのことで降りてきた。
別経路を偵察して、右側面にそれっぽいのを発見、またロープが反転したんでこんどは私がリード
3p鵜飼
結構な傾斜、ほぼ垂直かハング気味。ハングを避けて左上し、草付きにバイルとアイゼンを刺して乗り込んだ1手がめっちゃ怖かった。
その後もボルトがあるものの、まぁまぁ悪い、、、こんなん聞いてないんですけど~、、、
40mくらい?いったところでピナクルを支点に終了。
セカンドビレイ中、微妙なテンションが掛かる。
足が切れてバイル一本になったらしい (ヽ´ω`)
そこからはピークまでただの歩きになった。素晴らしい天気
好天すぎて雪団子が凄まじい。イグルーが作れそうな積雪がある場所を探しに赤岳へ
計画ではツルネ東稜まで降りて東面でイグルー泊、上ノ権現沢でアイスの予定だったが
どう見ても雪が全然無い、ので展望荘横にあった吹き溜まりで妥協することにした
イグルー製作は2人共初めてで、イグルーのパイオニアY山さんの話を聞いた早戸さんのノリである。
吹き溜まりには新雪のしたの20cmくらいのクラスト層があるのみで、なかなか大きなブロックは切り出せないし重たい、、
傾斜を利用して容積を確保しようとしたり、まぁ色々あーだこーだ言いながらやるも2時間かかっても完成しない。
小さなブロックを組み上げてジェンガのような絶妙なバランス
あと数個で天井まで埋まる!という所で崩壊すること2回。
日も陰り、いい加減寒いし心が折れて。ツェルトを強引に被せて入り口もザックで適当に塞いで終了。
中途半端な出来ではあるけどまぁ、同じ場所にテントを張った場合よりかは、マシな気がする。
既に翌日のアイスは諦めているし、睡眠不足もあって、起床時間すら決めずに就寝。
6時位にふと目覚めご来光をツェルトの隙間から頭だけだして眺める。
アイス行ってもしゃーないし、未完のイグルーをちゃんと作ろうということで
新たにイグルーを建造し初めた。
一晩立って若干雪質が変化してブロックが切り出し易くなっている気がする。
1時間半程でそれらしいのが完成した。
2人で寝るにはちょっと狭いが、素晴らしい快適さだ。
だらりとお昼頃、下山。